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タイトル : 「あとがき」について

1 fool

2003/12/02 23:15

読者の中には、最初にあとがきを読んでから買う本を選ぶ人もいるということを最近小耳に挟みました。あとがき、あなどれぬ!などと思ったのですが、ふとみなさんに質問。

作者本人が書いているあとがきと、別の人(他の作家さんや編集者の方なんかが多いかな)が書いているあとがき、どっちが好きですか?

どっちでもええやん、本編に関係ないし。やら、あとがきは読まない。と言う意見もあるかと思いますが・・・。

個人的には、作者本人のあとがきが好きです。本編の終わった後に、作者の執筆時の苦労話とか、関係ない雑談で締めくくるとその作家さんにも愛着が湧きます。逆に本人以外の方が書いたあとがきは、本編に対する賛美が必要以上に鼻について、テンションが下がります。スポーツでいい試合見た後で、わざとらしいへたくそなナレーション聞かされた感じ。最近読んだ「池袋ウエストゲートパーク」とか・・・・。

あまり続きそうにないスレですが(汗)たまには本編自体でなくあとがきに対する評価、なんていかがでしょう?
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2 kao

2003/12/02 23:25

私は両方書いてあるのがいいな!
翻訳物だと、作家さんと訳者さんのあとがきがあったりする。
楽しい。
作者以外の評論家が書いたものでも、その作者の著作とか紹介していたりするから、情報源として活用してるし。
だからあまりどっちが好きということはないかな。
たまに鼻につくのは、「いい話が出来た」などと作者本人が言ってしまうあとがき。
本当にいい話でも、そんなこと書いちゃう作者はあまり好きになれないかな。作品は関係ないから読むけども。
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3 鈴木(仮名)

2003/12/02 23:25

おお、サスガな着眼!
僕も作家本人のあとがきが好きです。基本的に謙虚に書く人が多いし。
作家以外の解説はなー。
つまらない作品の解説を引き受けてしまって、ものすごく苦労している人に同情してしまうことが多いです(笑)
そういえば何かの作品(忘れた)で書いていた小野不由美の解説はすばらしかった。なんだっけな。いや思い出せない。

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4 いろは

2003/12/03 00:34

私も、どちらかというと作者本人のが好きです。
もう故人ですが、式 貴士のあとがきは、すごいです。
短編集の1作ずつに、たっぷりあとがきを書くので
短編1作分くらいのページ数があったりします。
読者アンケートも自ら統計をとって、読者の意見を賛否両論載せてました。
かなりの労力だと思いますが、ご本人の趣味だからできたのでしょうね。
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5 ウイング妻

2003/12/03 06:59

おはようございます。
私は、あとがきは読んでからなのですが、
「グイン・サーガ」だけはなぜか先に読んでいました。
で、新刊を買ったとき、いつものように読もうとすると、
内容に触れていたので、読むのをやめました。
けっこう内容について書かれてあるものが多いので、
あとがきは、最後に読むものですね。

で、私も作者本人のもののあとがきが好きですね。
違う人の場合でも、思わぬ人が書かれていたりすると、
得した気分にはなります。

以前読んだとき、永井路子さんの作品に宮部様が書かれていた。
ということがありました。
得した気分になりましたね。

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6 fool

2003/12/03 21:03

作者自身のあとがきの方が人気あるんですかね?
作者の自画自賛。確かにこれは嫌ですね。

個人的にインパクトが強かったあとがきは「キノの旅Z」のあとがきでした。あとがきがフルカラーになってました。作者談フルカラーのあとがきを書きたかったそうで。それも、あとがきのくせに本編より先に載ってるし。あとがきじゃないじゃん・・・。
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7 めでぃ

2003/12/03 21:11

作者と翻訳者のあとがき以外は不要でしょう。資源と労力のムダです。
個人的に翻訳作品の場合、訳者あとがきがないと、さびしい。
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8 かなめ

2003/12/03 23:35

あとがきと文庫解説は別物だと思うので、どっちが好きかとか比べる必要はないのですが・・・解説って何だ?本編を何で第三者に解説されなきゃならないんだ!?しかもなんか難しかったりして、読むのに疲れたり・・・(笑)
自画自賛つか、「まぁ、良くできたかも」と作者が言ってるのは、なんか可愛いと思います。人の子なんだなーと、微笑ましい。
江戸川乱歩の場合は後書きではなく、「自注自解」これこれこういう経緯でどこに書いた、ここは良く書けたと思う、あまり出来は良くない、などなどホントに解説していて良いです。
個人的に好きなのは、「月光ゲーム」の解説。<作家の解説>と<本文の解説>を鮎川先生が読みやすく書いてる。
逆にいただけないな、と思う作家本人の手による後書きは、島田荘司・・・難しすぎます。しかも本文と関係ない・・・(笑)
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9 てんころ

2003/12/03 23:34

私も作者本人が好きです。
そんなに本人以外の方が書いたものを読んだことがないですが、
作者紹介は良いとしても、作者と解説者の関係とか、その本の批評なんかはあんまり好きじゃないです。あとから他人の批評を読んでも、ふーんと思うだけだった。そういうのは読む前に見るオビにして欲しいです。
まあそれは内容によりけりだから、私が読んだのがそんな感じだっただけだと思いますが。
作者の近況なんかは、読み終わった後、ホッと一息つけます。次作はこんな感じ、とか書いてあると嬉しいし。

あとがきと言えば篠田真由美さんのあとがきは、何か違和感を感じるのは私だけでしょうか。堅いようでいて、くだけているような?。作者がどんな人なのかつかめないです。
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10 てんころ

2003/12/03 23:40

かなめさんとニアミス〜
>島田荘司 
同意!ネジ式ザゼツキーの巻末解説、難しくて読めてないです(笑)
(これはエッセーとなってますけど)
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11 まりかちゃ

2003/12/03 23:55

あとがきかぁ。。。作者の謝辞とか入ってるのは好感もてますねぇ。
あと、文庫に入りなおしたときにあとがきとして書かれていて、当時はこんな感じだったんだが、今はどうだろう?とか。

ミステリの解説はねぇ。先に読むとネタばれまでされてる場合があるので要注意です(苦笑)
書くことないからって、あらすじ書くのはやめて欲しいな。
けど、結構解説を書いてる人が意外だったりする事がままあります。
上手に解説を書かれているとその人の本も読みたくなりますね。
あらすじ書いちゃう人の本は絶対読まない!って思ったり(笑)
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12 fool

2003/12/04 20:08

>あとがきと文庫解説は別物だと思うので

・・・き、気にもしてなかった!最後に載ってるのは全部「あとがき」で括ってました。えー・・・・・・(汗)まあ、どっちが好きかってことで!
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13 まりかちゃ

2003/12/05 17:50

わはは。

あとがきは基本的に作者自身が書いてるもの。
解説は違う人が書いてるものって認識だったんだけどな、私は。
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14 鈴木(仮名)

2003/12/05 20:39

そういえば、乙一のあとがきはいつも笑えますね。
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15 mamath

2003/12/05 22:02

花金っす!ようやく人並み(?)に書けます〜。
(こんどは先週に続き総領が熱を出しているというのに、なんつー母親じゃ…笑)

後書き、っていうと、真っ先に浮かぶのがグイン・サーガの栗本っちゃんの長々としたやつですね〜。(笑)
もう、作者の近況心境ぶちまけあり〜の、
自分の作品がファンサイトで酷評をされたのを気にしてたり〜の、
こんな長いのは日本一いや世界一でギネスにどうのこうのってたり〜の、
あげくの果ては作者自ら自作の登場人物のミーハーファンになって
「ど〜なるんでしょうね?」なんてやってたり〜の。(爆)
おい〜、と思いつつもうホントにこうなると作者ご近所さんな感じになります。
作者のあとがきは読者へのメッセージが多い(買ってくれ!ってストレートなのもあり。笑)ので、それなりに面白いし、
翻訳ものは訳者の解説(翻訳の苦労談とか)、その筋(マルヤにあらず。笑)の解説だと書誌学的に役にたってそれなりに好きです。
翻訳もので原題なんかがずらっと書いてあったりすると無性に嬉しい。(あと何作未訳のシリーズものがあるとか…
創元社の馬鹿!!ジェーンシリーズまだ3つも未訳あるのに、
今年中には新刊出すってメールくれたのに、もう師走だ〜〜〜〜〜!!
え〜こほん、取り乱してはいけない…笑)

つい最近はハヤカワジュブナイルSFの「宇宙探偵ラスティ」の大森望の解説が面白かったです。
宇宙ステーションの中の殺人(密室殺人って言ってるのよ!爆)事件を17歳の少年がアドベンチャー感覚で解決(できれば逃げたい風情がありあり。笑。でも、戦っちゃウンだなあ〜。笑)を発見したために巻き込まれるディテクティブアドベンチャーを紹介するんだけど…。
”SFとミステリというのは、近いようで遠い、まるで男女の仲のような関係にあり、
SFとミステリが幸福な結婚をしている例はそんなに多くない。
(もっとも、SFファンとミステリファンが結婚して幸福な家庭を築いている例は僕の知る範囲でも結構たくさんある。
蔵書がダブらなくてべんりです)<←これは笑えた。けっこう新しい観点。>
もちろん、サスペンス小説仕立てとか、広い意味での謎解きをを中心にすえたSFならたくさんあるけど…云々で他の作品をも紹介しているのよね。
解説者、ホームズの読者でもあるってのはここには書かないけど、
解説の冒頭に出てくるパロディ(解説の中、笑。あそんでるの)で解るし、アシモフのかなりのファンだなって感じられて、
「あう!鋼鉄都市?たしかあったはず。よ、読みたくなっちゃう…そんな時間は無いんだ!3年かけて積読をせめて50パーセント減らしたら、昔のお気に入りを読みまくるんだ〜〜〜!!」と思わせられてしまったりして、本編よりも解説でしばらくお取りおきになったりする本もあるのです…。(笑)

クリスティ文庫の「オリエント…」の有栖川有栖の解説もなかなかにやりものだし。(かなめさん。百物語のテープと一緒に送ります。オリエントは持ってるの。クリスティ文庫第一弾ってことで買ったけど)

「南の島のティオ」の神沢利子もよくって、こんどはこの人の作品も読みたいなとか、世界を広げてくれるのがすきだな〜。

って、これ以上世界を広げてどうするのか…(爆)
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16 mamath

2003/12/07 16:58

止まってるし…。

やっぱり勢いで書くとみんなびっくりしちゃうのかなぁ…(爆)

などと言いつつ補足に来たりして…(笑)

以前はあとがき見てから買うことが多かったけど、
最近は中味を読んでから読むようになりました。
成長したのか、なんなのか♪
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