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タイトル : 下半期の雑談&読了本

1 まりかちゃ

2008/08/17 23:27

いくらなんでも新年はないだろう・・・?ってことで。
いやぁ、、、一年早くて。
書き込み減っててすみません。
猛暑の夏もお盆を過ぎて幾分マシになってきたような・・・夜は虫の声もし始めましたよ。ゆっくりと季節の扉は開き初めているようです。
感覚的に、夏は亜熱帯に住んでいるような気分がしている最近。
早く涼しくならないかなー。
というわけで、残暑お見舞いも兼ねて新しくスレ立てしてみました。

みなさん、お元気ですか〜?生存確認もできますよ〜w


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2 まりかちゃ

2008/08/17 23:46

で、最近読んだ本なぞ、紹介してみる。

「アフリカの蹄」「アフリカの瞳」共に帚木蓬生
舞台は、アフリカのとある国となってますが、まぁ南アフリカと思って良いでしょうという設定。この二冊はシリーズで繋がってますので、ぜひ両方とも手に入れて順番通りに読んでください。
どっちもミステリであり内容が濃いというか問題作です。蹄のほうでは天然痘を使ったテロ、瞳のほうはエイズを熱く語ってるって感じでしょうか。面白かったです。


「冬そして夜」S・J・ローザン

しつこくオススメしているシリーズ最新作w
これは、シリーズの中でもかなり秀逸な一品読んで損はないですぜ。ってことで超オススメな一品。
今回語ってるのはビルなんですが、彼の過去が明かされます。
んで、彼の甥が家出してきて、また行方不明になって、探し始める過程でいろいろと起こっちゃうんだよね〜。縺れて絡んでいた糸をほぐしていく感じがなかなかよろしいかと思います。

もう一個面白かったのは

「タンゴステップ」(上)(下)ヘニング・マンケルの新作
舞台はスウェーデン。リタイアした警察官が殺されるところから始まるんですが、これを追っかけるのが昔の同僚刑事。
単なる殺人事件ではなく、過去を掘り起こしていくととんでもない闇があった。社会派ってことになるんでしょうけどここ最近の中ではかなり良い出来のミステリだと思います。
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3 風雲

2008/08/21 20:39

盆休みに読んだ本〜

角田光代『三面記事小説』
これ、やめときゃよかった。読後感悪い。
実際の新聞記事をモチーフにした短編集なのですが、その記事というのが、たぶん新しすぎるのですね。
担任の給食に薬を盛った中学生、高校生を誘惑して自宅に軟禁した女、殺人依頼が履行されないことを詐欺ではないかと警察に訴えた女、どれも、「ああ、そんな事件あった。覚えてる」というものばかり。
あくまでもモチーフであり、事実とは関係ない。
それはわかっているのですが、実際の関係者がまだぴんぴんしている状況で、これは、ちょっと、個人的にはどうかと思う。

古川 日出男『アラビアの夜の種族』
はじめて作者。ひさびさ分厚い2段組。
読んでも読んでもおわらねぇ(苦笑)
でも、エジプトが舞台のこのお話、夏場に読むにはいい感じでした。
やはり夏の話は夏に読むべし。臨場感が違う。現実と虚構の空気がなじんで溶けあう。
フランスの若造ナポレオン・ボナパルトのエジプト遠征を阻止すべく、伝説の<夜の種族>が語ります。
偉大なる魔術師と蛇神の、後世の白皙の魔術師と流浪の王子の、絡まり合い導かれる運命の物語。
その<災厄の物語>を物語る女と、筆写する男たち。
たしかこれ、ファンタジーノベル大賞のどの賞だったか受賞作品なのですよね。
「らしい」です。
歴史物っぽい堅苦しめの地の文に混ぜ込んだ砕けたせりふ、ファンタジーな世界。
語る女と聴衆が語られるお話の読者である私も、どこかの誰かが語り聞かせているのだろうかと、ふと思ったり。
入れ子構造に酩酊。

西條 奈加『烏金』
江戸の因業金貸しばばぁお吟にある目的で近づいた浅吉。
家に転がり込み、生まれついての才で仕事を大きくしたのだが……。
ラスト、そう来ましたか。
しかしゴメスの続きも早く読みたいなぁ。
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4 みて太

2008/08/21 23:32

角田光代の『三面記事小説』は読んでいないけれど、新聞記事をモチーフにした短篇集、と言えば・・・全国の読者から送られた新聞記事をヒントに書かれた佐野洋の「北東西南推理館シリーズ」の『偶然の目撃者』『内気な拾得者』(ともに文春文庫)がお薦めです。お口直しにどうぞ。

本当のことを言えば、佐野洋はどれでも面白いんだけれどね。

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5 ウイング妻

2008/08/22 07:02

「おそろし」宮部 みゆき著、読了。
副題に三島屋変調百物語事始 とあり、100の物語はないけれども、不思議な話でした。
それぞれの話にひきこまれ、怖いけど切なさもありおもしろかったです。
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6 風雲

2008/08/24 15:38

>みて太さん
こちらではお久しぶりですね(^_^) たぶんそうくると思ってました☆
北東西南にNEWSと振り仮名振ってあるやつですよね。
15年位前に1冊読んで、たしか家出人失踪人呼び出し記事みたいなかんじのをモチーフに使ってて、そういうの面白いなと思ったんですよ。(でもシリーズの他の作品は読んでないんだけど)
だから角田さんのも手に取ったんですよね。設定フェチとしては。
三面記事だから多少事件性ありなのは承知してたつもりだったんですが、ちょっと見積もりが甘かったですね。
ミーハーなおのれをちと呪いました。

さて、夏の本は夏に、冬の本は冬に読めば臨場感倍増でヨシ!とのたまったのはつい先日だというのに、読了したのは三浦しおん『風が強く吹いている』です。
箱根駅伝です。めっちゃ正月やんけー。
いや、いやいや、ゴールが冬なだけで!
始まりは春だし!
ど素人10人きっちりで箱根駅伝めざしちゃう1年間の青春ど真ん中だし!
実はスポーツ全然関心ないので、見るのもいまいち関心なく、箱根駅伝も両親が見てるのを「ちら」と見て自室に戻って読書かゲームなんですが。
やっぱり寮生活ものみたいな、群像劇は好きなので、非常に面白く読めました。
表紙もいい。
10区間それぞれに走るキャラとセリフのセレクトがばっちり。
変な奴らですが、みなそれぞれが愛しい。
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7 かなめ

2008/08/25 16:00

京極夏彦「前巷説百物語」読了。
春くらいから読んでたのですが、ちょっと読むだけで眠くなってなかなか進まなかった・・・やっと読み終わりました。
又市さんがまだ御行になる前の話。
伏線が張られていてちゃんと落とす、って形だった「巷説百物語」に比べると、明らかにネタが尽きた感じ。
小右衛門さんやおぎんちゃんとの出会いが書きたかったんだろうけど、そこまで描いてしまうと野暮な気がします。このシリーズは<本当に人間の仕業なんだろうか>っていう不思議な感じが好きなんだけどなー

あ、書き忘れてたと思うけど、有栖川の「妃は船を沈める」も読みました。
元々中編の別の作品なんだけど、一冊にまとめることで長編の姿を呈しています。
願いを3つ叶えてくれる「猿の手」を巡る話。
普通ならファンタジーになりそうな所ですが、何とも言えないシュールな話に仕上がるのが有栖川。

あと何か読んだ気がするけど、忘れました(笑)
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8 風雲

2008/08/31 12:16

初読み。恒川光太郎『秋の牢獄』
あちらこちらで「ホラー苦手だけど、これは読めました」っていうお薦め文を見て気になってた作者。
時間SFもののお薦めでもちらほらあがってて、読むなら秋の一日を延々繰り返すことになった女子大生の話「秋の牢獄」が入ったこの短編集からにしようと目論んでいました。
短編なのであまりネタバレするのは避けたいと思いますが、彼女以外の同じ境遇の人々の人生も透けて見えてよかったです。
でも一番面白かったのは表題作の次に収録されていた「神家没落」
こっちの方が怖いっちゃ怖いんですが。
ある一定期間だけ現れる家に囚われた男の話。
だれかと交代しないと出るに出られない。

面白かったので、次も恒川さんです。
ええ、職場で借りているのですが、仕事に追われてじっくり棚が見れません……(T_T)
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9 風雲

2008/09/07 11:51

恒川 光太郎『雷の季節の終わりに』
これは前回読んだのと違って長編です。
で、よく恩田さんの『常野物語』と連想されて語られているのですが、雰囲気確かに似てますね。
こっちのほうがやっぱちょっとグロい感じしますが。
われわれの世界とは少し違う位相にあるらしい<穏>という集落が舞台。
そこに昔流れてきた少年は長じて不本意ながら<穏>を出ることになる。
また逆に。
われわれの世界から、命からがら<穏>へ落ち延びようとする少女。
そういえば小野さんの『魔性の子』にも雰囲気似てるって感じですね。
次、いよいよデビュー作『夜市』に行こうかなー。

西 加奈子『しずく』
実は初めて。
女性達の関係(友達だったり、親子だったり、同僚だったり)から見る人生いろいろな短編集。
表題作の場合は猫だけど(^_^)
冒頭の1作品では、小学校時代の親友と、ん十年ぶりに再開してニューヨークに旅行に行く話。
そういう勢いって、あるんか〜。
私的にはありえないけど、世間的にはあるんやろうな。
昔バイト先で、会って正味2ヶ月くらいで「温泉旅行行きましょうよ!」という女の子がいて、私は実際体調が悪かったので遠慮したのだけれど、びっくりしたことがある。
非常に楽しい子だったけれど、その後音信ぱったりだし。
なんてことも思い出したり、自分の小学校時代の親友のことを思ってみたり。
ずっとずっと一緒だと思っていたけど、数年でそうじゃないことはわかった。
全然前に進まないと思っていたけど、あの頃から、年だけはとったなぁ。
・・・うん、あんまり晴れやかになる小説群ではないねぇ。
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10 まりかちゃ

2008/09/08 22:30

「フロスト気質」R・D・ウィングフィールド

フロストシリーズの最新作。フロスト読んでいる人てーとまますさんぐらいしか思い出せないんだけど、読んでない方はこのシリーズ面白いのでぜひどうぞ。
その中でも今回はまた特に面白く仕上がってます。
悲しい仕事人間のフロスト警部はいつも貧乏くじばかり引いていますが、単に欲がないだけというかそんな感じ。
寝る間も惜しんで仕事してるんですけど、まぁ平行していろんな事件が押し寄せること押し寄せること。気の毒なくらい頑張ってるんですがいかんせんちょっと詰めの甘いフロスト警部が行き当たりばったりにやるんでポカをしてしまいます。そうすると、マレット署長がそこにやってきましてお小言をたれていくという寸法です。
どこがどうなって、どう解決になるのやらと思っているとあれあれ?ってな感じで見事に解決されちゃうその見事さをお楽しみあれw

この作家お亡くなりになったそうで、シリーズが二作ほどまだ未訳らしいです。
面白いシリーズなのにちと残念なことですが、残りの発行を待ちたいと思います。
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11 ウイング妻

2008/09/10 23:56

グイン・サーガ外伝1 「七人の魔道師」栗本薫著、読了。
続編に当たる「鏡の国の戦士」が出ているので、読んだ方がいい、
と主人に言われて再読です。
最初、気が乗らなかったのです。
読んだのが十年前。
20日かかりました。
それが今回は5日。

成長して読む力が出てきたかな。
でもその割には、七人の魔道師の七人を見つけられなかったのですが・・・。
最初に出てきた、と主人に言われ、魔道師でなく、単なる使い魔、式神と思っていた私です。


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12 風雲

2008/09/13 14:42

山崎マキコ『盆栽マイフェアレディ』
険しく貧しい盆栽師の道か、楽してリッチな愛人の道か。
どっかの書評広告で見て面白そうだなーと思ってたのですが、主人公があまり好きでなく。
だってずるいんだもん。自分がずるいってわかってて自己嫌悪してるけど、ずるい。
結末は最初っからわかってるんだけど、お金持ち(実はヤバ系)のアプローチもげーーーーーってかんじだし。
山崎さんは『マリモ』がよかったのですが。うーむ失敗。

雪乃紗衣『彩雲国物語』
琥珀です。コウユウ(漢字出すの面倒)の過去がわかります。
いろいろなことがそれぞれ進んでいて、秀麗たちが後手後手に回っていることに気がつきます。
馬鹿ではない人たちが打ってきた布石。
はりめぐらされた柔らかな網。
情とは違う政治的判断。
このシリーズ、どう決着がつくのでしょう。
辛く苦い勝利?
先を心配するようになるとは私も随分大人になったものですな(^_^;)

遠藤寛子『算法少女』
病院の待ち時間のために職場の文庫本棚から物色してきた1冊。
江戸時代に実際に発行された『算法少女』という数学の本からインスパイアされた児童書が元。
普通は漢字のところひらがなに開いてあるので最初読みづらかったですが、数学の問題がメインででるわけではなしすんなりと物語を楽しめました。
復刊されることになったいきさつも興味深かったです。
筑摩はエライ。
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13 ウイング妻

2008/09/15 10:29

おはようございます。
只今東京キッザニアからのレポで〜す。
人気のキャビンアテンダント、私的には、スッチーのほうがピンと来るのですが、
に娘は並んでいます。
人気なので約2時間待ち。
娘は他が回れないと沈みがち。
コスプレ大好きパパは、しょっちゅうこられないから、とおしきり、シブシブ並んでいます。
私には、娘の意見を尊重して親が口を挟むな、といいながら・・・。
ブツブツ。
ここでグチグチカキコしています。
キャビンアテンダントはめったにできないので、できたらして欲しいけどね。

待っている間にグインサーガ外伝「鏡の国の戦士」読了。
今出ている巻の頃の話のようです。
話しが繋がってきましたね。

風雲さん。
彩雲国、どうなるのでしょうね。
王様の今までのつけが回ってきた、とはいえ、先がつらい展開になりそうで、「りゅうき、まけるな」と応援したくなります。

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14 ウイング妻

2008/09/15 21:57

東京から無事帰ってきました。
帰りの電車とキッザニアで待っている間に
「ラブコメ今昔」有川浩著、読了。
初めての有川作品でしたが、おもしろかったです。
大人気の図書館戦争を読んでみたいのですが、ハードカバーなので、文庫になるのを待っているのですが、なかなか・・・。

今回は、自衛隊ラブコメディー。
自衛官だけれど、いつも死を直面しているだけに、ここぞ、というところではキラリと光っていました。
帯にベタ甘とあったけど、ハーレクイーンに比べたらまだあっさりしているよ。
ハーレクイーンは、何冊か読んだら、そんなのありえない、といやになるけれども、今回あと何冊でもいいよ、って思えてきます。

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15 風雲

2008/09/20 19:51

>妻さん
ベタ甘いけますね。ぜひぜひ次は『阪急電車』を♪
とかいう私、妻さんと同じくまだ『図書館戦争』読めてません(^_^;)
現在リアルに図書館にいて、ええ!?ありえへんやろ?な事件に応戦しております。
同僚達と「ブログ連載するか?」「売れへんな」とぎゃーぎゃー言うたりして。

秦 健日子『推理小説』
ばばんと角に金属つけた古書っぽいのが表紙の、タイトルも人を喰ったこの作品。
警察と出版社に送りつけられた作品(上巻)の通りに起こる事件。犯人の要求は「下巻を三千万で落札すること」
現場に残された栞の文言「アンフェアなのは誰か」
・・・借りるときには気がつかなかったのですが、これ、ドラマの原作本なのですね。
面白いと評判だったものの、途中から参戦するのはちとつらそうだった、篠原涼子主演『アンフェア』
作者は本業脚本家で、今作が初めての小説。
うん、なるほどカメラワークが見える感じ。
フェア・アンフェア、リアル・非リアル、人それぞれいろいろあるだろうね。
リアルはアンフェアなんだけど、私は物語に現実と同じものを見たいわけじゃないし。

次はまた朱川さんで、その次は森見さんです。
やっと『夜は短し恋せよ乙女』が返って来た〜(^_^)
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16 fool

2008/09/20 20:24

読書がなかなか進まない日々・・・。

恩田さん読んでたものの、はじめから暗めなスタートでちょっと保留。

あっさり読めるかと森見さんの「四畳半神話体系」を読み始め。

暗っ、ネクラ・・・・!


読書が進まない時に良いのかどうやら・・・。

ちびちび読んでます。
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17 ウイング妻

2008/09/20 22:55

「流星の絆」東野圭吾著、読了。
ドラマ化されるので読みましたが、よかったです。
先の展開が気になってどんどん読み進めてました。
ドラマにしてもおもしろいだろうな・・・。
ただ、キャストを見てから読んだので、どうしてもその人のイメージしてしまいました。

風雲さん。
「阪急電車」も惹かれています。
買うのも時間の問題かも・・・。
ただ、図書館戦争は文庫まで待つかも・・・。

foolさん。
余談ですが、恩田作品で気楽に読めるのでおすすめなのが、
「ドミノ」です。
もし読まれてなかっちたら、ぜひぜひ。
おすすめです。


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18 ウイング妻

2008/09/26 08:09

「そのケータイはXXで」上甲宣之著、読了。
主人は久々のホラーサスペンスを読んだ、と気に入っていたけれど、私はホラーが苦手なので、描写が怖くってとばし読みもしてしまいました。
「XX」のくだりのところはおもしろかったのですが・・・。

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19 風雲

2008/09/28 11:40

森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』読了。
うっかり前回恋せよ乙女と本歌の方を口走ってしまった。
「先輩」と「黒髪の乙女」が交互に語る、先斗町の春の夜、夏の古本市、秋の学園祭、そして冬。
ロマンチック・エンジン全開で外堀を埋め続ける「先輩」と、それを偶然ですねと信じる天然な「黒髪の乙女」
可愛いなぁ(^_^)
確かにこれが一番世間的に受けやすい。
次に受けるのは本書でもキャラがちらりと出てきてる『新釈走れメロスその他4篇』だな。
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20 風雲

2008/09/28 11:49

いかん朱川さんのをカキコ忘れしてる。
朱川湊人『花まんま』
この人のはほんと現代の風物が入っていても昭和30年代のようなノスタルジックをかもし出しますね。
なんでなんだろ。
勿論、現実には時が止まったかのような下町が存在する、ちょっと前まで存在してて自分が覚えているからだと思うのですが。
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21 ウイング妻

2008/09/28 21:06

「パコと魔法の絵本」読了。
ポニョを見に行ったときの予告編でした。
実は、予告編だけで泣きそうになってしまいました。
で、見に行けない、と思って本を読んだのですが、
よけい見にいきたくなっちゃったのですぅ。

で、今日行ってきました。
笑って、泣いて、めちゃくちゃ感動しました。
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22 ウイング妻

2008/09/30 21:59

まりかちゃさん。
今日すだちが届きました。
ありがとうございました。(いっぱい いっぱい ハートマーク)
さっそく今晩の焼き鮭にかけて食べました。
おいしかったです。


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23 いろは

2008/10/01 06:04

まりかちゃん、すだちありがとう♪
季節の香りを楽しんで、美味しくいただいてます。
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24 雨男

2008/10/01 12:22

まりかちゃさん。
私の家にも届いていますー。

ありがとうございます♪
週末はさんまかなーーー(笑
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25 かなめ

2008/10/01 20:48

有栖川を2冊読了。
1冊目が「有栖川有栖も鉄道ミステリー旅」
これは山と渓谷社の雑誌に連載されたものと、その他電車にまつわるエッセイをまとめた物。
内容が内容だけに、初めて読む文章ばかり。面白かったです。
比較的場所を想像しやすい路線を選んで書いているのが、親切。色んな切り口でそれぞれの路線を書いているから、飽きずに読めて良いですね。
個人的には、鮎川哲也先生の思い出と江ノ電を結びつけて書いている段が泣けました。亡くなってからもう6年かぁ・・・
基本は自動車派ですが、読み終わって電車乗りたくなった。

2冊目は「火村英生に捧げる犯罪」
携帯サイトに掲載されたショートショートと、雑誌に掲載された短編集。勿論火村シリーズ。
色々考えながら読みましたが、基本は気軽に読めるミステリです。
アリスが活躍(?)してるのが嬉しい(笑)

そうそう。
今週末は「安楽椅子探偵」の放送がありますよ。
今回は全国ネットなので、関西以外でも観る事が出来るはず(ウチは入る!もう録画予約した!!)
ただし、関西は金曜深夜、それ以外は土曜深夜です。お間違いなきよう〜
削除キー   

26 いろは

2008/10/02 13:00

かなめさん、「安楽椅子探偵」全国ネットですか!おめでとうございます〜♪ミステリーチャンネルやBS朝日でも放送されますよ〜。
犯人当ては、とうてい無理だけど楽しみだぁーーー。

削除キー   

27 mamath

2008/10/04 11:28

おひさしぶりです。

まりかちゃさん
すだちありがとうございました。
さっそく焼き魚にかけて食べました、

最近読んだ…どこからが最近になるのだろう?ってぐらいご無沙汰しています。
「図書館戦争」シリーズは別冊を含めて全部読みました。
面白かったです。笠原郁(ヒロイン)めっちゃかわいいです。
それからイヴァノビッチも3冊ほど。
めちゃくちゃぶり(これでヒロイン死なないんだもんなあ。小説ってだから好き〜。)が笑わせてくれます。

なかなか読めん、といいつつぽしぽしと読んでいます。
数ページよんでは眼鏡をはずし、数行読んでは本を閉じ、
本を替えては椅子にもたれかかり…と
前から買ってあった本がほとんど読めないのを発見して
ヒギャ〜〜〜〜!となっておりますが、
それでも重点を換えて(コバルトとか)読む」たり、
本好きは終生の病気でしょうねェ。
削除キー   

28 風雲

2008/10/05 12:14

>妻さん
私もパコすごい気になっているのです。そーか、良いのか!
しかし見に行けそうにないかも……。くすん。

>mamathさん
おひさしうですぅ〜(>_<)
あ、図書館戦争先越された……。
あまり貸出のない現職場でも、これは回転がよくて返ってこないんだもんな。


さ、読了本。
最近仕事にかまけて全然本が借りられず、手元に何もない。
しかし昨日は病院にいかねばならず、土曜なのでいつもより待つことは必至。
どうせ待つなら途中で何が何でも文庫本1冊入手してからじゃないと行けないわ。
と無理やり借りてきたのは渡辺浩弐『デジタルな神様』
前々から名前は存じ上げてたのです。
『1999年のゲームキッズ』というその道ではメジャーというかカルトな本を上梓していて、何年か前に再刊があったし。
世間的にはSPEEDが主演した映画『アンドロメディア』の原作者だよ、と言うとわかりやすいかな。
『ファミ通』で掲載していたSFショートショートをまとめた3冊目。(1冊目が上記『1999年〜』)
何せ95年初版なので、携帯電話やインターネット広告など今となってしまっては普通のものが普通に描かれているように見える。
でも、それってすごいことだよね。
違和感なく、想像したとおりになってるってことだから。
もちろん、まだ実現されていないものもあって、いつかそれが普通にある世界がくるのかな、なんて思ったりして。
ショートショートとしての出来もいい。
先が見えるものもあるけれど、ちゃんとひねっているというか、私が想像していた先まで落としてくれる。

連だと……雨男さんとか工事屋さんとかがとっくに読んでそうな気がします……
削除キー   

29 しん

2008/10/06 22:38

安楽椅子探偵録画しようと思ってたんだけど忘れた。

不覚・・・
削除キー   

30 かなめ

2008/10/07 22:54

>しんさん
ネット配信もされてるよー。
有料だけど。
削除キー   

31 しん

2008/10/08 22:42

>かなめさん
有料はきついなー。
どっかに落ちてないかしら。


海堂尊「ジーンワルツ」
地味な内容ですが中々面白かったです。
産婦人科医療のお話です。
タイムリーな時事ネタも組み込まれててちょいビックリしました。

削除キー   

32 かなめ

2008/10/08 22:44

>しんさん
あとで良いならDVDに落として送るけど?
削除キー   

33 風雲

2008/10/11 20:21

宮部みゆき『長い長い殺人』読了。
実は宮部作品意外と読んでいない風雲です。
これは語り手がお財布ということでずっと気になっていたんですよ。
いくつもの事件、交差する人物、怪しい動き、が、あぶりだされてくる間接的な物語。
そもそも読者の立ち位置ってこの作品のお財布と一緒ですよねー。
実際周りは見えない、ちょっと見えるくらいで、耳だけよく聞こえる。
いろんな人の財布が語るので、栞ポイントがいっぱいあるんですが、続きが気になってしょうがない。
長いですが、面白かったです。
次はどうしようかなぁ。犬が出てくるやつかなぁ。
削除キー   

34 かなめ

2008/10/12 00:32

いろはさん〜
荷物届きました!
DVD嬉しい!!(勿論切り抜きもね)
削除キー   

35 しん

2008/10/12 07:54

>かなめさん
ぜひお願いします〜。
いつでも結構ですので!!
削除キー   

36 かなめ

2008/10/12 21:26

>しんさん
了解。

ちなみに推理、見事に外れました(笑)
削除キー   

37 ウイング妻

2008/10/12 23:19

私は、犯人は当たったよ。(^_^)v
でも、あやしい、と思った人は意外性がないので、意外な人、と言うことで探したので、ほとんど当てすっぽに近いです。
それに、作者のひっかけも全く気がつかなかった。(>_<)
だから、あたったのかも。(笑)

削除キー   

38 いろは

2008/10/13 10:43

ウイング妻さん、ほんといろんなひっかけがありましたね。
いやー、毎回の事ながら恐れ入りますです。

かなめさん、お気に召してなによりです♪
夏から違う新聞に変わってしまったので、しばらく切り抜きは無いと思うのですが、また何か見つけたら送ります〜。
削除キー   

39 kao

2008/10/14 00:43

ご無沙汰してます…

ええと、今更ですが、
雨さんてんちゃんおめでとう
かなめさんのチョコほしかった…
オフも不義理で申し訳ありません

それからそれから、元気でやってます。
本も読んでます。(相変わらず風雲さんの書き込みに釣られそうです)
ではまた。
削除キー   

40 ウイング妻

2008/10/16 23:14

カオちゃーん。(黄色いカキコ)
お元気ですか。


で、と話はコロッとかわってしまいますが・・・。
「XXゼロ 呪催眠カーズ」上甲宣之著、読了。
ハラハラドキドキもので、主人は気に入っているのですが・・・。
私はちょい苦手。
しかも怖いシーンは読んでいるはずなのに、飛ばしているのです。
記憶に全然ないのよね。(笑)

削除キー   

41 fool

2008/10/19 07:25

最近まともに読書してませんでしたが・・・。

「ダブルブリッドX」中村恵里加 読了です。

5月に発売されてたの、今まで知りませんでした・・・・・(汗
9巻出てから4年くらい?未完で終わるのかと思ってましたが、この10巻で終焉。


童子斬りとの最後の決戦。ちとにくとほねのものがたり。

鬼神な親父さんも出てきて、今までちょっと地味な扱いだった片倉晃が大活躍。かっこよすぎです。
寿命が来る前にどうしてもしたかったこと。傷だらけになりながら浮かべた笑顔が目に浮かぶようで、ちょっと涙腺刺激されました・・。

そして片倉優樹と山崎太一郎の邂逅。

大好きなシリーズで、ずっと待たされてたので、終わってしまう寂しさとかはなく、終わったことが嬉しいです。

ハッピーエンド?
多分、そうだろう。


来月に雑誌に載った短編集が出るらしいのでそれも読みます。
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42 ウイング妻

2008/10/21 07:04

おはようございます。
「RDG はじめてのお使い」荻原規子著、読了。
和風ファンタですね。
でも、不思議な世界観があり、おもしろかったです。
現代が舞台だけれど。
主人公の泉水子がどう成長するのか、先が楽しみです。
これって、シリーズものでしたね。
読み終わってやっと気がついた、というお間抜けな私でした。
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43 かなめ

2008/10/23 21:39

河内厚郎、有栖川有栖共著「大阪探偵団」読了。
対談集です。
大阪大好き!な二人が大阪のすばらしさとあとミステリ(それは有栖川がメインで語ってるんですが)の話をしてます。
マイナーな沖積舎という出版社から出てる本なので、アマゾンにも新刊が売られていないという・・・他のところで取り寄せましたが。
有栖川の昔の話とか、あと校歌の作詞をした話とか(!)していて有栖川マニアとしては面白かったです。

ちなみに、作詞を手がけたのは「大阪府立千里青雲高校」
高校のwebサイトでその校歌聞くことが出来ます・・・決してミステリアスなのではなく、普通の素敵な校歌ですよ(笑)
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44 まりかちゃ

2008/10/24 02:54

おー、かおちゃんおひさー、元気ならよろしい。
そのうちまた会えるさ、元気でいれば。


「前巷説百物語」京極夏彦

読めた。まぁ理屈のコネ方は相変わらずだw
又市が御行になる「前」のお話。
人を殺してなんぼのミステリではなく、殺さずにの線で行くミステリについて理屈をこねたかったんだと思うw
んで、青臭い又さんもよく描けてるんじゃないかな?と思います。
それはつまり「若さ」だしねw


「老検死官シリ先生がゆく」コリン・コッタリル
これはなかなかお薦めな一冊です。
舞台がラオス。ラオスってどこ?って思わず検索しちゃったわたしではありますが、この本のおかげで「ラオスってこんなややこしい場所にあるのね」と一つお利口になれた(違)
そういうことを知らずに読み始めても充分に楽しめる内容となってますし、ラオスに興味がわいてくるんですよ。
時代は今から約30年ほど前って設定なので、機器が圧倒的に不足しているラオスでかなり原始的な検死をしているシリ先生がいます。
それがなんか現代みたいに文明の利器に頼ってるのと違って面白いというか、そういうのに頼りすぎている警鐘みたいにも思えてみたり。

と小難しく書きましたが、内容はいたってシンプル。かつユーモアに溢れていて、なおミステリでありながら精霊とか霊魂とか。。。
も出てくるという楽しめる一冊ですぜ。

どお?風雲さんw
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45 風雲

2008/10/24 21:50

え?私ですか?
ん〜そういえば今いるところが医学・薬学系大学なので、学生用の読み物に選書したようなしなかったような……
買ってたら読もうかな(^_^;)

かおさんが釣られそうな私の書き込みってなんだったのかしら……
釣られたらよかったのに〜(>_<)

さてさて読了カキコ。
オードリー・ニッフェネガー『きみがぼくを見つけた日』上・下
ニューヨークタイムズのベストセラーリストに28週連続トップテン入りを果たしたというタイムトラベルロマンス。
ヒロイン、クレアからすれば、6歳のときに36歳のヘンリーに会ったのを始めとして、様々な年代のヘンリーに出会い、彼が未来の夫だと知る。
ヘンリーからすると、28歳のときに全てを知っている20歳のクレアに出会い、愛をはぐくみながらも過去へとタイムトラベルを繰り返す。自分ではコントロール不能な時間傷害者ゆえに。
けっこう長かった。何せ死が二人をわかつまで、なんです。
しかし時間SFなので過去だけでなく未来も垣間見れるわけで。
ラストの展開というか書き方がちょっと好みからははずれたんですが、途中は面白かったです。

角田 光代『キッドナップ・ツアー』
ずっと読みたいなと思ってて機会がなかったのですが、ようやく読めました。
父親の誘拐宣言にのっかって誘拐される娘。
どうしようもない父が一体母に何を要求しているのか(金ではない)最後まで明らかにされません。
そこは児童書だなー。
ぐだぐだな父。いらいらな娘。
でも、ほんとうは好き、というか。なんだこのもやもや。
といった心情を汲む物語と見た。
んーそういうのなら、ひこ・田中の勝ちかなぁ。
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46 風雲

2008/10/31 14:45

小路 幸也『カレンダーボーイ』
またもやタイムスリップ物。
大学の事務局長と教授(実は小学校時代の親友)がある時から寝ている間だけ小学生時代に戻ってしまう。
大人の記憶を持ったまま。
どうやらそこでやったことが後世に影響を及ぼす事に気がついた二人は、あることを決意。
3億円強奪事件の3億円を横取りして、事件のあおりで一家心中したはずの一家を救うこと。
ついでにその3億円を、現在の大学理事長横領事件の後始末に使うこと。
この作者、途中は面白いんだけど、話の終わらせ方がどうも、いまいち私には合わないような・・・。

ポール・ギャリコ『雪のひとひら』
名前だけは存じ上げていた名作を職場でみつけて病院待ち時間用に借り受け。
うむ。
雪のように水のように清らかな文章だね。
「小止(おや)みない」って使わないなぁ・・・
こういうのを読むと
「世界は無慈悲で残酷であると共に、神聖な美しさに満ちている」(byTHE八犬伝)
とか
「蓮の花は汚泥に咲く」(んーと何? 最遊記以外にもあるだろ?)とか
いろいろ思い出します。
喜怒哀楽全て揃ってこそ世界は美しい。うん。

有川 浩『図書館戦争』
とうとう読みました。やっぱ読んどかなきゃね。
のっけにフィクションなしの「図書館の自由に関する宣言」
無知な女子高生だった主人公がセロテープでカバーを補修するのに
「だめだっつーの」と独りごち。
書庫出納で時間がかかりすぎてクレームが降りてきたときの「上官に迷惑がかかる→頑張ろう」の思考回路に
「違うっ違ぇーよ郁!! もう一歩踏み込むんだ! 
利用者が憤慨して最前線のカウンターでクレーム受けてんだよ!
上官じゃなく現場でひたすら『申し訳ございません』と頭下げてるカウンターに申し訳ないと思え!
そんでもって図書館員は上官や最前線カウンターの人間のために仕事してんじゃないんだよ。
利・用・者!! 一番迷惑してんのは利用者なの!!」
と誰も聞いてないのに熱くなり。
かと思えば端々に出てくる「ははん元ネタあれね」の快楽♪
各キャラクターも面白い。(多少他の作品とかぶってくるところあるけどあだち充だってあれだし)
実際こんな世界で図書館員できるかしら……今と同じく派遣で後方支援員だろうな(^_^;)
さて堂上はいつ王子様だって言うのかなー(^m^)
ああ、楽しみ。
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47 ウイング妻

2008/11/01 22:47

「千里眼 背徳のシンデレラ」松岡 圭祐著、読了。
文庫本「千里眼」の続編、といったところです。
私はハードカバーで読んだので、内容が変えられていて、すごく違和感がありました。
ハードカバーを読んでなければ、それほど違和感はないのだけれども。
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48 風雲

2008/11/09 13:34

連休中に読んだもの。
クレオ・コイル『名探偵のコーヒーのいれ方 コクと深みの名推理1』
タイトルと表紙のにゃんこが可愛いのと<ミステリ書店>シリーズのアリス・キンバリーのもうひとつのP.N.ということで読みました。
<ミステリ書店>でもちょっと気になるハーレクインチックな展開がこちらのほうがきついかな〜。
にゃんこは確かにヒロインが飼っているのですが、ほとんど目立たないので別にいなくてもよさそうだし。
うーん。
コージーミステリを開拓したいけどどうにもこれっというのに出会えないなぁ。

有川 浩『図書館内乱』
1巻で元ネタがわかることに舞い上がってしまいましたが、2巻ではそれが仇となってかなりのダメージです。
私が嘱託職員として働いていた時にまさに直面した「閲覧制限」
この本が出たのはその数年後。小説のネタに使うにはホットすぎたような気がします。すごいね有川。
1巻に出ていた事件のモデルとなったのは、図書館史の授業で習ったことのあるものばかりで、すでに刻まれた歴史でしたが今回は。
もちろん私は嘱託でしたし、当該雑誌の取り扱いに関する話し合いに参加することなどはありませんでしたが、カウンターでの対応、最新号ではなくなったときの措置など、市内全館の足並みを揃えるべく協議された結果を指示され、利用者に説明したことを覚えています。
まだ最近でも新聞には「未成年加害者による供述調書流出」事件の裁判の続報などが出ているし。
さらに痴漢・盗撮問題も、嘱託時代に多少対応した経験があるので、この巻は「苦い」です。
ベタ甘を!もっとベタ甘をくれ!!
手塚兄め、せっかくのウォッチング物件(柴崎命名)を!

そしてさくさくと次の巻『図書館危機』も読了。
うわぁぁ玄田隊長ぉぉ〜〜稲嶺指令〜〜!!(T_T)
やりすぎ、やりすぎだから!
ヒロインの周りのキャラが濃いので忙しいですが、郁ちゃんも成長してます。
そして教官ともよい感じです。言葉の応酬は変わらなくても、キモチがわかるようになるってのはいいよね。
手塚×柴崎も気になる。頭良い同志くっついてしまえばよいのになぁ。
しかしくっつくとせっかくの貴重な友人がいなくなってしまいそうだし。
あ、もちろん今回も元ネタありな事件ですね。
というか図書館史の本が複数冊あるわけで、その中には事件名がつくような話も当然いろいろあって、元ネタには事欠かない、ということに今更ながら思い至って軽くへこむ。
もしも授業で『図書館戦争』シリーズに出てきた事件の元になっていると思われる事件についてピックアップしてレポート提出、とか言われたら結構大変。
もう既に誰かどっかでアップしてるかもしれないけれど。

明日は早速『図書館革命』を借りてこなくては。
とりあえず今週チョー忙しいけど借りるのだけは忘れないようにしなくっちゃ。
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49 風雲

2008/11/15 12:44

珍しく一作家一気読みしてます。
そうです有川浩です。
『レインツリーの国』
図書館シリーズの中に出てきた本を実際に出す。しかも他の出版社から、という面白い試みは出版当時から知ってました。
少し遅れて、傷害を持つ女性がヒロインの恋愛物のお薦めの評価。
よかったです。
というか、悪態つくなら「くそ、反則だ」
中学生の頃読んだ忘れられない小説の感想が縁で、ネットで出会ったふたり。(反則その1〜)
男性は東京で頑張ってる関西人です(反則その2〜)
最後まで読むと眼に飛び込んできた参考文献の書名。
ふたりが忘れられなかった小説の、モデル。
「読んだ、読んだよそれアタシも!そうだよ1巻そうだったよ!チクショー」(反則その3!!)

『図書館革命』
堂上教官がもうなし崩しですな。
でもねっ、急にそんな言動されたら、乙女エンジン始動の郁ちゃんとか読者とか、ドキドキするんだよばかーっ。
あああもう一本背負いで投げてしまいたいくらいベタ甘だわ(褒めてるよ?)

母が今ちょうど別冊の1を持っているのでちょろまかしてこようかな。
職場にあるんだけど、待てないかも。
てかどうしよう中毒してないか?
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50 風雲

2008/11/18 20:18

ただいま有川浩中毒中……

『クジラの彼』
自衛隊マニアな著者が贈るラブコメ短編集。
表題作で一般人は2種類に分かれるとか。
潜水艦が「もぐる」というか「しずむ」というか。
え?
ええ?
沈んじゃダメだろどう考えても。潜水艦ってもう字からしてもぐってるし!
沈むなんて縁起の悪い。
マジでそんな言葉の使い方する人がけっこういるならショック……
表題作の他「国防レンアイ」もよかったです。
どうやら表題作はまだ読んでない『海の底』番外編で、『空の中』の番外編も入っていたらしく。
読まんとあかんですね。
徒花さんはこういうイラストも描くのか、とちょっと新鮮です。

『別冊図書館戦争1』
母からはちょろまかしていません。職場で借りました。
主に郁と堂上のラブラブ恋人期間ですが、手塚×柴崎もさらりと。
どうやらこちらのカップルは2の方で形が付くらしい。

もうどうにもとまりませんので明日は『別冊図書館戦争2』を借りてー、その次は『空の中』借りてー『海の底』借りてー『ラブコメ今昔』を取り寄せたらひとまず治まるかしらね。
やれやれ。
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51 ウイング妻

2008/11/20 23:46

「テンペスト」池永永一著。
時は幕末。舞台は琉球。
女性でありながら宦官と偽り、科挙を受けて合格する。
この試験問題が難しいですね。
実際の国際問題をどう解決するか、というもの。
今こんな問題だったら、ぜ゛ったいにとけないよ・・・。

ともかく、波乱万丈でしたね。
「宮廷女官 チャングム」のように、次から次へと陰謀があり、
よくもまあ、という感じです。
ただ、途中そんなうまくいくかな、と突っ込みもを入れたくなるところもありましたが・・・。

風雲さん。
「クジラの彼」いいですよね。「ラブコメ」から有川さんにはまってしまいました。そしてとうとう遅まきながら「図書館戦争」を買っちゃったぞ。

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52 風雲

2008/11/30 10:44

>妻さん
『テンペスト』気になってたのですがよさそうですね。
『図書館戦争』そろそろ読まれてる頃でしょうか。
こちらはそろそろコンプリート目前です。

有川 浩『別冊図書館戦争2』
別冊完結編は手塚×柴崎。
このシリーズ玄田×折口とか読みたかったのですが、完結編と銘打たれてしまった。残念。
ストーカーもさることながら事件の一端を担うアイツ(ー_ー)!!
アイツが絡んでいることを何故郁たちはわからんのじゃーっっといらいらしながら読みました。
ラストシーンでほっとしましたが、このシーンは旦那のコメントで付け加えた部分とか。
ああ、有川さんが担当者や旦那の意見も(勿論納得した上でだと思いますが)入れてくれる人でよかった……。
でなかったらちょっと読後感重いもんねー。

有川 浩『空の中』
『クジラの彼』の収録作品が、これと『海の底』のスピンオフだというので遅ればせながら読んだデビュー2作目。
ずーっと地球にいたらしい謎の生物と
ファーストコンタクトした男前な女性パイロット&事故調査員
破片を拾ってこっそり育てている幼馴染の高校生男女
謎の生物を敵視する団体を主導する女子高生
それぞれの思惑で動きやがて交差していきます。
幼馴染カップルのパートの舞台は高知で、女の子やよき導き手であるご老人の高知弁が「えい」です。
団体主導娘も最後には気の毒と思え。
勿論スピンオフの主人公になった彼らもよかったです。
次は『海の底』を読みたいと思います。

ほんとにこれしか読んでないな……(^_^;)
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53 fool

2008/11/30 20:18

>風雲さん
「空の中」読まれましたかー。結構好きな作品です。
買ったのは単行本で、文庫版に後日談が掲載されていて、買うかどうか悩んだあげく立ち読みしました。

>ウイング妻さん
「図書館戦争」!他の有川作品が気に入って買ったのでしたら、きっとはまりますよー。



えーっと、最近あんまり本読めてませんが、前から気になってた森見さんの「美女と竹林」をやっと手に入れて読み始め。
エッセイだったんだ・・・・。
読み始めるまで小説だと思ってた・・・・。
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54 風雲

2008/12/02 18:52

>foolさん
>文庫版に後日談
ななな、なぬーっ!?またか、またしてもか!?
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55 mamath

2008/12/04 16:41

お久しぶりです〜。
ほんとにハンドルネームお久にしようかしら?(笑)
(きしょー!しょうと打って笑って変換しないもんね〜(笑)、おまけに「お名前」欄も空欄になってるし…、ハンドルネームが消えないうちに来なきゃ、ですね。(笑)

ふーちゃん
ようやく、ようやくのダブルブリッドでしたね…、しくしく(いろんな意味で。
うっうっう片倉憂樹…。
陰惨なシーンも不思議にきれいなゆーちゃんでした。

妻さん
えと、(牛、違うまだ鼠だ、違う〜)送りましょうか?
別冊図書館戦争赤と青?
ここしばらく、我が家はクラック音もしくはゴーストバスター音
(あれ?なんでしたっけ?)でカタカタいうので(とうとう…爆)
必死にお片付けもしくはお掃除をしております。
今日もBOに40冊くらい売って来たところ。
なんてったって書庫の壁紙に縦の模様が入ってるんですけど、
どー見ても棚の一番上と下と模様が一列ずれてるような気がするんですもの。(笑)
これはもう、たぶん(笑)読みなおさない文庫・借りられるハードカバーはどんどん処分せねば!!です。
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56 ウイング妻

2008/12/04 23:26

mamathさーん。
きいろいカキコ。
わーいわーい、いいですか。
おねがいします。
わいわいわいわい。

なんか、子どものカキコになってます。
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57 風雲

2008/12/06 10:41

あ、mamathさんだ!
もう年末年始モードですか(笑)とかいいながら私も今日は年賀状の素材をいろいろと見るつもりなのですが。

>我が家はクラック音もしくはゴーストバスター音
(あれ?なんでしたっけ?)でカタカタいう

・・・ラップ音・・・でしょうか。
家鳴りですよね?ていうか書棚の悲鳴?
お疲れ様です( ^^) _旦~~

有川浩『海の底』
ああ、ほんとに「チョーエビ、人喰ってた」ですね。
面白かったですが、やっぱりこっちは『クジラの彼』を読まなければ二の足踏んだかも。
さ、週明けは職場で『ラブコメ今昔』お取り寄せの手続きしよーっと。
残ってたら万城目さんのエッセイがあったはずだから(結局新刊コーナーにあるうちに誰も借りていかなかったし!!泣)次はあれ。
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58 mamath

2008/12/07 14:22

妻さん
あ〜よかった、通じてたんですね私の国籍不明の(笑)日本語。
赤と青でわかるかな?って後から心配してきてみました。
了解です。
今週中に送りますわ〜。

風雲さん
ラップ、そう!それです〜。
もう本当に最近は物忘れがひどくなって(以前以上に…ほほほほ)。、
この間もえりんぎとえのき茸を言い間違えて、
対面売りの八百屋コーナーで売場を沸かせてしまいましたわ。(笑)
家鳴りだと思いますが、ウチ、木造じゃないんですよね。(笑)
家じゅうのどの部屋にいてもなにやらカタっと聞こえるんです。
ホラーはきらいなんだけど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。(爆)
閑話休題
風雲さんのレスのそれ?ひょっとしてお茶の入った湯呑?
すごーい!
オリジナル?
(最初は元旦でもないしなんだろう?って思ったんです。笑)
日日月歩、物事は進んでるんですね〜。
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59 mamath

2008/12/07 14:26

いただきます、って書くの忘れた…。

見直そう 差し出すつもりの カキコなら(一句)
     後でl後悔しませんように(んで一首、とか…)
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60 風雲

2008/12/08 19:44

取り寄せ手続き忘れた……借りるのも忘れた……(T_T)
しかも風邪ひきかけで残業しました〜とほ〜

>mamathさん
やだなぁオリジナルじゃないですよん。そんな器用じゃないっす。
「かお」で変換していくと色々出ますの。
茶托もついてて細かいですよね。
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61 ウイング妻

2008/12/10 20:30

MAMATHさーん。
今日届きました。
ありがとうございます。
図書館戦争から読んでみないと。
でも、来年になりそうですが・・・。
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62 風雲

2008/12/13 14:25

取り寄せ手続きはまたもや忘れましたが、万城目学『ザ・万歩計』は借りました。
『鴨川ホルモー』『鹿男あおによし』両作品が生まれた瞬間がそこはかとなくわかります。
そうね、なんでもきっかけはささいなことよね。

海堂 尊『医学のたまご』
『チームバチスタの栄光』が快進撃を続ける(ゲームにもなったらしい……)海堂さんを初読み。
初出誌が『日経メディカル』なのに理論社のYAで出すとは不思議な…(^_^;)
横書きが最初読みづらいですが、ボストンにいるパパとのメールのやりとりも多いので、横で正解です。
このパパがすごいカッコいい。ゲーム理論の第1人者だから勿論頭いいのですが。
聡明な幼馴染の女の子とか医学オタクの同級生とか出来すぎですが、ま、そこは子供向けフィクションなんでありにしときましょうか。
他の作品も読んでみようかしら。
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63 ウイング妻

2008/12/17 22:07

「地獄のババぬき」上甲宣之著、読了。
ディズニーリゾートのバスのたびのはずが、バスジャックにあい、命がけのババぬきをする羽目に。
ババ抜きといえ、命がかかっているので、肩に力が入ってしまい、疲れました・・・。

で、で、次はやっとでました「彩雲国」
ルンルン。
「黒蝶は檻にとらわれる」という副題。
どんな展開になるのか、わくわく、わくわく。
楽しみですだ。(*^_^*)
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64 ウイング妻

2008/12/22 07:52

「彩雲国 黒蝶は檻にとらわれる」読了。
うーーーーん、気になっていたあの方が、●▲□■◆▼★☆◎○△▲だったんだ。(*_*)
いいたい。カキコしたい。
でも、読んでない人にはネタバレになるし・・・。
とにかく、読んでください。

秀麗ちゃんも□■◇◆△▲☆★。
でも、まだ続くのよね。
また待たなきゃいけないのね。
それがつらい。
忘れないうちに次が出ますように。



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65 かなめ

2008/12/22 20:51

あーやっとネットが繋がった。
先月引っ越しをしましたー(まあみんな知ってるだろうけど・・・)
で、これを機に光回線に!と思ったのは良いのだけれど、開通までに丸一ヶ月。
今日ようやく開通!ネットのある環境素晴らしい。
ずっとメールチェックしてなかったので、スパムメールが1800通くらい貯まってました(苦笑)

ということで、突然ですが、今晩は「かなめさん光開通おめでとう記念チャット」です(笑)
繋いでるので暇な人はぜひ。
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66 風雲

2008/12/23 17:02

いやーん昨日ちゃんとPC立ち上げればよかったー(>_<)
途中まで読んで続きが気になってた上橋菜穂子『獣の奏者』読了に勤しんでしまったじゃないの。
読んでしまったから今日は読むものないのに図書館は休みだし。
置いときゃよかった。
せっかく年賀状のレイアウトが完成したのに父が全部印刷してしまっているし(怒)

『獣の奏者』1・2ですが、「うーん、そこで終わりかぁ」
ラストどうももやっとするらしいことは知っていたのですが。
たしかにもやっと。
美しく残酷な王獣と意思を疎通することが出来る聡明な異端の娘。
かたや神性で、かたや武威で、国を治める王たち。
歪む国のありよう、建国者の意思……。
ラスト、一応のくぎりはつけられますが、一体ヒロインは、王獣は、かの国は、どう流転して行ってしまうのか……
安易に幸せな未来を描けない印象がぬぐえず。
心ふさがれるお話でした。
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67 風雲

2008/12/26 14:38

地元図書館で借りだめしたのに3冊一気読み(^_^;)

朝倉かすみ『タイム屋文庫』
はじめて作者。
タイムトラベル物だけを置く貸本屋を、また会えるかどうかわからないあの人の為だけに開店。
という設定。
作中に出てくるタイムトラベル物はタイトルだけなのですが、作者も込みでぴぴんとくる。
章タイトルにもオマージュ。
のわりにはうーん?活かされてる?
こちらも1作しか読んでないけど栗田有起とかと雰囲気がかぶるかも。
とろとろとたゆたうような。
帯には「ロマンチックが全開」となっていますが、どうでしょう……
女子高生よりは、主人公と同じ30代女性が静かに哀しく共感するのかもしれません

坂木司『シンデレラ・ティース』
借りよう借りようと思いつつ何故か手が出なかったのですが。
思い切って借りてみました。
いまいち歯医者でミステリがイメージできなかったんですが、なるほど。
面白かったです。
接客業って実は注意深くすればいろいろ見えるもんなんですよね。
同作者の『切れない糸』はクリーニング屋さん。
大崎梢の<成風堂>シリーズは本屋さん。
扱うものは違っても、そこにはいろいろな人がいるもので。
その人らしさがでちゃうもので。
そんな人間観察と、そこから導き出される模様が、私には面白く感じるから、ミステリが好きなのかも。

あ、3冊目は児童書スレに(『獣の奏者』もほんとはあっちだったな〜スレ主としては(^^ゞ)
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68 ウイング妻

2008/12/27 17:02

「阪急電車」有川 浩著、読了。
西宮北口から宝塚の間を走る阪急電車路線が舞台。
近いといえば近いけれども、あまり阪急は利用したことないけれども、場所的には行ったところがあったりで、ツボにはまってしまいました。
いいですね。
短編だけれども、次が気になって、一気に読んでしまいました。
読み終えたあと、しまった、と後悔したりして・・・。
阪急電車に乗りたくなっちゃつたよ。
すぐ影響される私。
前は「テンペスト」のおかげで、まだ行ったことのない沖縄に行きたくなりました。
阪急電車で行けたらいいのに、と妄想が暴走しまくりです。


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69 風雲

2008/12/28 17:53

>妻さん
よいですよねー『阪急電車』!
読んだあと電車の風景がちょっといいものに見えたりして(^_^)

図子 慧『駅神』
とある駅にたまーに現れるおじいさん。とってもよくあたる易占師。
見料無料なれど気に入った人しか見ないし、解説もしない。
そんな彼に占ってもらった人と、噂を聞きつけ勉強したいという近くの易学院の面々の連作短編集。
結局おじいさんは直接には出てきません。
うち1編はメインキャラの男子学生の見た易世界の夢だし。
まとまりあるんだかないんだか。
巻末に付録として易占いの卦の種類と、硬貨を使用した略式の易の解説がついております。
図子慧……コバルトからBLっぽいのに流れて単行本に復帰?
がんばってるんだなぁ…と別のところで感慨が。

太田 忠司『奇談蒐集家』
「求む、奇談」の新聞広告につられてやってきた人々が出会うのは、執事のようなバーテンと、レトロな書斎でシガリロをくゆらす奇談蒐集家と名乗る貫禄ある男と、彼に付き従う男女判別つけがたい美形の若者。
求めるのは真実の奇談。しかし本当の奇談とはなかなか出会えぬもので……
こちらも連作短編。しかし途中何編かはあんまり気分がよろしくない。
『笑うせえるすまん』とかちょっと思い出しました。
ちょっとブラックな感じです。
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70 まりかちゃ

2008/12/30 22:58

ご無沙汰です。
黒豆だけ煮終わって、あとはまだ掃除もろくに出来ていないという今日この頃、、、明日は31日だっちゅーのに(涙)

最近、読んで面白かったのはジェフリー・ディーバーの「魔術師」
リンカーン・ライムのシリーズ。

同じ作家の「悪魔の涙」つーのも読みました。これもなかなか面白かったです。

「うそうそ」も読みました。相変わらず、若旦那よわっw
けど、弱いながらに頑張ってるのに成長を感じます。

「殺戮のオデッセイ」ロバート・ラドラム
文庫なのに上・中・下のセットだよ。。。
んっと、映画になってるジェイソン・ボーンのシリーズ。
映画もいつも分かり難いので、原作はどんなもんだい?と思って読んだら、原作もやっぱり難しいのねって感じです。
面白いんだろうけど、おいらにゃ、ちと読みずらかった気がします。

ハードボイルドが好きな人っていたっけ・・・?
かちょーぐらいしか思い出さないが。。。
「天国の扉(ノッキング・オン・ヘブンズドア)」沢木冬吾
ガチガチのハードボイルドでやんす。
けどめっちゃ面白かったです。最近こういう作家が少ないんでかなり貴重な気がします。
ハードボイルドが好きだったら読んでみてくださいな。

さて、今年もいろいろありましたが、、、
特筆すべきは、やっば、雨んところなんだろうか?w
カキコ自体は減ってて細々とした感じになってる中、毎日しりとりを頑張ってくださっているみて太さん感謝です。

あと風雲さんやウィング妻さんもありがとうございます。

そうそう、明日は年末恒例の年越しチャットですよ〜!
お暇な方はぜひご参加くださいまし。
(私は下手すると大掃除してるかもしれんが・・・^^;)
頑張って参加しますんで。

今年もいろいろお世話になりました。来年はもっとカキコします。って今年の初めにも言ってた気がするけど・・・
良いお年をお迎えくださいませ。
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71 風雲

2008/12/31 17:26

おおまりかちゃさんおひさしうござりますぅ〜(^o^)
そろそろ大掃除一息ついたでしょうか?
私は昨日拭き掃除などをしたのですが、いらないものを捨てるにあたりもう年内のごみ収集がなく、年始の収集日は出勤日と同じ5日だということに気がついたのでやる気失せました〜。
世間の勤め人より早くから休んでいるのになんという体たらく(とほ)
年越しチャットは参加予定ですが……明けるまではいないかも、です。

さてさて読了本。
まりかちゃさんのカキコみて思い出したカキコ忘れ畠中恵『いっちばん』
しゃばけシリーズ第7弾です。相変わらず・・・(^_^)
いつもは『小説新潮』に載っていますが『yomyom』でも載ってたんですね。

地元図書館に最終日に駆け込んで文庫本(ほぼラノベの続き物)をゲットしてきたうちの1冊。
深沢 美潮『新フォーチュンクエスト14』
なんつったって下巻なんで。
上巻のラストヒロイン階段から落とし穴転落してスケルトンと鉢合わせしたところで終わってたんで、忘れないうちに読めてよかった。
とはいっても最初にこれまでのお話をまとめたイラストページがある親切設計なんだけどw

久しぶりの中華風、森福 都『肉屏風の密室』
ああ、なんつータイトルなのか。そしてなんつー表紙なのか(T_T)
胸も露わな薄物に下着ひとつのたおやかな美女が横座りしてるんですが(T_T)
シリーズ物じゃなきゃ借りませんよ。
中国版水戸黄門なお話なんですが、このキャラクターたちでまた書きそうだな。
連作短編なので他の作品のタイトルにしてくれればよかったのにぃ……。


今年はブクログをはじめたので今年何冊読んだか一発でわかるや。
145冊ですってよ。
去年(遡及入力した)は215冊……いやー失業中ってことがよくわかるよね(^_^;)
なんといっても後半怒涛の有川浩でしたからそれ一色な気分ですが、見返してみるといろんなところで薦めたり例に挙げたりする本が今年読んだものであることが判明。
それなりに気に入りのものが見つかった年と言えましょうか。
来年も150冊くらいは読みたいものです。
なにせ今年仕事の加減がわからなくてどうやら来年分の仕事もしちゃった感があるのであわよくばがんがんと……いけたらいいなぁ。
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72 風雲

2008/12/31 22:15

ライムチャットにてお待ちしておりますぅ〜♪
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73 しん

2008/12/31 22:46

最近はライムチャットってやつに変わったんですね〜

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74 まりかちゃ

2008/12/31 22:51

いや、チョコでもいけるハズよん

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75 しん

2008/12/31 23:01

チョコ開いてみてもよく分からなかったぜ(笑)
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76 まりかちゃ

2008/12/31 23:31

ライムチャットDLして。。。入るチャンネル#本好き連にしてくださいね。
#は小文字(ここ重要)w
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