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タイトル : この世で一番広い場所(今読んでる本・読んだ本1´)

1 mamath

2003/11/08 14:36

”この世で一番広い場所は本の中にある”
ある図書館関係者の講演「イメージの世界で遊ぼう」の副題なんですが。

く〜〜〜〜!よくぞ言ってくれました!って思うのよね〜。
(格調高くなんて死んでも無理だな、私には。笑)

表紙を開きページをめくれば、そこはありとあらゆる世界。
スペースシップをブッ飛ばし(格調は〜)、
海溝の奥底にまで潜って硫化水素で生きてるワームと遊んだり、
遥かなる山岳を雪嵐にまかれ唇を噛締め目をしばたかせ頂上を目指すとか、
暗がりを作る森の中で妖精と背中合わせに剣をふるったり、
一つの犯罪を通して人の心のひだの奥深いところまで掻き分け行ってその美醜までも顕にしたり、
かと思えばいきなり学園でラブストーリーに嵌ってみたり(爆)、
時も場所も限りなく、本の中の世界は果てしなく広く、我らを誘うのでありまするん♪
(面白い事実も知られるしね。科学読み物なんか。←学術書には縁遠い。笑)

さあ、あなたは何を読みましたか?
そして何を読んでいますか?
「こんな本読んだ。面白かった!」
「こんな本読んでるんだけども〜なんとかしてこれ!(笑)」
目から入った活字の群れの情報が再びあなたの脳髄にイメージを取り結び新たな世界を築く時、なにかが心に残りませんか?
伝えて見ませんか?誰かに。
ここは本好き連、本の好きな仲間の集うところ。
何がしかの反応があれば嬉しいし、なくても「書いたぜ!へん!」って鼻を擦ることが出来まする。(笑)

などなど、引用で始めた文は引用でおわりましょうか。
「活字の世界では遅れてきたファンというものが存在せず、
新旧の読者がほぼ平等に作品を論じたり楽しむことができるのがいい。」

そうだよね〜、自分がまだ若いころ嵌ったあるものに、今、
そのころは生まれてもいなかった人が好きになってくれて、
「あれ、いいよね〜」なんて言い合うことが出来る。
本に乾杯!活字に乾杯!

(は〜、講演会聞きに行きたいな〜。関係者用だもんな〜。)
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2 みて太

2003/11/08 15:14

うーむ、とても素敵な口上です・・・もっと聞きたい!

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3 mamath

2003/11/08 17:24

いや、口上よりカキコをですね…。(笑)

「陰陽師 飛天の巻」読了

「アウレシア大陸記」後藤 耕 ポプラ社
副題に歌姫、旅立つなんて書いてあって、少年のような格好をした少女が笛を片手に飛び降りてくるような表紙になっているのですね。
”児童文学界待望の大型新人が描く本格ファンタジー”という帯をつけて。
”滅びた国を救い、心に灯をともし、秘密のとびらをひらくもの。
それは、果ての地にひびく歌ー
アウレシアの壮大な物語が 今 幕をあける!”なんてあおりもありましてね〜。
いったいだれに対しての帯・あおりなんだ?って聞きたいくらい
中はあっかるい物語でした。(爆)
ほとんど中世のようなイメージ作りなのに、巨神兵を縮めたようなロボットが出てきたり、児童文学なのに文がライトノベルっぽいとか、なかなか面食らうものでしたが。
本文の章毎にある、アウレシア大陸の書物の引用が、じつはこっちのほうが作者の言いたいことなんじゃないかと思わせる節があって
妙に面白い本でした。
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4 めでぃ

2003/11/08 17:27

うーみゅ、キアイが入ってますね。さすがや。

『戦闘糧食の三ツ星をさがせ!』大久保義信
世界各国の、コンバットレーション食べくらべをやっている本。読んでものすごく面白いということはないけど、ちょっと読んでみたいタイプの本ですね。
やはりフランス軍とイタリア軍の糧食はウマイとか、アメリカ軍のものは栄養はともかく、味は…とか。けっこうおいしそうですけど、毎日食べたら嫌になるんだろーなーと。戦闘糧食は兵隊の激務を繁栄しているのか、漸蕃敵にカロリーが高めなんですが、その極めつけがノルウェー軍です。なんと7500キロカロリー、お茶碗31杯ぶんのご飯に相当します。太れなくて困っている人はノルウェー軍に入るのが吉?
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5 うる

2003/11/08 17:53

日本軍も、飯盒一杯にギュウ詰めにした2食分の御飯をいっぺんに食べちまう、なんて隆慶一郎が書いてましたからねー。

それにしても・・・、「漸蕃敵」て、判り難い誤変換やな〜(笑)
漫画喫茶のPCじゃ、出て来んもん。
さすが、めでぃさんのPC(笑)
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6 めでぃ

2003/11/08 20:24

繁栄⇒反映っす。
漸蕃敵は…タイプミスでし、ぜんばんてき で変換してしまった。
全般的ね。

『しあわせの理由』グレッグ・イーガン
短編集。最先端のSFらしーけど、わりととっつきやすいと思う。わかんないこと(量子サッカーの説明とか)かっとばして読めば、読めないことはないしね。でも、わかって読めばずううっとおもしろいのかな。
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7 mamath

2003/11/09 14:48

およ?めでぃさんまでSFを!(笑)
どこかで自衛隊の糧食を売ってたような気がします。
子供たちとわいわい言い合ったことありますもの。
ハンズで(アピタだったっけ?)で売ってた「海軍さんのカレー」
も、昔のそれを再現したものとの事でしたが、若干高くてやめました。
ものの話の種以外にそれを食べる機会になりませんようにと
心の中で願うしだいです。
(自衛隊食を口にするのって、隊員になるか、もしくは国民総動員かけられるか、災害時に分けていただく時だけですよね?)

まんがトピに嵌って、古い漫画をいろいろ引っ張りだして読んでます〜。
読みかけの「チャイナタウン」(まりかちゃさんが数年前に強力にプッシュしたシリーズの1作目です。)は電車の中で読むことになります。
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8 まりかちゃ

2003/11/09 15:24

今、山口雅也の「奇遇」を読んでいます。
かなめちゃんにも聞いてたし、小太郎さんも「良い」って書いてあったので図書館で借りてきました。
面白いんだけど、すっごい難しい〜(笑)どう、ラストでさばくんだろうなぁ?と期待しつつ読んでいます。
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9 いろは

2003/11/09 20:47

ようやく「本能寺六夜物語」読了。
ちょっと怖いお話しもあって、尼さんのが一番壮絶でした。
次は中島らもの「固いおとうふ」。
いつもの感じのエッセイ集です。
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10 みて太

2003/11/09 23:59

レイモンド・E・フィースト『フェアリー・テール(上)』(ハヤカワ文庫)読了。
・・・怖い。

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11 鱈子

2003/11/10 11:19

島田荘司「御手洗潔の挨拶」読了。

読んだスレに復活します!(笑)
いやはや、御手洗さんと石岡君のおかげで試験の面接の待ち時間に緊張しなくてすみました(爆)
ええ、はい、待ち時間に読んでました・・・!
御手洗さん、石岡君ありがとう!!
しかし、御手洗さんがギターを弾いてるところを試験の時に読んでしまうとは(笑)
面接のこと一瞬わすれました・・・(おい!)
もう、御手洗さん好きになりそうです・・・
「数字錠」での御手洗さんの人柄とか、「疾走する死者」でのギター演奏(この時石岡君が涙を流していたのは何故だろう・・過去に何かあったのだろうか・・)
「ギリシャの犬」での女性より犬が好きとか(笑)
御手洗シリーズの三冊目はどれになるのかな?

まぁ、次は気になっていた「どろぼうの神様」をよみます〜
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12 めでぃ

2003/11/10 19:54

>この時石岡君が涙を流していたのは何故だろう・
それはきっと、御手洗さんのギターが泣いていたからです。
ゲイリームーアばりの鬼気迫る泣きのギタープレイに石岡君もおもわず涙…。
これで決まりです。その小説は読んでいませんが、そうであると思いたい。御手洗さんのギタープレイがどんなだかしらないけど、泣きのギターであってほしい。

それはさておき、大学合格おめでとうございます。これから、月日の過ぎるのが、だんだんとはやくなっていきますので(鱈子の考えているよりも3.14倍ぐらいは早いですたぶん)油断なさらず、大学生活を送ってください。

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13 みて太

2003/11/10 23:16

レイモンド・E・フィースト『フェアリー・テール(下)』(ハヤカワ文庫)読了。
なんだか知らないけれど上巻から不気味な<怖いなあ>という感じがつきまとっていた。
・・・・何を書いていいのかわからない・・・「字にも書けないおそろしさ」といったところか。
下巻の妖精に弟を攫われた双子の兄(八歳)が銀のペーパーナイフと聖水の壜を持って救い出しに行くという終盤になって、ほんとは一番ハラハラしなくちゃいけない盛り上るところなんだろうけれど、やっとファンタジーらしくなってきてホッとしました。・・・・・面白かったです。


鱈子さん、おめでとう!
いい本たくさん読んで下さいね。

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14 しん

2003/11/11 23:30

ミステリーの定義とはなんだろうか。
事件の解決に至る過程には、古今東西様々なバリエーションがあるわけですが、そこには共通項が存在し事件が起こり解決するまでの過程を記述すればミステリーと呼ばれるものになるのだろうか。
そして犯人もさまざまでコナン・ドイル「斑の紐」とかアガサ・クリスティー「そして誰もいなくなった」とかあります。
ただ、最近の森博嗣の作品を読むにつれて本当にこれはミステリーなのだろうかと思ったりするのです。一つの物語とすれば面白く読めるのですが、それがミステリーなのかといえば個人的には疑問符を付けざるおえないような作風になってきてるように感じます。
特にS&Mシリーズに比べてVシリーズはキャラクター性が強くなっており、それに頼った感が強くミステリーとしては弱いですが、物語としてはキャラが立ってる分良く出来ているように感じるというのが私の感想です。これは、シリーズ最終巻まで読んでみなければ分りませんが。

というわけで、森博嗣「夢・出逢い・魔性」読了です。

次回は、あの作家の新シリーズの第一巻です。

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15 みて太

2003/11/12 00:09

佐野洋『皮肉な凶器−現代替え玉考』(徳間文庫)
<替え玉>がテーマの短篇八話。
特に面白かったのは次の二篇。
◆「暗い喜び」・・・電車での痴漢騒動、自ら犯人だと名乗り出た老人の心理・・・
◆「賢明な伝言」・・・胃カメラを呑むのが怖くて会社の規定の癌検診を友人に身代りになってもらった男に、検診を受けたクリニックから要再検査の電話がはいった・・・

まあ、他の作品もみんな洒落てますけれどね、佐野洋は。

ちょっと息抜きに、次は『風の万里 黎明の空』・・・

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16 ウイング妻

2003/11/12 23:22

「からくりからくさ」梨木香歩著、読了。
癒し系を求めて読んだのに・・・。
最初は確かに「癒されるよーーー」という感じだったのですが、
だんだんややこしくなってきました。
共同生活している4人が蔦が絡まるみたいに絡み合い、
途中しんどくなっていました。

最後のほうは事件が起き、一挙に読んだのだけれども。
最後はさわやかな終わり方でしたが。

余談ですが、物語の途中で
「よき こと きく」ということが述べられていました。
思わず、「犬神家やんか」と主人に叫んでいました。
(犬神家を変換すると、犬が三毛になっていた・・・)
削除キー   

17 ウイング

2003/11/13 22:13

恩田陸「上と外」読了。
なかなかおもしろかった。
前半はヘリコプターからジャングルに放り出された兄妹のサバイバルを描いていて、謎の人物や危険な儀式など、「誰が」「何故」といったミステリーチックに進む。
後半は一転して、地震と火砕流におそわれる地下迷路からの脱出というアドベンジャーになっており、ハラハラドキドキ。
映画にしたら、おもしろいだろうなーと思いました。

次は、小野不由美「十二国記 黄昏の岸 暁の天」です。

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18 mamath

2003/11/13 22:28

工事屋さんからの借り物
「日本の美術1」読了(というべきか?笑)
日本刀の変遷を図版と共に追った本です。
なんと奈良時代にベルトのバックルのような金具が太刀を下げるのに使われていて、
嗚呼〜歴史って浪漫〜、偉いわご先祖様♪
道具も技術も今より格段に劣っていると思われる、ただ鉄をとんかんとんかん打ってたころにこんな金具を作ってたのね〜と感心してたら、
同僚曰く、「刀なんて中国からの伝来だろ。4千年の技術だぜ」だそうで。
浪漫のないやつァ、嫌いだ〜〜〜〜〜!!(爆)
大事な借り物バスや電車で持ち歩くわけにもいかず、昼休みにちまちま読んでました。
で、なんでこーちゃんが刀剣なんだ?って今さら思ったり…(笑)

「チャイナタウン」もうすぐ読み終わります。
タフな探偵(女性)とちょ〜いい男の探偵の少し危うい関係を
引きずりつつ、洒落た会話で話が進んでいきます。
なるほどまりかのオススメ品。面白いです♪
(でもできれば私はリンはビルと結婚して欲しいぞ〜。笑)
電車とバスの中では寝てしまうのでなかなかはかどりません…。
3年で積読がなくなる計算だったのに、この調子じゃ5年?
(買ってたりしたら10年?爆)
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19 みて太

2003/11/13 22:36

小野不由美『十二国記 風の万里 黎明の空(上)』(講談社X文庫)読了。
下巻を読み終えたら他の本にしようと思ったけれど、ウイングさんと同じ『黄昏の岸・・・』にしようかなあ・・・。

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20 鱈子

2003/11/14 15:27

コルネーリア・フンケ「どろぼうの神様」読了。
あ〜、おもしろかった!!
受験終わってから、一番はじめに読んだのがこの本って、良い出だしだvv
もう、先が読めない事件!事件!の連続!!
どろぼうの神様が中心の「どろぼうファンタジー」(←なんじゃ・・そりゃ・・)だと思っていたら、全く予想しなかった展開でした。
一人一人登場人物を上手く書いてて、物語の運びも上手く、私もこの物語の子供達のようにヴェネチアにいて冒険を見ているかのようでした。
物語はこれでもか!!って広がってどうやって終わるのかな・・と心配になったけど、落ち?も付いていて、かなり満足です。
ちょうどアトリエからヴェネチアの資料を借りてたので、ボーとプロスパー、スキピオはこの街の中を走り回ってたんだなぁ・・、と想像もできました(笑)

や〜、満足です(笑)

>ウイングさん、「上と外」は恩田さんの中でも大好きな話です〜。
私は終わり方がとても気に入っています。
感動の再会の部分!!
かなり涙しました。
あと、ニコがかっこいい(笑)(←最後にそれかい!)
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21 ウイング妻

2003/11/14 20:33

買ってしまった、買ってしまった、買ってしまいました。
宮部様の「誰か」
11月15日発売と聞いていましたが、今日本屋さんを覗くと、
置いてありました。
文庫本まで待てない私です。
でも、今読んでいる本が読めたら、読んでみようかな。
でも、そのときの気分で決まるので。

ちなみに、今読んでいる本は、「どすこい」京極夏彦著、です。
そんなあほな、という感じですが、気楽に読めます。
でも、凝っていますよ。
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22 そらたろう

2003/11/14 21:43

あ! 「どろぼうの神様」読みかけで放りっぱなしだった!(汗)
鱈ちゃん、思い出させてくれてありがとう!
ついでに「サブリエル」も「崖の国の物語1」も題名忘れたけどあと一冊も放り出しっぱなしだったことを思い出したり…はは(空笑)
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23 fool

2003/11/15 15:44

「トリニティ・ブラッド」吉田 直 読了です。

読む、と言いながら他の本を二、三冊さきに読んだりしつつやっと読みました。読み始めれば早かった。

設定一つ一つ自体は特に目新しくない。あらすじ読んで「ヴァンパイアハンターD!?」などと叫びそうになったり・・・(トリブラだけでなく、戦争やら((トリブラでは「大災厄」)で人類が文明を失った未来って設定が多すぎるような・・・。ザ・サードもそんな感じだったし)
古代の超兵器が出てくるあたりもお約束。

なのに面白いんだなあ。

バランスを崩さずに質自体を上げているという感じかな。安心してしっかりと楽しめました。その辺りはさすがに大賞受賞者といったところです。

作品の出来自体とは別で残念だったのは、しばらく前に読んだ「頭蓋骨のホーリーグレイル」(←読んだことない作者だったけど、タイトルが気に入って買ってしまった)という小説の主人公とアベル・ナイトロードのキャラがかなり被っていて(普段おっちょこちょいな神父さんが銃でドンパチするあたり)キャラの頭の中でイメージが一点に集中出来なかったことか。



さて、次は何を読もうか。
候補は
「4TEEN」石田衣良
「総司 炎の如く」秋山香乃
「星々の舟」村山由佳(←いいかげんに読まないと、積読の中に埋もれそう)
辺りです。でも全く別のもの読んでるかもしれません。
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24 みて太

2003/11/15 17:16

小野不由美『風の万里 黎明の空(下)』(講談社X文庫)読了。
この『風の・・・』から、講談社の営業都合でシリーズを<十二国記>と呼ぶようになったんですね。
だから知らなかったんだ。で、次の『図南の翼』あたりから十二国記、十二国記ってあちこちで騒ぎ出したのを聞くようになったんだなあ・・・。
あと『黄昏の岸・・・』と『華胥の幽夢』が待ってるけれど、これまでのところこれが一番面白かったかな(というか、前に読んだのはほとんど忘れてる)。
何度も目頭が熱くなって堪えたけれど最後にとうとう溢れてしまいました。
これ、たまたま見て本を読む踏ん切りがついたテレビアニメのラストシーンでした・・・あの時も泣いたなあ。

でも次はちょっと十二国記を離れます。

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25 mamath

2003/11/15 19:21

ふははははは…ほらごらんなさい。みて太翁。
>何度も目頭が熱くなって堪えたけれど最後にとうとう溢れてしまいました。<

「チャイナタウン」読了。
次巻はこの本のヒロインのパートナーが語る形式とか。
(そう言ってたね、まりかちゃさん。あのころはれみさんとか
かなめさんとかるーさんとかくーぱーすさんとかと大人しく真面目に短く(笑)語ってたよね。
今では信じられないけれど(爆)変わらないのはかなめさんだけ(笑)
しっかり猫かぶりしてたね、ニャンニャン♪(笑))

昨日から「ファンタジービジネスのしかけかた」講談社α新書
読んでます。
副題が”あのハリーポッターがなぜ売れた”
書評誌に載っているのを同僚が「買わない?」って言って、
ファンタジーその世界に浸るもんで、評論でごにょごにょするのは嫌じゃと断ったものの、
私に買わせて読もうという目論見が外れた同僚が、自分が買って(笑)読んでる帯をみて、私の血中アドレナリンが一気に吹き上がったものです。(爆)
曰く
”ファンタジービジネスの鉱脈は。まだまだ膨大で、十分には掘り起こされてはいない。
それを掘り出し、アレンジして商品化する才覚が今こそ求められているのだ”
ぬぁんだってえええええええええええ!?ですわね。(笑)

ファンタジーはな、ファンタジーっていうのはなあ!………
って息が切れそう。(笑)
感想は後日…。
削除キー   

26 小太郎

2003/11/15 23:58

深堀骨「アマチャ・ズルチャ」なかなか捗りません
こういう不条理物は好きなんですけれど 歳のせいかな進まないのは
都築道夫と小池真理子がやたらと誉めていたのはどうしてだろう
腰巻は上手い「スタージョンもラファティもすでに亡い 文芸復興
最後の希望 しかし、私たちにはまだ深堀がいる。」ほんとかい?

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27 ウイング妻

2003/11/16 00:40

「どすこい」京極 夏彦著、読了。
面白かったです。
最初、なんじゃら、という感想だったのですが、だんだん面白くなってきました。
気楽に読めた、という感じです。

次は、「誰か」宮部 みゆき様。
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28 みて太

2003/11/16 12:28

郡司正勝『和数考』(白水Uブックス)読了。
勿体無いなあ、このタイトル・・・算数嫌いの人は手にしないんじゃないかな? 内容は算数・数学とは全く関係ありません(私は数学系の本かな、と手に取ったのですが)。
例えば、
「二」・・・「二の次」「二枚舌」「二重底」「二の舞」「二枚目」等
「三」・・・「三国一」「三種の神器」「三千世界」「三日天下」「三角関係」等
「五」・・・「五臓六腑」「五体満足」「五穀」「五輪」等
方位の東西南北に色を当てる(東:青、南:赤、西:白、北:黒)のは知ってたけれど、「四」ではなくてその上(中央)に黄色(天子の色)が来て五方をなす・・・十二国記じゃん!

なんて「一」から「十」までの数に纏わる言葉の考察・・・面白い。

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29 みて太

2003/11/16 19:10

山田俊雄・柳瀬尚紀『ことば談義−寐(ネ)ても寤(サメ)めても』(岩波書店)読了。
<碩学V.S.奇才 日本語の海に遊ぶ愉楽。>と腰巻にある。
ことば、文字、言い回し等のつかい方や変遷に関する対談。
日本語はこのまま廃れていってしまうのだろうか・・・。
・・・専門的過ぎる帰来はあるけれどとても面白かった。

続けて、柳瀬尚紀の「ことば」を巡るエッセイ『言の葉三昧』
これは『ことば談義』よりは随分軽いはずです・・・。

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30 しん

2003/11/16 20:26

なんと書けばいいのだろうか・・・
読んでからもう二日は経つのに書くことがなにも思い浮かばない。
つまりはそういう作品なのだろうか。
一応、要素を3つほど列挙しますと
@学園物
Aミステリー風(どっちかというとサスペンスかも)
B超能力物
となります。
よく言えば王道、悪く言えばありきたり。
内容も特に述べることはありません。
このままこのシリーズが見るべきところも無く終了するならば、もうこの作者の作品を読むことは無いかもしれません。
ただ、恐らく低いテンションで書かれたであろうこの作品をここまで読ませる作者の実力は侮れません。

というわけで、三雲岳斗著[i.d.]T読了です。
削除キー   

31 ウイング妻

2003/11/16 20:24

ただ今、「誰か」を読んでいます。
ここで、うらやましい文章が・・・。
『私の妻、杉村菜穂子は29歳だが、笑うと24歳に見え   る。・・ 略・・化粧をすると31歳に見えることがあり、素顔だと20歳に見えることが多い。
 どんな年齢に見えるときでも美人だ。』

新婚さんではなく、結婚して7年たつ夫の言葉。
うらやましい・・・。


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32 fool

2003/11/16 20:37

「i.dI」は買ったものの、雑誌で短編として出た時のイメージがかなり悪かったのでいまだ手付かず。

で、そこにしんさんの感想が。

やっぱりか・・・。このまま積読行きか?一応読んでみるか?

今日は一日活字離れぎみ。たまにはそんな日も。
削除キー   

33 みて太

2003/11/16 21:08

ウイング妻さん。
五味太郎のタイガーズ本、ごらんになりました?
彼も阪神ファンだったんですね?

私は悩みましたが、星野もやめちゃったし、考えたら阪神ファンじゃないし・・・買うわけにはいかないな、とやめましたが。

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34 てんころ

2003/11/16 21:28

ちょっと溜めおき読了経過です。

プラチナビーズ 五條瑛
読みやすいし登場人物は格好良いし・・とは思うのですが、ハードボイルド系はやっぱり苦手だ、と再確認しました。読み終わるのに2週間もかかって、苦労の末のラストが「まだまだ続くぞ、これは序章だ!」の匂いがプンプン。私にはしんどい・・。

アルケミスト パウロコエーリョ
まっすぐ前を見て生きよう、自分の心に耳をかたむけよう。そういう落ち着きを呼び戻してくれるような本でした。
ちょっと小難しいところもありましたが、主人公がたぶん作者に語りかけたところが(私には神=作者にみえた)、私自身にも向けられたように感じてネバーエンディングストーリー気分になりました。
この方の本、面白いです!良いわ〜。

トリニティブラッド 茨の宝冠
前作が「何じゃそりゃ」の終わり方で不安でしたが、クライマックスへ向かって大きく動いて、意外な展開で面白かったです!
カテリーナが涙して、エステルが○○になっちゃって(本当にビックリ。これからどうするの?と思った)色々あったんですが、
一番はダメダメ教皇聖下の成長っぷりに、お姉さんは感無量〜って感じです。胸いっぱいになります。
あ、トレスはほどほどに格好良かった(笑)
削除キー   

35 みて太

2003/11/16 23:44

柳瀬尚紀『言の葉三昧』(朝日新聞社)読了。
朝日新聞連載のコラム「猫舌三昧」の第二弾。
まあ内容は言葉遊び・・・かなり巧みで高度な駄洒落?
駄洒落に高度も巧度もあるかいっ! って・・・あるんです!

第一弾の『猫舌三昧』・・・当然、読んだ気になっていたが探してもない。
平凡社新書の『猫舌流 英語練習帖』と勘違いしていたようだ。ちなみにこれは英語入門書なので買ってはみたものの読んではいない。
『猫舌三昧』・・・買ってこなくてはいけないな。

次はハヤカワ文庫、テッド・チャン『あなたの人生の物語』
かなり面白いSF短篇集・・・らしい。

削除キー   

36 mamath

2003/11/18 07:29

「ファンタジービジネスのしかけかた」講談社α新書読了
驚いた。正確なファンタジー比較論になっている。
途中?な記述もあるが、3人の(4?)執筆であるということで納得。
ビジネス戦書として買った人はたまげるだろう。(笑)
詳細後日。

「ひたくれなゐに生きて」斉藤文と俵まちはじめ三人の女流歌人との対談集。
中日新聞の短歌の選者をしていたときに撰る歌と解説が好きだった。なんで死んじゃったんだ〜〜!?(しかたないけどね。)
同じような対談が並んだのが難。俵のだけでよかった。

「バイオレンスジャック10」中公愛蔵版読了。
うるさん、うらむ。(爆)詳細後日。

削除キー   

37 mamath

2003/11/18 07:29

文←史、この変換間違いはあんまりだ!(笑)
削除キー   

38 まりかちゃ

2003/11/18 20:05

「仁木兄妹長編全集」仁木悦子、読了。
「棘のある樹」「黒いリボン」「あおい壁」と三篇収められています。

「棘」が冬一月の話、「黒い」が春四月の話、「あおい」は悦子自伝小説になってます。
久しぶりに、仁木悦子を読み直して、昭和三十年代ってこんなだったんだよなぁ。。。って、時間の隔たりを感じました。まぁ、主に風景とか情景描写に限られますが。
「あおい壁」を読んでいると、悦子さんのことが良くわかります。
胸椎カリエスで動けない体ながら、いかに自立を望んでいたかとか。。。なんか読んでいると自分が情けなくなったり。(苦笑)
削除キー   

39 ウイング妻

2003/11/18 20:21

みて太さん。
五味太郎さんのタイガース本、また探してみます。
なかなか本屋さんに行けない・・・。(-_-;)
主人はいらんで、といっていましたが・・・。
五味さんの作品は好きですし。
削除キー   

40 kao

2003/11/18 22:32

映画に狂いつつもちょっとは読んでます。
何冊か顔出していないときに読んでいるんですけどめんどくさいので割愛。

今「七十五羽の鳥」都筑道夫さんのを読んでるところです。
そらちゃんから貰いました。ありがとう。
後ろの方の短編は読めるんだけど、「七十五羽の鳥」が、なかなか進まない。
なんか、一節終わるごとに「ここで第二の事件が起こる」とか「御子が知ってる新事実」とか書いてある。
本筋の解説なんだろうけれど、読んでもいないうちから解説されるのはなんだかイライラする。
無視して読もうにも気になって、とても読みづらい。
そのまま解説見たいのがなければおもしろそうなのに。
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41 kao

2003/11/18 22:33

「御子」←「巫女」の間違いです。
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42 みて太

2003/11/18 23:32

ふうん、そうなんだ・・・kaoさん。
『七十五羽の烏』・・・若い人には駄目みたいだなあ、残念。

あれ、解説と言えば解説だけれど、都筑道夫、ミステリー・マガジンの編集やってて「面白いの無いなあ・・・じゃあ、自分で書いちゃえ」って書いたのが『七十五羽の烏』なんです。
で「この章ではこんなことが起こりますよ」「ここではこんなことが書かれてますよ」と読者に挑戦、でもないんだろうけれど注意を促してるんですね。
私なんかには、あれが面白かったんですけれど。
まあ、どっちでもいいことですが「一節終わるごとに」というよりも「一節始まる前に」でしょうね。
・・・となると、物部太郎ものは駄目か。
やっぱり短篇ですかね、都筑・・・長いと凝り過ぎちゃう傾向は確かにあるなあ。

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43 みて太

2003/11/19 21:48

テッド・チャン『あなたの人生の物語』(ハヤカワ文庫)読了。

「チャンを読まずしてSFを語るなかれ」と絶賛され、現役最高のSF作家の一人(最高が何人もいるのか?)と呼ばれている・・・らしい。
これ、八篇の作品からなる短篇集なんだけれど、これがチャンが現在まで発表している全作品とのこと。
その全てが名のある賞を受賞したり入選したりしている。
多彩・多才な八つの物語・・・「とても面白かった!」と書きたいんだけれど、正直言って私にはどれも難しすぎでした・・・情けない。

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44 mamath

2003/11/19 22:00

「ファンタジービジネスのしかけかた」講談社α新書読了
補足
同僚に借りた本で返してしまったので引用ができない。(笑)
ハリポタが売れた理由をかなり的確に言えていると思う。
ファンタジーを「現実から逃避するもの」と
「現実をみきわめるもの」の分けていて、ゲド・指輪等を後者に、
ハリポタを前者にすえている。
最初に「賢者の石」を読んだ時に私も感じた”いろいろなものからの寄せ集め”をこの作者も言っている。

登場人物当の記号化、繰り返し、が今売れているものの特徴というようなことも。
しょうがないじゃない?読む側が求めるんだから…。
論者児童文学者なので、大人向けファンタジーやら、ヤングアダルトにほとんど触れていないのが抜けだと思うけれど、
見方としてはおおむね私も賛成できるので、同僚に半額で売ってとか誕生日だったんだけどとか交渉中なんだけど、
なかなか首をたてに振ってくれない。
いいじゃないさ〜、アンタはファンタジー読まないんだからぁ、
といってもなかなか…くすん。(笑)
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45 mamath

2003/11/19 22:33

おととっと。

妹尾ゆふ子のファンタジー「真世の王」読んでます。
ロードオブザリングの映画の解説を書いていた人。
女性の作者なので戦い場面がさらりと書かれています。
セリフに笑えるものがあるのですが、その分ヤングアダルトだな、と。
今のところ、面白く読んでいます。

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46 kao

2003/11/20 23:10

>みて太さん
すみません…こればっかりは好みかもしれません。
それから、そうです、「一節始まる前に」です。
慌てて書き込みしちゃいけませんね。
ちなみにまだ読めてません…。
電車で読もうとするんですけど、するんですけど〜
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47 まりかちゃ

2003/11/20 23:23

んーっと、都筑せんせーは玄人受けする作家だとなんかの解説でよんだことがあります。(笑)

「七十五羽の烏」は私は面白いと思ったんだけど、読み返すたびに発見があるんですよね。ああ、こんなところにも、伏線があるのかぁ、とか。
一回読んだだけではちょっと気付かないところがあるんですよねぇ。
短編とショートショートはすっごく無駄がなくてすっきりしてるんですけど、長編はサービス精神なのかな?(悩)
「三重露出」とかも懲りすぎてわかりにくくなってしまってますしね。
このへんが好みの分かれるところかもと思う部分ではあります。

けど、私は都筑センセー好きだよー!!(誰になんと言われようと)(笑)
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48 まりかちゃ

2003/11/20 23:27

ああ、それと、片岡直次郎(物部シリーズでは直さん)のキャラが片岡直次郎が主役の時と、物部太郎が主役の時ではどうしてこんなに違うんだろう?とか・・・(ツッコミどころがすでに違うが)
ファン度の違いがあるのかな?

最初の解説(七十五羽の烏での)は
みて太さんの言うように「読者への挑戦」ですよね。
ちーっともわかんないんだけど。うざいなら読み飛ばしても問題ないですよ。最後まで読み飛ばして読んで、もう一回読み直すとその解説の意味がよくわかるかと思います(それもうざいとは思うけど)(笑)
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49 かなめ

2003/11/21 10:08

 「翼ある闇」摩耶雄嵩、了読。
 kaoちゃんに貰った奴・・・投げた気持ちが判りました(笑)
 古かろうと新しかろうと、「本格」と標榜するのであれば、読者に対してフェアであって頂きたい。
 ましてや途中で「公平を期すために」と、その場で起きた以外のことを纏めて挟んでいる・・・確かに手かもしれないけど、がっかりしちゃう。
 あとは探偵と助手が「どっかで読んだことがある」と思えるような、薄っぺらさが気になりました。天才肌で、『自分は何でも知っている』風情の探偵は小食気味です(書かれた当時は良かったのかもしれないが)それともこれはわざとか?何かの複線なのか!?<それは違うんじゃないか。
 真犯人の犯行時間の詰め方は良かったんだけどなぁ・・・
 続きを読むかどうかは今のところ未定。

 「白い兎が逃げる」有栖川有栖も購入してますが、全部既読。
 「不在の証明」パズルテイスト。派手さはないけど、ミステリ職人っぽい堅実な話。
 「地下室の処刑」他の作を読んでないと、森下君がどんな人かわからなくてたぶんおもしろさ半減。「赤い帽子」と「暗い宿」は読んだ方が良いと思う。「シャングリラ十字軍」物を早く書いていただきたい。
 「比類のない神々しいような瞬間」有栖川お得意の謎掛け遊び。でもわたしの中での評価は低め(笑)
 「白い兎が逃げる」列車トリック。途中、科捜研での指紋照合シーンがリアルに書かれてます。やったね、ついに大阪府警見学の成果がでましたね!
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50 まりかちゃ

2003/11/21 13:30

「スキッピング・クリスマス」ジョン・グリシャム、読了。

これ今からクリスマス・イヴまでの期間限定商品!もとい、作品ってことでお薦め(笑)
決して、春桜の下でとか、真夏に読んじゃいけません。今です!今。
スキッピング・クリスマスとは、クリスマスをすっぽかすという意味。
主人公のルーサー氏、元々クリスマスのバカ騒ぎがあんまり好きではないってお方だったのですが、今年は一人娘のブレアが海外のボランティアに出かけてしまったため、夫婦二人でクリスマスをすっぽかして、カリブ海一周のクルーズ、豪華客船に乗ってに参加することにした。
ここから始まる悲喜こもごものストーリー。ドタバタコメディーになってます。ルーサー氏会計士だからなんか細かいの(笑)出し惜しみしてるわけじゃないんですよ、けど。細かい。
で、クリスマスの準備って、日本人って美味しいとこだけしかやらないじゃないですか?向こうはいろいろ大変みたいで、それをぜ〜んぶすっぽかすってどういうことかっていうのがよくわかって面白いです。
読む前には、ちょっと街にお出かけしてクリスマス・ツリーを眺めたり、人ごみにもまれたり、クリスマスソングを聞いたりしてから読むとますます雰囲気がつかめます(笑)
肩の凝らない、まったくミステリじゃない作品です。
映画化もされるそうですよ〜。
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51 みて太

2003/11/21 23:02

ジャン=フィリップ・トゥーサン『テレビジョン』(集英社文庫)読了。
なんでこんな本(今までだったら手に取らなかった)買っちゃったんだろう。
<テレビを見ないという何気ない行為がどんなに新鮮な現実感覚を与えてくれることか。・・・>という裏表紙の説明に釣られたのかな。
一念発起したわけでもなく、私もほんとに何となくこの八月の盆休みあたりからテレビに関心がなくなった(今はもっぱらラジオ)。それまでは帰宅すればまずテレビを点けて本を持ってその前にごろんと横になって夜中までという生活だったのに、夏以降はサッカーぐらいしか見なくなっていたので・・・。

でも、よくわからない話だった・・・ユーモア小説???

なんだかよくわからない本が続いてしまったなあ・・・どんどんあたま悪くなっていくような気がする・・・ちょっとショック。

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52 ウイング妻

2003/11/21 23:27

「誰か」宮部みゆき著、読了。
わりと地味目の話しなのに、話しは惹かれました。
奥さんとの仲がすごくいい。
で、どんな出会いをしていたのか気になっていたところ、
それを見透かしたように、ちゃんとなれそめを書いている。
4才の娘さんがいるが、なんか、だぶってしまいました。

でも、私の主人は奥さんを「きれい」なんて言わないけどね。

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53 kao

2003/11/22 01:21

>かなめさん
でしょ!?
投げたくなるっしょ!?
なんだ。なんなんだこの探偵わぁ!!
って言いたくなるアホ推理披露するですよね!

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54 mamath

2003/11/22 22:14

まんが「御手洗くんの冒険1ブローフィッシュ教殺人事件」港一読了
原作家島田荘司自身が”漫画世界に姿を表した御手洗くん」なんて小文を載せている。
何も言わなければそのままレミッチ便に乗せるからね♪

おなじくまんが「月光世界」東城ふゆみ読了
道原かつみと間違えて買ったんだけど…ベタ使いが結構良くて処分すべきか否か迷い中…。

「真世の王 上 黒竜の巻」「真世の王 下(白竜の巻」妹尾ゆふ子 エニックス 読了
映画、ロードオブザリングのパンフレットで解説をしていた人。
表紙の剣士の絵に落ちたってのが真相なんだけど(笑)。
なっなっなによ〜〜〜〜〜?!絵と内容と会ってない!!
内容も前半読むのはすごーく辛かった。
なんせ、ど、ど、どいつが主人公なんだ〜〜〜〜〜?!って言いたくなるほど、重要人物の心情風景を載せるし、そいつらがやたら意識を失って場面転換するし(舞台の暗転かって言いたかったわよ!笑)。
あと、文体と合わないために浮き上がってしまうセリフとか、
情景描写が足らないために描けない風景とか、
「こう観念的なのは勘弁してほしいよ〜」といいたくなる内容にぶ〜たれてなかなか読み進めなかったんだけど。
後半どんどんひきつけられてしまい、先の読めない展開に医者にいく電車の中や待合室で一気読み!
え〜〜〜〜みんな殺しちまうのか登場人物?!から…。
いや〜、意外にも後味が良かった。
”テイ、エスタシア”ってセリフ刷り込まれそう。

どなたか読んでみます?表紙の男はいい男よん♪
(ちなみに、本の雰囲気には合ってるけど、人物には全然合ってない!爆
もう一つ言うと、私は黒髪のロン毛のほうが好きだ。笑)
そらたさん・くいっくさんは多分駄目だろうけど、KAOさんか雨男さん、ふーちゃんなら読めるかな?
妻さんどうかな?

読み終わってすぐに87分署に行けず、困りました。
帰りの電車で「でぶのオリーの原稿」マクベインの87分署シリーズ最新刊読み始めてます。
なじみの文体、なじみの登場人物、読みやすい。
ファンタジービジネスの中で「記号化と繰り返し」がヒットの要因の大きなものと言ってたけど、分かるような…。
でも、どんなに馴染みでも、”好き”っていえるところがなくちゃね♪
オリー、いやな奴だけど結構好き…。

おまけ
同僚が「シカゴブルース」読了
どうだった?!どうだった?!と攻め立てて(笑)
「良かったけど、…若い頃に読みたかった」との感想を引き出した。
「SFとミステリについては頭をリセットしたい」とも。
同感ですわ…。
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55 みて太

2003/11/22 23:27

パウロ・コエーリョ『アルケミスト−夢を旅した少年』(角川文庫ソフィア)読了。
夢と宝を求めてアンダルシアからエジプトまで旅に出た羊飼いの少年の話。
少し前のレスで、てんころさんが書いてみえたので未読の山から引っ張り出してきました。
「何か面白い本ないかな」と毎晩<連>を覗きにきて「あっ、それならあったぞ!」って・・・最近こういうのが多いなあ。
ずっと目の前にあった宝の山に自分では気がつかない・・・そんなお話でした、これ(ちょっと違うかな)。
ちなみにアルケミストとは錬金術師のことだそうです。

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56 fool

2003/11/23 13:42

「星々の舟」村山由佳 読了です

短編なんで、「翼」ほどのインパクトはなかったけど良かった。
家族をそれぞれの視点から描いた連作。多くの人たちの中で暮らしながらも、誰もが「一人」で、一人であるが故に抱えるそれぞれの「物語」・・・。

積読の中に埋もれそうになってたけど、読んでよかったです。
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57 そらたろう

2003/11/23 15:11

>mamathさん、
>ファンタジーを「現実から逃避するもの」と
「現実をみきわめるもの」の分けていて、ゲド・指輪等を後者に、
ハリポタを前者にすえている。<

これ、とーーっても心の底から納得!!
だからハリポタは読んでて面白くても「それだけ」なんですね。
指輪やゲドやプリデインやライラなんかだと、読み終わった後に疲れ果てるんですけれど、ハリポタはそんなことないんですよね。だから簡単に何度でもすぐに読み返せちゃう。
まあ、悪いとは言いませんけれど、これを絶賛しちゃったり良書だと言うのはどうかなあって思ってみたり。
キャラ萌えするには適当ですけどね(笑)

>七十五羽の烏、
べつにトリックがどーとかストーリーがどうとか言うつもりはありません。そこら辺はきちんと面白かったですよ? 一章ごとの解説も好きですし。
ただ、時代が古すぎて、わたしの中では「源氏物語」とか「舞姫」とかをなんの注釈もない原文のまま読んでいるように思わせるだけで。泉鏡花とかね。
今の若い人にもわかるような注釈をいちいち付け加えてくれないと、場が想像できないんです。なにが起こってるのか理解できないミステリなんてつまんない…。
なのにkaoさん、押し付けてごめん。DWJ貸すから帳消しにしてね(笑)

DWJ「ブラック・マリア」読了。
うふふ、やっぱりDWJは面白いですね♪ 惜しむらくは、子どもたちが素直とまでは行かないけれど、母親思いのいい子たちだったことでしょうか(笑)<ゑ?
DWJの代表シリーズ、クレストマンシーと比べるほうが間違っているのですけれど。
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58 まりかちゃ

2003/11/23 15:25

ああ〜、わかっちゃった。。。
そらちゃん、新しい版で読んだね?>七十五羽の烏。
角川の昔のは、挿絵付きなのですよね。わかりにくいところを、山藤章二の挿絵が補ってくれるんです。
団扇の絵とか、トランプのおうちとか。次元発火装置とか。
そういうのが全部わかりやす〜く描かれていて、「?」がなかったんだよね。
あれがあるのとないのとでは大違いだろうなぁ・・・
あの絵はほんとわかりやすくて好きだった。
注釈がわりの挿絵だったんだ、あれって。
やっぱり、懲りすぎてるんだ。。。(笑)
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59 fool

2003/11/23 15:30

書き足りなかったのでちょっと追加「星々の舟」

こういう話を読むのは本当に久しぶり。
何かが始まったわけでもないし、何かが終わったわけでもない。救われたわけでもない。
でも確かな物語。

つまり・・・。

誰か読んでくれーーーー!ほんとにオススメなのです!!
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60 mamath

2003/11/23 15:50

>まあ、悪いとは言いませんけれど、これを絶賛しちゃったり良書だと言うのはどうかなあって思ってみたり。
キャラ萌えするには適当ですけどね(笑)<

そ〜なのよ!!そらちゃん!

(ちゃん付けである。
まだサボリンが効いていてPCの前にいたりする。
ちゃっとの過去ログなんて読んで笑っていた。
昨日チャットでfoolさんを”ふー”って呼んで嘆かれた。
そこまで略されたかって。笑。たらちゃんがフォローしていた。
やっぱり若い人達は爽やかだった…ダークサイドの覚書。笑)

”ハリーには顔がない、それはゲームの主人公に個性がないのと同じ”、とか、”ラドクリフによって顔を与えられた”とか、
納得するところが随所にあるのよね!!
以前そらちゃんと言っていた、「血筋重視」にも触れてたし。
ファンタジーを読まないで(俺にとってのファンタジーはこれ系って中にパーンの話が出てきて、それで一巻かりる話が進んだのよね)ファンタジー論ばかりを言う同僚の手にあるより、みんなで読んだほうがいいって思えるのに、譲ってくれないのよね。(笑)
もうちょい折衝するからそのうち手に入るかも。
(定価で買おうとまでは思えないのよね〜。こらこら。
大きな買い物をしたのでへそくりの残高が…爆。)
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61 mamath

2003/11/23 15:55

そういうときは押し付けるのです、foolさん、ってもういないだろうなあ。(笑)

まりかとふーちゃんとニアミス。
はろ〜。(キータッチが早かったらなあ)
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62 まりかちゃ

2003/11/23 16:00

まだいたりして。。。(笑)ハ〜イ♪
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63 mamath

2003/11/23 16:12

ちゃっとに行ったりして(泥沼?)
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64 kao

2003/11/23 19:30

>まりかちゃん
読みます、読みます。何とかって本(こら)
それから、「七十五羽の烏」に挿絵がありましたよ。
私は文体は平気なんだけれど、解説が。解説がイライラするんです…。
読者への挑戦なのだったら、解決編に行く前に、ここまでですべて出そろいましたとかなんとか1ページ挟むだけでいいじゃない。と思うのです。だから、個人的な好みなんですって。ごめんなさい。

最近はそらちゃんから、お薦めの本を借りまくっています。
これがおもしろいんだ。
今年の一番がそらちゃんから借りたDWJの「魔女と暮らせば」に決定しそうな勢い。
12国記もおもしろかったし。ファンタジーな年だな。
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65 みて太

2003/11/23 19:37

ふうん、『七十五羽の烏』新しい版(光文社<都筑道夫コレクション?>)には挿絵ついてないのか・・・そこまで見なかったなあ。
この前読み返したのは当然持っている昔の桃源社版だったから、何回読んでも面白いや!って思ったのかな。
挿絵無しのを読み返す気はないし、読んだとしてもあの絵が浮かんできちゃうからなあ・・・。トランプのおうちも作ってみましたよ、若かったなあ。
でも小道具は凝ってるけれど時代はそんなに古くはないはずなんだけれどな。
「源氏」も「舞姫」も泉鏡花も読んだこと無いけれど、そういう古さと一緒にされたら可愛そうだなあ。たかだか三十年ぐらい前の作品だし、鮎川の方が古いぐらいじゃないのかな。
まあどうでもいいですけれどね、幸い私は都筑も鮎川も楽しめましたから。

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66 みて太

2003/11/23 19:59

あっ、kaoさん、こんばんは。
挿絵はあるんですよね・・・あれ外したら違う本になっちゃうもんな。
しつこいようですがニアミスのついでに、好みだからどうしようもないことは承知でもうひとこと。

各章の前に「ここではこんなことが起こる」から注意して読んでね、って言われたにも拘らず謎解きを読むまではどれがヒントか分からない、悔しい、ってとこが作者の面目躍如というところなのでしょう。
全部出揃ってからまとめてっていうのは、なかなか難しいと思います。
まあ、気が向いたら(というか、もし読み終えることが出来たら)また読み直してみてください。

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67 しん

2003/11/23 21:00

もうなんでもありなんだろう。
このトリックでミステリーというのならば私からは何も言うことはありません。
一応、この本が出版されたときのジャンルを聞いてみたいものです。
舞台は別に100年後の世界でしかも100年間隔離された村でも結構です。
ただ、話全体に説得力が無さ過ぎるように思います。
最後まで読んで感じたのはどうも村人の思想を描きたかったのではないかと感じました。それともこの話を成立させるためにそういう設定にしたのかはわかりませんが。
最後にあるどんでん返しっぽいのも私には手遅れでした。
もう冷めてましたから。

というわけで、いろいろ書いてみましたが森博嗣「女王の百年密室」読了です。
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68 みて太

2003/11/23 23:55

『青豆とうふ』(講談社)読了。
これ、和田誠と安西水丸のしりとり(?)エッセイ。
二人が交代でエッセイを書いて相手の話にもう一人が挿絵をつけるという趣向。・・・いいなあ、文も書けて絵も描けるって。
文も絵も駄目というオジチャンは嫉妬嫉妬ピッチャンなのであった。

余談ですが、これって<遊BBS>でできないかな? 
純然たる、言葉尻を捉えてのしりとりではなくて、前者の文の中の一片を引き継ぐようにして次の人が文を書く・・・(同じ人はすぐ続けないで誰かを挟んでから)。
現在進行中の<連想ゲーム>と<部首(?)しりとり>を併せたようなのを、単語じゃなくてちょっと長めの纏まった文章(エッセイとか創作短篇みたいな)ので続けて行くというんだけれど・・・。
まあ、文の書ける方と言っても男性ではfoolさんと、現在は身を潜めてみえる某先生ぐらいしか浮かばないけれど、女性陣はタレント豊富ですよね。
「トント」とか「桃太郎」とか中断してますが、ああいう続き物は全体の流れがあるんで途中で入り難いけれど、これは直前のレスからの連想だけだから誰でも前の流れを気にせずに続けられるんじゃないかな。
スレッド立てようかと思っても自分は参加できないし、そもそも第一回目の文が書けないよ・・・ちぇっ。

次は柳瀬尚紀の『猫舌三昧』・・・言葉をめぐるエッセイ。

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69 そらたろう

2003/11/24 01:08

トランプの家とか挿絵ついてましたー。でも、喋ってる内容とかさっぱり理解できなかったのー。古典だいっ嫌いだったな、と思い返してみたり。<七十五羽の烏
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70 いろは

2003/11/24 10:49

「固いおとうふ」中島らも
「のぞきからくり気分」わかぎえふ
ようやく読了。
わかぎえふの方は、どうやら以前図書館で借りて読んでいたようです。(爆)
再読でも面白かったし、娘も読むからいいか・・・。
このおふたりのエッセイを続けて読むと、なんか楽しい♪
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71 みて太

2003/11/24 17:52

柳瀬尚紀『猫舌三昧』(朝日新聞社)読了。
いやぁ、言葉・・・日本語って面白いなあ。

柳瀬本、もう一冊『猫と馬の居る書斎』(柳瀬は自ら半猫人(ハンビョウニン)と呼ぶほどの愛猫家で競馬好き)が待ってるけれど、私は猫にも馬にも関心ないので
コニー・ウィリスの『航路』を先に。
30ページ程読みかけたけれど『ドゥームズデイ・ブック』のキブリンを14世紀に送り出した後の21世紀側のドタバタ調の展開の様相を呈し始めている・・・いけそうですね、これ。
小太郎さん太鼓判の<約束された至福のひと時>・・・楽しみ楽しみ。

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72 ウイング

2003/11/24 22:58

>foolさん
「星々の舟」ちゃんと買ってますよ。
読むのは先になると思いますが、また感想書きます。



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73 mamath

2003/11/25 21:29

「でぶのオリーの原稿」読めない〜。
主人公級のキャレラ刑事が被害者の遺族に事情を聞きに行くシーンがあって、
キャレラがこんな悲しんでる遺族に俺はなにを言ったらいいんだって内心悩むのよね。
でも刑事歴何十年のベテランだからちゃんとやることはやるんだけど。
はふ、忘れてた〜、87分署は心理描写多いんだった。
…なんとなく辛くて読めなくなってしまった。

(仕事だろうとなんだろうと、相手も嫌な事は嫌な事で、
頭垂れてる相手に水ぶっ掛けるようなセリフいえないって。ぶつぶつ…甘くて悪いか。誰に言ってる?笑)

パーンの騎士の一巻、同僚が貸してくれた。
でエエ?!ハヤカワSF(PB)の初版だから汚すなって?!
ワタシャ電車リーダーだよって言ったら「電車で読むな、落とす」
だって…。
んじゃ〜、昼休みに読むわって借りたけど、いま、忙しいんですけど?(爆)

で、帰りの電車で読むものなし…泣ける〜。(><)
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74 mamath

2003/11/25 21:29

け、消し忘れちゃった…
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75 まりかちゃ

2003/11/25 23:24

「桜宵」北森鴻、読了。

「花の下にて春死なむ」の続編。ビアバー「香菜里屋」
相変わらず旨そうな酒の肴と、ビールです。こういう店が徒歩圏内にあれば・・・
あれば〜!!(泣)
毎日いって飲んだくれるでしょうね(笑)
けど、ちょっとした酒の肴になりそうな食い物満載なのは良いけれど、私はどっちかって言うと、食べて味を覚えるタイプなので、食えないのがなんかフラストレーション感じます。食べたいっ!
主婦的に思ってしまったのが、この店の主人がお客の誰かに
「良い国産のマツタケが手に入りましたので、土瓶蒸しにしてみました。どうぞ」と差し出すシーン。
国産マツタケ。。。いくら取られるかわかんないじゃねーか!
こわいよお〜、(小心者な私)(笑)

ちなみに、まますさんが大憤慨した上読むのを放棄した本。
「まりか、これ読んでどう思うか聞かせて?」と言わんばかりに、頂いたので現在読書中です。(苦笑)
憤慨の場所は違うのだけれど、私もむかつきました(笑)
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76 kao

2003/11/26 00:15

「首」夢枕獏
陰陽師もの。や、なんかもう、義務みたいになってます。読むのが。
20分もあれば読めちゃうくらい軽いです。

「クリストファーの魔法の旅」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
そらちゃんからお借りした本。夢中になって、またしても電車を乗り過ごしそうになりました。
ハリー・ポッターよりおもしろいと思う。ほんとに。
もったいなくて、ゆっくり読もうと思うんだけど、だめなの。
ぐいぐい引き込まれちゃって。
タクロイいいやつだ!とか、女神が頭に来るよ〜!とか、読んでいるその時々でそらちゃんにメールしたら、「クリストファーと一緒に冒険してるみたいだねー。」って返事が来ました(笑
ホント、一緒に冒険できる本です。返す前にもう一度読もうっと♪
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77 mamath

2003/11/26 22:22

「愛のひだりがわ」筒井康隆 岩波書店読了
”母を無くして居場所を失った愛は仲良しの大型犬を釣れ、
行方不明の父を探す旅に出た。
思いがけない事件につぎつぎとまきこまれながらも、
少女は危機を乗り越えてゆく”

愛のひだりがわ、ですか、ならば右側には何かな?
なんて手にとって、奥付を見ようとしたら目に飛び込んだ
冒険者たち、まぼろしの小さい犬、トムは真夜中の庭で、
モモ、ホビットの冒険のファンタジーの名作の書名。
え?え?え〜、それ路線なの?筒井が〜〜〜〜?!
あのしっちゃかめっちゃかで狂気と正気の境を行ったり来たりしてるような筒井が〜〜〜?!
(決して嫌いではない…寧ろ好きだったり…)
前半ウルメイワシになった。
中盤からいかにも筒井なところが出てきて、「このままいったら次の本読めないな〜」と思ってたのが、引き締められた。
おいおい、そんな方に行くんですか〜?
「断筆宣言の軌跡」だったっけ?もうこの世の中に腹立てて諦めて、そのあとまた復活したんだよね作者?
その筒井の言いたいことがいっぱい詰まってるなあって思いながら読みましたです。
昨日読む本がなくなったのは、これを読むためなんだったか、と妙に納得。
完全なハッピーエンドではないのに元気が出てきてしまった。(笑)

夕べ次に何を読もうかって書庫でごそごそしてたら(いや〜、幸せでした!爆)12時をこえてしまって、本日睡眠不足。
(なのに、保育実習に行く末っ子のお弁当作りをつい手出ししてしまふ。
徹夜でレポート書くなよ〜。私が遅起きできないじゃないか〜。)

がんばらにゃ!
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78 mamath

2003/11/26 22:35

「愛のひだりがわ」帰りのバスで読みきって、
電車のなかから「精霊蜻蛉の川  昆虫巡査2」平野肇 読んでます。今のところ面白いです。

「斉藤一」も手に入っちゃったし(早すぎるよ〜、笑)
「サンタクロース殺人事件」(なんとハーレクインだ!何が書いてあることやら…、笑)
いいかげんクイックさんに約束してるビジョルドも読まなきゃって
枕元に置いたし、
落語風ディケンズ「クリスマス・ボックス」もあるし…
何冊有るか分からない積読もあるし♪
ホン好きの苦悩の日々は続くのであった。こほん。(笑)
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79 mamath

2003/11/26 22:41

おっと、忘れるところだった。

まりかちゃさん
「桜宵」北森鴻 
ホントに私?購入記録にも、当然(笑)記憶にもないんだけど。
私からの荷物だった?
篠田真由美の「桜闇」なら購入ー読了ー処分の表にあるんだけど…。
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80 てんころ

2003/11/26 22:50

「ネズミの時計屋さんハーマックスの恋と冒険1 月の樹の魔法」(長い・・)マイケル・ホーイ  読了。

夢中になりました。面白かった〜。
今、次巻をネット注文しちゃいました。
主人公はタイトルとおり、時計職人のネズミのハーマックス。
恋するあの娘は女飛行士リンカ。
壊れた時計の修理を終えたのに、いつまでたっても取りにこないリンカを心配したハーマックスは、物騒なクマネズミ達に連れていかれる
リンカを目撃する。彼女をなんとしても助けなければ!
ストーリー自体はありがちかなと思うのですが、あーネズミだぁと思わせる仕草や体型、暮らし振りが可愛い。オヤジネズミなんて言われてるけど、美意識にちょっと悩んでみたり、悪の組織?に単身乗り込んだり、頑張ってます。毎日綴る日記が、凄いと可愛いの真ん中。良いです。ラストも引き込まれて、今日は良い充足感でした。
書店の一目ぼれ買いでした。買って良かったv
ちなみにオビによると、元は作者が遠くで暮らす妻に読ませるためにメールで書きき送ったものを、自費出版でまとめてみたら、ベストセラーになっていったらしい。
センス良すぎだと思います作者。

「バッカーノ」成田良悟
天然泥棒カップルが印象大で好感度大。最初はあんま好きな感じじゃなかったですが、良い人すぎて良いですねー(笑)
昼休みのチョビ読みがいけなかったのでしょうが、登場人物の多さに流れがよくわからなかった・・。作者の語りと人物の一人称が混じってるのが、どうもひっかかってしまいました。あと、人物名の間違い・・(初版はそんなものですかね?)
次作は2巻が同時間軸とのことで読んでみようかなぁとは思うのですが、ちょっと期待はずれ感は否めません。
ブギーポップの初巻のような同時間軸が好きなんだけど、どうだろう?

>みて太さん
アルケミスト、いまいちでした?
私的には、金を盗られてクリスタル売って過ごしたりする所とか
好きなんです。強く生きなきゃなぁと思った(笑)
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81 まりかちゃ

2003/11/26 23:22

違う、「梅安料理ごよみ」のほうだよ>まますさん(笑)
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82 みて太

2003/11/27 00:45

てんころさん、ありがとう。
『アルケミスト』よかったですよ。
>いまいちでした?> なんて思われるような書き方になってたのならごめんなさい。
エジプトまで宝を求めて行ったけっれど結局故郷の木の下にあった、ってところ・・・私も目の前の未読本の山をほっといて「なんか面白い本ないかな」と毎晩ここへ来てるけれど、自分の持ってる本の中にも良い本があるんだってことを教えてくれた、てんころさんに感謝の意を表したつもりだったんだけれど。

何事も前向きに夢をいだいて生きて行く少年は素敵です。
強く生きてください。

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83 小太郎

2003/11/27 21:33

mamathさん「愛のひだりがわ」は良かったですね「いとしのグランパ」などと違う面の筒井ですね でも「旅のラゴス」と「エロチック街道」
がベストだと思いますけれど


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84 てんころ

2003/11/27 22:24

あ 良かった。
みて太さん、私こそごめんなさい。余計な水をさしちゃったかな。
「エジプトまで宝を求めて行ったけれど結局故郷の木の下にあった」って、どこかで聞いたことある話なので、ありがちだよ〜って思われたのかな、と思って。
暖かいお言葉ありがとうございます。
強く生きたいけど・・・・なかなか強くなれない人生です(笑)
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85 mamath

2003/11/27 23:01

おやん?小太郎さんから「愛のひだりがわ」への賛同が。
筒井なんかも読まれるんですね。
「愛の…」はある意味失敗作との感想も持っているんですが
小太郎さんはどうでしょうか?
確かに面白かったんです。
でも、”誰を読者に想定して書いたんだろう?”って思いもあったんですね。
筒井が岩波で?児文なの?ファンタジーなの?
筒井という名で読む読者と、ファンタジーと思って読む人には面白いでしょうが、果たして子どもはどうかな?って思いました。
幾つの読者を想定していたのか、と。
最初は多分子どもですよね、なのに後半内容的に子どもでは理解しきれない展開になっている。
そして、主人公が成長しているのに最後の主張部分があまりに幼い。
子ども向きに書いたのかな〜?
それとも今の子どもはこのぐらいの内容は理解するんだろうか?と
なんだかアンバランスを感じていました。
老いたのか?筒井……、いや、それでも書かずにいられなかったのだろうというところで結論付けてしまったのですが。

ひだりがわを必要にしなくなったとき。を私も目指さねば!(笑)

で、私は初期のSF系(?)の短編の筒井が好きです。
テレビが大好きな家族が中継を見ていて、事件に巻き込まれて
その中継のテレビが居間にまで入ってきているのに
あ、これ家の居間だ、私達が映ってるってテレビ画面から目を離さない…なんて皮肉・揶揄・警鐘を鳴らす、筒井が好きでした。
滝に向かって暴走しているレミングの群れの中で、「このままだと落ちる〜!!」って足掻く個体のショートショートは
「落ちていく事を知っていて周囲に押されて暴走から抜けられない
レミングと、
なんにも知らないで走り続けて滝に落ちる瞬間に”う、うわ〜、落ちる落ちる落ちるよ〜〜〜〜!!”と
いうレミングとどちらがより不幸なんだろう?ってのは
未だ解決できないテーゼです。(笑)
「旅のラゴス」と「エロチック街道」っていうのは読んでません。
「断筆宣言…」も少し拾い読みして、そのまま積読。(笑)

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86 mamath

2003/11/27 23:22

「精霊蜻蛉の川」読了。
面白かったです。事件そのものは結構エグイんじゃ…なんてものも、登場人物(特に主役コンビ)の面白さが救っていて、まずまずと思いました。
昆虫採集が大好きな巨漢の巡査とコンビのフリーライター氏。
”まるで、私が悪者みたいだった。オオスズメバチ王国滅亡の責任者だ。
勝手に山にはいり、勝手にハチを刺激し、勝手に駆除させる悪魔なのだ。
私は、左手で(右手はハチに刺されてこの時は麻痺状態。まます注)グラスを持ち、バカヤロウと叫びたいのをこらえ、酒をあおった。”
これが巡査と一緒に山に入ってハチに刺されて、羽音をきいただけで恐怖から痛みが増すっていう時に、人を刺したがために駆除されるハチに寄せる思いだったりするのが、うふ♪なのです。
主人公昆虫採集ホームズだし〜。(本人は、ファーブルだ、なんて言ってるし〜♪)
エアガンを小学生に向けたアブネーやつに
「そんな趣味はやめとくんだな。そのうち必ず事故が起こる。
もしこんな子どもに害が及んだら、おれは7川村(となり村)からすっ飛んできて逮捕してやる。
もう少し運動でもして逃げ足を鍛えておけよ。”なんちゅうセリフは、
お、お巡りさん〜〜〜〜〜〜〜♪ってしびれました。
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87 mamath

2003/11/27 23:25

きゃう?てんちゃんとニアミス〜〜〜〜〜♪

はろ〜って言ってもはるか昔よね。
しまったな〜。カキコは短めにしなきゃ。(笑)
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88 fool

2003/11/27 23:36

「千年旅人」辻 仁成 読了

辻さんの小説にはよく海がでてくると思う。辻さんの小説にはよく「死」が出てくると思う。それらはきっと辻さんがずっと抱えているものなんだろうなあと思った。辻さんは絶対にナルシストだと思う。

次は何読もうか・・・。みて太さんとまりかちゃさんが面白いといっていた「池袋ウエストゲートパーク」が本棚から手招きしているような気がする。
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89 小太郎

2003/11/27 23:48

この小説にしても一連のジュヴナイルにしても特に子供を対象として
書いているわけではない筈 どんな時でも書きたいものを書きたい様に
書くのが筒井流、彼ほど多才ならば 様式はいかようにも可能 たまたまこれがジュヴナイルの格好をしているだけ だと思います

少し前なので記憶違いかもしれないが mamathさんとは違って最後に
やられたと感じました 最後を書きたい為に作った神話?
単に少女が大人になったというありきたりなものではない 
凄さを感じました

「旅のラゴス」と「エロチック街道」は読まなきゃ 損です
前者は王道のファンタジー 俺が本気を出したらこんなのも書けるよ
(まいりました) という作品
後者は作者の想像力のもとのもと 

でも他は結構読んでるのでしょうね、

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90 てんころ

2003/11/29 00:05

「ベロニカは死ぬことにした」パウロ・コエーリョ読了
感想・・・何とも言えない変な気分です。
自分の世界に生きる人ほど狂人となり、人とのコミュニケーションが必要なれど、それに囚われると全てが空っぽになってしまう。
ちょっとは狂人になって生きようよ、ということかなぁ。

次は、取り寄せたネズミの時計屋さん2を明日取りに行く予定。
楽しみです。
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91 みて太

2003/11/29 00:19

あはは、てんころさん、あなたもですか。
私も『アルケミスト』読んで、パウロ・コエーリョ探してきました。
デヴュー作の『星の巡礼』(角川文庫ソフィア)・・・とりあえず買っておいて読むのはまだ先のつもりだったんだけれど・・・。
ちょっと心に響くSF物を読み終えたところなので全然違うジャンルの本を読みたい気分なんですがコエーリョも結構感動ものっぽいからなあ・・・どうしようかなあ。

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92 いろは

2003/11/29 01:58

筒井好き好きと言いながら、「旅のラゴス」も「エロチック街道」も積読の山の中。
「愛のひだりがわ」も読まねば!!←まだ買ってもいない・・。
「いとしのグランパ」は筒井氏のご近所の書店が新装開店した時、
サイン本をゲットしたのに未だに積読だー。(反省)
12月は、筒井月間になりそう。
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93 mamath

2003/11/29 14:49

いろはさん
送る!「愛のひだりがわ」
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94 みて太

2003/11/29 16:12

このところ<積読本消化月間>モードになっていたのに、小太郎さんの『航路』を図書館に返却に行ってmamathさんの『愛のひだりがわ』借りてきてしまった・・・困ったものです、筒井康隆、ほとんど読まないのに。
なぜか気になってしまうんですねえ、小太郎兄、mamath姉の書き込みは。
あの二人は私には鬼門ですね。あっ、失礼、喜門でした。

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95 mamath

2003/11/29 16:18

「南の島のティオ」読んでいる最中です。

「精霊蜻蛉の川」がアウトドア部分が面白かったのに
事件そのものが犬神家(犬が三毛?それはないだろフジツー。
三毛犬って聞いた事ないぞ〜、笑)だったのに不足で
アウトドアものって思って読み始めたのですが…
こ、これって…
児童文学ファンタジーじゃないの〜〜〜〜〜〜〜〜〜?!
(昨日チャットでそらたさんにそういったら
そうよ、って軽く流されてしまった。爆)

1話目、(あ、短編集なんで)いい話だな〜。
下手すりゃ(へ+りゃ?おい!)詐欺話だぜって読んでたのに、最後でなんとも後味のいい物語に。
2話目、まだファンタジーって気づいていない(笑)読者は、
南の海の珊瑚礁のモーターボートの話に、少しランサムの話の中の
観光客がモーターボートをぶっとばすことに対する少年や地域の人の感想があったな、なんて右脳の片隅で思いながら実写版ともいえる描写に読みふけっていたのですよ。
そこへ、一転とんでもない事件が。(高いところからモーターボートの群れを見ているシーンで、ああ、こんな経験あるなあ、
観光地で高台から少し離れた人々の生活を他人事の風景として眺めている気分。
…みられている人にとっては重い現実の話なのにな…)
この事件がとてつもなくファンタジー(いや今のところこの話が一番お気に入りなんで…)で、透明で綺麗なのです。
そして現実に戻ってからのラストもよい。(そこが一番お気に入り)

ここまで読んでこりゃなんか違うぞって、後ろを見たら、
(最近は後書を先に見なくなった。)
初出一覧に「飛ぶ教室第○○号」が並んでいる。
飛ぶ教室?ってさらに後書を追うと児童文学季刊誌ってある。
児文なのか〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
小学館文学賞を取ったってことしか書いてない新潮社のバカ!!
(ちなみにこの賞自身が児童文学賞だってのも後書で知った)
「ハワイイ紀行」(この本で”アロハ”の本当の意味をしったっけ。ハワイに行く前に読んで)の作者の、”南の島の物語”っていえば、アウトドアだと思うだろうが!
素直に児童って書け!って新潮に言いたい。(笑)
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96 mamath

2003/11/29 16:33

あれ?洗濯してるうちにみてたさんのカキコが。(笑)

そーですかそーですか
>なぜか気になってしまうんですねえ、小太郎兄、mamath姉の書き込みは。<
同世代つながりってやつですね?(笑)
でもどうせなら、好きでもない作家のものより
S・モームを読んでくださいよ〜〜〜〜〜。(←実はファン。笑)
「雨・赤毛」「月と6ペンス」等で高校の時に嵌りました。
新潮文庫のモノは「人間の条件」を除いて全部読んでます。
「人間の…」は全部読んでは勿体無いって、ず〜っと取ってあったりするのですが、今読んでそんなに面白くなかったらどうしよう?と一つの悩みの種。
キリスト教や悪魔や哲学やロックに嵌っていた友達の一人はヘッセのファンだったのですが、
薦められて読んだ何冊かのヘッセより、シニカルな見方をしながらも人間を愛し続けたモームに傾倒しておりましたのさ。
(「知と愛」ってブッダに関するものだったと思う…うろ覚え)

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97 ウイング妻

2003/11/29 16:53

どうしよう。
また、本を買ってしまった。
本当は、五味太郎さんの阪神の絵本を買いに行ったのに・・・。
その本がなく、違う本を買ってしまいました。
乃南さんの「鎖」が文庫本であったので、手にとっていた私。
次にしようかと思ったけれど、次にいったときにないかもしれない。
そんな経験を度々したので、いつこの本に出会えるかわからないもの。

また、積読本の山を作ってしまった・・・。

ただいま、「羊たちの沈黙」を読んでいます。
「レッドドラゴン」よりは読みやすいです。
LDでみた、というのもあるかもしれませんが・・・。

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98 mamath

2003/11/29 17:17

妻さん
阪神の買っておきましょうか?
ジュンク堂に平積みしてあった記憶よ?
来週は多分「東京ゴッドファーザース」見に名古屋駅に走っていくんで、多分ゲットできると思いますよ?
(人の積読も増やすんだ!自分のだけ増えるのはやっぱりいけない、笑)
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99 みて太

2003/11/29 17:29

『南の島のティオ』・・・犬山オフの後でカチョーとそらたさんが「いいだろ」「いいわね」ってやってたんで密かに読みました・・・そろそろ一年。
文庫に「ティオの島」の地図がついてたでしょ、あれ拡大コピーしてパソコンの前に貼ってます・・・ばかなオヤジ。

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100 fool

2003/11/29 20:23

「池袋ウエストゲートパーク」石田 衣良

やばい・・・。
自分が小説を読む上で気に掛けるのは物語を追う楽しみと、文章を読む楽しみです。活字自体を目で追う楽しみは、ほとんどの作家では楽しめません。

・・・楽しみました。物語としても、文章としても。
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101 小太郎

2003/11/29 20:24

「ティオ」いいですね 南の島に暮らそうというのが密かな
老後の楽しみです 
バリ、プーケット、サムイ、ランカウイ、ピピ、マウイ、とか物色中
バリは良いな 本気で考えてます 
南の海に沈む夕日を眺めてビールを飲んで 好きな本を読んで

池澤夏樹は結構読んでます「むくどり通信」「むくどりは飛んでゆく」
よんでて沖縄に住みたくなったし 
mamathさんの言ってる「ハワイ紀行」はハワイへ行けない時の繋ぎ
海外は好きです
あと「マシアス・ギリの失脚」「百年の愚行」「楽しい終末」などが
気に入ってます

今はトマス・ウォートン「サラマンダー」なかなか進まない
面白いのだけれど?
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102 ウイング妻

2003/11/29 21:40

ママスさん、らぶらぶ。
もしあればでいいですので、お願いいたします。
五味太郎さんの阪神の絵本。

小さい本屋さんだからかな。
みつからないのです。

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103 みて太

2003/11/29 22:36

筒井康隆『愛のひだりがわ』(岩波書店)読了。
タイトル聞いた時に何だろう?と思ったけれど、なかなか素敵なタイトルだなあ。
筒井康隆、最近読んだのは『天狗の落とし文』『ジャズ小説』『本の森の狩人』ぐらい、大昔に七瀬三部作を読んだぐらいでほとんど読んでないのです、この大作家を。
小難し過ぎるか、ハチャメチャ過ぎるというイメージがあってエッセイ風の物しか読まなかった。私のイメージしてた筒井じゃないですね、これ。
愛ちゃんがシェクスピアやディケンズはじめ図書館の本をほとんど読破するあたり筒井本人を思わせるし、ちょうど今私も喜門の二人から「古典を読みなさい」って言われてるところだったので、考えなくちゃいけないかなと思ってたところだったんで・・・ちょっと胸キュン。

終盤がなんか物足りない・・・まあこういう展開、というか終結ならこうしかないのかなとも思うけれど。
苦労して一歩一歩険しい山を登って行って頂上へ着いた。
さあ、ゆっくり余韻を噛み締めながら山を下ろうと思ったら、ヘリか何かで一気に麓に降ろされてしまったというあっけない感じ、かな。

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104 てんころ

2003/11/30 13:37

「ネズミの時計屋さんハーマックスの恋と冒険2 時の砂の秘宝」
マイケル・ホーイ  読了。
前回は素直にハラハラドキドキできたのですが、今回は和やかに、冒険を見守る心境でした。面白いけど勢いがちょっと落ちた気がする。
ネズミ社会の中で、架空の生き物とされタブー視された「ネコ」の存在を巡る大波乱物語です。

パウロ・コエーリョものは今まで読んだ3刊しか図書館に置いてなかったので、これで一区切りと思ってたら。
本屋さんでふとみれば「星の巡礼」文庫で売ってました。
みて太さんの感想聞いて買おうか決めようかな・・。
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105 いろは

2003/11/30 14:14

「古都殺人まんだら」ジェフ・バーグランド
「トリガーマン!1 2/5」火浦 功  読了。

「古都・・」は、とっても読みやすかったです。
バーグランド先生は、ほんとに日本、京都が好きなんやなぁと思いつつ読みました。
まますさん、ありがとうー。
そして、「愛のひだりがわ」貸してくださーい。
楽しみにしてます。

火浦 功のすちゃらかぶりも堪能したし
明日から筒井強化月刊!(笑)
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106 みて太

2003/11/30 16:26

てんころさん・・・
『星の巡礼』買ったけれど、いつ読むか分かりません。年内には何とかしますので遅くなってもよければ「イーラム」で差し上げます。

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107 ウイング

2003/11/30 17:42

やっと「十二国記 黄昏の岸 暁の天」読了。
けっこう時間がかかってしまった。
旅行やなんやかやで、なかなか読書時間がとれなかったせいかな。
内容も戴国内でのクーデターという不幸な出来事で、
泰麒がどうなってしまうのか、心配しながら読み進めました。
尚隆・陽子・延麒・景麒に加え、氾王・氾麟・廉麟など新しい
キャラクターも登場し、その点はおもしろかった。
最後がハッピーエンドでなく、課題をかかえたまま終わっているので、ちょっと消化不良。

次は、島田荘司「Pの密室」です。

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108 てんころ

2003/11/30 20:38

みて太さん 全然あせらないで良いですよ。そろそろ積読を片付けようと思っているので。イーラムの頃にみて太さんの気が変わっていなければ、是非ちょうだいしたいですvありがとうございます。

「イリヤの空UFOの夏 その1」秋山瑞人  読了。
絵を見てしばらく悩みましたが、オリジナル作品の方が面白かろうと購入。面白かった&恐かった〜。
購入に悩んだ理由がもうひとつ。宇宙人モノが大嫌い・・。
UFOつったら、まさにそれしかないじゃん、と思ったけど人型(しかも美少女)なら恐くないかも・・(もう私も大人だし(笑))と読んでみました。
前半 謎を漂わせられて恐かったけど、後半 謎サイドのお兄さんが結構出てくれたおかげで大丈夫でした。言ってることは難しくてよくわからなかったけど。今んところアンドロイドなんじゃないの?と思えるし。笑えるところあり、ドキッとさせられる皮肉あり、登場人物個性あり(←水前寺)で、面白かったです。次も読みたいが、イリヤに奇声とかあげられたら放棄かも(汗)怖いなぁ。

>ウイングさん  十二国記、続きが待ち遠しいですねー(>△<)
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109 fool

2003/11/30 21:12

わーい、わーい!イリヤを読んだ人が増えたー!

てんころさん
よくあの絵に退かずに買ってくれました。オレは怖い、とは思わなかったので、その辺り人が読んだ感想って面白い!!
ここの人たちが自分の気に入った本を人に押し付けようとしている理由がよくわかりました(誰が、とは言いません。見に覚えのある人はいっぱいいるはず・・・)

水前寺とか、謎サイドの男とか・・・、ああいうノリが大好きなんです!


池袋の続編を買いに行きたいんですが、9日まで本屋厳禁と自分に言い聞かせているので辛いです・・・。今行ったら、確実に暴走するだろうなあ・・・。
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110 ウイング妻

2003/11/30 23:34

「羊たちの沈黙」トマス・ハリス読了。
前作の「レッドドラゴン」よりは読みやすかったです。
LDで見ていたので、内容を知っていた、というのもあったかもしれません。
ただ、最後のところは、ジョディフォスターの演技が光っていて、
映画の方が迫力があったかな。
映画も、本に忠実でしたし。

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111 みて太

2003/12/01 00:02

小沢昭一『日日談笑−小沢昭一的人生』(晶文社)読了。
小沢がいろんな雑誌でいろんな分野の十七人とした対談を集めた本。


師走に入るにあたって(きっと正月じゃ手遅れなので)来年読もうと、読んだ覚えの無いものを物置から出してきました。
ジェイムズ・ヒルトン『心の旅路』(角川書店)『失われた地平線』(新潮文庫)『私たちは孤独ではない』(ハヤカワ文庫)
モーム『この世の果て』(新潮文庫)
フレドリック・ブラウン『わが手の宇宙』(ハヤカワ・ポケット版)
クラフト・エヴィング商會『ないもの、あります』(筑摩書房)『どこかに○いってしまった○ものたち』(筑摩書房)
これにコエーリョ『星の巡礼』
『黄昏の岸 暁の天』『華胥の幽夢』
『童話物語』二巻
『石と笛』四巻
柳瀬尚紀『猫と馬の居る書斎』
・・・ほんとはここまでは年内に読んでしまいたいけれど、二日で一冊以上はちょっと厳しい、でもせめて半分はいきたいなあ。

ローダン・シリーズ・・・256巻まで読んでその後も買いつづけてるけれど積読状態。今月に296巻がでると40冊が未読、更に来年また10冊でるので来年末には50冊。それが週一冊でクリアできることに気がつきました。
これ以上溜め込むと一生読みそうも無いので来年は週に一冊ずつ「ローダン」を片付けていこう。決めたばかりでなんですが、すっかりそれまでの展開を忘れてるんですね・・・どうしたもんかなあ、ちょっと弱腰。
センブリさんはまだ読みつづけてみえるのでしょうか?

来年は<ローダン50冊+100冊(上に挙げたほんの読み残しを含む)読破>と<「読書スレッド」以外への書き込みは控える>を二大目標に!!
まあ時々「クイズ」と「しりとり」と「雑談」と・・・って、ちょっと弱腰。
こんなこと宣言しちゃうと自分の首を絞めることになると思うけれど、言わなきゃやらないんだから、このオジサン。でも年頭に書くと目立つのでさり気なくここで・・・。

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112 fool

2003/12/01 23:21

「世界の中心で、愛をさけぶ」片山 恭一

会社の人に貸してもらった。オススメなんだろうと思って、
「面白かったです?」
と聞いたら、
「読んでない」
・・・は?
「売れてるらしいよ。あ、娘は面白いって言ってた」
多少売れてようがベストセラーだろうが面白くないものは面白くないんだし、本を選ぶ上ではたいして気にすることではありません。人に進めるんなら自分読んだ上で人にも読んでもらいたい!って言うのを進めてくださいよ・・・。

まあ、面白かったんですけどね。癖がなくて読みやすい。でもちょっと物足りないかも。一般的にうけやすい、誰でも楽しめる作品かな。
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113 mamath

2003/12/02 21:07

みて太さん〜、イーラムのとき(そんな日本語はないんだけれども…笑)にPBのブラウンも持って来て〜。
くれとは言わないから♪(笑)

「南の島のティオ」読了。
みなさん、及び新潮社のみなさん(?)、ごめんなさい〜。
新潮文庫じゃなくって文春文庫でした〜。
面白かったです。じゃなくて、良かったです!

大半がファンタジーまじり(というか不思議まじり)なんですが、
そういうこともあるかなあっていう不思議さでした。
特に最終話。
ランサムを「本当の冒険はここに」って言ったことがありますが
「本当のファンタジーはここに」って言いたいところです。
児童文学を書く(私は書きませんけどね、そういう論はいくつも読んだのですよ。
なんたって、夢は”児童図書館の館長”だった時があったんですから。今となってはいい児童文学に埋もれて暮らしたかっただけのような…笑。)大事な条件の一つに
”目の前で起きているように”書かなければいけない、ってのがありまして、写実性がとても重要になってくるのです。
起きる事件はどんな突拍子もないことでも、起こっていることが
はっきり想像できるような描き方をしなければならないと。
ティオは最初ファンタジーと気づかないほど(私がボケてるだけかもしれないけれど、笑)実に現実の事件のごとくに書かれています。
そして、優しい。
小さな子には少し無理かな?というところもありますが、
全国の中学生に読んでもらえば日本はもっといい国になれるんじゃないかなって思いました。
だれかにまわそかな?って思ってましたが、内緒で末っ子の部屋に紛れ込ませようと思ってます。
「永遠の森 博物館惑星」と「ペンギンになった鳥」の間にでも。(子どもの本棚をすっぱ抜いていいんだろうか?
まあ、いいよね、どれも母からのプレゼントだもん。笑)

で、アウトドアのつもりが児童文学だったので、
昆虫大好き人間でフランス文学に造詣の深い実は古書の書誌学者、
(古書に造詣の深い仏文学者だったっけ?まあ、どっちも一緒だけど)
奥本大三郎の「書斎のナチュラリスト」に浮気中。
(ディケンズはど〜なったんじゃあ?とか
ビジョルドはっとか思うんだけど、
昆虫巡査がまだ未消化なのよね…昆虫の生態とかそっちのほうをもっと書いてくれればいいのになあ…それじゃミステリにならんか…
ファーブル昆虫記引っ張り出す根性はないし…)
これもいい話が多いんだけど、やっぱりエッセイはエッセイなのよね〜〜〜〜。
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114 かなめ

2003/12/02 22:25

上野千鶴子と小倉千加子の対談集、「ザ・フェミニズム」了読。
自分が納得いかなかったことが何であるか判ってスッキリしたので、目からウロコでした。久しぶりに脳みそが活性化されて面白かった。
対談の終わりに上野千鶴子がフーコーの言葉を引用してます。『愛』とは『相手を喜ばせることが出来る一切の事柄の総計』だそうです・・・見事だ!!
あ〜、間違いない、これがわたしの今年のベスト・・・作家の皆さん頑張ってくれ〜
削除キー   

115 ウイング妻

2003/12/02 22:48

「6月19日の花嫁」乃南アサ著、読了。
今年は、ママスさんのお陰で、乃南さんの作品を読むようになりました。
「未練」を読むため、「凍える牙」を買いましたが、
これがはまりました。
音道貴子さんがごっついいい。
かっこいいけれど、悩みをいっぱい抱え、でも人に甘えられない。
突っ張ったところが、なんか抱きしめたくなりそう。
でも、実際そばにいると、私の方が頼ってしまいそうです。

「6月19日・・・」もよかったです。
でも、最後は読者への想像に委ねているのかな。
しあわせになればいいのですが。

次は、「ゲド戦記 X アースシーの風」です。
前作を読んでからだいぶ時間がたっています。
思い出せるかな・・・。
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116 みて太

2003/12/03 00:31

佐藤雅彦『毎月新聞』(毎日新聞社)読了。
こういうアイデア本みたいなの結構買ってしまうんだけれど、これはちょっと躊躇してる間にうわっと評判になってしまった(?)ので買いそびれていた。書店で見るたびに買おうかやめようか悩みつづけてた本。
今回、図書館で『愛のひだりがわ』を借りた時に目に入ったのでついでに借りたもの。
やっぱり面白い・・・というか、なんかいいのである。
某カチョーの日記のような飄々とした、淡々とした、ほのぼのとした、時々むふふと笑えるコラム集。
この人「だんご3兄弟」の作詞者である。


<イーラムのときのための覚書>(12月2日現在)
◆ イーラム・・・?
◆ 『星の巡礼』・・・てんころさんへ
◆ 旗・・・どうしたもんかなあ
◆ 『わが手の宇宙』・・・まますさんへ
昭和44年版。これ持っていきますが、日本でのオリジナル編集ということで、短篇集からのピックアップですから、ご覧になられてもお読みになられた話ばかりでがっかりされると思いますが。

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117 mamath

2003/12/03 20:41

「書斎のナチュラリスト」読了
感想後日〜。(眠いの〜)

みて太さん
見せてくれるだけでいいです!
そんな、永年持っていたブラウンを手放すなんてもったいない!
多分内容的には創元とダブってるんじゃないかってのは解ってます。見て見たいだけなんです。
ブラウンはね、手元に持っていてときどきいひひって笑うのがよいのよ(嘘です)
「フレドリックブラウンは二度死ぬ」なんて漫画も持っていきますわね。
坂田靖子と波津彰子ともうひとりが割りに原作に忠実にあの世界を漫画にしています。
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118 みて太

2003/12/03 21:08

『フレドリック・ブラウンは二度死ぬ』持ってます。
坂田靖子は『バスカビルの魔物』も持ってます。
ミステリ・コミックということで買ったのですが、どうも絵があんまり好きではないのです、この人。

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119 てんころ

2003/12/03 23:15

ネジ式ザゼツキー 島田荘司 読了。

ちょっと読むのが怖くて積読してましたが、やっっと読みました。
てんで関係ないようなおかしな話を解き明かしていくと、思いもよらない事件や、真実が待っている図、御手洗モノだな〜と笑みがでました。童話、途中で終わっちゃったままで気になります。ハッピーエンドだと良いけど。
偶然にも作中出てきた曲が、ついこないだ発売したHYDEさんのシングルのc/w曲に入ってました(ビートルズのカバー曲)。ちゃんと歌詞に目を通しておけば良かった〜!無精してちゃいけませんね。
(読むまでカバー曲だとも思ってなかった・汗)
あとは、息を詰めるような怖さがなかったのが残念でした。ほとんど研究室で推理してたからしょうがないかなぁ。なんか残酷な30年と言っているわりには、切羽つまった感がなくて「後日約束の時間に」って何日たってるんだろう?と思ってしまったり。
ちょっと気になるところもありましたが、面白かったです!これで怖いッと思えるところがあったら、かなり良かったな〜。

>foolさん 水前寺良いですね。強烈すぎて楽しいです(笑)頭良いしv
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120 まりかちゃ

2003/12/04 14:10

昆虫巡査は、まますさんのところに行ったんだ(すでに忘れてる)
それが2巻で、「蛍の華」が3巻めです。まだ積読。読めたら渡しますね。1巻目に結構虫の事を書かれてます。虫にもいろいろあることが良くわかる。そうか、まますさん、こういうの好きなのねぇ。
けど、ファーブルと比較しちゃいけませんぜ(笑)
気に入ってもらえてなにより。

P・D・ジェームズ「わが職業は死」を読んでいるのですが、進まない!
なんかちーっとも展開が見えない!くどい!

こないだ、紀伊国屋で「警視の隣人」シリーズの最新刊を見かけ誘惑と戦ったんだけど、読んだ人いないかしらん?
あと、「退屈姫君伝」米村圭伍が面白そうだったので、思わずメモったんだけど、作家も知らないんだよね。どなたか読んだ方いらっしゃいませんかね?退屈な姫様が事件に巻き込まれていく話みたいだったんだけど。
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121 みて太

2003/12/04 21:44

紀田順一郎『古本収集十番勝負』(創元推理文庫)読了。
(「魔術的な急斜面」改題)
不思議だなあ・・・『第三閲覧室』もそうだったけれど、これ現代物なんです・・・平成二三年の話。
でも古本や古本屋が題材の所為かもっと古い時代(昭和初期ぐらい・・・いや、知りませんけれどね、私は)の感覚で読んでしまう。
実に面白い作家だなあ・・・もちろん作品も面白いんですが、寡作なところがまた古本ものらしくていい。

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122 fool

2003/12/04 22:17

「悪魔のミカタ11 it/ザ・ワン」 うえお久光

何気に読み続けていたこのシリーズも、いいかげんにだるくなってきた・・・。400ページもあるのに、読み終わっても何も残らない。
長い文章を書くのも大変だが、長く書いてこの程度ってどうだろう?・・・・へたくそ?
などと、仮にもプロの作家に暴言を吐いてみたくなった今日この頃でした。
先日読んだ「世界の中心で、愛をさけぶ」が短いわりに納得できる出来だったので、その反動も大きかった。
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123 mamath

2003/12/05 00:19

>昆虫巡査は、まますさんのところに行ったんだ(すでに忘れてる)<
違うよ〜。自分で買ったの。
一巻があったら貸して〜。
私メは、アウトドア(くっそ〜、フジツーと違って駄洒落言わないかわりにデリートキーの位置にナムロックキーがあるから26000なn6こんな変換しおる。爆)が苦手なインドア派だから本の中でアウトドアするのが好きなの♪
書を捨てて町に出よう、じゃなくて、書を開けて旅に出よう、なのよね、私の場合。
もう一つ、書を持って旅に出ようはここのみんなよね♪

「書斎のナチュラリスト」のあとにやっぱりアウトドアというか
自然が足らなくって、「人イヌに会う」(うなぎイヌじゃありません、人・イヌに会う、なの)読みかけてつらくて本棚に戻し、
「宇宙探偵ラスティ」読了。
新撰組ミーハ―オタッキーの本「土方歳三 副長「トシさん」かく描かれき」 ダ・ヴィンチ特別編集読んでるところです。(以上詳細後日。
とんでもない時間になってるのよね、笑)
今までやったことの無いことをやってしまった。
バスの中で本で顔を隠し、笑い転げたの…(笑)
いろはさん、読み終わったらお貸しします。
もー、絶対笑える!!新撰組もしくは土方を愛して道を踏み外した人がいっぱいなの!!(笑)
(それにしても「風光る」遅いな〜本屋さん)

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124 mamath

2003/12/05 00:23

おっと読み落とし

まりかっち
「退屈姫君伝」そんなに面白くないよ〜。だいぶ前にカキコした。
川原泉に似た漫画があるけど、そっちのほうが面白いです。

みてたさん
悔しいな〜。もってたんですね。(なにゆえ漫画を…とも驚いたけど。笑)
いいもん、武部の画集持ってって悔しがらせてやろうっと。(笑)
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125 まりかちゃ

2003/12/05 17:45

なんだ、自分で買ったんだ。失礼しました。1巻はすでに放出しちゃったから、連の誰かが持ってると思うんだけどなぁ。

私は本を持って旅に出る派だな(笑)
旅の思い出と本の思い出が重なる時があります。
あそこ行った時にあの本読んだっけなぁ・・・って(笑)
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126 まりかちゃ

2003/12/05 17:48

そうか、面白くないのか。。。買わなくて良かった(笑)
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127 みて太

2003/12/05 23:56

『男友だち、女友だち』(集英社be文庫)読了。
深田祐介と山本容子の対談集。
深田祐介は何も読んだこと無いし興味もないけれど、山本容子にはちょっと惹かれるものがあるので買った本。
まあ、私のような怠け者には耳の痛いような話が多かったけれど、こういう人達もいるんだっていうことは分かりますし・・・思ったより面白かったですね、これ。

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128 みて太

2003/12/06 19:04

小林信彦『ぼくが選んだ洋画・邦画ベスト200』(文春文庫)
(「2001年映画の旅」改題)・・・昨日出た文庫、読了。
ほとんどの本が買ってきても大抵そのまま積んでしまって読むのは何時の事やら状態になってしまう。
大好きな小林の映画コラムや書評コラムも数冊目の前に山になっている。
これはたまたま読んでた本が終わったばかりだったので運がいい。小林は二三ページ読みかければ最後まで読まずにいられない面白さなのは分かってるのに、いろいろ誘惑があって(いつでも読めるという安心感もあるのかな)中々読みだせない。

上の方で年内読破宣言した本が全く手付かずの状態で時間ばかりが過ぎて行く。

・・・ブラウン、いってみようかな。

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129 みて太

2003/12/06 23:07

引っ越した後でなんなんだけれど、本とは関係ない話。
上で書いてる小林信彦の本で古い西部劇に数多く出ている脇役(小林の評価は高そう)でジャック・イーラムという役者の名が挙がっている。
・・・私とmamathさんのイーラムとは無関係だと思うが。

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130 mamath

2003/12/07 17:00

翁〜!!(爆)

>・・・私とmamathさんのイーラムとは無関係だと思うが。<
なんか隠微な響きがあるぞ〜!(爆)
真面目一方だったみて太さんがとうとうそこまで行ってしまったのか…。恐るべし本好き連ビールス。(笑)



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131 みて太

2003/12/07 17:36

私は真面目一方のまま少しも変わっていませんよ。
「まりか酒造」の本好き連ビールに多少酔ってる感はありますが・・・。

私の真面目な書き込みをとらえて<麻薬売買>だとか<隠微な響き>とかに飛躍するなんて・・・おかあさん、ちょっと空想の旅に出過ぎじゃないんでしょうか?

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132 がんばろう日本!

2011/03/26 18:12

 電気を節約し、石油を節約し、暖を取ることもままならない被災者のみなさん!頑張りましょう!悪いことばかりではありません。
希望を捨てずに頑張りましょう!
 この災害を考えるとき、高校時代に読んだ古文、鴨長明の「方丈記」を思い出します。
 こんな時に、なかなか推理小説も恋愛小説もどうかと思いました。
 ふと高校時代に学んだ源氏物語が書いてあるものはないかと池袋のジュンク堂でさがしているとそこで最近話題の本を見つけました。
 それは、「現代文de古文」あがさクリスマス、真珠書院の本です。なかなか面白いので長い時間立ち読みしてしまいました。高校時代難しいと思っていた古文がやさしく現代文で書いてありました。ぜひ読んでみてください。




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