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タイトル : 山は緑に、今本3の10

1 mamath

2006/05/24 00:34

五月も終わりになって来ると、山の色は緑の色を深くします。
夏のしたたるような緑とは違い、
黒に近いような緑をバックに新緑がはじけて
万博のモリゾーとキッコロのようだというか
ああ、これだったのだなあのマスコットはなどと少し感激してみたり。

廻る春、廻る夏、廻る秋、廻る冬…、
それよりめまぐるしい社会の動きの中で
本は時空を飛び越えて動かないものをもたらしてくれるようです。
願わくば何時までも安穏に読書にいそしめますよう。

今読んでる本読んだ本
3巻の10を広げることになりました。
どんな悲鳴が、じゃなかった書名が並びますやら、
筆者はあなたです。
”本好き連あなたのカキコでできてます。”
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2 風雲

2006/05/26 21:53

米澤穂信『夏季限定トロピカルパフェ事件』
小市民の星を目指す推理したがり小鳩くんと、復讐大好き小山内さん。
夏休みにまで小山内さんのスイーツ巡りに借り出された小鳩くん。
そして起こった小山内さん誘拐事件。
夏季限定(一部非限定)スイーツのオンパレードに彩られた連作短編集です。
おいしそーだなー。
特に甘いもの好きでもない小鳩くんも絶賛のシャルロットとか。
一応4部作の予定みたいです。
今回のラストを乗り越えてどう転がっていくやら。
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3 てんころ

2006/05/27 15:54

■アーモンド入りチョコレートのワルツ 森絵都
森絵都さん初読みでした。なんか若さっていうか清々しさを感じました。それに、タイトルみたいな甘い文なんかも作中踊ってたりしてイイ。面白かったです!他の本も手出してみようっ。

■ポストガール3 増子二郎
ベタベタなストーリーだなーって思いましたが、面白かったです。弱っちくて泥臭い「人間の心」って良いものだって言われている気がしますが、最後はどうやって終わるんだろうと気になります・・。

次は「ぬしさまへ」いきます。
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4 まりかちゃ

2006/05/28 21:57

「信長の棺」加藤廣

なんかこないだ検索してみると、小泉首相の愛読書だとか?
(ちっ、知ってたら買わなかったのに)w
そういうのは、余録でして、この作品の後に「秀吉の枷」というのがあるらしいのですが、その書評を読んでしまって、この作家75歳にして作家デビューという変わり種であるらしい。
まぁ、そういうのも加えて歴史ミステリなので。ちょっと読んでみました。

そうだなー。読ませるものはあると思う。
最初のとっかかりがちと退屈で、真ん中一気に読ませてくれ、最後の方で「うーん」みたいなw
それなりには出来上がっているんですけどねー。ちょっと弱いつーか、惜しいつーか。

歴史ミステリが好きな人には楽しめる作品だと思います。
謎解きの部分がちょっとグズグズになってるところがないとも言えないけど。デビュー作だし。とちと甘い点をつけてみる。

筆は達者だと思う。
要するに、現在の信長像は秀吉とかによって故意に歪められているっていうのを、主人公、太田牛一に語らせている。
そうかぁ、秀吉が一番くせ者なのだな・・・というか、歴史つーのはそういうものだ。とこの作家は言いたいのだろう。

「秀吉の枷」も興味があるところ。。。
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5 ウイング妻

2006/06/01 23:20

ようやく「ハリー・ポッター 謎のプリンス」読了。
感想は、児童書の方に。
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6 たらこ

2006/06/02 11:11

秋山 瑞人「猫の地球儀 焔の章」
    「猫の地球儀〈その2〉幽の章 」読了!

てんころさんから回ってきた本です♪
猫がー!!!いっぱいー!!
はじめ表紙をみて、女の子が主人公だと思いました(笑
そしたら、猫の世界!!!??
猫がロボットを操っている!!!???
設定がすっごく良かったです(笑
楽っていう茶トラの子猫がすっごくかわいかった!
だけとただ「かわいい」だけの話ではなく、ちゃんとまじめな話もあって、最後はおもいっきり切なかったです。。。。
ちょっと泣いちゃいました。
これから、黒猫を見ると「もしや・・・・」と思っちゃうかもしれません(黒猫も話の中に出てくるんです)


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7 ウイング妻

2006/06/02 19:05

「グイン・サーガ71 嵐のルノリア」読了。
いよいよ、グイン・サーガの世界が陰謀じみてきました。
暗雲立ちこめる、という感じ。
一体どうなることやら・・・。


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8 風雲

2006/06/03 15:53

えーと……落ちてた間に読んだ物↓
友桐夏『春待ちの姫君』
橋本紡『半分の月が昇る空』
桝野浩一選『ドラえもん短歌』
たぶんこれだけかなぁ??

友桐さんはりコバルトでかーいらしいイラスト付いてるわりにやっぱりダークです。
テーマ(?)はいじめ。
橋本さんの(電撃文庫)は病院でボーイミーツガールな話です。
主人公両方とも長らく病人、というのは珍しいですか?
ドラえもん短歌は共感率が高いな、切り口は面白いな、と思います。
けっこう何首も選出される人もいて、この世界、割と常連がわかりやすいのかも(実際のちに短歌集デビューを果たす人がいるし)

今はオーエン・コルファー『アルテミス・ファウル』3巻を読んでます。これは読んだら児童書のほうにアップしますが〜今日も立ち上がりおかしかったしまた落ちるかもね〜

一言。畠中さんのしゃばけシリーズ最新刊は『うそうそ』
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9 かなめ

2006/06/03 22:21

ぽつらぽつら読んでた、利倉隆「ユダ イエスを裏切った男」読了。
小説とかじゃなく平凡社新書。
絵画と福音書の記述から、本当にユダがお金のために裏切ったのかどうかを考察しています。
前半は結構面白かったんだけど、後半は何となく想像だけで書かれている部分が多く、最後の数ページに居たっては殆ど創作(笑)
まあ根本的にキリスト教に疎く、使徒の誰がどういう位置付けなのかも知らなかったので勉強になりました。
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10 たらこ

2006/06/04 00:08

米澤穂信「 春期限定いちごタルト事件 」読了

この間、久し振りにBOOK OFFにいって、購入(笑
ずっと気になってた本だったので、見つけたときは、かなり嬉しかった!
しかも、風雲さんが2作目を読んでるのを知って、びっくり(笑
続くんだー!!(知らなかった人・・・爆
わーい、また買って読もう♪
キャラクター設定が、個性的で面白いですねー♪
加納さん的な、日常の事件。
美味しそうなお菓子達♪
そして2人の過去が気になります!!!
2巻目で、少しは明らかになるのかしら。。。
たのしみだー!
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11 風雲

2006/06/04 15:22

昨日のカキコ忘れ〜清水義範『首輪物語』
表題作も表紙も、つーか全体パロディ本です。
表題作はチワワ族のモカカが仲間と一緒に黄金の首輪を捨てに行くわけですよ。ガンダルフはアフガンハウンド族です。
他にも「あいのり」と中国古典作品をミックスした話や、無人島でひとりで28年生き抜いちゃった例の人の「プロジェクトX」とか、軽ーく読めまーす。

>たらちゃん
是非2作目も読んでどれが一番食べたいか(それか!?)を聞かせてねーvv
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12 ウイング

2006/06/04 20:25

「ダ・ヴィンチ・コード」ダン・ブラウン 読了。
ルーブル美術館で起こった殺人現場に残されたダイイング・メッセージ。その暗号を解くべく行動する主人公だが、警察からも容疑者として追われる羽目に。
前半は「逃亡者」のような展開で、けっこうおもしろかった。
「モナ・リザ」「最後の晩餐」などの秘密もおもしろかったし、黒幕が誰かもなかなかわからず、どんでん返しもありで、楽しめた。
映画も見てみたい気がするが、謎解きの楽しみは減ってしまう。
やっぱり本好きとしては、本が先でよかったかな。

次は、「グイン・サーガ75 大導師アグリッパ」栗本 薫。
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13 ウイング妻

2006/06/05 21:17

「西の善き魔女 [ 真昼の星迷走」荻原規子著、読了。
ヒロインのフィリエルの前向きな生き方に、元気づけられました。
でも、8巻目は、謎に及ぶとき、難しかったです。


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14 てんころ

2006/06/08 00:09

「ぬしさまへ」畠中恵 読みました!
最初は人間関係がつかめなかったけど、だんだん読み進めるにつれて面白くなってきました。会話の雰囲気とか良いですね。
ああ、でもまず「しゃばけ」が読みたいかも(笑)
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15 風雲

2006/06/09 21:24

神林長平『麦撃機の飛ぶ空』
ちょっと前に神林作品がカキコにひょいと出てきたので、しばらく読んでないな〜でも長編は今きついな〜と思っていたらみつけた短編集。
短編というか長めのショートショートというか。
SFです。
出版社がひよこ社というマイナーなところなので書店でみつけるのは難しいかも……。おそらく箱入り。
表題作は戦争をしている二つの村が舞台。麦を燃料にして飛ぶ爆撃機は石を投下して敵地を攻撃。
他の作品でも戦争をしている惑星やら、疫病に犯された地球やら、滅びと背中合わせの事態の中に、なにか考えさせられることがこめられているような気がしました。
でも神林ワールドを堪能するなら長編かもな。

ただいま斎藤美奈子『物は言いよう』読書中。
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16 たらこ

2006/06/10 00:03

米澤穂信『夏季限定トロピカルパフェ事件』読了!

やっぱり我慢できなくて、買って読んでしまいましたよー(笑
続けて読むと、前の満足感が持続してるから、より楽しめますねー(笑
そして、予想以上の展開でびっくり!!!
前巻の日常的な謎から数段レベルアップして、誘拐事件なども出てきました!
2人の今後の関係性が気になりますねー。
一体どうなるのでしょう。
過去話が中心になるのかなー。

お菓子の登場回数も、大幅に増えてました(笑
もー、美味しそうで仕方がない。。。
私が一番気になったのはやっぱり「シャルロット」かしら。。。(おいしそうでしたよっ、風雲さん!笑
ホールの帽子の形で買いたい(爆
りんごあめは、一回食中毒起こしたことがあり苦手なので・・・却下でした(爆
それにしても小佐内さんの胃袋が欲しい。。。(笑
私もあんな山盛り食べる人になりたい!

えー、明らかに前巻よりも楽しめました!

>てんころさん
しゃばけシリーズぜひ一巻よんでみてくださいっ。
その掴めにくかった人間関係(妖怪関係とか・・・笑)一気に把握できますよ!
そして、ぜひ3巻4巻も読んでみてくださいね☆
楽しめる作品ですよー。

ちなみに、良く行く本屋で新刊の「うそうそ」売り切れてました(笑
すごい人気です。
削除キー   

17 てんころ

2006/06/10 23:17

>たらちゃん
やっぱり一巻の方が人間関係に優しいですか。
ぜひ読んでみたいと思いますw

「今、何してる?」角田光代 読了。
恋愛と旅と本の3部エッセイ。恋愛に関しては隣にいてもおかしくないような視点の高さの持論を展開。でも見る角度は違うので面白い。旅と本では打って変わって、その感受性にあぁ凄いなーと唸りました。角田さんエッセイは良いです〜。

次、劇団ひとりの「陰日向に咲く」いきますw
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18 mamath

2006/06/11 14:02

「鉤爪プレイバック 」エリック・ガルシア
昨日映画館の往復で読み終えました。
面白かったです〜。
”日本人なら恐竜図鑑を引っ張り出すところだ”ってヴィンセントの台詞で吹き出しそうになってしまった。
(そーです。どこかの誰かが、どこかにしまい忘れた恐竜図鑑をこの数日探し続けてたりするもんだから…笑。
やっぱり私は日本人なんだなあ。)
特にアーニーが最高。”そのトリを放せ、ヴィニー坊や”なんつー台詞のところではじ〜ん!と痺れましたのよさ。
それに忘れられないジュールズ、愛してるよ〜って感じ?(ああ、オネエ言葉に…)
実はこの一作目が面白かったんだけど、最後のクライマックスあたりがビジュアル化のパニック映画を意識してるの?って作りだった記憶があるので、
これもその二の舞じゃあなかろうな?と戦々恐々しながら読んだんだけど、ビジュアル化は確かに意識してる(ううディズニーとかピクサー映画ですか〜なんて読む場面も)ものの、今回全体の流れが良いのでそれも杞憂に終わりました。
まりかちゃさんからのまわしものなんだけど、もう少し貸しておいてね。磐根シリーズが入った箱と恐竜図鑑(爆)が見つかるまで。

落ちていた間に読んだもの。
「王子様は犬」たぶんビーンズ。いや〜ここまで内容がないと逆に凄いと思った。
「ミラ−ダンス」ビジョルどのマイルズもの。やっぱスペオペはいいわあ♪
「喜知次」まずまず。でも乙川読むなら藤沢修平の未読を読みたいのでもう送らないでね、まりかっち。
「天空聖龍2」山口美由紀 だって山口美由紀好きなんだもん!
「ハリーポッターと謎のプリンス 上下 」KKローリング
3作目からようやくオリジナルになってきた(と、高校時代の友達とあ〜見方一緒〜と盛り上がった)ハリポタ、いよいよ佳境に♪
「セントラル・パーク事件」クレイグ・ライス
なんともなんとも素敵なピカレスク。
あんたたち人が良すぎよ!といいつつ、こんな話に餓えている自分に苦笑。
(わざと飢えているという漢字を使っていません。
本を読むのは私にとっては食べることと同じ、あるいはそれ以上のものがあるのです。)
「最後の旋律」エド・マクベイン
87分署最後の作品。作品自体は並。ひところの力は無し。でも!
途切れることのない犯罪、犯人を捜す課程の中で接触してしまう人の醜さ、様々な苦しみや悲しみ、
警官ってなんて過酷な職業なことか。
それでも「警官になったことを後悔しいるか?」という問いに
「ない。お前は?」「ない。」と答えるキャレラにマイヤーに乾杯!
いつまでも忘れないからね。たとえ記憶が朧になって今以上に「え〜とあのあれ、あれってなんだっけ?」ってなっても、
地道にてくてくと捜査を続けた警察官たちを。
「パートナー1」柏枝 真郷
またしも警察官ストーリー、とってもお手軽なんだけど肩の力が抜けて好き。(実は表紙の絵に落ちた。笑。2巻以降、BO落ち待ち中。)
「犬になってもいいかしら」上杉 可南子
え〜あの作者がレディースマンガにって買ったもの。
力やセンスのある作者も発表の場がない(つーか食っていけない…)のは辛いなと思った。
デビュー当時にセンスある作品を発表していたマンガ作家たちが
絵柄を変えストーリー展開を落とし
”今の流行”に合わせている変化が悲しいけれど、
これも”その道”のプロを選んだ当然の帰結なんだろうな…。

あとは記録をサボってたので思い出せない…。(笑)
文句ばっかりでごめんなさいましまし。
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19 風雲

2006/06/11 19:59

斎藤美奈子『物は言いよう』
これは休刊した雑誌『噂の眞相』に連載されていたコラム「性差万別」をボリューム&パワーアップさせたものだそうです。
その時々の政治家・ニュースキャスター・作家などなどがうっかり口走ってしまった「それって女性差別?なんじゃないの?」な発言を取り上げて考察したもの。
流石に「あーそういうこと言って辞めざるを得なくなっちゃった人いたいた」な部分ありますが、まだまだ事例にはことかかないのが実情なわけで。
自分自身が「女だから」「○歳だから」「××だから」と安易な理由をつけて判断していないか、考えさせられますね。
まぁ一本筋の通ったかっこいい人にはなかなかなれんもんですが。

今井恭子『月族』
これまたマイナーな所(海竜社)から出ているデビュー作品。
でも表紙は天野喜孝(大物だー)。
何か感じて月を見上げたことがありますか?
月を見ながら泣いた事は?
月に惹かれる人、これ皆月族の末裔……
となかなかくすぐってくれます。
主人公は恋を知らない19歳の女子大生。ひょんなことから心臓に爆弾抱えて家から出られない青年の話し相手になります。
彼が語るのが、長くせつない月族の愛の物語。
……といってもなんだかオリエンタル竹取物語のような気がしてきます……
妙に期待したのが悪かったかもしれません。
削除キー   

20 てんころ

2006/06/12 21:31

「陰日向に咲く」劇団ひとり 読了!

面白かったです!さくさくっと読めちゃいます。
先の読める話もあるけど、笑って楽しく読めました。
2話目のミャーコの話にやられました。
ちょっと、目にじわっとくるものが・・・。
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21 しん

2006/06/13 16:12

東野圭吾「同級生」「予知夢」「犯人のいない殺人の夜」

一気に三冊読みました。
「同級生」以外は短編集です。
個人的に好きなのは「予知夢」かな。
他も面白いですが・・・
親友の恋人が好きになったり好きな人のためにつくすっていうパターンが好きな作家なのかなと思ったりします。
あと、話の進行役なのに秘密があってそれが話のキーになってたりするのは少しアンフェアかなと少し感じましたね。
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22 ウイング妻

2006/06/13 23:17

「ダ・ヴィンチ・コード」ダン・ブラウン著、読了。
前作の「天使と悪魔」よりは読みやすく、最後はアット驚かされました。
ダ・ヴィンチの絵にまつわる話は、おもしろかったけど、
活字だと想像できにくいですね。
以前、特集をしていたので、そこは見なくてもなんとかわかったけれど。

ただ、宗教的な違いでしょうね。
そこまで秘密を守らねばならないのか、わかるようだけれど、
ちょっとぴんとこないのですよね。

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23 

2006/06/14 00:41

久しぶりの書き込みです。お勉強の本いっぱい買っちゃったので、読書の中の小説の比率が落ちています。

S.J.ローザン「ピアノ・ソナタ」
大御所様に薦められて読んでみたらはまってしまったシリーズです。
ストーリーも良いし、出てくるキャラがそれぞれ個性があって活きている感じがしました。
(最初の殺人の犯人って結局誰なんだろう。ぼかされてて良くわからなかったんですが、、、汗)
描写も上手だなぁと思いましたけど、これは訳者のおかげ?結構、場面をしっかりと想像しながら読むことができました。
トリックとか、どんでん返しなどは特に無いですが、ストーリーが良くできてるので引き込まれますね。良書だと思います。
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24 ウイング妻

2006/06/15 22:40

「彩雲国物語 はじまりの風は紅く」雪乃 紗衣著、読了。
マ王シリーズを読み終えるまでは、と、ジット我慢。
で、ようやく読める、と思ったとき、間違って2巻を持ってきてしまい、読めなかった、といういわく付き。

でもねすっごくおもしろかったです。
秀麗ちゃんが、はつらつとしていいですよね。
最後は、「オヨッ」と思うところもありました。
次が楽しみです。
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25 風雲

2006/06/18 17:21

壁井ユカコ『キーリ\ 死者たちは荒野に永眠る 下』
シリーズ完結編です。
いまさら気がつきましたが、サブタイトルは1巻とほぼ一緒。
読み方は一緒で、1巻は「眠る」だったのが「永眠る」になってるんですね。
あー終わったんだなぁ……としみじみ。
回を追うごとにぼろぼろになっていった不死人ハーヴェイと兵長。
もういいよ。ずっとずっと一緒に居たかったけど、もう休んでいいよ。
そんな気持ちがわかるラストです。
登場したたくさんの人たちそれぞれが、また何がしかの想いを抱えて、あの砂の惑星で生きていったんだろうな……。
最初からわかっていたことではあるのだけれど、それでも過ごした時間は消え去ったりはしないから。
見えなくたって持っていられるから。
だから今日を明日を、生きてゆけるのでしょう。

小路幸也『そこへ届くのは僕たちの声』
えーと、ミステリ、ですかねー。
この人の書くものって「ミステリだよ」といえない感じです。
かといって「SFだよ」ともいえないし。
植物状態の人を奇跡的に起こすという<ハヤブサ>の噂。
全く意味のない誘拐事件。
それがリンクしていくことに気がついた新聞記者とノンフィクションライターと元刑事のお話。
面白かったです。
ラストあたりなどいいですね。つっこみどころもありますがさらりとまとまってるんじゃなかろうか。
そういうさらり感は嫌いじゃないですよ。
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26 ウイング妻

2006/06/18 23:02

「カウンセラー」松岡圭祐著、読了。
音楽療法を用い、不登校の児童たちの立ち直る手助けをしていた女性教師に、彼女の一家を襲った惨劇が彼女の人生を大きく変えてしまう。

少年犯罪を取り扱い、痛い話でした。
また考えさせられたけれど、すっきりしないな。
終わり方はよかったけれど、少年犯罪と、
それに対して取り組む警察の姿が、嫌な感じでした。
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27 たらこ

2006/06/21 23:28

喬林知「今日から(マ)のつく自由業!」読了

読みましたっ、ついに読んじゃいましたよー♪
同じクラスのとなりに座ってる子の机から、マ王シリーズが出てきたんですよ(笑
びっくりしすぎて、叫びました(爆
「持ってたのー!!!??早く言ってよーっっっ」って感じで(笑
いやー、期待以上に面白かったです♪
漫画よりも断然小説が良いですね(笑
話し運びが面白いー!ギャグが効いてます♪
ギュンターの容姿と性格のギャップも良かったです(笑
コンラートはまだ過去に秘密がありそうですねー。
本来、これは一巻完結で発売されたんですか?
そりゃ、読んだ人は続刊希望するでしょ(笑
ってことで、次の巻もどんどん読んじゃいますよーっ。
わーい。
久し振りに、ラノベにどっぷりハマりそうです♪
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28 ウイング妻

2006/06/24 08:04

「嫁洗い池」芦原すなお著、読了。
「ミミズクとオリーブ」の続編です。
作家と妻と同郷の刑事さん。
3人の会話が面白かったです。
一番うけたのが、事件現場を検証するため、作家と刑事が向かうとき、プリクラを見かけるところ。
作家が厳つい顔の刑事とショットで撮る件は、笑ってしまいました。
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29 風雲

2006/06/24 15:19

笹公人『念力姫』
一応読んでみた。今回タイトルになっている念力姫は詩のタイトル。
1作目3作目と違うところは、詩やバンドで歌っていた歌詞が収録されているところですね。
なんか「わっかいな〜」という感じ。
面白い部分もあり(ちょっと)、意味わかんない部分あり(けっこう)、全部含めて「若い」と言えばちょうどよかろうか?という雰囲気。

柾悟郎『さまよえる天使』
長命人、人より300倍長生きするけれど、その分超低速でしか動けない。
そんな生きた人形状態の人びとにまつわる短編集。
まぁまぁだけどもう一息欲しいかなぁ……
『ヴィーナス・シティ』が「面白かった!」という印象が強いから、期待しすぎなのかな。
削除キー   

30 たらこ

2006/06/24 18:55

喬林知「今度はマのつく最終兵器!」読了

もー、電車やバスの中で読むの、大変ですーこの作品(笑
吹き出しそうになるの我慢して読みました(爆
特にギュンターの乱心ぶり!心の中で「やめてくれーっっ、わらかすのっ」って叫んでました(笑
この作品は、毎回日本に戻っちゃうんですねー。
びっくり。
王様業も大変だ(笑

次は、恩田さんの「チョコレートコスモス」がやっと借りれたので、読みます☆
ガラスの仮面のオマージュ作品らしいです。
さー、ちゃんと納得行く終わり方で書いてくれているかしら。。。
不安です(笑

削除キー   

31 風雲

2006/06/25 13:07

カレル・チャペック『ダーシェンカ』
犬好きのバイブル本として名高い作品です。私は猫派なのですが、一応読んでおこうかと思って。
・・・うわぁ失敗したー。
私が読んだ新潮文庫版は原書の第1章を省いてます。
後から第1章だけ取り出したものも出してるんだけど。
おまけにイラストの流れは左→右のものもちょくちょくあって、文章縦書きと相性が悪い。
今日地元図書館で割りと新しく訳者違い(出版社もだったかな?)で出たもの(タイトルが『ダーシェニカ』になってた)見てどーんとへこんだ。
新しく出てるやつはちゃんと横書きだし、全訳だー。
最初からこっちで借りればよかったー(T_T)

そして犬好きバイブルを読んだなら猫派バイブルも読まなきゃね、とポール・ギャリコ『猫語の教科書』借りようと思ったらなかった。ふう。
削除キー   

32 いろは

2006/06/27 17:50

最近すっかりロムラー化しております(笑)
あんまり本も読んでないし書き込めないぞ〜という日々です(汗)
ステキな本はいろいろ見つけてるんですが読了って言いにくい「見る本」に偏ってるもんで・・・。
「ボタン938」小坂直子著はタイトルどおりアンティークボタン938個の写真と説明の載った本です。
かわいいボタンや美しいボタンを眺めて楽しんでます。

他には「ナンシー関の記憶スケッチアカデミー 」角川文庫
出されたお題を記憶だけを頼りに絵に描いて投稿してもらった
素人さんの作品にナンシー関が絶妙のコメントをつけています。
実際、娘といろいろ記憶だけで絵を描いてみましたが
なかなか愉快な物になりました。
本に載ってる作品は、お年寄りパワーが炸裂してたりしてなんとも楽しいものが続々と登場してたりします。

「つい他人(ひと)に試したくなる読めそうで読めない漢字」角川文庫
最初の常識編では↑に相応しくないやんて思いましたが
だんだんと難しくなると頭を捻らねば判りません。
国の名前なんて特にわーかーらーーん!(笑)

とまあ、こんな本で遊んでます。
これからは、積読の山を消化せねばーー(汗)
削除キー   

33 ウイング妻

2006/06/27 22:58

「神々の憂鬱」茅田砂胡著、読了。
「暁の天使たち 2」です。
最初はちょっととっつきにくかったのですが、
スカーレットウィザードシリーズの人が出てくると、何か懐かしくなり、読む速度が速くなりました。
デルフィニアに出てきた人もいたけれど、暁の世界では、
ちょっと馴染めなかったです。
削除キー   

34 

2006/06/28 01:01

S.J.ローザン「新生の街」
リディアとビルの探偵シリーズ3作目です。
今回の主人公はリディア。
毎回話の傾向ががらっと変わるので面白いですね。
1作目⇒陶器盗難事件(ギャングの抗争など)
2作目⇒老人ホーム?での殺人事件
3作目⇒服のデザイン画の盗難からの殺人
また、舞台が日本の推理小説とは違って銃やギャングがどんどんでてくるのも、スリルがあって面白い点だと思います。
1作ごとに主人公がリディアとビルで入れ替わるので、リディアとビルがお互いのことをどう思っているのかがわかります。
くっつきそうでくっつかないんですね。これがまたじれったくて先が読みたくなってしまう原因かもしれない。

神林長平「今宵、銀河を杯にして」
惑星ドーピアで異星人と戦う戦車とその乗組員の物語。
初期設定がかなり強引で笑ってしまいました。
文章が独特で読んでいて面白いなと思う部分もありました。
ストーリーは決して異星人と戦うことがメインではなく、1台の戦車を中心にしたエピソードをまとまた感じです。
最終章は神林節といったらよいのかな? 生命(魂)と物質、機械のかかわりあいについての理論展開で終わります。

今は、神林長平「魂の駆動体」を読んでいます。これも神林節で面白いですね。
削除キー   

35 ウイング妻

2006/06/30 22:02

「ささらさや」加納朋子著、読了。
事故で夫を亡くしたサヤは、赤ん坊のユウスケと共に佐佐良の街へ移住する。
人がよくてか弱いサラは、騙されたり、とんでもないことに巻き込まれたりするけれども、そんなサラをほっとけなくて、他人の姿を借りてゴーストの夫が助けに来る。

不幸な生い立ちだけれども、でも、懸命に生きてゆこうとするサラと、優しく見守っている夫。
そして、事件毎に仲良くなっていく人々。
心温まる話でした。
よかったーーーーーー、です。
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36 風雲

2006/07/02 16:05

まとめてカキコ。

新世紀「謎」倶楽部『EDS 緊急推理解決院』
とあるクリスマスイヴ。名探偵たちは持ち込まれる謎に今日も大忙し。
二階堂黎人のハードボイルド幼稚園児しんちゃんも出てたりする、豪華執筆人勢揃いのアンソロジー。
石持浅海さんはやっぱりうまいなぁ。

太田忠司『レストア オルゴール修復士雪永鋼の事件簿(カルテ)』
腕の良いオルゴール専門レストアでうつ病に苦しんでいる青年が主人公。
想いの詰まったオルゴールを直しているうちに、人の、そして自分の、壊れた何かが再生していくお話。
太田さんの書く主人公は、けっこううつになりやすい感じ。

斎藤由香『窓際OL会社はいつもてんやわんや』
窓際OLエッセイシリーズ第2弾。
窓際窓際と言っても、名だたる大企業にお勤めなわけで、ねたになる人もいっぱいいるしいいなぁ……などという感想は僻んでいるのだろうな、やっぱり。

穂村弘+タカノ綾『手紙魔まみ、夏の引越し(うさぎ連れ)』
短歌集です。
ウサギ耳にパンツいっちょの女の子が赤いハイヒールをはいてリュックとスーツケース持ってるエロ可愛い系の表紙です。
どうやら手紙魔のまみという女の子からもらった手紙、という体裁のようです。
午前午後と手紙を出すまみ。
妹とウサギを連れて突如上京するまみ。
とにかく不思議少女まみ。
……穂村弘、何者?

現在は職場の同僚に勢いで借りた『ダヴィンチコード』文庫版の上を読んでます。
おお、ヒロイン頭いいなぁ。

Qさんがちゃくちゃくと神林ワールドに遊んでいる〜♪
こうしてみるとローザンも面白そうだなぁ〜
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37 mamath

2006/07/02 19:55

あう、2時間のカキコが…。
しばらくアクセスしないと名前が消えるのね…。

「魔法ファンタジーの世界」★★★★★
「軽症うつ病」
「あなたに不利な証拠として」★★★★☆
そのほか篠原烏童・中山星香。竹宮恵子・田村由美の漫画など見て
レイズアップをはかりおりはべり。
田村由美の「きねづかん」は絶品〜。

妻さん
「彩雲国」読み始めてくれてよかった。
私のは寝たきりの姑の世話をするために「図書館に行けなくなった」と言っている友人に貸すことにします。
(送ろうかどうしようかって迷ってたのです)

KAOさん
「からすが池の魔女」そちらに行ってませんか?
あったらシェパードと一緒にお返し願いたいのですが。

15日にBELLNEさんの個展を見に東京に行きます。
パパスつきなので(何でだ?!)みんなと遊べませんが
本屋などでお見かけしましたらよろしく〜。
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38 かなめ

2006/07/03 16:27

昨日、アンドレア・ロック著「脳は眠らない 夢を生みだす脳のしくみ」読了。
少し前に新聞の新刊案内で見掛けて面白そうだな、でも読み切れなかったらアレだしなー、と思って図書館で借りてみた。
面白かった。

とても。

とてもとても。

今年上半期で一番って言って良いくらい。

他の小説家のみなさんごめんなさい。わたしはやっぱり人間の脳みその方が面白いと思ってしまいます。
・・・って言ってもたぶん、書き手と翻訳家が素晴らしいからこれだけ面白いと思えたのではないかな。何しろ翻訳物が駄目なわたしが読み切れたんだし(笑)
作者は脳研究者とかではなくジャーナリストなので、その分素人にもわかりやすく「夢」を見る仕組みとその研究の過程をまとめてくれてます。
自分が寝ていると思っている夜の間も脳は眠らず、一所懸命仕事をしている。それを考えると人間ってスゴイなって思えます。

一つだけこの本に欠点があるとすれば、図表が殆ど無いこと。
脳の中の部位なんてろくろく覚えてないから、文章に出てきたらこの辺、って判る表が欲しかったな。辺縁系ってどの辺ですか、この辺ですかね。
まあ無くても内容に差し支えない書き方されてるから良いんですけどね。
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39 ウイング妻

2006/07/04 21:10

「グイン・サーガ72 パロの苦悶」栗本薫著、読了。
とうとう、大ボスが動き出した、っていう感じですね。
でも、何か私までも毒気に当てられた感じです。

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40 

2006/07/04 23:12

神林長平「魂の駆動体」
車の設計の話などが結構でてくるので、わからないところは全くわかりません。そんな部分はなんとなく雰囲気で読みました。
車を作りたいと思っている老人の魂が、未来(もしくは仮想世界?)でそれを実現するといったお話。僕は好きですね。
神林先生の本には、毎回仮想世界(マトリックスみたいな世界)のお話がでてきますね。
今自分のいる世界が仮想世界だったら?
神様って本当は仮想世界の外の人間たちだったりして?
とか、考えてみると少し不思議な感じになります。
まぁ仮想世界だろうがなんだろうが毎日精一杯生きるしかないんですが。

S.J.ローザン「どこよりも冷たいところ」
リディアとビルの探偵シリーズ4作目です。
今回の主人公はビル。
今度はビルが建設現場のレンガ職人になって潜入操作です。
描写がわかりやすくていいですね。必要十分な描写というか。
場面の雰囲気はしっかり伝わってくるけど、ぜんぜんくどくない。
今回も何回かビルがピンチになるんですが、その都度リディアが助けに入ります。けどビル曰く「そんな関係じゃないんだ」なわけで、相変わらずじれったくて面白いです。

さて、次は久しぶりに森博嗣先生です。
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41 ウイング妻

2006/07/07 21:07

「そして二人だけになった」森博嗣著、読了。
偶然にもQさんと同じ森先生でしたね。

全長4000メートルの海峡大橋を支えるコンクリートの巨大な塊。内部に造られた窓ひとつない空間に集まった6名。
ログラムの異常により海水に囲まれ完全な密室となり、この中で殺人事件が・・・。

途中までは謎が謎をよんで、気になって読み進めていきました。
確かに、読みやすかったです。
でも、終盤にはいると、わけがわからになくなりました。


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42 風雲

2006/07/07 22:04

井上夢人『The TEAM』
テレビ番組で有名な、盲目で耳も聞こえない百発百中の霊媒師……の裏には依頼者の生活を探る仲間がいる、という設定。
「金縛りにあう」「幽霊の声が聞こえる」そう訴える依頼者たちの生活を覗いてみれば、実は。
連作短編です。
なかなか楽しめました。
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43 風雲

2006/07/09 16:20

枡野浩一『かんたん短歌の作り方(マスノ短歌教を信じますの?)』
枡野さんは、とにかく57577で、誰でも共感できる気持ちを、日常語で歌うべし!という信念の人。
かんたん短歌はかんたんに作れる短歌ではないのです。
とはいえ知り合いの歌とかで内輪受けっぽいものも、それはそれで許容したりしてますが。
10年以上前に『キューティ・コミック』に連載されたコーナーなので、当時の若者に向けてちょっと媚びてみた(本人がそう言ってる)文章が今見るとイタイけど、現代短歌入門書の1冊としてはよいと思います。
このあいだ読んだ穂村弘の名前もちらりと出てきてびっくり。
かぶってくる人名をつなげていけば、ジャンル読みの幅が広がりそうな予感。

松尾由美『安楽椅子探偵アーチー』
主人公は小学5年生の男の子。
誕生日の日にディスカウントストアでゲーム機とソフトを買いに行く途中、骨董屋の店先でみつけたアンティークチェアを買ってしまう。
なんでって、誰もいないのに、そのへんからため息が聞こえたから……。
椅子がしゃべります。おまけにシャーロック・ホームズばりに推理します。
つまり正真正銘安楽椅子探偵登場です。連作短編。
最後の話はちょっとなぁな部分もありますが、小学生と喋る椅子というのがいい感じです。
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44 ウイング妻

2006/07/09 23:04

「彩雲国物語 黄金の約束」雪乃紗衣著、読了。
おもしろいですよ。
読んでいて、声を上げて笑ってしまいました。
家だったので、よかったけど。
劉輝ちゃんの健気さがいいですよね。
でも、なんかタイミングが悪く、報われない感じですが。

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45 mamath

2006/07/10 22:08

妻さん
彩雲国、面白いですよね〜。
つい最近脇明子の「読む力は生きる力」と「魔法ファンタジーの世界」を読んで、
最近流行のラノべやゲームや絵本に、なじめない理由が、
あ、そういうことだったんだって納得してたりするんですが、
そのなかで、切り捨てられないラノベの一つとして彩雲国は残ります。
ありえない設定とか(美男だらけ、主人公万能とか。笑)、文脈が〜とか、繰り返し表記だ〜とかを乗り越えて(おい)、
まっすぐ進んでいくパワーとか、ある意味めちゃめちゃ可愛い劉輝に頑張れ〜って応援したくなるんです。

最近読んだ本
篠原烏童「純白の血」「セフィロト」他数冊。
脇明子「読む力は生きる力」岩波書店(妻さんにお薦め)★★★★★
岡田淳「不思議の時間割」★★★★★
「読む力は生きる力」を読むと、児童書のイラストの重大さがよくわかるんだけど、(以前わざわざ東京まで読みに行った児童書の
イラストが”手がぐるぐるだった!”っていうのも再納得)
どーしてこんな、本文の内容を壊さずそれ以上のイラストがつけられるんだって思ったら、作者がイラスト描いてた…ははは。
(ええ、表紙には絵と文岡田って書いてありましたともさ…
おまけに小学校の図工の先生ってのも今回初めて知った。あう)


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46 まりかちゃ

2006/07/12 00:42

Qちゃんが、ローザンにはまっているのが面白い(笑)
自分で薦めたくせにね。
いや、それほんと面白いでしょう?
レンガ職人やってるビルさんがね〜。いいよね〜。

いろいろ読んではいるんですが、ちょっと忙しいので一冊だけ。

「ひまわりの祝祭」藤原伊織。
なかなか渋めの推理小説。ちょっとハードボイルド入ってるかな。
展開が意外で、ほう〜って感じでした。
奥さんに自殺されてやる気のない毎日を送っていた男がある日いきなり鳴った一本の電話のあと、訪ねてきた友人にカジノにつれいかれ、そこから彼の静かな生活がゆっくりと崩壊していくのです。
けっして多くは語らない主人公ですが、相手の話を良く聞き頭の良い主人公に仕上がっていて好感が持てます。
温かい牛乳とドーナツというヘンな食事しかとらない変わり者。
そこにファン・ゴッホの「ひまわり」が絡んできて・・・

さて、どうなる?(笑)

ちょうどバブルがはじけた頃に書かれた本だと思います。
かなり個性的なキャラクターが丁寧に描き分けられていて、かなり巧い作家だと思いました。
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47 

2006/07/12 01:42

森博嗣「τになるまで待って」
結局殺人犯がわからなかったんですが、、、??
特に感動も無く読了。トリックも予想不能すぎたためか、種がわかっても「あ、あれかーあれが伏線で、、、もう少しでわかったのになぁ」などの悔しさが全く無い。

森博嗣「レタス・フライ」
短編集です。今までのシリーズの人がでてきて、その人を知っていないと謎が解決しない話があります。
多くの人がなんのこっちゃ?で終りそう。。。

森先生の新シリーズは面白いのかなぁ。どうも惰性で読んでしまっている気がする。

何か面白いのないかなぁ。
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48 ウイング妻

2006/07/13 21:55

「Q&A」恩田陸著、読了。
都内郊外の大型商業施設において重大死傷事故発生。それについて、「Q&A」のかたちで話が展開していく。

短編のかたちで話は展開していき、中には、ブラックユーモアがきいたものもあった。
でも、質問者が同じ人、でないし、謎解きもされてないまま、
という感じでした。
最後の話も、何かいやーな感じでしたし。

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49 風雲

2006/07/16 17:40

東川篤哉『殺意は必ず三度ある』
鯉ヶ窪学園探偵部シリーズ第2弾。
へっぽこ推理の三馬鹿と駄洒落名刑事コンビのユーモアミステリ。
今回は野球見立て殺人です。
野球とミステリというと青井夏海『スタジアム 虹の事件簿』が浮かんでしまうのですが、全然雰囲気違うしね。
このシリーズはどうにも主人公たる探偵部のへっぽこぶりを楽しむもののような。

松尾由美『ハートブレイク・レストラン』
タイトル、ピンクの表紙、帯の「恋愛ミステリ」……なんかしっくりこない。
たぶんこの3点だけでぱっと買ったり借りたりしたらだまされた感があると思うよ。
ちょっと客の少ないファミレスが舞台。
そこの常連のフリーライターの女性が見聞きした、少し不思議な事件を解くのは、そのファミレスに「いる」キュートなおばあちゃん。
連作短編で、主人公がそこで気になる男性に出会い最後には一歩を踏み出すわけで、恋愛ミステリといえなくもないですがー。
このファミレスの店長山田さんいい味出てます。
すごく丁寧な喋り方する人なのに、平日の装いがおかしいよ(^_^;)
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50 風雲

2006/07/17 11:57

渡瀬草一郎『空ノ鐘が響く惑星(ほし)で 3』
面白くなってきました。
イカれた第二王子の速攻即位と邪魔者の捕縛によって宮廷に動揺が走り、昨日の友は今日の敵。
目を覚ませ! こうするしかないんだ! とあちらこちらで別れていく人生。
イカれる前の第二王子のエピソードもちょっと入っていて、発端は悪いヤツじゃなかったのか……でもイカれちゃったよ……ってもしかしてフリ??と気になります。
これが計算だとしたら、なんか聖伝の帝釈天みたい。
誰にも真意をわかってはもらえないけれど、心を捨てて全ての悪にまみれる、のか?
そんな中、主人公の第4王子フェリオくんと神姫の妹司祭ウルクちゃんはほほえましくもいじらしいですよ。可愛いねぇ。
でもなんか、二人が進む道は道義的には正しいけれど世界情勢上マズイみたいよー?
邪魔がいっぱいはいりそうだぞ、頑張れフェリオ。

大倉崇裕『ツール&ストール』
初読みです。
有栖川有栖が解説と帯を書いてます。98年の小説推理新人賞受賞作。
主人公白戸修はものすごくお人好し。殺人容疑をかけられた友人に駆け込まれ、怪我をした別の友人には怪しげな深夜バイトのピンチヒッターを頼まれ、銀行強盗の人質にされ、万引き犯に仕立て上げられ、ととにかく日本一運悪く事件に巻き込まれる。
でも、あれれ、もしかして?で事件を解いてみちゃったりして。
ほのぼのまったりぼんやり探偵です。
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51 mamath

2006/07/17 12:04

は〜、年取るってやぁねえ…。
いえ、さっきまで飲んでたジンジャー・チャイってのが入ってる
マグカップが見つからなくって、探しまくって、
飲みかけのマグカップ誰かが引っ掛けて転んだりしなきゃいいんだけどとおもいつつあきらめたりしたんですが。
流しの水切りにあるあれ、さっきも見たけど、あれ違うよなって
ん〜〜〜〜〜〜と考えると、そういえばさっき洗ったような気がする、
底にこびりついた茶色の粉(インスタントなので)を苦労してこそげたような…(笑)あう、この記憶力の衰えはホントニモウ!!って感じです。(笑)

というわけで(ちが〜う!)「心の旅路」ジェームズヒルトン、読了。
人生に二度記憶を失い(第一次世界大戦の時に被弾した際ともう一度)、時を経て記憶と人生を…。
映画で有名なこのストーリー、メロドラマと思って読んだのですが
なかなか上質なミステリー、いやそれ以上に”小説”で★★★★でした。
終戦時の奇妙な興奮とか、日本の画き方とは一味もふた味も違います。
いくつも書き留めておきたい言葉があるのですが、書き留めても
たぶんそれごと忘れるので(爆)、一つだけ覚えることにしました。
”死者は死者だ”とう言葉。
終戦、それがどうしたというんだ、死者は死者だ、よみがえることは無い…という文脈の中で出てきたはずなんだけど。
(もう探せなかったりする…笑)
”作家になろうという特別の野心のためにではなく、いいたいことがあったから書いた”との、作中で作家になった登場人物をあらわしたこの文がこの作者の熱気を言い表しています。
みて太さん貴重な本を貸してくれてありがとうございます。
「グラント船長の子どもたち」等とお返ししますので、もう少々おまちくださいね〜。
「グラント船長…」は読まずにお返しします、「心の…」も目が辛くて読むのに時間がかかりました、最近は本を読んだりDVD(つまりは電子的な画面なのよね、PCと同じで)を長時間見てると右目が開けられなくなってくるんです。
あ〜もう、年取るっていや!!(ぐちってもしょうがないんだけどね〜。)

6時半名古屋乗車、21時半東京乗車というハードスケジュールの
車中のお供は「心因解剖捜査官」島田一男。
★☆☆☆☆。
ま〜、そういう時代だったってことなんだけど…女の扱いや、あまりにくだらない殺害原因と人間関係にげっそり。
(なぜ積読に入っていたのか不明なんだけど、ひょっとして島田間違いかも…)
”気をつけよう暗い話と甘い評”一句。(こらこら)
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52 ウイング妻

2006/07/18 07:59

「ミッキーマウスの憂鬱」松岡圭祐著、読了。
ディズニーを舞台に描かれていたので、ディズニー意気に合わせて読んでみました。
でも、最初、何か夢を壊してしまいそうで。
きれいなお花畑をズタズタなにも感じず行く、という感じを受け、嫌な感じでした。
最後は、主人公も成長し、いいおわり方だったけど。
ディズニーで読むのは、少し気が引けました。
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53 

2006/07/18 22:12

アーサー・ランサム「長い冬休み」
ちびちびと少しずつ読んでいたんで、読み始めてから読み終わるまでかなり時間がかかってしまいました。
今回から新メンバーが二人参加です。
都会育ちの少女(姉)と少年(弟)のD姉弟です。姉はお嬢様っぽい感じで料理とか裁縫とかは苦手な感じ。弟は天体観測や数学が好きな秀才メガネ少年。
二人は湖でボートに乗って遊ぶ六人(ジョンやスーザン、ナンシイたち)を目撃します。自分たちの経験したことの無いボート遊びやキャンプをする少年たちが羨ましくてちょっと嫉妬してしまう二人。
ジョンたちに近づくきっかけが無い二人は、夜に天体観測をしている時に懐中電灯を使った交信を試みます。(ジョンたちの農場とD姉弟の農場はお隣さん)懐中電灯で合図を送ると、、、向こうからも合図が返ってきた!
ここから、六人と二人の長い冬休みが始まります。

新入り二人が六人に打ち解けていく様子が本当にリアル?に表現されています。今までは夏休みの話でしたが今回は冬休み。帆船はでてこないですけど帆を張ったソリがでてきます。
最後はちょっとハラハラする展開になりますので読むスピードもあがりました。

次は五巻〜 先は長し!
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54 ウイング妻

2006/07/20 22:08

「グイン・サーガ73 地上最大の魔導師」栗本薫著、読了。
100巻に向けて、といっても、すでに100巻は超えているのですが、動き出した、という感じです。
少し先をカンニングしているだけに、ああなるのに、やめときよ、
なんて、言いかけてしまいます。

でも、地上最大の魔導師って、自分で名乗っていて、
最初の頃と比べて可愛い印象を受けましたよ。
魔導師さん。

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55 しん

2006/07/20 22:16

「天使と悪魔」ダン・ブラウン著
私自身はキリスト教には詳しくないんですが面白かったです。
2作目の「ダ・ヴィンチ・コード」と同じくハマル人にはハマルけど無理な人は無理なのかもですね。
作風が同じだから。

話の展開も同じで暗号を解きながら犯人を追いかけるっていうのも同じなんですがここは好意的に解釈して様式美としておきましょう。

ただ、途中でわけがわからなくなって少し読み飛ばしましたけどね(笑)

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56 風雲

2006/07/24 20:02

ラノベ2冊続き〜
桜庭一樹『GOSICKU その罪は名もなき』
図書館塔で日がな一日読書したりマカロンをほおばったり極東の留学生をいじめたりして過ごしている天才美少女ヴィクトリカ。
とある事情で学園から出ることがかなわない彼女だが、新聞の3行広告を見て学園を抜け出した!
閉鎖的な村の夏至祭で起こる不可解な殺人事件と過去の事件が、ヴィクトリカによって真実の姿を現す。
富士見ミステリ文庫を初めて読んだのが時海結以の時代物サイキックロマンだったので、「ちゃんとミステリしておるな、よしよし」とか思ったりして(^_^;)
ヴィクトリカと彼女に振り回される一弥君の仲のよさは微笑ましいかぎり。

雪乃紗衣『彩雲国物語 藍より出でて青』
今までのストーリーのはざまをちょこちょこと縫う短編集。
春姫×克洵カップルは楽しいですね。
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57 ウイング妻

2006/07/26 20:59

「百鬼夜行 陰」京極夏彦著、読了。
短編で、京極堂シリーズで出てきた人もいた。
でも、どの作品かはわかるんだけれど、その人はどうなったか、
覚えてない。
主人は「だから読み返すんだ」というけど・・・。
私は再読しないかも・・・。
「狂骨」は読了するのに43日かかったし、「鉄鼠」はなんか閉じこめられる感じがして、閉所恐怖症じゃないけど、
せまいのこわいよーーー、という感じ、なので。
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58 たらこ

2006/07/28 00:18

恩田陸「チョコレートコスモス」読了

この作品、なんとガラスの仮面のオマージュです!!!
恩田さん、大好きなあまり・・・ついに演劇物に手を出してしまいました(笑
でも、文章になっても演劇の熱さはすごく伝わってきましたよー。
面白かったです。
スラスラ読めました。
ただ、終わり方が気になる感じで終わってます。
中途半端な感じなんですよね(爆
なので、こんな終わり方が許せない人にはオススメは出来ないかも。。。
あと、主人公(ガラスの仮面で言うとマヤ)の演技力も、人間業とは思えないので、そこも気になる方は無理かも(笑


畠中恵「おまけのこ」読了

今回もおもしろかったですーっ。やっぱりこのシリーズ大好きです♪
鳴家が可愛いのなんのって☆
まるで、一寸法師みたいな川の旅をしたり・・・、ふっ飛ばされちゃったり(笑
真珠を「お月さま」って言っちゃうあたりが、もーたまんないですっ。
家にも一匹欲しい(笑
でも、家鳴ってないしなぁ・・・居ないんだろうなぁ(爆
次の巻、「うそうそ」も早く読みたいっ。
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59 ウイング妻

2006/07/28 20:30

「チョコレート工場の秘密」ロアルド・ダール著、読了。
感想は、児童書の方に。
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60 風雲

2006/07/29 12:04

東川篤哉『交換殺人には向かない夜』
烏賊川市シリーズ。
相変わらずばかばかしいネーミングセンスの地名がツボ。
盆蔵山とか奥床市とかー(^_^)
そして「キャラ」としかいいようのないキャラクター。
天然お嬢様はときどき暴走し、恥ずかしさのあまり叫び(なんでやねん)、美貌の女優は赤いドレスでアクセル全開。
びばB級。

米村圭伍『紅無威(くれない)おとめ組 かるわざ小蝶』
書店で見かけてから気にはなっていた。米村圭吾作品、ということもあるけど、帯のあおりが「大江戸チャーリーズエンジェル」……表紙もそんなかんじだよね(^_^;)
チャーリーズエンジェル通して見た事はないけれど、強くて可愛い恋多き女たちが大暴れするコメディと認識してます。
あーそんな感じそんな感じ(^_^)
テレビ時代劇の必殺仕置き人かなんかで「時代劇でそんなもん出していいのか!」みたいなのがあったと思うんだけど、それだよこれ(笑)
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61 ウイング

2006/07/30 00:07

「龍臥亭事件」島田荘司 読了。
長くかかったけど、読みごたえがありよかった。
御手洗さんが不在ということで、石岡さんが1人謎にとりくむ。
事件は密室ありの連続猟奇殺人。30年前の「八つ墓村」を彷彿させるような事件もからみ、犯人も謎もさっぱりわからないまま読み進む。
後半は30年前の犯人側からの視点で書かれていて、物語に深みを与えると共に、その後の伏線にもなっている。
犬吠里見さんは、ここで初登場するのかと初めて知る。
御手洗さん抜きということで、ちょっと心配しながら読んだが、
石岡さんもよくがんばっていて、なかなかよかった。

次は、「グイン・サーガ78 ルノリアの奇跡」栗本 薫。
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62 ウイング

2006/07/30 08:39

>30年前の「八つ墓村」を彷彿させるような事件

60年前でした
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63 風雲

2006/07/30 16:04

ジル・チャーチル『闇を見つめて』
グレイス&フィーバーシリーズ第3弾。
転落貴族の兄ロバートは、使われていない氷貯蔵小屋を解体しようとしてミイラ化した死体を発見。
妹リリーも婦人会絡みで殺人事件に巻き込まれる。
当時の風俗を交えつつ進むこのシリーズ。なかなか興味深くはありますが、タイトルにインパクトが感じられないんだよなー(私が無知なのかもしれませんが)。
ジェーンシリーズは出ないし……。
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64 まりかちゃ

2006/07/30 16:34

>ウィングさん、

その事件を元にして「八つ墓村」は書かれたんですよ〜。
実際あった事件だったはず。
と思うと、昔も結構コワイ事件はあったのだな。

同じ事件を元にしてますが、横溝と島田斬り方が違いますよね〜。
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65 そらたろう

2006/07/30 18:49

マシュー・スケルトン「エンデュミオン・スプリング」読了。
わー、ここに書くのどれくらいぶり?(笑)
それくらい面白かったってことで。

「未来を予知し、過去を知る能力。子どもたちの悪夢を現実にする機会」を有し、「望むすべてのものを手に入れる鍵」である『最後の書』を巡る物語です。
主人公の少年がオックスフォードの図書館でなにも書かれていない『空白の本』を見つけることから始まるこの物語、満足です。

題名と装丁と訳者で気になって読んだんですが、当たりで嬉しい(笑)
本屋では児童書のコーナーで見かけましたが、借りた図書館では一般書のコーナーにあったのでカキコはこちらへ。
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66 そらたろう

2006/07/30 19:10

書き忘れ。
文章のそこここに、オックスフォードで書かれた児童文学(だけじゃないかも)にまつわるモノや言葉が出てきて、それを探すだけでも楽しいかもしれません。
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67 ウイング妻

2006/07/31 19:06

「ぬしさまへ」畠山恵著、読了。
「しゃばけ」の第2弾です。
体が弱いために甘やかされて育ったのに、健気な若旦那、一太郎の姿がいいですね。
今回は、手代の仁吉の思い人について書かれていた。
好きな人はいるけど、その人には別な思い人が。
でも、ジット見守っている仁吉さん。
ああ、せつなか・・・。

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68 しん

2006/07/31 21:27

壁井ユカコ「キーリ\ 死者たちは荒野に永眠る 下」

キーリシリーズの完結作です。
なんか前半は何が書いてあるのか殆ど理解出来ていませんでした。
上巻の内容を少し忘れているっていうのもあるかもですが・・・。
私が苦手な文章の中に抽象的な表現で場面の状況が理解しにくい感じの文は苦手なんです。
後半になれば読みやすくなって終わるんですが、最初から終わり方は決まっていたらしく綺麗に終わっています。
最後はこの作品らしく少し寂しい終わり方だったのかなと個人的には思いました。
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69 ウイング妻

2006/08/01 21:38

「グイン・サーガ74 試練のルノリア」栗本薫著、読了。
伝説的な魔導師が登場します。
でも、ナリスくんの生い立ちはかわいそうでしたね。
だからひねくれてるんだ、とナリスくん自身がいってたけど。

いよいよ話は佳境にはいる、という感じですね。
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70 fool

2006/08/01 22:04

「図書館戦争」有川浩 読了

−公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる法律として「メディア良化法」が成立・施行された現代。
超法規的検閲に対抗するため、立てよ図書館!
狩られる本を、明日を守れ!

いや、好きな作者だったのもあるものの、この煽り文句に買わされてしまったような・・・(笑)
面白かったですよ。例え舞台が図書館でも軍隊が出てくるのがこの作者です。
ただ登場人物の性格やら物語上での役割やらが、どうも今までの作品と被ってしまってるでしょうか。良い意味で、今までとは毛色の違う作品も書いてみてもらいたいなと思いました。
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71 たらこ

2006/08/01 23:19

乙一「銃とチョコレート」読了

乙一さんが、久し振りに新刊を出したということで、図書館でさっそく予約をして読みました☆
ミステリーランドからの刊行ということもあり、いつになくキャラクターの作り込みが丁寧で良かったです。
ストーリーの展開も、今までにない形で新鮮でしたし。
せつない系乙一から、また新しい分野を開拓?した感じでしょうか。
ただ、子どもに受けるかどうかは疑問です(爆
絵もかなり怖いし(目がイッてます・・・泣)、内容もやっぱり乙一さんの作品だけあって残酷なシーンも結構あります(殴るし殴られるし・・・血とか・・・!!!汗)
あと、変にひらがなを使おうとして。。。逆に違和感があったりとか。
まぁ、総合的には楽しめる感じでしたよ。

次は伊坂幸太郎さんの「重力ピエロ」です。
この人は追っかけたい感じ。
でも、まだ3冊目なんですよねぇ。。。
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72 ウイング妻

2006/08/02 19:20

「彩雲国物語3 花は紫宮に咲く」雪乃紗衣著、読了。
長年の夢を叶え、彩雲国初の女性官吏になった秀麗。
妬みも受けるけれど、助けてくれる人もいる。
陰ながらだけど。
それにしても、劉輝ちゃん、大人になったね。
なんかたくましく感じました。 
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73 かなめ

2006/08/04 22:52

渡辺信一郎著「江戸の性愛術」読了。
新聞の書評でこの間見掛けたので読んでみた。
「江戸の〜」というタイトルなので現東京の江戸かと思いきや、正しくは<江戸時代の>でした。良く判んないけど、なんかがっかり。
そして本編は半分ほどで、後半分は関連のまた別の内容でした。長編だと思って読んだら中編二本だったよ、って感じですこし消化不良。オマケに文献を引用してる部分が二文字下げているだけで少し判りづらい。一行開けるとか、フォントを変えるとか括弧書きにするとかして欲しいな。文章もイマイチ。
内容ですか?面白かったよ。大笑いしました。
作者はなんか「驚天動地」くらいの言い様ですが、別に大騒ぎするほどじゃないと思う(ついでに著者の解釈が間違ってる部分も発見してしまった)
何の本か知りたい人は、検索してみて下さい。ちょっとここでは書けません(笑)
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74 ウイング妻

2006/08/04 22:56

「ガラスの大エレベーター」ロアルド・ダール著、読了。
感想は、児童書の方に。
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75 風雲

2006/08/05 09:56

今週は月末月初処理の残業続きで死んでいた風雲です。
わーカキコがいっぱい。

>そらたろうさん
割と最近出たヤツですよねー気になってたんですよ。
でも『ヒストリアン』(まだ読めてないし……)がヒットした後なので、また本がキーワードで出てくるのか、大丈夫かいなとも思ったりして。
オックスフォードというと、ライラの冒険シリーズでも出てくるし、イギリスは児童文学にとってはずせないところ。
ちょっと期待が高まってきました。

>しんさん
おひさしぶりです。キーリシリーズ読んでたんですねー!
確かにこの作品、終わり方がちゃんと決まっていて、作者も読者も思ったとおりの綺麗な終わり方でしたね。
裏切らない終わり方というか。それが嫌な人もいるかもですが。
荒涼とした原野・砂漠、廃墟の乾いていて物悲しいイメージが好きな人にはイケルと思いました。

>foolさん
あ、やっぱり被るんですね。軍隊出てこないのを書かないと脱皮できないかもしれませんね(^_^;)

>たらちゃん
ミステリーランドは正直子ども向けとは言いがたいのがけっこう入ってるんですよね。
しかし過去の児童書でも絵本でも、気持ち悪いものがけっこうあったりして難しいところです。
大海赫(おおうみ・あかし)という作家の作品は、とにかく子供心にキョーレツに怖さ気持ち悪さが残るようで、ここ2〜3年復刊しまくってます。
ミステリーランド作品がトラウマになるぐらいのレベルかと言われるとそうでもないかもしれませんが(何せ全部は読んでないし)

>妻さん
劉輝がたくましく見えるのは2巻の彼がおバカだったからではないでしょうか(^_^)

>かなめさん
がっかり感がよく伝わってきますー。江戸という単語は曲者ですね。
そもそも平安時代とか江戸時代とかいう言い方は後々の歴史学者の区分だもんね。
明治以降は歴史学者も文学者も近代・近現代・現代とかで大雑把にくくったりするし。
遠い将来もっと長いスパンで○○時代って呼ばれるのかなぁ……なんて考えてしまいました。
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76 風雲

2006/08/05 10:03

眠気と戦いながらなんとか読めた1冊。
草上仁『文章探偵』
主人公はカルチャースクールで講師を務める中堅作家。
文章の癖(言葉の選び方、誤字脱字など)から書いた人を当てる文章探偵術を駆使して、自身が巻き込まれた事件を解こうとします。
SF作家の初のミステリ作品。
まぁまぁ面白かったです。
でもなんとなくアンフェアな感じがしないでもない……。
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78 fool

2006/08/06 19:49

「アナザーホリック ランドルト環エアロゾル」西尾維新 読了
自身のあやかしを視る目と、あやかしを引きつける血に悩む四月一日君尋。そんな彼がその体質を変えてもらう為にアルバイトに勤しんでいる「対価さえ支払えばどんな願いでも叶う店」の店主、壱原侑子。そしてその店を訪れるお客さんのお話です。
原作は有名な漫画です。
原作知らないと読みにくいかも・・・・。
でも原作知ってると原作との違和感が強いような・・・。
なんてことを思いつつも、久しぶりの西尾維新でしたので、言葉遊び的な文章は楽しく読めました。

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79 ウイング

2006/08/07 17:09

「いつも君の味方」 さだ まさし 読了。
めずらしくエッセイを読みました。
さださんが、今までに出会ったかけがえのない人たちをユーモアと涙で綴ったエッセイ。
コンサートのトークで聞いたものもあったが、退職の日に出会った車掌さん・最後の日を迎える大阪プラザホテル・若くして亡くなったバンド仲間など、けっこう胸にジンと来るものが多かった。
読んでいて、思わず笑いがこみ上げたり、涙ぐみそうになったりした。

次は、今度は小説「眉山」さだまさし。
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80 ウイング妻

2006/08/07 19:34

「御手洗潔の挨拶」島田荘司著、読了。
ファンタばかり続いていたので。
でも、読者への挑戦状もありましたが、考えるのが苦手で、
次々読み進めていった私です。(-_-;)

つくづく探偵には向きません。
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81 ウイング

2006/08/09 07:24

「眉山」さだまさし 読了。
「眉山」って、徳島県の山だったんですねー。中国かどこかの山だと思っていた。
物語は末期ガンの母とその娘との心通わせる話なのですが、残されたひとつの箱から、会ったことのない父と母の思いを知っていく娘の心情をうまく描いていると思います。
この母が、ちゃきちゃきの江戸っ子で、気っ風がよく、輝いています。読んでいて、スキッとするシーンが何度かありました。

次は、「パーフェクト・ブルー」宮部みゆき です。


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82 まりかちゃ

2006/08/09 17:47

>ウィングさん
あら、、、ご存じなかったですか〜?>眉山。
(そりゃ知らんて・・・)

徳島駅を降りて正面。ヤシの木の向こうに見える山が眉山です。
「眉のごと雲居に見ゆる阿波の山 かけて漕ぐ舟とまり知らずも」
と万葉集に詠まれているそうです。
ちなみに読み方は「びざん」です。
お越しくださればご案内いたします(笑)
というか、この山が街の真ん中にあるので、方向を誤ることはまずありません。

その本映画化されるようですね。この夏ロケをするそうですよ。

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83 ウイング妻

2006/08/09 20:44

「椿山課長の七日間」浅田次郎著、読了。
接待の途中で突然亡くなった椿山課長が、特別措置で現世に蘇ります。
それも、現世でいてた姿と全く違う姿で。
他に、二人特別措置で現世に蘇った人もいました。
面白かったのだけれど、最後は切なかったです。

亡くなったら戒名で呼ばれるのが、なんかリアルでしたね。


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84 風雲

2006/08/14 10:16

わかぎゑふ『いかん。あかん。よう言わん!!』
彼女の身の回りのびっくり人間や世間をサカナに怒って笑って脱力するいつものエッセイ。
「いかん」と「あかん」の違いが自分としては「ようわからん」のですが、彼女の基準だと「いかん」の方がダメ度が高いようで。
そういわれりゃそんな気もするが。

松原真琴『しゃべるいきもの』
ジャンプJブックスですよ。かるかる。
短編集で、アロワナと犬とヘビとフェレットと猫がしゃべります。
最初のアロワナの話が妙な短さに感じられ「けっ、この調子で続くんかい?」と思ったのですが、最後にまとめがありました。
犬と猫の話はちょっといい話系です。
やはりペット歴が長い動物は共感を呼ぶのでしょう。
鳥の話も入っていたほうがバランスよさそうですが……
とりあえず猫の話に出てきた猫が別の話にも出てるそうなのでちょっとかじってみようかな。
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85 たらこ

2006/08/14 11:48

伊坂幸太郎「重力ピエロ」読了

おもしろかったです。
ただ、途中で真実がわかってしまうのが難点。
でも、そんなところを抜きにして、家族愛というか血が繋がって無くても心の結びつきは大切で温かいものなんだと、すごく感じられる良い作品でした。

しかも、今回この作品で遺伝子の話しが書かれていたのですが、運良く夏期講習でもその遺伝子の話しを詳しく聞けて、面白さ倍増。
なんとなく知識が増えた満足感が味わえました(笑

でも、この後読んだ「九年目の魔法」が、あまりにもすごすぎて、感動がちょっとかき消されました(笑
そうなんです・・・読みました、ついに。
ジョーンズさんはすごいっ。
詳細は、児童書の方で書いてます。
長文になりました、めずらしく(笑

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86 風雲

2006/08/16 16:19

桜庭一樹『GOSICK3』
今回はヴィクトリカが風邪引きです。久城君はお姉さんのために街の老舗デパートでお買い物……に行ったはずが、事件に巻き込まれてしまいます。
デパートに入ったまま消えた少女たち。
久城君が入ったはずの部屋は跡形もなく、店員たちも知らぬ存ぜぬ。
見たはずの箱に入った少女はマネキンにすりかわり……。
久城君はヴィクトリカに電話をかけます。
熱に浮かされながらも事件の真相を再構築するヴィクトリカ。
今回はヴィクトリカの兄のあのゴールデンドリル頭の謎が解けます。そーだったのか。依怙地だなぁ。
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87 鈴木(仮名)

2006/08/18 21:42

みんな相変わらずすごい読書量ですね。ご無沙汰している間の書き込みを読みつくそうと思ったけれども、すぐ挫折しました。

最近読んだ中でかなり良かったのは洋モノ、

『冬の裁き』S・カミンスキー

老刑事リーバーマンと、中年刑事ハンラハンが主人公のシリーズがあるのですが、これ(『冬の裁き』)がダントツでした。内容はイタイけれども。それはそれ。二人の会話がめちゃくちゃ面白くてかっこういい。久しぶりにくらくらしましたよ。

もういっちょう洋物で

『サイレントジョー』T・ジェファーソン・パーカー

サスペンスだけれども、泣けました。
感激して涙が、とかそういうのではなくて。なんだ。えー。登場人物達の生き様といったあたりに。なんかこう。
そういう感じです。(わかんないね)
主人公のジョーはもちろん、DJの女、父親、実の母親、義理の母親、みなよかった。

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88 ウイング妻

2006/08/19 21:26

「三国志 1の巻 天狼の星」北方謙三著、読了。
児童書向けの分では読んだことがあったのですが。

北方さんのは、読みやすかったけれど、淡々と書かれていて、
ちょっと馴染みにくかったです。
「ハードボイルドだからな」
と主人は言ってましたが。ハードボイルドあまり読まないものね。

ただ、呂布について、もっとわるやな、という印象だったけど、
今回は、違う印象で書かれていて、興味深かったです。
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89 風雲

2006/08/20 14:17

茅田砂胡『レディ・ガンナーと二人の皇子』上・中・下
あいかわらずの正義漢猪突猛進なお嬢様キャサリン・ウィンスロウが大暴れのシリーズ第4弾。
今回舞台の王国には、5人の皇太子候補から一番優秀な子供の母親を王妃とする、という不可思議な制度があった。
王妃を輩出する妃八家の熾烈な争いに巻き込まれ、男として尊大に育てられた少女を救うため立ち上がったキャサリン。
一方では少女の身代わりとして誘拐されたヴィンス少年。
どうやら異形人種も二通りほど動いているらしく事態は混戦模様。
下巻では荒事続きなので、キャサリン嬢も銃ぶっぱなしまくってます。
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90 しん

2006/08/22 17:42

東野圭吾「白夜行」
暗い話です。
二人の主人公を中心に物語が進んでいきます。
二人の周りの人達が不幸にあっていくんですがそれに関しては証拠はありません。それどころか、物語の中では二人の接点は描かれていません。
それにも関わらず徐々に繋がってくる展開は素晴らしいです。

ただ、これだけは気になりました。
最後になるにつれてワンパターン化してきてご都合主義じゃないですか?
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91 ウイング妻

2006/08/23 23:05

「これは王国のかぎ」荻原規子著、読了。
ごく普通の中3の女の子、ひろみが、失恋してた泣き崩れていると、突然別世界にいた。
それも、魔神族 ジンになっていた。
アラビアの世界を、魔法あり、王族のゴタゴタあり、でおもしろかったです。
ジンになった切なさ、慣れないジンの能力を使いこなせないイライラ、とした気持ちが切なく、応援したくなりました。
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92 ウイング

2006/08/23 23:17

「パーフェクト・ブルー」宮部みゆき 読了。
高校野球界のスーパースターが焼き殺されるという事件。その弟と蓮見探偵事務所の加代ちゃんと犬のマサが、その事件と裏に隠された謎を追う。
犬の視点から描くというスタイルも興味深い。
ストーリーもおもしろいが、各キャラクターもそれぞれ味を出していてよかった。
マサも傍観者で終わるのかなと思っていたら、最後はきっちり活躍していたし。
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93 風雲

2006/08/26 10:49

大倉崇裕『丑三つ時から夜明けまで』
幽霊が科学的に認知されているが、警察のごく一部でしか知られていない、という舞台設定。
密室殺人=幽霊が犯人かも、ということででしゃばってくる霊感刑事たち(どうしようもないくらい怪しい)と、「そんなわけあるか」と反発する穴だらけ推理の現場刑事の衝突。
間に挟まれる新米刑事(霊感あり)。
連作短編集です。
漫画だったらもっと面白くなるかも、と思っちゃったので、評価は前作より下。

深沢美潮『新フォーチュン・クエスト11』『同12』
いやー新フォーチュンもついにこんな巻数に……
初めて読んだのはもう17年も前。
今は関東方面にいる友人が「面白い〜」と騒いでいたので回し読みしたのが始まりだっけ。
あとがきによると今は親子で楽しんでいる人もいるみたい。
そーだよねぇそれくらいたつよねーとしみじみ。
作中ではあのころのままの、でも冒険を重ねて悩みながらちょびっとづつ進んでいるパステルたちが頑張っている。
なんか、こういうのって嬉しいな。
17年ですよ?
そりゃ年に1冊ペースですけど、ずっとつきあってきた、というのにいまさらながらびっくり。
美潮さんが書き続けて、電撃文庫が出し続けてくれれば、新しい作品を読み続けることができるわけで。
これってしあわせかも。
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94 かなめ

2006/08/28 14:24

倉阪鬼一郎「ブラッド」読了。
読み終えたのは一昨日でしたが、すぐに感想を書く気にはなれない本でした。
面白くないのではなく、面白いんだけど後味が・・・
人がいっぱい死にます。読み始めてすぐにイヤな死があります。それからイイヤツもヤなヤツも関係なく死んでいきます。
ホラーです。ミステリっぽいけど紛れもないホラーです。

後味の悪さは死の量ではなく。
あれだな、アレにちょっと似てる。菊地秀行の「魔界都市新宿」あれの新宿外の部分を読んだ時のショッキングさ・・・嗚呼ダメだ、ネタバレになっちゃう。
これ上手く映像化したら、確実に「リング」より怖いです。

文庫版で読みましたが、解説まで読んで本に仕掛けられた「カウント」の仕掛けにようやく合点がいく。何だろうと思ってたんですよ。ホラーを前面に打ち出した作品は仕掛けがいつもされていて凄いなあ、って思います。
「何かある!」って思いながら最後までそれが何であるか気づけないのも、不気味さを醸し出してる一因なのかも・・・
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95 ウイング妻

2006/08/31 22:49

「震源」真保裕一著。
読み終えての感想は、長かったーーーーー。
読みごたえはありましたが。
国家的陰謀がいりくんでいるので内容は難しいのですが、読みにくくはなかったです。
でも、中断して再び読み始めると、わけわからなくなります。
しかーし、一気に読むには、分厚すぎるけれど・・・。
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96 ウイング妻

2006/09/04 20:59

「グイン・サーガ75 大導師アグリッパ」栗本薫著、読了。
大導師アグリッパが登場し、グイン・サーガの世界の話をします。
今までと雰囲気が違い、何か違和感も・・・。
主人は「魔界水滸伝みたい」といっていました。


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97 ウイング妻

2006/09/06 21:54

「彩雲国物語4 想いは遙かなる茶都へ」雪乃紗衣著、読了。
秀麗は、王の命令で茶州赴きます。
でも、そこは一癖もふた癖もある人が多く・・・。
陰謀がらみで大変。
劉輝くんがひたすらたえる男で健気。
ライバルも登場するし・・・。
次がどうなるか気になるところです。
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98 fool

2006/09/07 22:15

「面白南極料理人」西村淳 読了
「南極観測隊」への参加経験を持つ著者が、普段日常生活ではお目に掛からない様なブランド牛やら変わった冷凍野菜やらを大量に仕入れて、南極の地で奮闘する(書かれている内容では主に宴会に)エッセイ。
エッセイなので当然現実のお話ですが、内容はとてつもなく非日常的です。

マイナス四十度の世界で野球とか・・・。ボールを打った金属バットはへこむ、ひび割れる、折れる、のいずれかの道を歩むそうです。
野外での(なぜ野外!)ジンギスカンパーティーとか・・・。焼いた肉や野菜は即座に口に運ぶ。受け皿に取る、なんて悠長なことをしていると即座に冷凍されます。缶ビールも一分以内に飲まないと苦い氷になってしまいます。

くだけた文章で読みやすいし、インパクトは最近読んだ本の中では一番でした。
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99 ウイング妻

2006/09/09 00:11

「てるてるあした」加納朋子著、読了。
「ささらさや」の続編。
前回のヒロインさやさんはんは、脇役で登場します。
で、今回のヒロインは金銭的にチャランポランな親のため、高校進学を諦めた照代ちゃん。
事情が事情だけに、ひねくれている。
さやさんを苦手に思っているところは、なんかいけ好かないやつ、という感じでした。
でも、最後は泣けました。
電車の中だったので、涙をこらえるのに必死でした。
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100 ウイング妻

2006/09/11 21:16

「彩雲国物語 漆黒の月の宴」雪乃紗衣著、読了。
想いは遙か・・・の続編にあたるので、気になってすぐに読んでしまいました。
それにしても、秀麗ちゃんのまわりには、いい人がいっぱい。
私は、どうやら的外れながら劉輝くんのファンになっちゃいました。
だから、秀麗ちゃんに言い寄る人は、なんかライバル視してしまいました。
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101 ウイング妻

2006/09/13 18:49

「眉山」さだまさし著、読了。
気っ風のいい母、龍子。
その母が余命幾ばくもない、と知る。
とにかくも龍子さんの生き様が潔いです。

映画化されるので、どうしてもそのキャスティングのイメージで読んでしまいました。

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102 風雲

2006/09/18 11:15

しばらくカキコしてなかったですねー。一挙放出〜。

『ピーコとサワコ』
毒舌ファッションチェックのピーコさんと阿川佐和子の語り下ろし対談集です。
私はどちらもけっこう好きなので面白かったです。
イラストも激似。

そうそうカキコが滞った理由は次にある小説を読んだせいなのです。
以前にも一回カキコするかどうか迷ってやめたエッセイがあるのだけれど、理由は一緒。
あまりにもローカルで自分の行動範囲とシンクロしているのでうっかり感想をいうと居場所がばれるから。
なのでこの小説の感想はパス〜。

森岡 浩之『星界の断章T』
外伝的短編集ですが、星界シリーズ読んだのだいぶ前なので、いまいち乗れませんでした。
しかも自作品パロがはいってるしー。

桜庭一樹『GOSICKW 愚者を代弁せよ』
学園の時計塔で起きた殺人事件。
それはかつてこの時計塔に住み、王妃に取り入って政治に介入した謎の錬金術師リヴァイアサンの怨念のなせる技!?
……このシリーズは「GOSICK」というだけあって時代設定がよい感じです。
馬車と自動車が走る、科学と魔術が同居できる、余裕といいましょうか。
やっぱり謎の錬金術師というとサンジェルマン伯爵がモデルかなぁとか考えました。やってることは道鏡だな、とか。

アレックス・シアラー『ミッシング 森に消えたジョナ』
シアラーだから児童書にしようかと思いましたがちょっと怖い話なのでこちらで。
登校中、消防車をみつけて好奇心から追いかけていった親友のジョナ。
そしてそれっきり帰ってこなかったジョナ。
主人公のジョーは、最後に一緒にいたのが自分であることを言えずに苦しみます。(ジョナが言うなって言ったから)
このへんまでなら、まだファンタジーになる要素はあるんですよ。
妖精に連れ去られた、とかいえば。
でもでもこの話すごい現実に怖い話で。
ジョナは、頭のおかしくなってしまった一見普通の女性に監禁されちゃってるんです。
読んでるときにちょうど女性を監禁していた男が捕まる事件が2件立て続けにあってもう……ぶるぶる(>_<)
作品から離れた感想としては、原題が“THE LOST”なのになんで横文字タイトルでサブタイトルなんかつけるのか金原瑞人、というところ。

『生協の白石さん』
忘れた頃に本棚でみつけて読んでみました。
私自身、教えてgooでちょいちょい回答つけてますが、どんなとられかたするかわからないので、あまり遊び心のある回答はつけないようにしています。
でも厳密にすると長文になって読みにくくなったりして難しい。
要はみんなが相手のいわんとしていることをある程度推し量る度量があれば問題ないのだけど。
などとつらつら考えてみました。

大森望・三村美衣『ライトノベル☆めった斬り』
文学賞メッタ斬りをパロったタイトルですが出版社とかぜんぜん別です。
これ読むと、いままでのラノベ作品(え、それもいれる?もありますが)がなんとなーくわかります。
私の場合ほぼ読書遍歴ストライクゾーンなかんじで懐かしいものばかりでしたが。
大陸ノベルでひかわ玲子のエフェ&ジリオラシリーズ読んでたら、ある日大陸書房が倒産してしまい講談社で出ることになった、とか。
角川書店内部でごたごたがあってメディアワークスが誕生して角川スニーカー文庫で出てたものが一部電撃文庫に移ったとか。
ぼこぼこと雨後の竹の子よろしくラノベレーベルがたちあがり、新潮ファンタジー文庫のようにあっという間に消えてったとか。
ほぼリアルタイムで覚えてるよ〜。
つまりはライトノベルが(昔はそうは呼ばれなかったとしても)語れるほどの時代がたった、ということなのですね。
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103 ウイング妻

2006/09/19 19:16

「不自由な心」白石一文著、読了。
5編からなる話。
妻子ある男のひとが別の女性とつきあう話は、ちょっと受け入れられなかった。
昼ドラなら不倫の話しでも平気なのにな。
現実味がありすぎたかな・・・。

その中で、「夢の空」の話は、最後が衝撃的だけれど、
うーーーーん、とうなってしまいました。


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104 そらたろう

2006/09/21 16:06

「佐賀のがばいばあちゃん」島田洋七、読了。
映画化もされて、巷で話題になってますね。
泣かされるって聞いていたけど、高を括って通勤電車で読書。

………うわあ、見事泣かされちゃったよ!

舐めてました、ごめんなさい。
慌てて寝た振りしました…。
評判どおり、運動会ネタは涙なしでは語れないですことよ。

でも今の時代、そんなことしたら「特定の児童のひいきは云々」って言われちゃうんだろうなあ。
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105 ウイング妻

2006/09/21 23:23

「クロノス・ジョウンターの伝説」梶尾 真治著、読了。
極秘で開発されていたタイムマシンで過去に戻る話。
3編からなる話で、ハッピーエンドでした。
でも、そんなにうまくいくか・・・、
と、突っ込んでしまう、ひねくれた私です。(-_-;)
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106 風雲

2006/09/23 11:52

今村恭子『月族 月光の導きルーンの物語』
2巻目です。うーーーん?
もしかしてまだ続くんか?
とりあえずこの巻は、恋を知らない女子大生が青い鳥をみつけたかもしらん、つーとこか?

日向 亘『世紀末大(グラン)バザール六月の雪』
舞台は1999年、ノストラダムスの大予言まであと2ヶ月、アナーキストな主人公は全財産持って大阪に流れてきます。
コイン占いでやってきた泉州で、なぜか探偵だと名乗ってしまう主人公。
怪しげなショッピングモールを根城にする男たちからの依頼は、家出か誘拐か中学生男子二人の捜索。
助手兼お目付け役は美人高校生(オカマ!)
鮎川哲也賞受賞作です。でもがちがちの推理ものではありません。
主人公も結局東京で何してたのかナゾーな人物だし、続きかくつもりか?
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107 ウイング

2006/09/24 19:22

倉阪鬼一郎さんの「ダークネス」読了。

突然仲の良かった妻が、夫を殺して自分も心臓発作で亡くなる。あちこちで同じような事件が続くという無動機連鎖殺人事件。
物語の中でたくさんの人が亡くなるが、陰惨さはあまり感じない。
それよりもなぜ事件が続いていくのかという謎の方にスポットがあてられている。事件は、その担当官や学者にまで広がっていく。
重要なキーワードを最後まで引っ張っていくところは、なかなか憎い。ミステリーっぽいホラーという感じか。

次は、「アキハバラ@DEEP」石田 衣良。
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108 そらたろう

2006/09/24 23:20

竹内一郎「人は見た目が9割」を読了。
もっと読みやすい本かと思っていたのに学術書っぽくて意外でした。
ベストセラーの割にはちょっと取っつき難いんじゃないでしょうか。

てゆーかですね、映画「ゲド戦記」を『面白い。何で貶す人がいるのか理解できない』って仰る方々にぜひとも読んでほしいです。
そうよ、コミュニケーションは言葉がすべてじゃないのよ! と、鼻息荒く思わされた一冊でした(笑)
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109 ウイング妻

2006/09/27 06:52

「猫丸先輩の推測」倉知淳著、読了。
日常の中の何気ない事件を、童顔だけれど何か変な猫丸先輩が推測する。
気楽に読めました。
おもしろかったです。


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110 ウイング妻

2006/10/01 15:20

「名もなき毒」宮部 みゆき著、読了。
「誰か」の続編ですが、この本だけでも大丈夫です。
ただ、前作はミステリーといってもほんわか気味だったけれど、
今回は目が離せない場面もありました。
ごめんね、その間、娘がしゃべっていても、きけなかった・・・。

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111 風雲

2006/10/08 14:34

就職してからというもの読書時間&読書量が一気に偏りました。
土日に図書館通いと読書漬けになっておりますー(お外に遊びにいけないねー)。
本日も行ってきました。なんか今までに増して図書館行くと脳内麻薬が出てる気がしますよ……。

さてさて前回カキコのあとに読んだ本。

渡瀬草一郎『空ノ鐘の響く惑星(ほし)で』4&5
4巻で主人公フェリオ君率いる人々が狂王子レージクを倒します。
ラストでちょっぴり「それありですかー?」がありますが。
5巻ではフェリオを慕う幼馴染の神官ウルク嬢が大変なことに……
4巻のあとがきで馬好きな著者が戦闘シーンを書くのがつらかったなどといっておりますが、5巻のウルクはもっと可哀想です。

向井万起男『愛人の数と本妻の立場 ヤワラカアタマ入門』
新聞や週刊誌に連載された数字に関するコラムをまとめたものです。
数字に関するといっても別に肩凝る内容ではないです。
しかしどうも「○○ですって。○○ですもん。」という口癖(?)が目に付いてしかたない。
新聞でちらりと見るだけなら気にならず、むしろくだけた口調が読みやすいかもしれませんが、まとまるとちょっとうるさい……。

栗田有起『オテルモル』
初読みです。
快い眠りを提供する不思議な会員制ホテルが舞台。
主人公は高卒資格なしの23歳の女性。
体を横にしないと通れないような路地の先にある、全室地下、チェックイン日没・チェックアウト日の出(時間厳守)のこのホテル。
主人公の置かれている状況からして、家族の再生とか癒しとかの話ではあるようなかんじですが、このホテルは明らかにファンタジー空間。
ちょっと面白いかも。次は『お縫い子テルミー』を読んでみようかな?

滝本竜彦『NHKにようこそ!』
NHKは日本放送協会ではなく日本ひきこもり協会です。
ひきこもりはNHKによって作り出されているのです。そうなのです。電波です。
著者自身ひきこもり体験有で、たまたまこうして作家デビューを果たしちょっぴり売れてますが、ひきこもり現在進行形とか。
主人公はひきこもり大学中退男子。
ある日、宗教の勧誘に来たおばさんの連れである美少女と出会います。この子もちょっとイタイ。
なんとかひきこもりから脱出しようとあがく主人公ですがうまくいきません。(でも夜間バイトができるならひきこもりじゃないような……)
おまけに隣人は高校時代の後輩で、立派なアニオタひきこもりで、いつのまにやら二人でエロゲー作る羽目に。
合法ドラッグにまみれる二人に明日はくるのか?
隣人がどんどんおかしくなっていくので主人公が一瞬普通に見えます(やばいですけど)。
自分自身、将来絶対ひきこもらないなどとは言えず、というか何か理性がふっとぶことがあれば確実にひきこもる素質ありなので、ちょっとイヤーな感じ。微妙にわかっちゃうアタシって……みたいな。
最初はWEBで連載していたらしい。Boild Egg Onlineって三浦しをんがエッセイ連載してたところやん。
最近多いね。
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112 かなめ

2006/10/08 23:56

数日前にカトリーヌ・アルレー「黒頭巾の孤島」読了。
先月東京に行った時、紀伊國屋の絶版本フェアで見つけた一冊。
なんと209ページの文庫本なのに1,280円もしたのです!
面白ければ儲け物、つまらなければそれはそれでネタになるかも・・・と思って買ってみたのですが、幸か不幸かなかなか面白かったです。

タイトル通り、孤児になった主人公の少女が叔父さんに引き取られ島に行くと、住人が何故か黒い頭巾を被っている・・・
これだけで掴みはOKです。わたくしのツボにジャブがバシバシ入りました(笑)
主人公と、胡散臭ーい叔父さんと、叔父さんの腹心の部下の女性、それと数人の黒頭巾の人しか出てこないので、翻訳物でもとっつきやすかったし。
しかしサクサク読めた一番の理由は、昔大好きだった、あかね書房の少年少女世界推理文学全集の中の「のろわれた沼の秘密」の雰囲気に似ていたからかと。
おかしな人たちの中で自分自身だけが唯一の味方、そんな世界で冒険をしていくんだけど・・・途中、この主人公もの凄い酷いヤツです。
自分の美しい容姿と若さを判っていて、男をたぶらかす!
嫌なヤツだと思っても、面白さは消えず、そしてその行為も最後には「ナルホドなあ」って思えました。
たしかに今読めば大したことはない物語かも知れないけれど、1976年が初版と言うことで、それを考慮すれば充分元は取れたと思う一冊なのでした。

次はしんさんに回すから、手元に行ったら読んでみて下さい。
戻って来たら読み返しても良いかもしれない。

次は一緒に買った「義眼殺人事件」やっぱりタイトル買いで1280円です(笑)
(まあE.S.ガードナーだから誰か読んでるだろうけど・・・)
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113 風雲

2006/10/09 09:46

昨日借りたエッセイ2冊。

菅野彰『不健全な精神だって健全な肉体に宿りたいのだ』
前からちょいちょいワタシアンテナにひっかかってきていた菅野彰のエッセイ。
よくよく見ればラノベの人だった。徳間キャラ文庫やら新書館ディアプラスとかで活躍してるらしい。
恋愛系雑誌の体験ルポエッセイです。占ってもらったり山に登ったりボクササイズしたり焼肉食ったりしています。
担当鈴木嬢と焼肉酒宴しているさまが何度もあるところなど『よっぱらい研究所』(二ノ宮知子のコミックエッセイ)がよぎります。

原田宗典『し』
一音で一番多くの意味を持つ一文字ってなんだろう?
それは「し」
そんなわけで収められたエッセイのタイトルは全部「し」と読みます。
「氏」「詩」「誌」「師」「歯」……
「歯」なんて著者の今までの対歯医者運を抜きにしてもすごい人に出会ったなぁ〜と印象深いものでした。
人間どこでその道のプロとか偉人に会うかわかりませんね。
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114 しん

2006/10/09 19:30

谷川流「涼宮ハルヒの憂鬱」

「ラグナロク」「トリニティブラッド」に続く角川スニーカー大賞受賞作です。
「ラグナロク」は中々続刊がでなかったり「トリニティブラッド」は作者が亡くなられたりと色々あったりする大賞なのですが今作は順調に人気が出てきてるみたいですね。

最近はライトノベルを読む機会は無かったんですが面白いって言われて読んでみる事にしました。
読む前はどうせキャラ物で勢いだけなのかなと思ってましたが、それが意外にもちゃんとした話だったんです。
なんでもアリな設定の中でよくまとめられているのではないかなと思います。
売れるというのも納得の本ですね。

>かなめさん
どうやって手元に来るかはわかりませんが本待ってます〜。
一緒に行った紀伊国屋で1280円の古本を普通に2冊買ったかなめさんにその時私はビックリしました(笑)
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115 Q

2006/10/10 00:05

池波正太郎の「剣客商売」にはまっております。
テレビドラマ知ってて面白い時代劇だなと思っていました。
小説読んでみたら、もうはまるはまる。面白いです。

森博嗣「フラッタ・リンツ・ライフ」
スカイ・クロラのシリーズもの。
戦闘機乗りのお話なんですが、表現が詩的ですごい好きなシリーズです。

千秋寺京介「怨霊記 魔洞界 朝鮮総督府」
陰陽師系のお話です。でも時代は明治。
このシリーズは、かなり細かく時代背景や当時の世界情勢などが書かれており、時代小説としても読めますね。
今回の朝鮮総督府は、陰陽師たちの敵役にあたる日本軍の将校を中心に話が進んでいきます。
朝鮮最大の風水師の作戦で日本軍は見えない怪物と戦うことになるというお話。
通常、陰陽師というと平安時代やらが多いですが、このシリーズは明治時代。ミスマッチのような設定ですがこれが実によくまとまっていて面白いです。
そして、明治時代の陰陽師はブーツを履いていたり、機関銃をぶっぱなしたりします!
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116 てんころ

2006/10/12 22:33

なんだか久々に物語を読み終えましたー。
「上海ベイビー」衛慧
発売当初かなり話題になった(とオビに謳っている)中国のお話。自由奔放な女主人公が、美しくて性不能な彼やドイツ人の愛人や、その他、個性溢れる人たちと過ごす日々を描いたもの。
上海のけだるい空気が立ち込めているんだけど、主人公が物書きだからか、あ。綺麗な描写だな、と思うところがたくさんあって意外と読みやすかったです。
が、読み終えてみると。はて、これはなんだっのだろう?
自分とは縁遠い生活を覗き見れただけーって感じかな(笑)

でも本の中には異世界があるって改めて感じたのは嬉しい。最近、実用書ばかり読んでました・・。あとは「プロ論1」を読んだくらいかな。やっぱりこれは購入候補、面白いです。

次は「姫君」山田詠美にいきます。(宣言しておこう・・
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117 ウイング妻

2006/10/12 22:34

「アキハバラ@DEEP」石田衣良著、読了。
秋葉原に集う5人のにおたく青年と、コスプレ喫茶のアイドルがくり広げる物語。
ドラマを先に観てしまいましたが、ドラマもおもしろかったですよ。
本の方も、ドラマとは違っていたけれど、おもしろかったです。
何か弱点を抱えているけれど、その弱点をぶきに戦うところはかっこよかったです。
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118 たらこ

2006/10/13 11:48

はっ、はまりましたー!!!彩雲国物語♪
古本屋さんにいったら、「欠けゆく白銀〜」の巻まで一気に置いてあったので、買っちゃったんですよ♪(“確か、まますさんや妻さんが読んでたやつだ!!!”って手に取ってしまったんです・・笑)
そして一巻を読んだら、見事大はまり♪
久々にライトノベルで夢中になれそうです。。

この一ヶ月でたぶん今まで出てる既刊は制覇するかも。。。
・「はじまりの風は紅く」
・「黄金の約束」
・「花は紫宮に咲く」
・「想いは遙かなる茶都へ」
・「漆黒の月の宴」
・「朱にまじわれば紅」
まで、現在読了中♪
ただいま、「欠けゆく〜」を読んでます。

キャラクターの動きが元気というか憎めないというか良い子達ばかりで、とっても大好きです。
話もすっごく凝ってて、最後の最後で「えっ!?あの人の正体ってこれだったの!!??」とびっくりする所もあったり、伏線とかも巧みにしかれてて楽しめます。
泣けるところは泣けますし・・・。
なんといっても男性陣がかっこいい♪
ぜひ奇人の素顔が見たい・・・(どのぐらい“超絶美形”なのだろう・・仮面外した絵を見たいよー・・・笑)
うーん本当に秀麗の周りにはいい人ばっかりで幸せ者ですね。
今後、劉輝の思いにどう答えていくのでしょうか・・・。
切ないです。

アニメも放送しているらしいですが、どんな感じなのでしょう・・・。
ちょっと気になります。
マンガも読みたいなぁ・・・。

うーん今月は・・・お金の出が激しそうだ(笑


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119 ウイング

2006/10/14 00:22

石田衣良さんの「アキハバラ@DEEP」
それぞれ問題を持つアキハバラの男女が、あるサイトで知り合い、協力して会社を立ち上げ成功していくという話。
そのAI搭載のサーチエンジンを狙って大会社が妨害をしかけてくる。力に屈せず、立ち向かっていく姿がかっこよかった。

 恩田陸さんの「夜のピクニック」
高校生活の夜を徹してひたすら歩くというイベントの話。
その中で今まで話したことがなかった秘密やほのかな想いや葛藤を語り合うというもの。
地味な話なのだが、ついつい引き込まれていった。おもしろかった。
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120 風雲

2006/10/15 13:53

やったね☆たらちゃんも彩雲国の住人だ〜♪
私はアニメも漫画もちゃんと見たことないですが、絵的には壊れてないですよねー。ちらっと見た時の秀麗の声もおかしくなかったし。
ちゃんと決めるとこカッコよく決めてくれてるのかなー。そこがポイントですよね。
アニメの短い時間の中で、その行動に込められた意志の強さ、心の襞、伝えきれるでしょうか?
セリフではない地の文どう表現されるのでしょう……
と気になるくせにチェックしてまで見ないというのはどういうことか(^_^;)
テレビっ子じゃないのか私。

鯨統一郎『親鸞の不在証明』
陰陽師六郎太と白拍子静シリーズ第3弾。
親鸞上人縁のお寺で蓮如が語るとある村の連続殺人事件。
話を聞くうちに六郎太が知りたかった歴史の謎が解き明かされる……
六郎太は陰陽師ですが、別に職業は何でもいいですね。
話には関係ないので。
しかし著者よくこのタイトルをつけたな……ああもうこれ以上言えない……
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121 ウイング妻

2006/10/15 20:47

「彩雲国物語 朱にまじわれば紅」雪乃紗衣著、読了。
たらちゃんも彩雲国の住人だ、とうれしいかぎりです。

で、これは最近新シリーズもはじまりました。
しかーし、最新刊は、売り切れ状態です。

今回は、短編で、茶州に赴く前の話で、おもしろかったです。


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122 ウイング妻

2006/10/19 07:15

「夜のピクニック」恩田陸著、読了。
主人が映画を見たい、というので、急いで読みました。
といっても、話も面白く、引き込まれて読んでいました。
話自体は地味かもしれないけれど、高校生の思いがよく伝わってきました。



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123 てんころ

2006/10/20 00:35

「姫君」山田詠美
ざくざくっと切られました。面白かった!!
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124 たらこ

2006/10/20 11:13

>たらちゃんも彩雲国の住人だ〜♪
もー、どっぷりと足つっこんでますよっっっ(なんじゃそりゃ
あれから怒濤の如く読み進めて、いまは「紅梅は夜に香る」を読んでますもん(爆
あと最新刊を残すのみ(笑

>アニメの短い時間の中で、その行動に込められた意志の強さ、心の襞、伝えきれるでしょうか?

そうなんですっ、ここは気になりますよね!
やっぱり番組的には子供向けだろうし、あっさりと楽しむために作られてそうな気がしてならない。。。
小説の、あの登場人物達の葛藤や悲しみや恋心をどう表現しているのでしょう。。。

>最新刊は、売り切れ状態です。

妻さんの方も、そうなんですかっっ。
私の所も売り切れ状態です。
これで改めて彩雲国の人気のすごさを思い知りました。。

----
それにしても、あまりにハマってる自分が怖いです(笑
久し振りにシリーズ物で気に入ったのを見つけてしまったので、反動が大きかったのかもしれません。。。
影月編では、涙が止まりませんでしたし。。。
本当にこのお話しの登場人物には感動させられます。
なんとなく「私も頑張らないと」と思わされます。
うまく描けないからとか眠いとかでグダグダしてたらいけないっ、と喝入れたくなりますね。

まぁ、この話を全部読み終えたら、通常の読書体制に戻りたいと思います(笑
後回しにした本の数々が山盛りです・・・(汗
崩れそうだ・・・。
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125 fool

2006/10/21 23:07

「下北サンデーズ」石田衣良
小さな演劇集団が、主人公の入団から成功していく話です。
演劇のことはよく分かりませんが、石田さんの小説を読んでいて思うことは、登場人物があまりかっこよくないことか(笑)そんな人物たちが繰り広げる物語はとても格好よくて、ついつい読みふけってしまいます。

「図書館内乱」「レインツリーの国」有川浩
「図書館内乱」は前作「図書館戦争」の続編。前作に引き続きテンション高し。
「レインツリーの国」は「図書館内乱」の作中に登場する小説を、作者が書きたくなって書いたそうです。面白いけど、「図書館シリーズ」とはまったく別物の世界のものだと思いました。そりゃ別の作品なんで雰囲気が違うのは当然かもしれませんが、あくまでも「図書館内乱」の中で登場した作品だとして売り出すなら、どうも馴染めないものがありました。


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126 まりかちゃ

2006/10/21 23:25

「邪魅の雫」京極夏彦、読了。

いや、読み終わった後「疲れた〜」としか思えない。
今回は榎さんが普通で面白くありません。
で、憑き物落としというよりは、京極堂が普通に聞き込みをしている。
ネタバレなしで書くのが難しいぞ。
まぁ、トリックとしてはありふれているので。というか、、、読んでいると、まぁだいたいこういうことなのであろうな。
と、読めてしまう展開なのではあるよ。

まぁ、関口くんが今回非常にまともに描かれているので、そこだけが妙に新鮮かもしれない。

でも、京極堂に説教食らっている場面もあるので扱いは変わっていないけれど。(笑)

初期に比べてキレはなくなってる印象は否めない。
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