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タイトル : 面白い本(空白の1年)

1 小太郎

2003/11/05 21:43

いつもきっと探していたのは自分をどっか遠いところへ連れていって
くれる そんな本を探している 毎日
少ない自分の経験の中でどれだけのことができるか 分りませんが
落ちていた1年を中心に面白かった本の事
書いてみます

今はキース・ロバール「パヴァーヌ」を読んでます
IF SFのなかでは最高傑作とされていて 何時か読んでみたいと
思ってました が 先日図書館でみつけて
ゴッシクと言っていい 文体が妙にこの設定に合います
読了したらまた書きます

コニー・ウイリス「ドゥームズデイ・ブック」今みて太さんが 読んでいらっしゃる
本ですが とにかく ストーリーテリングとしての才能が溢れています
これを読んだら「航路」も絶対に読むべき 物語の面白さを十二分に
味合わせてくれる作品です 他にも短編集「わが愛しき娘たちよ」は
お勧め

中山可穂「白い薔薇の淵まで」
今の日本の文学界でこう言った作者が出て来る事自体が奇跡?
そんなに誉めてるわけではありません
ただこの人に限りなく惹かれる読み手は 結構いるだろうな
まだそんなに他の作品は読んでないけれど
面白いです

削除キー   

2 小太郎

2003/11/06 17:34

中丸美絵(古い絵なのですけど出ない)「喜遊曲鳴りやまず」
斎藤秀雄という日本のクラッシック草分けの指揮者 天才指導者の
話しです
小沢征爾や藤原真理の先生とは、知っていたけれど こんなに凄い
人生を送ったとは クラッシックに興味が無くても是非読むべき
こんな破天荒の生き方でも 作者の斎藤先生に持つ強い愛情で
暖かく包んでいます 中丸さんは歌だけじゃなくて文章も上手い
と思ってたら 中丸三千絵(これも古い絵)さんと
すっかり勘違いしてました 恥ずかしい 

削除キー   

3 小太郎

2003/11/10 17:19

ウ〜誰も書きこまない 晒しスレになりかけている 

頑張ろうと言う事で

キース・ロバーツ「パヴァーヌ」サンリオSF文庫が消えて幻の名作と
言われていた作品ですが 持っていた筈なのですが行方不明
イアン・ワトソンの「マーシャルインカ」はあるのにな

確かにゴシック調の重い語り口は曇ったイギリスの空や寒そうな荒野
の描写にはぴったり 話はIFSFではなくて異世界ものや
ファンタジーのような感じです 1588年にエリザベス1世が暗殺され
無敵艦隊はイギリスを撃破 フィリッペがイギリスを統治 
ドイツの新教徒を打ち破る
カトリックがテクノロジーの発達を阻害して イギリスは20世紀になっても 中世のままの世界
電気やガソリンエンジンは禁止? 路上蒸気機関車が輸送手段
さてローマの重圧に反乱は起こるのか という出足です
この設定は面白いでしょ 中篇が6篇 最後に微妙に絡まってきて
なかなか 読ませました

川端裕人「竜とわれらの時代」
「夏のロケット」が面白かったのと書評が良かったので期待して
読んだんですけれど 面白くなかった
確かに最新の恐竜理論は入っているんですけれど 小説のほうが
全然 どうして瀬名秀明は激賞しているのだろう 変です

佐藤多佳子「九月の雨」 前に読んだ「サマータイム」の続編
こういう童話?もあるんだな〜 jazzが重要なファクター
になっていてなかなか良いのでは 14.5歳の気持ちは忘れかけて
いました

皆様、是非何か書いて下さい 面白い本を 押し付けて下さい
お願いします
削除キー   

4 fool

2003/11/10 20:41

>皆様、是非何か書いて下さい 面白い本を 押し付けて下さい
お願いします

あ、そう言う趣旨のスレだったんですか!?

>落ちていた1年を中心に面白かった本の事
書いてみます

とのことだったので、小太郎さんの独白という形なのかと思ってました。一度そう勘違いしてしまうと、小太郎さんの書き込みってとても落ち着いているので横槍を投げにくい状態になってました・・・。


と言っても、オレが小太郎さんにすすめることが出来る本なんて・・・。うーん・・・。

「イエスの遺伝子」マイクル・コーディ 徳間書店

はご存知でしょうか?
普段海外物を読まないオレとしてもまあ面白かったのですが、ラスト間際の主人公たちの行動がものすごく気に入らなかったんですよね(おい、オススメじゃないのかよ)
ネタバレになるんで結末は話せませんが、もし知っている方がいたらちと語ってみたいです。もし時間があれば読んでみてください。

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5 mamath

2003/11/10 21:40

ほらああああああ!
(いえホラー映画ではなくてですね。ここはとあるお方に申し上げているのですよ。笑)

ゴメンなさいね〜。小太郎さん
やっぱりそういうトピだった〜?
実はね〜、どうしようって悩んだんですよ〜。新しいトピたてるの。
このトピの題がね、「空白の一年」って言ってるけど、「面白い本」になってるし、”落ちていた1年を中心に面白かった本の事
書いてみます”なのに、”今”読んでる本のこと書いてるでしょ?
ど〜っちかな〜って。
んで、私がどうしようかな〜って悩んでるうちに、「今12」の方にまだまだカキコが入ってくるし、重いから早くトピだてせいって言う人いるし。(笑)

<みてたさんのヒントのおかげで「ミスマープルと13の謎」なんてのを思い出しまして、
「本好き連の謎」なんていう題(笑)でやってもとも思ったのですが う〜んどうしようかな?って思ってます。
小太郎さんが近いトピ立ててるんでそこに便乗しちゃうって手もあり?>
↑(メモ帳に残ったりしてるのよね、悩んだ跡。笑)

これを「今12」の最後に送信しようかどうかと迷って一時間以上(笑)

う〜ん、それでももし小太郎さんが一年を振り返りながらいろいろな本の事を書くおつもりでいるところにみんながカキコしたらいけないかしら?などとも大人しい(!)私の気持ちは揺れるばかり…。

で、決めかねて、花金でもあったし(笑)、チャットに行ったんですわ。

んで、相談できる人がいたのでどないしょうと聞いたら
あれは小太郎さんの個人スレだと思うよってことだったんで
う〜ん、そうかな〜って、じゃあ、トピだてしちゃおうかってんで
作ったトピだったんですね。

さらし者なんてこと全然思ってもいませんでしたよ。
どこで「ライラの冒険」の感想が出てくるんだろうって待ってる一ロムラーでもありますし。(笑)

「今読んでる本・読んだ本」はもともと、このカテのメインの本の雑談で、オススメ本から、読了本、読中本、とにかく本のいろいろな事を書名を挙げてたのしくわいわい話そうジャンっていう趣旨だったんですが、
トピ主が口上を上げるのに疲れてしまったので(メインなので更新が早かったのね。笑)、もう少し更新を遅くするために、「読書中・読了」を独立させたトピなんですね。

私としては何処のトピだろうと、本のことをくっちゃべれれば一緒なんですけど(笑)、
折角「今本一´」にレスしてくれた方もあるので、今さら勝手にそちらを閉じるわけにも行かないでしょうから、内容分担ということではいけないでしょうか?

小太郎さん、皆さんいかが?
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6 みて太

2003/11/10 22:42

>ウ〜誰も書きこまない 晒しスレになりかけている 
>皆様、是非何か書いて下さい 面白い本を 押し付けて下さい

なんか間があいてるなあ、と思っていたら誰かの書き込み待ってみえたんですか?

でも、お薦め本や感想は「カキコの長いmamathさん」のスレッドがあるからなあ。

ここ、タイトルにも「空白の一年」ってあるし小太郎さんの口上にも「一年間に出会った面白本を語っていきます」なんてあったから・・・。
<mamaスレ>だと間にいろんな方の書き込みが挟まるし、一年分を語ろうとするとその間に何回も引越しするだろうから、ここを立ち上げられたんだと思ってました。
だから、他人があんまり口を挟まずに「小太郎さんの語りにじっくりと耳を傾けるスレッド」だと思ってました。

ここで小太郎さんが挙げられた本について「あっ、私も読みました」「面白そう!」ぐらいの反応はいいと思ってたんですが、私は挙げられた本を読んでないんで何も書けませんでした。


と、ここまで書いて送信しようとしたらfoolさんとmamathさんの書き込みが・・・。
私としては、みなさんの本話は別のところで、ここでは小太郎さんのお話を伺いたいなと思うのですが・・・まあ、お任せしますが。

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7 まりかちゃ

2003/11/11 00:00

誰の事だろうなぁ?(笑)
だって、カキコしちゃいけない雰囲気だったんだもーん!(逃げ)
小太郎さんの独壇場スレかと思っちゃったんだもーん!(こればっか)

つか、私としては、小太郎さんのお薦め本をいっぱい聞きたいのであるよー。
「奇遇」を読み終えたら、カキコ致しますです、ハイ。
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8 いろは

2003/11/11 13:34

私も小太郎さんの個人スレで、口をはさんじゃいけないかと思っちゃってました。
小太郎さんが、まだ読んでらっしゃらないようなオススメ本・・。
むつかしいなぁ。
火浦功の、短編集ハヤカワ文庫やカドカワ文庫の短編集はいかがでしょうか。
「幸福の青い鳥」「日曜日には宇宙人とお茶を」(以上ハヤカワ)
「お前が悪い!」「たたかう天気予報」(以上カドカワ)
新刊より古本屋のほうが、見つけやすいかもしれません・・。
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9 いろは

2003/11/11 13:40

あ・・作風はちょっとシュールなドタバタって感じでしょうか。
マンガの原作者を目指していたけれど、絵にしにく表現が多いってことでSFに転向したそうです。
落語ネタのも、いくつか有ります。
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10 小太郎

2003/11/12 01:23

foolさん 「イエスの遺伝子」は読んでますけれど おっしゃる通り
最後にオイオイと突っ込みを入れたくなりました
着想は面白かったんですけれど 終わりにいくほど破綻してました
まりかちゃさんなら 壁本?
では 私の方からお勧めを 藤原伊織「蚊トンボ白鬚の冒険」
後でまた書きますけれど・・
あと 私の書き込みは 落ち着いているでしょうか 思っても見ません
でした そんな事を言われるのは(少し嬉しいかもしれない)

mamathさん そうなんです 確かに 同じスレになりそうで迷って
とにかく モノローグをしていたら 突っ込んでくれるかな
そこで話しを膨らませればいいかな と
でも 謙虚?な皆様からまったくの反応が無く 誰もこのスレを読んで
くれていないのではと(これはこれなりに寂しいものがありました)
勿論 おっしゃるとうり 内容分担 OKですけれど
現在進行形と過去完了という判断で よろしいのでしょうか?
 
みて太さん 「ドゥームズデイブック」喜んで頂けて嬉しいです
「航路」も是非と前から書いてますけれど みて太さんの場合
文庫に落ちなければ読まない? のかな
後書きにありました「犬は勘定に入れない」は楽しみですね
本当は前に エッセイの話しも出来たらと思ってます

まりかちゃさん 「奇偶」(確か遇ではなくて偶(みて太さんの突っ込み風)は読み終わりましたか?)
この頃 こういう メタミステリー?多いですけれど中井英夫とか
夢野久作、ヴァン・ダインを例に出すまでもなく 昔からひとつのジャンルなのでしょうね 山田正紀「ミステリ・オペラ」を思い出しましたけれど

いろはさん 実は火浦功は「たたかう天気予報」以来結構読んでます
(イラスト いしかわ じゅん でしたっけあれが気に入って)
この頃新作が出てないけど なにかあったのか・

そこで 今読み終わった 藤原伊織「蚊トンボ白鬚の冒険」
これは久々のお奨め本です
もう話題になってるかもしれませんけれど
「テロパラ」は確かに上手い読ませましたが あざとさ?が・・・
でも この作品は勿論 色々あるけど 冒険小説として成功しています
内容は蚊トンボが脳に住みついて それで超能力を持つことが出来・・
設定としてはよくある話しでですし(寄生獣これも良かった)
 人物もありきたり? いやこれは傑作です 
最後の「そうだよね 恋と冒険があった」ここは泣かせます 是非
読んでください



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11 いろは

2003/11/12 10:42

小太郎さん、火浦功もお読みでしたか!(嬉)
最近はライトノベル系の文庫から、ちらほら出てますよー。
相変わらず、寡作だけれど。
たまには雑誌連載もあるようだし。
微妙にハヤカワ、カドカワ時代と作風が変わったようですが
すちゃらかぶりは、健在です。(笑)
で、いしかわじゅんのイラスト!!
わたしも火浦=いしかわ絵が定着してて、一番好きです。
昨年、大好きな高橋明のイラストで「トリガーマン」(これは、元のもいしかわ絵じゃなかったけど)が
リニューアルされたんで、それも嬉しかったんですが。
削除キー   

12 まりかちゃ

2003/11/12 13:43

「奇偶」(突っ込んで頂きまして)読み終えました。

いや、こういう理屈ばっかの本は嫌いじゃないんですけど。いかんせん、確率論だの形而上学だの小難しいのは、頭が沸きそうになります。
「偶然」と「必然」サイコロの「奇数」「偶数」、「虚」と「実」。
どこから、どこまでが「虚」で「実」かわからない仕上がりになってますね。巧いといえば巧い。
簡単に考えてしまえば、「丁」か「半」かの博打のような人生をうーんと難しく考えるが故に、壊れていく人間とそうでない人間というか。
そんな感じですかねぇ。。。感想として。
結果に理由を求めて(原因かな?)それを追及して納得を得ようとするとこうなっちゃうんだろうなぁ、って。
「もしあの時こうしていれば」とか「あの時こっちに行ってれば」って考えるのは、大概結果が出た後のことなんで。結果論になっちゃうと思うんだけど。その結果が納得できないんで考えてしまう。
ま、密室殺人のトリックとしては私が考えた通りだったんで(笑)
最後で「逃げたなぁ」とか思ってしまいましたけど。
サイコロを誰が投げたか?って事を問題にするのではなく、自分の身に起こった出来事がなんであれ、その結果どうするか?って考えれば壊れないものを原因が何か?ってことばかりに妙に拘ってる主人公に違和感を覚えました。

私は読んでる最中「ブレイン・ヴァレー」を思い出していました(笑)
削除キー   

13 みて太

2003/11/12 21:03

◆小太郎さん。
>みて太さんの場合 文庫に落ちなければ読まない? のかな>
↑ 基本的にそうなんです、文庫待ち派。
売ったり捨てたり出来ないんで、本も雑誌もほとんどとってあるんです、三十数年分。
いままでで処分した覚えがあるのは雑誌二三十冊ぐらい。
収納の関係と、積読のまま読まない可能性も高いのでこのところ(かれこれ二十年程)文庫が多いです。
もちろんハードカヴァーもときには買いますが(装丁や挿絵が気に入った場合など)、限がなくなるのでグッと我慢してます。若い頃は我慢ができなくてついつい・・・。
「若い頃」と言えば、巨泉が三十年以上前に言ってたこんな小噺思い出しました。
>ラッシュアワーの満員電車・・・
身動きできないOLが向かい合って立っているOLにそっと訊きました「ねえ、私の後ろの男性、ハンサム?」
向かいのOL「えっ、そうねえ・・若くて・・」
件のOL「いいの、若いってことは分かってるのよ、うふん・・・」>
・・・どうも下品で申し訳ない、私じゃなくて巨泉が言ってたんで・・・(いまだに覚えてるなんて・・・恥ずかしいなあ)。

ここへ顔を出すようになってしばらく図書館も利用していましたが、返却期日があるので落ち着きません。やっぱり物置に積んでおくにしても買って持っていたい。
箱に詰めずになんとか背表紙が見られるようにしてあります。
時々覗いて何の気なしに背表紙を眺めているといつか読む機会が巡ってくるもの(サブリミナル効果?)と思っています。
このところ「連」(mamathさんのスレッドや「しりとり」)で見かけて、五年十年二十年埃をかぶっていた本を引っ張り出して読むことが増えてます。
手元になければなかなか出来ないことなので、とっておいてよかったと思ってます。
大抵、処分した途端に読みたくなったり必要になったりするものですよね。

そんなわけで図書館はほぼ毎週覗きますが、もっぱら放出本漁り・・「グラント船長」見つけちゃったんで。
「ランサム」が出てこないかなと密かに期待してるんですが・・・。

『航路』は図書館で探したのですが見当たりませんでした・・・古書店でも、新刊書店でも。
 

◆いろはさん・・・「彩葉」って素敵ですね。
>わたしも火浦=いしかわ絵が定着してて、一番好きです。>
↑ 私、火浦って読んだことありませんし、いしかわじゅんの絵もそれほど好みではありません。
でも「BS漫画夜話」で好き勝手言ってるいしかわじゅん・・・好きです。
彼の書くものも好きですよ(絵じゃなくて小説ってとこが漫画家にとっていいことなのかどうかはわかりませんが)。
『東京で会おう』『ロンドンで会おう』『吉祥寺探偵局』・・・ばかばかしいったらありゃしない。

削除キー   

14 mamath

2003/11/12 22:29

現在進行形及び過去になったばかり(笑)と、過去完了かなと思うのですが。
そこはみなさんにおまかせしましょう♪ということでいかがでしょう?

短くてごめんなさい。いろはさんに熱いラブレター書いて気抜けしてます〜♪
削除キー   

15 小太郎

2003/11/13 09:21

>まりかちゃさん
「奇偶」のような作品は読む過程を楽しむ本 なのかもしれません
一番最初にこういう楽しみを教えてくれたのは ヴァン・ダイン
「僧正殺人事件」若い頃だったのでかなり やられてしまいました
ただこの作品は最後まで ハラハラさせられましたけれど

「ブレイン ヴァレー」瀬名秀明ですね これも素材としては
面白かったのが 小説としては稚拙なとこが残念?これなら
「八月の博物館」や「あしたのロボット」のほうが数段良いと
感じました 

>みて太さん
そうすると大きな物置やら本棚やらと場所の確保が大変でしょう
貧乏な自分は何時も(何処に置くのこんなに本ばかり買って)と
厳しい現実の前に 図書館中心になりつつあります 
一度 大きな書店で好きなだけ本を買ってみたい・・・
羨ましい生活環境と嫉妬致します
 
>いろはさん すみません 高橋明 知りません 
競馬の騎手じゃないですよね(笑)
どんな絵でしょうか気になります

>mamathさん 誕生日おめでとう? ございます
11/13で良いのですよね
自分としては去年くらいから 歳を積み重ねたくありません
1953年 蛇の道はへび年 蠍座の女 運命的な星の下ですね
(何がじゃ と突っ込まれそう)
同世代です みて太さんもそうだけど 50歳 あ〜〜〜〜〜〜〜
自分が生きてるうちに50歳になるとは思いませんでした


 
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16 まりかちゃ

2003/11/13 15:32

そうですね。過程を楽しむ本ですよね。
薀蓄を楽しむっていうか。

「ブレイン」もそうだったよなぁ・・・途中まで面白かったんですけどねぇ。

壮大なテーマだけに押しつぶされるってか。そんな感じ。

小太郎さんに薦められる本ってあるのかしらん?
まますさん、小太郎さん、みて太さん、このあたりに薦めると
「もう読んだ」って言われそうな気配がありますね(笑)
削除キー   

17 mamath

2003/11/13 22:48

だから〜、まだ50になってませんって。(笑)
もう少々お待ち下さい、そんなに遠くないですから、はい。(笑)
短大の同級生がこの春結婚したそうで(初婚で)
同窓会が盛り上がりました。(笑)
なんでも「これからは第二の思春期」なんだそうで、だから「がんばろ〜っ!!」って。
(なにを頑張るんだろう?って思いますが、
欠席葉書の連絡欄に「娘の結婚式にそなえて、毎日美顔クリームをたっぷり塗りつけてます。当日は絶対娘より綺麗になってやるんだ!」なんてのを読むとなるほどと思います。笑)
たかが50(私はもうちょい先。笑)、されど50。
私は「16になったら儚く美しく死ぬのだ」と夢見た少女なのに、
既に16の2倍をはるか越えて…。(爆)

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18 みて太

2003/11/13 22:56

>既に16の2倍をはるか越えて…。> は
「16の3倍をわずかに超えて・・・」の間違いじゃないのだろうか、フジツー??

削除キー   

19 いろは

2003/11/14 10:09

高橋明、気になります?(興味を持ってもらえて嬉しいです♪)
作品数は、まだ少ないし、しかも絶版だったり未完だったりで
知名度はまだまだなんですが、根強いファンの多い漫画家さんです。
ご本人のHPがあります。
http://www13.big.or.jp/~matrix/
小説の挿絵やカバーイラストも、いくつかあります♪
削除キー   

20 みて太

2003/11/15 17:56

小太郎さん、『植草甚一コラージュ日記@』(平凡社)を買ってきました・・・ちょっと嬉しい。これからパラパラやります。

1976年に晶文社から『植草甚一 スクラップ・ブック』の刊行が開始された時に<全41巻>というのと、ほとんど持ってる単行本の内容をジャンル別に組み直した本のようだったので諦めました。
でも、付録というか、文庫サイズ16頁中綴じの月報の為だけでも買おうか随分迷った末涙を呑みました。
これ、その月報に載ったファンキーおじさん手書きの日記の「東京編」。
もうじき第二巻として「ニューヨーク編」もでるらしい。
「スクラップ・ブック」は図書館の放出本で四分の一ぐらい入手してます。
私、「スクラップ・ブック刊行開始」のA5版のポスターというかチラシ、いまだに額に入れて書庫に飾ってます・・・羨ましい?? バカみたい??

削除キー   

21 mamath

2003/11/15 18:39

>「16の3倍をわずかに超えて・・・」の間違いじゃないのだろうか、フジツー??<
えい、やかましや!(爆)それを言わぬが花ではあるまいか(笑)

ここはもう少しロムらせておいてくださいね〜。
小太郎さんはファンタ系って分類してるんですが(笑)並んだ書名を見てオススメ本を探そうって思ってるものですから。
(ここに並んでる本、ほとんど読んでないし、年齢的に「それ読んだ」っていう可能性高いので)

削除キー   

22 みて太

2003/11/15 20:42

ここ、私もどういう風にmamathさんちと使い分けようかなと悩みましたが、基本的に今まで通り「本の読了報告や感想」はあっちに書き込もうと思ってます。
こっちは、ここで小太郎さんが挙げられた本に関することと、「五十歳クラブ」(?)の消息通信(つまり古い本の話とか)かな、と・・・。

削除キー   

23 小太郎

2003/11/15 23:50

植草甚一は昔読んでいたスイング・ジャーナルという雑誌に連載が
あってそれ以来ファンです ですから 羨ましいです
なるべく物に執着しないでいようと思っているんですが
至る所に妄執が顔を出してしまいます 本なども記憶に残ればそれで
OKだし 残らないのは それまでと思っていたのですが
流石にこの頃 新装の文庫や読んだ単行本の文庫本を買ったり
すると なにかリストみたいなものが要るのかなとも 考えます
「50歳クラブ」・・・すっごく抵抗あります(笑)
mamathさんも怖がっているように(え?気にしてない)

そうですね 現在進行形はmamathさんの所に書く事にします

この趣旨は空白の1年だった

クレイグ・トーマス「闇の奥へ」前にも書いた「高空の標的」が
この後になります「ファイヤフォックス」などのほうがとうりが
良いかもしれないけれど 「狼殺し」とこの4作が傑作
設定がよくあるエスピオナージなんだけど人間のドラマの書き方は
同じ系統のクライブ・カッスラーよりはずっと深い 息を吐かせず
読ませる筆力は脱帽です
日本の作家にも随分影響与えているはずです
それにしてもこの作家は必ず動物の名前を題名にいれるのですが
「闇の奥へ」The Bear,s Tears 「高空の標的」The Last Raven 全然違う感じですね

いろはさん 良いかもしれませんね 高橋明
今 何を読んでいるのでしょうか(あっ それはmamathさんのとこか)
今まで読んで 人に勧めなくちゃって本あるでしょうか?


削除キー   

24 みて太

2003/11/16 01:54

『植草甚一コラージュ日記@[東京1976]』(平凡社)読了。
・・・30年程昔へタイムスリップしたような懐かしさ。
これ書いてる頃、彼は68歳ぐらいなのに、そんな感じは全く受けないし、今読んでも全然おかしくない・・・不思議なオジサンだよな、やっぱり。
あの人自身、どこか別の時代、別の世界からスリップしてきてたんじゃないかと思ってしまう・・・。

削除キー   

25 小太郎

2003/11/16 10:59

mamathさん ファンタ系の分類って 葡萄味とか蜜柑味なんか
(じゃないだろう)
特にしてないんですけど 行き当たりばったり 書評やBBSで気に
なった本や本屋店頭、図書館、など作家で追う場合もあります
読んでもこの頃忘れるのも多くなって、なるべくこういうとこで
字に残そうとしております 

デイヴィット・アーモンド「肩甲骨は翼のなごり」はどうでしょうか
この頃少し気になりました 独特の透明感と 歯ごたえがありました
「ヘブンアイズ」もお奨め フンケの「竜の騎士」は今いちかな
(前に上手いと書いたんだけど 読んでるうちにやたら眠くなった
のはやはり いまいちのせい?)

みて太さん 植草甚一の現実ばなれしたところって 実はトンでもない
努力をしていたって 話、聞いた事があります
影で苦労してるのかな 読んだ感じでは飄々としていて自然なんだけど


削除キー   

26 お節介

2003/11/16 13:31

>植草甚一の現実ばなれしたところって 実はトンでもない努力をしていたって 話、聞いた事があります>
↑ これは私は聞いたことありませんが、昔、巨泉が絶好調だった頃はそんな話を聞きました。ゴルフ、ボウリング、麻雀、将棋・・・どれも随分時間をかけて研究してから始めて、勿論その後の研鑚努力も欠かさない、と・・・。
まあ、そういう話が聞こえてきてしまうというのがいやらしいというか、ちょっと残念でしたが。

植草甚一、日記を読む限り、努力して現実離れしようとしたんじゃなくて、もって生まれたもののような気がします。

削除キー   

27 みて太

2003/11/16 13:33

お節介なのは、みて太です。

削除キー   

28 みて太

2003/11/16 13:41

>>URL、メールアドレスは自動的にリンクされます。>>
↑ この、ここの仕掛け、便利なようだけれど、直し忘れたりすると結構恥ずかしいなあ・・・。
リンクしてなきゃ、スレッド毎に違った名前で出没できるのになあ・・・。

削除キー   

29 小太郎

2003/11/17 09:06

中山可穂「感情教育」これも一連のビアン小説 きっと勧められなかったら一生読まなかった類の作品ですが 読むとそれなりにというか
大変面白い 気の効いた文章もありますし

ここらへんをmamamthさんやまりかちゃさんが読んだらどういった
感想を持たれるか大変興味のあるところなのですが

かなりコアなファンがついているみたいですね やおいとか宝塚
とは違うのだろうけれども 若い(精神的に)層だと思います

自分としてはそれほどのめりこめませんが(当たり前?)

内容は女同士の激しい愛憎劇なのですが 濃厚な私小説でもあるん
ですね ある意味での 無頼派なのでしょうか
ある意味での「センスオブワンダー」です



削除キー   

30 mamath

2003/11/19 22:03

>女同士の激しい愛憎劇なのですが 濃厚な私小説<

現実に経験してることは辛くてですね…(笑)
女のいじめなんて、酔っ払った弾みに自殺しそうになるんです…。
削除キー   

31 小太郎

2003/11/20 00:21

「今波電波聖ゴミマリア」 町井登志夫
表紙のイラストにつられた借りた本 BRに触発されたと 書いてある
とうりの設定なんだけれど いまいち ありきたり そつなく読ませるんだけれど もっと〜 何かが足りない
小松左京賞 って 何で?

「ライラの冒険 3部作」このちょっと違った世界をここまで 
しっかりかけるのは 凄いですね パラレルワールドも
ファンタジーもリアルな現実や人 設定が描けてないと
詰まりませんが流石フィリップ・ブルマン 幸せな時間でした


こちらはあまり評判になってないけど
一押し ダイアナ・W・ジョーンズ「トニーノの歌う魔法」 
これは4部作の完結編 全部面白い絶対に読むべき
宮崎駿の次回のアニメの原作の「ハウルの動く城」シリーズも
勧めてばかりだけれど 嵌りますよ mamathさん 
押さえてるだろうな〜

削除キー   

32 まりかちゃ

2003/11/20 16:07

>内容は女同士の激しい愛憎劇なのですが 

苦手だなぁ、そういうの。(汗)
なるべくなら、関わらないように生きてきたので・・・すっげー疲れるんですよ、女同士の戦いって(苦笑)

相変わらず、知らない作家が並んでますね。。。頑張ってください。
今、ジョン・グリシャムの「スキッピング・クリスマス」を読んでいます。
これからの時期と重なるため笑えます。グリシャムにしてはめずらしくミステリではありません。
映画化もされるそうですが、「ホーム・アローン」の大人版みたいになるのかな?って感じです(笑)
削除キー   

33 mamath

2003/11/20 21:20

小太郎さん
ダイアン・ウイン・ジョーンズ好きなんですが、なぜか今は読む気になれなくて。
ダークホルムの2巻も買わず。
ハウルも面白かったんですが、アブダラで止まってます。
クレストマンシーも。
何でなんでしょうねぇ…枯れちゃったのかな?(笑)

どははっはは!って笑えて読後感のいいのありません?
若しくは血沸き肉踊るって〜の。単純明快勧善懲悪奇奇怪怪…
いかん、本当に切れてる…

あねさま
そのグリシャムいいな。
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34 mamath

2003/11/22 21:26

ザンスの15巻買いました♪
谷山浩子の帯に落ちたんです。(彼女の歌が好きなんで。笑)

パーンの竜騎士1も同僚(52才)から借りれられることになりました。
4巻まで持ってるそうで、5巻以降を上げる約束もしました。
(パーンって年配向きなんでしょうかね?
まあ、読めば分かるのでしょうが…笑)

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35 小太郎

2003/11/22 22:34

ザンス 読んでる最中です 読んでいて感じましたけれど
最初から読んでないと 面白さは半減 谷山浩子も
良くわかってないな〜 (でもないか)

バーンは話しがわかりやすく 尚且つ状況の設定が面白い素直に
嵌れるとおもいます 外伝もある事だし

恩田陸「ライオンハート」 恥ずかしながら読んでなかったけど
「ジョニーの肖像」のオマージュと書いてあるとうりでした
絵はとても良かった そこが新機軸?
「月の裏側」にしても思い込みの強い作品なんでしょうね

今回のお奨めは 「戎」小山歩 若いのに上手い?
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36 みて太

2003/11/23 19:39

小太郎さん。
『航路』上下巻、図書館で借りてきました。
上下巻で800余ページ、ちょっと心の準備がいるので二冊ぐらい軽いのを読んでからかかるつもりです。

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37 小太郎

2003/11/24 17:20

みて太さん まずはおめでとうございます これで貴方に
至福?が一時が約束されました 
これも「届かないメッセージ」が鍵
それにしても軽いのを2冊読んでからとは 読書量 恐れ入りました

「戎」 小山歩
なんでしょうか難しいですけれど
きっちり架空世界を構成する力は あらゆる作家には必要不不可欠な
ものなのでしょうね その意味では成功しているんだろうけども

若いせいか 詰めすぎ? 小谷真理が「この私を泣かせるなんて」と
腰巻に書いてましたけど これで泣けるのも 変?

「地球の迷い方」 高木功 
「地球の歩き方」「地球の遊び方」色々出てますけれど
この本はよかったです 高木功と言う人の放浪記なんだけれど
旅のしかたが自分によく似ているので 共感
「青年は荒野をめざせ わたしは荒野をめざさない」
旅の重さではなく旅の軽さでもなく 

でもソウルなどに夜一人きりで歩いていると(別にソウルでなくても
良いのだけれど あそこは日本に似ていて まったくちがう
新宿を歩いているような感じでも 看板と話し声がまるで違います)
変に自由になったような気がして それが旅の醍醐味
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38 小太郎

2003/11/25 22:56

「人間通」 谷沢永一
こなれた文章がとても上手い 読んでいて飽きない本
悔いの無い人生を送る助けになればと書いてあるけれど
ここに書いてある事をなるほどと思ったら 手遅れだし
その前ならこんな題名の本など 読まない筈
でも いい本だな 年寄好み? 田辺聖子も誉めてました

「ワンダフル・ライフ」 スティーブン・J・グールド
<バージェス頁岩と生物進化の物語>
ここ何年で読んだノンフィクションの中では愁眉 ベスト5
に入ります NHKでここに出てきた生物のCGを使った特番が
あったけれど こんな奇妙な生物がいたの 信じられないけれど

中のイラストも素晴らしく進化の多様性がこれほどとは
恐れ入りました
 
まったく事実は小説より奇なり を 地でいってる本です
ハヤカワで文庫でも出てますので 進化に関する知的興奮を得たい
方は是非 並みのSFはかなわない
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39 みて太

2003/11/26 21:02

小太郎さん絶賛のコニー・ウィリス『航路』(ソニー・マガジンズ)、とりあえず上巻読了。
初めてのウィリスだった『ドゥームズデイ・ブック』は・・・14世紀と21世紀が同じようなウエイトで進行していくのに気がつくのが遅すぎました。14世紀メインだと思い込んでいたので、21世紀を蔑ろにして読み進んでしまった・・・それでも面白かったんですが。
心の準備ができていて最初から乗ってここまで来られた分、この時点までの印象としては『航路』の方が上かな。
勿論このままの展開で下巻が進むとは思えませんが・・・ええっ、ということはもっと面白くなるってこと?・・・うっひゃあ、さあ、下巻へまっしぐら!

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40 小太郎

2003/11/27 21:17

もうそろそろ 読み終わっているでしょうか?
これは(航路)映画の「タイタニック」を見ているかどうかでまったく
違ったものになってしまいますね


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41 みて太

2003/11/27 21:44

あはは、申し訳ない、小太郎殿。
まっしぐら! なんて言っておきながら「BS漫画夜話」なんか見ててまだ下巻の四分の一・・・明日一日ご猶予を(土曜日の夜あたりにご報告予定)。
昔、テレビで見たのはなんだろう『SOSタイタニック』かな。
キャメロンの「タイタニック」は見てません・・・テレビでやったときにラストシーンだけちらっと見ましたが。
見てないけれど、CMや映画紹介番組なんかである程度分かってるので全く問題なく読み進んでます。

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42 みて太

2003/11/28 23:04

コニー・ウィリス『航路(下)』(ソニー・マガジンズ)読了。
・・・至福・・・というより、ジーンときましたね。

迷路のような病院を走り回る逃げ回るドタバタ劇風なユーモラスな場面が終始展開されるのですが、その中で起こっていること(ERでの事件や臨死体験の実験)の臨場感、緊張感が途切れることなく最初から最後まで続き、ワクワクという次の展開への期待感よりも、ドキドキという不安感、危機感が先へ先へとページをめくるのを急かすのです。
登場人物も魅力的だし、内容もなかなか興味深いものでした。

でてくる映画なんかが結構新しいんで「あれっ?」と思ったのですが、2001年の出版なんですね。
私は勘違いしていました。小太郎さんが『ドゥームズデイ・ブック』を薦めてくださったときに「『航路』も良いですよ」と仰って見えたので、こっちの方が古いと思い込んでいました。バカですね、あっちは文庫で読んでこっちはまだ文庫化されてないんだから、どっちが新しいかなんて考えなくても分かりそうなものですよね・・・お恥ずかしい。
小太郎さん、いつも素敵な本をありがとうございます・・・仏教本はご遠慮しますが。

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43 小太郎

2003/11/29 00:17

そうくれば 珠玉の仏教本をお奨めしなくては(笑)

みて太さん は所謂、古典名作が?と書いてあったような気がします
でも 古典も所詮は流行すたりで残ったもの
(音楽にしても同じ)
面白いのは折り紙つきです 敷居の高さに拘らずにどんどん読んで
つまらなければ 積読で良いじゃありませんか

スタンダールの「赤と黒」とかモームの「月と6ペンス」などはいかが

密かに 仏教本として勧めようとしているのは
ヘッセの「知と愛」なんですけれど

もうひとつ 何か面白い本ありませんか?
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44 みて太

2003/11/29 00:44

ヘッセのって仏教本なんですか?
モームは持ってると思います・・・読んだ記憶はありませんが。
スタンダールは名前聞いただけで駄目です。
とりあえずモームを出してきておこうかな・・・いつか読むように。

実は家の親父は去年亡くなったんですが、友人が読み終わった(のか、置場に困ったのか)世界名作全集みたいな三十数巻(?)を物置に預ってるんですが、その預けた人もこの夏に亡くなったので私のものみたいなことになってるんです。
売り飛ばすわけにもいかず、いつか枯れてきたら読むこともあるかなとそのままにしてある中にスタンダールもあったと思います。
「黄泉の国」へ行く前に「読みの国」に寄っていけたらなあ・・・。

悔しいけれど、小太郎さんに薦められるような本は思い当たりません。

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45 mamath

2003/11/29 16:48

そうか、小太郎さんもモーム読むのね?
「人間の条件」未読なんだけど、面白いですか?
人のずるさもおろかさも気づかないわけじゃなくて
ひっくくって愛してるようなモームが若い頃好きでした。
 
今は、どうかなあ、読めるかなあ。
大事な本の棚、(もと食器棚で、木の扉の日で当たらない棚)に入れて保存してるのですが。
昔とは自分自身が変わっているのでちと不安…。(笑)
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46 みて太

2003/11/29 17:08

モーム、新潮文庫パラパラやってたら『雨・赤毛』『月と六ペンス』高校の頃読んだかも知れないなあという気がしてきた・・・けれど、定かではない。
ヘッセとスタンダールが「お読みでない」のは確かなんですが。

預り物の文学全集にモームもヘッセの『知と愛』もスタンダールもみんなありました。
河出書房の「日本文学全集 42冊」と「世界文学全集 50冊」
一年に一冊読んでも90年もかかっちゃうよ。

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47 小太郎

2003/11/29 20:32

ヘッセは全部と言えば語弊があるけれど 間違い無く仏教本です
一番は「シッタルダー」なんですけれど いきなりこれじゃというので
「知と愛 ナルチスとゴルトムント」「荒野のおおかみ」もいいけれど
ステッペン・ウルフですよ〜

mamathさんの言うとうり モームの視線はなんというかとてもいい
ポジションに感じられます 「月と6ペンス」は素材のゴーギャンが
凄いですけれど
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48 みて太

2003/11/29 20:43

ああ『荒野の狼』ってヘッセだったのか。
「ステッペン・ウルフ」という響きに惹かれて買いました、三十年ぐらい前に。

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