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タイトル : 本を開いて旅に出よう。

1 mamath

2003/12/06 21:52

読んだことはないけれど、「書を捨てて旅に出よう」っていう本が一昔(ここにアクセスする人には二昔?笑)
話題になったことがありました。
(え〜、多分。記憶があいまいなんで…笑)

本を読むなではなく、本ばかり見てないで旅に(つまりは実体験)出て、いろんな事を考えようって趣旨だったと思いますが。
(自信はない。多分だれかの正確なフォローが入る事を期待しつつ…笑)

そんなこと言われても、って思ってしまう♪(笑)
確かに旅に出るのも面白い。
初めての景色、どこかで見たような景色、人、言葉、匂い…
思わぬ喜びを発見するのも実体験ならではのものがある。
でも、実体験の旅はどこかに限界がある。
距離・金銭・スケジュール・仲間…。
行きたいと思ったところ全てにいけるわけではない。

けれども本は、
思ったところに行くことが出来る、いつでも、どこでも。
想像もつかなかった世界に辿り着いてることもある。
(時には思わぬところ連れて行かれてブーブー言う羽目にもなる…爆)

語って下さい、記してください。
あなたを動かした本。(良い意味でも、悪い意味でも、笑)
どこかにあなたと同じ琴線を心に持つ人がいれば、
それが多重奏を奏でるはず…。

さあ、いきましょか〜!!
今読んでる本、読んだ本”2だ〜〜〜〜〜!!(笑)




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2 みて太

2003/12/06 22:39

ごくろうさま、前回に続いて口上が素敵ですね、やっぱり歳の功?
寺山修司の『書を捨てよ、町へ出よう』は読んでませんのでフォローは何方かにお願いするとして、これ、偶然この一週間ぐらいの間に読んだ本で読んだ覚えがあるんだけれどどの本だったか覚えてない(情けない)。
多分、小沢昭一の対談集『日日談笑』だと思うんだけれど今日図書館へ返却して来ちゃったんで確かめられません。
「寺山が『書を捨てよ、町へ出よう』と言ってましたが『書を持って旅に出よう』ですね」なんてことを本の話題だったか旅の話題だったかで言ってました。
「そうだ、そうだ!」と思いました・・・書は捨ててはいけませんね!

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3 みて太

2003/12/07 00:12

つくづくお節介なオヤジだと我ながら呆れてます。
私は読んでないんで、池澤夏樹の書評・エッセイ『読書癖3』より。
と言っても『書を捨てよ・・・』の内容を説いているのではないのでフォローにはなっていませんが・・・。

「読んでおかないと恥だから読むのではなく、おもしろいから読む……読書はストックではなくフローである。新しい書物は次々に出され、知識はさまざまに形を変えて人を訪れる。その流れの岸に立って、人は多くを読み、あるものを忘れ、あるものを記憶にとどめる。人の心の中でダイナミックな教養がつくられつつある。/昔、寺山修司は〈書を捨てよ、町に出よう〉と言った。彼はその時、気付いていなかった、書物がそのまま町であることに。」

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4 いろは

2003/12/07 10:49

そうですね、ここの人たちは旅だけでなく、ちょっとお出かけって時も
本を持って行くのでは?(あんまり読めないけど、私もそうです)

筒井月間第一弾 「旅のラゴス」「エロティック街道」読了。
ラゴスのほうは、筒井康隆ってこんな正統派な作品も書くんだーと今更ながら感動。
エロティックのほうは再読なので早く読めました。
未読と思ってたのは「夢の木坂分岐点」と混同してたみたいです。
「日本地球ことば教える学部」みたいなの、好きやなぁ。
ツツイズム炸裂な短編集で、堪能いたしました♪
次は「夢の木坂分岐点」に行こうかな。読みかけで随分長い事忘れてたので。
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5 fool

2003/12/07 14:43

「4TEEN」石田 衣良

なんでこんなものが書けるんだ!と叫びたくなったり・・・。
主人公は中学生と、「池袋」より登場人物の年齢はずっと若い。それがやけにこたえる。なんか、自分のガキな部分を鋭く抉り出されているような感覚がつきまといました。やり切れないものばかりが残って、それがひどく愉快な気がしてくる。

・・・感想書いてて自分でもよく分からん!(笑)

スレ違いだけれども、今年のベスト1はこれかも・・・。
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6 まりかちゃ

2003/12/07 16:26

「わが職業は死」P・D・ジェームズ。

やっと読めたー!なんか暗くて後味悪いっていうか。あんまり好きじゃない作品。
日本でいう科捜研みたいなところで殺人事件が起こります。これをダルグリッシュがじんわり追いつめるんですが、人が多すぎてなんか良くわからなくなってしまった。
陰気な感じの読後感。こういうのは苦手です。

本の中で思ったところに行けた試しはありませぬ(笑)
大抵は、とんでもないところに連れて行かれ、その意外性にまた性懲りもなく、ページをめくるのです。
自分が住んでいる世界ではない世界を求めて彷徨っているのですねぇ。
道標も地図も荷物も要らない旅です。(笑)

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7 みて太

2003/12/07 18:17

M姉>けれども本は、思ったところに行くことが出来る、いつでも、どこでも。
想像もつかなかった世界に辿り着いてることもある。

M嬢>本の中で思ったところに行けた試しはありませぬ(笑)。
大抵は、とんでもないところに連れて行かれ、その意外性にまた性懲りもなく、ページをめくるのです。

M太・・・どっちもよく分かる意見です。
ちょっとバカバカしいのが読みたいなとか、今日は泣きたいとか・・・既読の作家ならだいたい見当つくんです。未知の作家の場合、タイトルや装丁、帯なんかに騙されて思いもかけないところへ連れて行かれることもありますが、それはそれでまた素晴らしい旅になりますね。
「私はミステリよ」とか「ファンタジーしか読まない」なんて拘るのは勿体無い。
いろんな旅に出られるのが読書のいいところ、途中で詰まらなそうだなと思えばいつでもやめられる(何が起こるかわからないので、できれば最後まで旅を続けるのがいいと思いますが)。

ここで旅の思い出を語れば「あっ、私もそこ行ったよ」とか「あそこは詰まらなかったな」とか反応があったり、「じゃ、あそこへ行ってみたら」なんて薦められたり・・・。
さあ、本を開いて旅に出ましょう・・・そうしてその旅の印象を語りましょう(mamathさんが口上でそう仰ってるのに五月蝿いオヤジだなあ)。

ブラウン『わが手の宇宙』読みかけてます。
九篇の短篇のうち、今三篇まで。他のも物置から出してこようかな、なんて思い始めてます。
もうじきサッカー始まるので、今日はもう二篇ぐらいかな。

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8 mamath

2003/12/07 18:21

お早う〜なんていうとビックリコのこの時間。
朝寝して昼寝して夜寝して(今晩寝られるんだろうか?)、休日っていいなあ…。

ぜいはあぜいはあと走り回って、びよよ〜んと伸びる。(どーいう表現だ?笑)
これでなんとかやって行けるんだよね〜。(いい訳のような…笑)

「書斎のナチュラリスト」
出あった頃の奥本大三郎氏の物は、淡々と昆虫採集や何かを楽しそうに語っていたのに、この本の中ではどんどん沈み込んできている。
ブルータス、お前もか…っていいたくなるような気分になる。
「図書」に連載されているエッセイ意集なのだけど、今月号(大きな本屋さんでもらった♪)もやっぱりそうだった。
昔と違ってきている日本のあれこれを嘆いている。
(もう一つ別の人ので同じような事を言っている。)
今の日本の有様が、以前記憶に残っているものと違っているのは
この歳(以上)になればいやでも目に付くわさ、そりゃあね。(笑)
ついつい、食卓談義にも文句の一つも出ようというもの。
が、しかし、それを末っ子がモーレツに怒る。(爆)
「お母さん達はよく昔をいうけど、自分たちには今しか無いんだよ!」
(いや〜、転校生になったときに担任との面談で「苛められたりしてませんでしょうか…?」って聞いたときに
「○○さんを苛めるようなことができる子はいません。」ってきっぱり言われちゃったのを思い出しますわ〜。笑
中一の時に用水池のところで3年の先輩たちが煙草吸っていて
「こんなところで吸っちゃだめ」と言ってきたって話を聞いたときは、
他のキョーダイたちと、簀巻きにされて用水に浮かばなかった幸運を感謝し、
お願いだから次はやめて、って頼んだのよね。
んっとに誰のコなんだこの無鉄砲)
私達親の世代はどこかで残り時間を計算している。(嫌よね〜、笑)
すでに未来が見えてるような思い上がった錯覚もし、良かった昔
(必ずしも幸福ではなかったはずなのに、今に対する不平がつい昔は良かった発言になっちまうのよさ…。)を懐古してしまう。
けれども、若い世代は、(少なくとも末っ子は)、今しか知らない今に繋がる未来しかない。
それを悪く言わないでくれというのだ。
はい、ごめんなさい〜。と半白髪頭を下げるばかり。
おっとっと、閑話休題
とにもかくにも、奥本氏、あんまり落ち込まないで。
ブルドッグが品種改良された犬ってことは知ってたけど、(大昔に読んだ)闘犬のリアルな描写とともに書かれるととても辛かった。
「人イヌにあう」動物行動学者コンラート・ローレンツ博士で、口直しをしようと思ったら、品種改良に触れているようなところが出てきて先が読めず。

「宇宙探偵ラスティ」ブルース・コーヴィル
(原題MURDER IN ORBIT)全てがリサイクルされてい宇宙船コロニーの中で、廃棄物再生場なかで17歳の主人公が溶けかかった(食事中の人いないよね?ま〜PC触りながら食事作ったり食べたりするのははるちゃんぐらいか…笑)死体を発見する。
題の付け方は誤りなんだけど(爆)それでひっかかる読者(私だ。笑)もいるからいいか…と思っている。
表紙もちょっとなあだったんだけど、明るそうなイメージでひっかかる読者も…しつこい…(爆)。
こういうジュブナイルを読める原産国(笑)の若者はラッキーだと思う。
大人が自信満々でとてもうらやましい。(笑)
主人公のお爺さんがSF作家という想定で、主人公が命にかかわるピンチを迎える時にこんなことが起こる。
”そのとき、頭のすみのほうでささやき声がした。
「こんなところで死んでたまるか、ばかやろう」
その言葉は妙に聞きおぼえがあった。どこで聞いたんだろう。
たちまち思い出した。祖父の小説のなかにあったんだ。”
く〜〜〜〜〜〜〜っ!!嬉しいぜ!!ってところ。(おい!笑)
祖父の小説にタフな探偵が出てくるんだけど、そいつを是非読みたいな〜って思いつつ読みました。はい。(笑)
重要な登場人物の一人にアシモフ老そっくりな人がいるってのが解説者の言で、アシモフを読みたくなってしまうのが欠点。(爆)

「土方歳三 副長「トシさん」かく描かれき」 ダ・ヴィンチ特別編、読み物ではないかと思うけれど、めっちゃ面白かった。
土方の載っている本を紹介してるんだけど、
例えば「燃えよ剣」について
”うぐいすや、はたきの音もつひ止める”
ーあの顔で、この句。人間・土方を描ききった不朽の名作ー
だもんね〜〜〜〜〜〜〜〜!!(大笑)
おまけに”読まなければカタギだったものを”とくる。
も〜笑えて笑えて。
ミーハーに浸りきっていられました。(笑)
「風光る」の紹介の中では
”<男。斉藤一よどこへいく>
斉藤一がまたナイスなキャラだ。表面無口だけど、心の中はセリフでいっぱい、特にセイちゃんにはビミョーな感情を抱いている。
男に惚れてはいけない!と本人は今日も井戸端で水をかぶる。
あんた、いい人だわ、斉藤さん。”
こんなとこバスの中で読まされチャ〜ホント拷問だって!!(笑)
いろはさん、ぜったい嵌ってね〜。
これを笑い転げられるのが教授と鱈ちゃんだけってのがサビシーのよ。押し付けます!!(笑)
(ついでに「燃えよ剣」の積んである棚のアイキャッチに
「土方ファンの十割がこの本を読んでます!…ちょっとエロイ…」ってあって笑えた。面白過ぎる○書店…)

「白狐魔記 源平の風」斉藤洋に行っちゃってます。
(ディケンズは、あまりの落語口調に積読に重ねた。笑)

とんでもない時間になってる、一時間以上カキコしてたのか…
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9 mamath

2003/12/07 18:29

おっと〜!みて太さんとニアミス〜。

ブラウン良いでしょう?ふっふっふ。
(笑。いい加減に飯作らねば…)
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10 mamath

2003/12/08 21:42

「白狐魔記 源平の風」斉藤洋 偕成社 読了

絶品。…………作者に感謝。















短くしてみました。(笑)

もう一冊味のあるものを読んだけど、今のところ内緒。(笑)
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11 ウイング妻

2003/12/08 23:22

「アースシーの風」ゲド戦記X読了。
前作を覚えていない私は、人物関係がわかりにくかったです。
でも、前作を読む、という殊勝なことをしない私・・・。
子どもが読む頃に、もういっかい読んでみませふ。
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12 みて太

2003/12/09 00:37

フレドリック・ブラウン『わが手の宇宙』(H.P.B.)読了。
ブラウンは昔(中三の時)、担任に「面白い本あるけど読むか?」って言われて(『未来世界から来た男』だったと思うけれど)借りたのです。随分面白くて先生には「無くしました」と言って・・・それは今も手元にありますが。
『わが手の・・』はプロットは洒落てて唸っちゃうのに、そこはそれサイエンス・フィクションだから科学的な説明部分があって、それが思ったより難解だなあという印象。
あの頃何冊か読んだのはみんな面白かったはずなのに・・・記憶がないということは、これだけはその頃は(も?)手におえなかったのかな。
それともその頃より頭悪くなってるのかなあ? 
そういえば「微分・積分」なんて学生時代はちゃんと解いてたはずなんだけれど、今では何のことだかチンプンカンプンだったりする。
かつて賢くて真面目で可愛かった少年もいつしかバカになってしまったんだろうか、オチャラけてしまったんだろうか・・・・・可愛いんけれどね、まだ。
試しに他のを読み返してみなくちゃならないなあ・・・理解できないかも知れないと思うと怖いけれど。

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13 fool

2003/12/09 23:35

久しぶりに本屋に行きました。しばらく前から行きたかったのですが、品揃えのよい本屋が少し離れているいる上、最近めっきり寒くなって外出の機会を減らしたい。何回も行ったら読まない分まで買ってしまいそうだ、ということで、新刊の発売にあわせて今日まで我慢していました。

「ダブルブリッド\」中村恵里加 読了です

ちょっと薄くないか、とか、クライマックス直前とは言え、前回に引き続き終わり方が中途半端だぞ、なんてことはこの際どうでもよいのです。

虎司がひとまず悩みに決着つけて、
大田がいつも通り長々と喋って、
優樹は兇人ととうとう対峙して、

クライマックスが近いらしいですが、どうやって終わるのか、というかどの辺りで話を締めるか見当がつきません。まだ後二、三冊くらい続くんだろうか?
痛みをごまかしながら壊れていく優樹は、痛みの果てに何を決断するのか?

堪能いたしました。次巻の発売はいつでしょう?



たけひとさんのカバーイラストが、色合いやらなんやら気に入ってしまった。
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14 fool

2003/12/09 23:44

・・・あ、やば。本編に触れてしまっている。連には読んでいる方はいないみたいですが、もしロムしている方でこれから読むぞ、という方はゴメンナサイ・・・。
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15 みて太

2003/12/10 00:36

クラフト・エヴィング商會『ないもの、あります』(筑摩書房)

この本、「けっ!」と思うか、「むふふ・・」と思うかの二通りのタイプに分かれると思いますが、私は「むふふ派」でした。
でもタイトル見て「んっ?」と思い、帯を読んで「ふうん!」と思ったところでおしまい・・・まあ中身は「よくこれだけ<ないもの>を探し出してきたなあ」と感心しましたが。一瞬芸みたいなアイデアの勝利ですね。

バカバカしさついでに、クラフト・エヴィング商會をもう一冊『どこかに○いってしまった○ものたち』やっつけとこうかな。

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16 ウイング

2003/12/10 07:24

島田荘司「Pの密室」読了。
御手洗潔の5才と小学2年の時の事件簿だが、なかなかミステリーとしてまとまっていて、良かったと思う。
年齢的に無理があるとは思うが、御手洗さんが天才だったということで納得するしかないか。
僕としては、前半の「鈴蘭事件」の方が好みかな。
密室物は、やっぱり読んでて疲れてしまいます。

次は、有栖川有栖「ジュリエットの悲鳴」です。
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17 みて太

2003/12/10 23:42

クラフト・エヴィング商會『どこかに○いってしまった○ものたち』(筑摩書房)読了。
なかなか洒落たセンスの本です。
現物が見たいなあ・・・というか、自分も何か作ってみたいと思ってしまいました。   
まあ思うだけですがね、私は・・・いつも。

さあ、次は『星の巡礼』いこうかな・・・。

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18 まりかちゃ

2003/12/11 15:05

「転・送・密・室」西澤保彦。

神麻嗣子シリーズ。「チョーモンイン」の見習相談員。短編集です。
なんか、ずるいよな、このシリーズ(笑)
長編の謎の部分を短編で補うんだもん。
面白いんですけどね。それがまた。
超能力を言いながら、実際はみごとなパズルになってます。
チョウモンインてある、神麻さんと刑事、アンド作家の組み合わせは向かうところ敵なしって感じ。
この本読むといままでわからなかった部分が「へぇ〜」とよくわかった反面、次の伏線になってるのか、ますます「?」な部分もあったりして。
次回作が楽しみです。これすごいキャラが魅力的。
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19 fool

2003/12/11 23:03

「少年計数機 池袋ウエストゲートパークU」石田衣良 読了

淡々としていて、それでいて惹きつけられる語り口が続き、区切りごとのちょっとした一言でどんどんと小説の中に引き込まれました。石田ジャンキーの出来上がりです。本屋に3巻が無かったため4巻も買えなかったのが悔やまれます。





次は何にしようかな・・・・。
「魔人同盟 魔界都市ブルース青春鬼」(前作の「青春鬼」の内容を忘れてしまった・・・)菊地秀行
「スローグッドバイ」石田衣良
「きみの知らないところで世界は動く」片山恭一
「バイトでウイザード 流れよ光、と魔女は言った」椎野美由貴

あたりが目に止まるんだけれど・・・「トリニティ・ブラッド」の二巻やら「十二国記 月の影 影の海(上)」が積読にあったり・・・・・。
・・・・どうしよう?
削除キー   

20 ウイング妻

2003/12/11 23:35

foolさん。
「十二国記」に1票。
っていうか、それしか知らない・・・。
それに、私は明日から、「十二国記 黄昏の岸 暁の天」なので、
ペアブックになるじゃーあーりませんか。

なんてカキコしたら、違う本になりそうですね。

「ぼくらの時代」栗本薫著、読了。
なんか自由に書かれていたせいか、読みやすかったです。
最後がきつねに化かされたような感じを受けましたが。
削除キー   

21 fool

2003/12/12 19:22

わあっ、ウイング妻さんとペアブック!それでは早速「十二国記」を・・・なんて書いたら、ウイングさんに怒られるでしょうか。

先日チャットでまりかちゃさんとmamathさんにもすすめられてます。過去スレにもよく名前が出てくるし、連の中でもこれほど大勢の中で共通している作品って珍しいですよね。
よし、次は「十二国記」だ。
削除キー   

22 mamath

2003/12/12 21:21

ふーちゃん、そいつぁ、絶対12国記!!

「ベツレヘムの星」アガサ・クリスティ
読了。
最初の一篇がふっとブラウンを思い出させた…。

通勤の行きはぼーっとしていて、帰りは目が見えないので、
なかなか読めない。
こんなんで積読なくなるのか?(笑)

本日残業につき今帰り。
さあ、飯飯…。
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23 てんころ

2003/12/12 23:51

同じく十二国記に一票!(笑)
トリニティブラッドも読んで欲しいですけど・・・
(十二国記読んで止まらなくなっちゃうかもだから、先の方が良いかも?)

最近の読了本
「くつしたをかくせ!」乙一
てっきり人を喰らう極悪サンタのお話だと思っていたら、とっても夢満載の絵本でびっくりしました。
「失はれる物語」乙一
書き下ろしの「マリアの指」のみ読みました。
乙一さん独特のズレた怖さに加えて、ミステリ詰め込まれてて面白かったです。犯人わかった時ゾゾッときました。
「アンをめぐる人々」モンゴメリ
「虹の谷のアン」モンゴメリ(読み途中・・)
アンをめぐる人々はちょっと食傷気味に読んでいたのですが、虹の谷のアンは面白い〜!今、メアリーが鱈を振り回してリラを追い立てるところです。何やってんだ〜(笑)微笑ましい。

>みて太さん クラフト・エヴィング商會って気にはなるのですが、どういう本作っているのか今いちわかりません。物語・・ではなくて、目で見て楽しむ本で良いのですか?
あと・・バカバカしいんですか?(笑)
私的にハイレベルな匂いを感じている・・(だからって好きなタイプかわからないけど)
削除キー   

24 みて太

2003/12/13 01:13

てんころさんへ。
クラフト・エヴィング商會・・・書いていいのかな?
バカバカしい、っていうのは私は気に入ってるということです。

『ないもの、あります』は
<よく耳にはするけれど一度として見たことのないものたち>のカタログ集。>物語・・ではなくて、目で見て楽しむ本で良いのですか?>
↑目で見て楽しむ・・・まあそんなようなものですが、見るというよりもやっぱり読む、かな・・・架空のカタログの説明書き。
一例を挙げれば「堪忍袋の緒」「左うちわ」「一本槍」「思う壺」「助け舟」・・・一例じゃないじゃん!!

『どこかに○いってしまった○ものたち』も同じような趣向で、いかにも昔あったような(今は勿論無いのですが)機械や商品の説明書や新聞記事や写真。

『どこかに・・・』に因ると「明治から昭和二十年代までを時代設定とし、架空の書物や地図、および架空の機械の解説書、パッケージなどを作るふたりの女性を中心とした制作ユニット」とのこと。
ほんとにそんなのを作って展覧会なんかやってるらしい。
この本はそういうのの作品集ということかな。

で、私も何かやりたくなったので「今更遅いっ!」って言われそうですが、イーラム・オフで『ポキポキ人形の作り方』(限定三部制作)という小冊子を差し上げます・・・えっ、要らない??

ああいうものを自分で作ってみたいというてんころさんなら気に入るんじゃないかな、クラフト・エヴィング商會。

削除キー   

25 fool

2003/12/13 12:17

「十二国記 月の影 影の海(上)」小野 不由美 読了

大勢の方がすすめているだけあって、面白かったです。ただ序盤、主人公が不思議な出来事に巻き込まれていく過程、脈絡あるのかないのかわからないスピードでどんどんと何か起こるあたりだけが、ちょっとテンポがずれてる気がするなあ、と思ったり。
特にケイキ。何も説明せずに「なんとおろかな方か!」はないだろう、と(笑)

さて、他の本を片付けながらどうやって残りの十二国記を読むか計画をたてねば(なんだかんだ言いつつ気に入ってます)
削除キー   

26 ウイング妻

2003/12/13 19:01

ハハハ、とうとうあなたも十二国記の魔力に魅せられましたね。
確かに、最初は読んでいる私もわけがわからずじまいでした。
でも、他の十二国記の本を読むうちに、
ケイキさんの気持ちもわからんではないな、と思ったりします。
「上」のほうはいたいです。つらいです。
「下」にはいり、なんかいい方向にいくようなのですよ。
楽俊さんが、いい、いい、ごっつんいい人です。

「黄昏の岸 暁の天」もう少し。
ひとこと。
たいきーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。

これで「魔性の子」とつながっていくのですね。
十二国記をしっていて「魔性の子」を読むと、親しみがわきますが、
知らないで読むとわけがわかんないでしょうね。
「黄昏の岸 暁の天」の前後に読むのをお薦めします。
削除キー   

27 fool

2003/12/13 19:46

「バイトでウイザード 流れよ光、と魔女は言った」椎野美由紀 読了です。

こういうドタバタ系も嫌いではないんで、ぼちぼち楽しみました。でも十二国記の後に読むべきではなかった・・・。ギャップが大きすぎました。

ウイング妻さん
「上」は本当にいたかったですね。最初から最後まで不幸ばっかりで・・・。続きがどうなるのか楽しみです。
削除キー   

28 fool

2003/12/13 20:28

「キノの旅「記憶の国」」時雨沢恵一 読了

電撃のビジュアルノベル、わかりやすく言えば絵本みたいなもの。短編が一作だけなのに、サイズがでかい、カラーイラストが多い、おまけCDがついている、などろ理由でやけに値が張った。でもキノの旅は絵本に向いてるなあ、というのが感想。



ページを開いてすぐにいきなり一言だけ、
「何を忘れたか覚えていますか?」
いちいち真剣に考え込んでしまった私は馬鹿でしょうか?
削除キー   

29 みて太

2003/12/13 21:36

クラフト・エヴィング商會『クラウド・コレクター』(筑摩書房)読了。
これ<雲をつかむような話>という副題がついている。
『どこかに・・・』で、とりあげたイカガワシイものの他になんだかわからないものがあったが、それを記録した日記がみつかったという設定で、その日記の内容が主体。
カタログのような心積もりで読み始めたのでちょっと面食らった・・・ファンタジー風、ミステリ風の不思議な物語じゃん!
真面目に読んでなかったんでよくわからなかったなあ。
最初のあたりに「ひい・ふう・みい」という言葉が謎の呪文のようにでてきたのを覚えてたんだけれど、その意味するところが最後に明かされたときには感心しました。
もう一ヶ所、前後の内容は不明なんだけれど気に入った文・・人は自分の背中を見る事が出来ないと言った後の「地球が自転し続けるには、彼もまた自分の背中を見たいからなのではないでしょうか?」というところ。
・・・この本、いつかまたちゃんと読み直さなくちゃならないな。

クラフト・エヴィング商會、造形の人だと思ってたら文も書くんだ・・・今、手元にあるのは三冊だけだけれど他にも著書が何冊かあるとのことなので要チェック!

ところで巻末近くに著者らしき女性の写真が載ってるんですが、これがちょっとてんころさんに似てる気がして奇遇だなあと思いました。

削除キー   

30 てんころ

2003/12/13 22:57

似てる・・・?、メガネッ子かしら(笑)
みて太さん ありがとうございます。なんとはなしに掴めてきたように思います。みて太さんの感想読んでると惹かれますね〜。
まずは何としても立ち読みをしたいところ。買うなら『どこかに〜』からが一番良いですか?
近辺では置いて無いので街に遠出せねば。(行くのは良いけど駐車料金が高いのが嫌なんだよ〜、S市駅前!!涙)
図書館も見てみようかな・・。
削除キー   

31 みて太

2003/12/13 23:01

訂正:地球が自転し続けるには→し続けるのは

削除キー   

32 みて太

2003/12/13 23:08

ああ、てんころさん、こんばんは。
めがねをとったてんころさん、といったところ・・・。

そうですね、読んだうちではお薦めは『どこかに・・・』かな。

削除キー   

33 みて太

2003/12/14 10:36

『植草甚一コラージュ日記A[ニューヨーク1974]』(平凡社)読了。
この前の[東京編]に続く第二弾。
手書きの日記と各ページのコラージュがとっても懐かしい。
とても三十年前の日記とは思えず、今現在、ニューヨークの街(行った事はありませんが)を散歩してる植草甚一の姿が浮かんでくるようだ。
三ヶ月の滞在中のうちの二ヶ月分の日記。
毎日書店や雑貨屋を覗いて呆れるほど買物をしている。ある一軒の古書店では十日程で20万冊の本に目を通し300冊買っている。
他の店でも同じようで、30冊ぐらい買うとホテルへ置きに戻って金を持ってまた出かける・・・毎日100冊ぐらい買ってるんじゃないだろうか。
あんまり買うので留守中の東京のマンションと同じ階にもう一軒借りて「これでいくらでも本が買える」と言ってるとこなんか唖然としてしまう。
とにかくこんなユニークで魅力的なジイサンは二度と現れないだろう。

削除キー   

34 みて太

2003/12/14 18:52

井辻朱美『とっても奇蹟な日常』(VOICE)読了。
一ヶ月ほど前に古書店で新書をひとまわり、うーん、半まわりぐらいかな、大きくした程度の小さな本なのにソフトカヴァーじゃなくて絵本のようなカチッとした装丁が目に付いた本、もちろんタイトルも気になった。
VOICE・・・聞きなれない出版社(純然たる出版社じゃないようです、怪し気?)、井辻・・・そう言えば夏ごろ読んだファンタジー論の著者だと思い出した。「ファンタジーは<論>より本物読まなきゃ駄目よ!」ってmamathさんに叱られたっけ。
そんなに悪い印象ではなかったので購入。100円でしたが、定価は1700円、とんでもない値段だなあ、誰も買わないよ・・・980円、せいぜい1200円といったところか。
この人、ファンタジー作家で歌人、翻訳家ということでこれはエッセイ集。
ええっ、と思ったのが翻訳をはじめた頃、星新一のブラウンの翻訳の下訳を80枚ほどしたというクダリ。『さあ気ちがいになりなさい』のことかなあ、あれって随分昔の本だよなあ・・・年齢が合わないだろ? と思いました。
写真を見ると四十そこそこに見えるんだけれど年齢が書いてないんですよ。
で、インタネットで調べたら1955年生れとのこと、なんだmamathさんとひとつしか違わないじゃん。
著者の写真は三ヶ月以内のものを使用することっていう出版法って無いのかなあ、と憤慨したけれど・・・あっ、これ1995年の出版だからOKなのか!
急に親近感沸いてきた・・・思ったより普通の感覚のオバサン(いえ、まだお姉さんですね、mamathさん)で結構面白かったです。

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35 mamath

2003/12/14 20:57

ご飯食べて、ちょっと体力持ち直したかなってカキコに来たら
な、なんつーことを。(爆)
勝手に人の歳をカミングアウトしおって、私は○○生まれだ!…というと思ったら大間違い。(笑)
合ってるとも合ってないともばらしませんよ〜。
自らバラス時は(みてたさんも”ばらす”かも、別の意味で、ふっふっふ♪)決めてますんで、そのときまでは
その手に乗るか!!です。(笑)

星新一に下訳があるなんて知りませんでした。
翻訳ものはそういうものがあるのかなあ…。
どちらにしても、最終的にいい訳であればそれでいいんですけども。

で、オバサンっちゅうのは止めて〜〜〜〜。(笑)
最近ひしひしと年齢を感じてるんだから。(TT)
もー、毎日が加齢の人体実験で(爆)そのうち「華麗な加齢の観察日記」(ちょっとフジツーの駄じゃれ拝借)でもアップしちゃおうかって
冗談で(ここ強調、笑)思ってるくらいなんですわね。(笑)

で、ファンタジー読めって(ま〜、年上の方になんて事を、と反省してないところがエライな、私って。笑)
言ったのは、ファンタジー本編であって
作者のエッセイとかではないんですけど?(笑)
小野不由美のゲームのエッセイ読んでそのまま「12国記」を想像することは出来ないですもん♪

へたれてて感想かけなかったけど、
「白狐魔記 源平の風」斉藤洋 偕成社 
なんて本当に良かったですよ。
生真面目な狐が、ちょっとヤン・ウエンリーを彷彿させる仙人に弟子入りいて、人間に化けることを覚える。
そして人間界に入って…というストーリーなんですけど
そのキツネの視線が真直ぐでなかなかでした。
「本当に強いものは争いを避ける」なんて、時の為政者に読んで欲しいところですよ。
ファンタジー読め!って。(笑)
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36 ウイング妻

2003/12/14 22:34

「黄昏の岸 暁の天」小野不由美著、読了。
たいきーーーー、がんばれーーーーー。
応援したくなります。

陽子さんも健気にがんばっていました。
この続きが気になるのだけれど・・・・。
小野さーーーーん、待ってるんだけれど・・・。

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37 みて太

2003/12/15 00:15

mamathさん、ごめん。年齢ばらすつもりはありませんでした。
というか、知られて無いと思って見えるのはご本人だけで、衆知のことだと思ってました。これまでのmamathさんご自身の発言からそれを推理するぐらい、ここの方にはなんでもないでしょう・・・ここを何処と心得る・・・「殿中でござるぞ」いや「連」中でござるぞ! 
開き直ってどうする!・・・すいません。

>で、ファンタジー読めって言ったのは、ファンタジー本編であって作者のエッセイとかではないんですけど?(笑)>
↑ あはは、分かってます・・・いくらボケてもそのくらいの文章理解力はまだありますよ。
仰ることは分かってますが、だからって「はいっ!」って大人しくファンタジーに埋没していくと思ったら大間違い。
ミステリ・ファンタジー対エッセイがまあ3対7ぐらいかなぁ・・・、ここには不似合いな「似非読書人」・・・なんちゃって。

柳瀬尚紀『猫と馬の居る書斎』(自由国民社)読了。
これもエッセイですが柳瀬が好きで買っては見たものの、異常なまでの愛猫家が「書斎の競馬」と「優駿」に連載した競馬エッセイときては、さすがの「エッセー読書人」も猫にも馬にも興味ないので、英語や日本語の語呂合わせ・駄洒落だけ拾い読み。
半分ぐらいは飛ばし読み・・・もう少しで落馬するところでしたがなんとかゴールまでたどり着いたというのが正直なところ。

さあ、次は『星の巡礼』か・・・何回書いたかなぁ、これ。

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38 小太郎

2003/12/15 10:11

柳瀬さんはジョイスの訳しか読んだ事がありませんが 
不思議な人ですね
色々読んだ10日間でした 書きこむ機会がなくここでまとめて

浅倉卓弥「四日間の奇跡」
これはミステリーじゃなくてファンタジーなんだけど 泣かせる話
でした ネタばれになるので でも別にネタばれでもないか
よく似た話題作があって どうのこうのって話になるはずだけど
あの設定は昔からあったものだし こちらの方が泣けます
でも意識してしまったな〜

森巣 博「神はダイスを遊ばない」
今一番注目している作家 おそらく今まで彼の作品では最高?
阿佐田哲也を超える賭博文学の最高峰と腰巻には書いてあるけど
それは言いすぎ かなりスノッブなところがあるので 鼻につく
人は受け付けないだろうな
でも今まで賭博に関する皮膚感を感じたのは 
阿佐田哲也 花村満月 安部譲治 位なので貴重な作家だと思います 
これからが楽しみ

「エルフギフト」スーザン・プライス
典型的なダークファンタジー自分としてはこう言うのも結構
好きなのですが 甘い砂糖漬けの物が好きな方は眉をひそめるかな
綺麗な絵を見ているような話でした

「1号線を北上せよ」 沢木耕太郎
「深夜特急」と同じ旅もの こう言う話は大好きで蔵前仁一とか
下川裕治、良く読みます 内容は相変わらずだけど
これはこれで売れるんだろうな


時間がないので続きは夜に
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39 mamath

2003/12/15 21:31

>mamathさん、ごめん。年齢ばらすつもりはありませんでした。
というか、知られて無いと思って見えるのはご本人だけで、衆知のことだと思ってました。これまでのmamathさんご自身の発言からそれを推理するぐらい<

まだ決定打を言ったつもりはないんだけど?(笑)
なんならクイズトピにでも出す?(お?チョーセン的?(爆))
(みんなが当てたらどうしよう…笑、かなめさん・みつきさん参加しちゃだめよ。笑。まりかも正解知ってるから不戦勝ね。)
いや、ほんとにばれてないって思ってるのよ。(笑)

てなわけで(どういうつながりなんだ?!笑)、
「ミステリーの愉しみ@」の残りようやく読み終わりました。
レミさん、年があけたら送りますね〜。
大掃除の前に送ると駄目でしょ?(笑)
島田御大も解説(なんと「奇想の昏い森」て題つき)で言ってる「○○」が一番印象に残りました。
(でも絶対実現はされたら困る、笑。
逆恨みもいいとこだ。現代文でこれやったら火を吹きます。)
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40 mamath

2003/12/15 21:35

妻さん
待ち遠しいよね〜〜〜〜〜〜〜。泰麒〜〜〜〜〜〜〜〜!!!

おまけにグインまで、外伝でナリスに探偵させてるらしい…。
本編進めてくれい!っていうファンを弄ぶのか〜〜〜〜〜〜って
泣きたくなるわよ〜。(TT)
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41 ウイング

2003/12/15 23:32

ナリスの探偵って、けっこう楽しみです。

有栖川有栖「ジュリエットの悲鳴」読了。
うーん、なんか短編だと物足りないなー。
一番初めの「落とし穴」なんか、僕の好みです。
完全犯罪と思いきや・・・というところがいいですね。
「登竜門が多すぎる」もおもしろかった。
妖しげなセールスマンが推理作家をめざす人に
役立つグッズを次々に紹介していくところは
どこか星新一を彷彿させられる。

次は、高橋克彦「だましゑ歌麿」。
珍しく時代小説です。
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42 まりかちゃ

2003/12/16 13:54

「刻印」レスリー・グラス。読了。

実は、サイコパス物のフリークなんである。背表紙に「羊たちの沈黙」に匹敵するサイコ・サスペンスと絶賛とあるので借りてみたのだが・・・全然匹敵してない。
サンディエゴの砂漠で身体に不可解な焼印を押された女子大生の死体が発見されるところから物語りはスタート。犯人は女優である女性に魔の手を伸ばす。その女優の夫が精神科医で謎を解いていくのだけど、ご都合主義で。。。もう一つ甘いなぁ。

今読んでいる「蛇神降臨記」スティーブ・オルテンが面白いー!(私的に)
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43 ウイング妻

2003/12/16 21:25

「伝説の終焉」デルフィニア戦記16 茅田砂胡著 読了。
デルフィニアも後少しですか。
どうなるか気になりつつ、もうすぐ完結するか、と思うと寂しいものもあります。

次は、「霊の柩」高橋克彦著、です。

主人と違い、順番を決めていないので、次何を読むか、悩むときがあります。
主人に聞くと、たぶん松岡さんか、東野さんか京極さんを薦めるでしょうね。


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44 みて太

2003/12/17 00:19

パウロ・コエーリョ『星の巡礼』(角川ソフィア文庫)読了。
著者の処女作とのことだが、宗教書?
著者がスペインのキリスト教神秘主義の一員となってスペイン北部を東西に横切っている巡礼の道をサンチャゴ・デ・コンポステーラまで歩いた実体験を記したものとのこと。
不思議な体験(自分の心の迷い?)を<実習>という儀式を行うことで克服しながら巡礼の旅を続けていく・・・正直言って難しかった。
日本では先に読んだ『アルケミスト』の紹介の方が早くて評判にもなったとのこと。あれも宗教書、というか信念を持って生きて行く少年の話で惹かれた。『星の巡礼』・・・よく分からないのに引き込まれていく、何故だろう?
つい先ごろ、何気なく点けたNHK−BSでスペイン、アルファンブラ宮殿とサンチャゴ・デ・コンポステーラからの生中継をやっていた(最後の数分を見ただけだったが)・・・・不思議な偶然ってほんとにあるんだなあ。
このところ、書店にコエーリョの文庫が五冊ほど平積みになっている・・・もっとコエーリョ読めってことなんだろうか?

でも次は『黄金の岸 暁の天』のつもり・・・。

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45 いろは

2003/12/17 16:12

予定とちがって京極夏彦に行ってしまいました。
「巷説百物語」読了。
こういうの、好きだなぁ。
引き続き続編に行くか、筒井作品に戻るかまよっちゃう。
    ↑すでに積読にあり(爆)

「風光る」も4巻まで読みました。
なんにも言う事はございません・・・。(ウソ・・感動をいっぱい喋りたい)
好きだぁぁぁーーー、新撰組ッ!!
しっかり嵌まりましたわよ、まますさん。(笑)
嫌いだった芹沢鴨までが、憎めない奴に格上げされましたです。
歳さんは、上川隆也に見えちゃうほど洗脳されてまっす。(爆)
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46 mamath

2003/12/17 21:22

きゃう!!いろはさんが嵌った!!
わ〜い!騒ごうね!来年一年。
そうなのそうなの、渡辺新撰組は主要な人物が全部好きになっちゃうの〜〜〜〜〜〜〜!!
それでもってさいとーはんに激ラブになるのよ〜〜!!(おいおい)

(「巷説百物語」ちょっと読みたくなってます。)

「妻という名の魔女たち」フリッツ・ライバー 読了
私の頭の中ではSF作家(読んだことはなし)のこの人が
ファンタジーがらみのミステリを書いたらしい…と思ってつい新刊やさんで買ってしまったもの。
こ、こ、これは…のものでした。(笑)
前半壁本かな〜だったのですが、後半ヒーローズをつい応援してしまいました。
思った結末と全然違うものになり(もっと現実的なミステリになると思ってた)、なんと言ったらいいかと悩みます。(笑)
誰か読んでみる?
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47 いろは

2003/12/17 21:38

「妻という名の魔女たち」うちの娘が読みたがってるんで、お願いしまーす。
いっぱい借りたままなのに、いいのかしら・・・。

渡辺新撰組・・ほんと、どのキャラも好きになりますね。
お梅さんに、べた惚れな鴨さんって、めっちゃぷりちー♪
斎藤はんもステキだけれど、やっぱり私は歳さま一筋・・はぁと。
(小学生の頃からだからねぇ)

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48 mamath

2003/12/18 08:45

いろはさん
創元文庫なんだけどいい?「妻…」
ちょっとダークなファンタというかホラーというか。
「奥様は魔女」ミステリ版のイメージで買ったけど、
全然違いました。(あう〜)
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49 mamath

2003/12/19 21:18

グイン最新刊外伝読了。少年ナリスが探偵するもの。
それなりに面白かったんだけど、
”も〜くりもっつぁんたら遊んで〜〜。”というところかなぁ。(笑)
作者がのりのりで遊んでいるのが良く分かるんだけど、グインシリーズの登場人物の同窓会というか若い頃もわかるんだけど、
乱歩賞受賞作家(だったっけ?)のプライドがどうのという割にはなあ…。
このクライマックスシーンは何?!
も〜、いきなり黒太子が出てきた時と一緒じゃないの〜〜〜〜〜〜。
は〜、その人が犯人ですか、それで○○○が?、ねぇ…。
(ミステリなのでネタバレできない)
作者喜んでいてまた次もなんて言ってるので、アンケート葉書に「とにかく本編を進めてください!!」と書きました。(笑)
私の生きてるうちに最終巻までちゃんと行ってよ〜〜〜〜。

本編主人公行方不明のまま別の話をのりのりに書いて、のりのり部分が長すぎて、
そのまま”光のネットワーク”がどうのって長編を終えられてしまったとある作品の苦い記憶が甦る。
犬神明カムバック〜〜〜〜!!
最愛の青鹿先生ほっといて行方不明のままなんてウルフガイ情けないわい…。
(え〜、ふる〜いSF小説の話なんですけどね。
十二国記の某国王の如く行方不明になっちゃって、
待って待って待ったのに話を切られてしまったんですわ。
も〜、○井和正二度と読むか!!って怒髪天をついてしまった。笑。
近年、つい小品を読んだけど…二度とって、笑…たいして面白くなかった。
はふ、悲しいわねえ。)


泰麒〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
…と今年何回叫んだことか。(爆)

頼みますわねプロの作家の皆々様方。
こちとら自分で書くわけにゃ行かないんだから
貴方の書くその物語の続きを読みたいんだから
どうぞ読者を裏切らないで下さいませよ。
(小野不由美先生…先生つき、笑。12国記続く間は取れないだろうなあ…はいったん打った原稿を推敲に推敲を重ねると編集者の言にあるから辛抱強く待ちまする〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
きっといまごろ一所懸命に原稿推敲してるんだ、きっときっと…)

(それにつけても「風光る」途中で打ち切られたりしないだろうなあ、頼むよ〜〜〜。)

てなわけで(だからどんなわけなの?!←自分ツッコミ。笑)
原僚(あれ?こんな字か?)「天使達の探偵」にいってるんだけど、
電車でぼ〜っとしてすぐにむにゃむにゃ寝てしまうので、
あ、沢崎いい奴〜、のところからちっとも進まないです。(笑)


う〜ん、久々に長い。(爆)
明日は休みだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!
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50 みて太

2003/12/20 21:13

十二国記『黄昏の岸 暁の天』(講談社文庫)・・ここからホワイトハートじゃなくなってる。

ああ、また泣いてしまった・・・泰麒ィ〜〜〜!!

このまま『華胥の幽夢』にいこうかと思ったけれど、これって短篇集?

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51 みて太

2003/12/20 22:23

先に『魔性の子』にします。
その前に二三冊・・・。

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52 てんころ

2003/12/20 23:16

「星の巡礼」、難しいですか〜。
パウロ・コエーリョの作品、宗教色強いですものね、さらに強烈なのかー。みて太さんで難しいというと、私はわからないかも!?(笑)

「虹の谷のアン」
「アンの娘リラ」読了。
「虹の谷〜」は子供達のにぎやかで楽しい生活で心なごんで、アンの初めが重なるのですが、「アンの娘リラ」は一線画してました。『私は時々天使だけど、あとはほとんど悪魔だ』この独白が印象的です。全然似てない親子(↑アンはこんなこと考えもしないだろう)で、頭はそんなに良くなくて、子供が嫌いで、男の子にモテたい・・と夢みる女の子だけど、読み終える頃には凄い好きになりました。美しい景色と悲惨な現実が交互に現れて、悲痛さが一層ただようし、みんな届けられる情報に一喜一憂するのですが、作中でも言っているけど本当になかなか終わりが見えなくて辛かったです。
こんな中のリラの成長の様子は本当に立派でした。ちょっとカツを入れてもらった気がします。これは今年のベスト5に入るなぁ。

「グズをなおせば人生はうまくいく」斉藤茂太
グズチェック項目に全てあてはまりました、自分(笑)
こういう本は前向きになります。さて、頑張ろうー!!
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53 みて太

2003/12/20 23:37

あはは、てんころさん、大丈夫ですよ『星の巡礼』。
難しい・・・という言い方はまずかったかな、余計な気遣いをさせてしまったようですね。
どうも私は読む前とか、少し読み進んだあたりで変な先入観を抱く癖があるようなのです。で、それと食い違ってくると「あれれ、難しいぞ、これ」って思っちゃうみたい。そこで切り替えれればいいのに、いつか自分の思いいだいた方向へ進展していくんじゃなかろうか、と淡い期待を胸に戸惑ったまま読み進めてしまうんです。そんな感じで最後まで行っちゃうんでね・・・困ったもんです。
冷静になって後で思い起こしてみるとなんとなく話の筋が見えてきて「あれえ、何処で引っ掛かっちゃたんだろう?」となるんですがね、往々にして。
あなたの書き込み読んで、何処が難しかったんだろう、と思い出してみても思い当たるところはありません。もう一回読めばいいんだろうけれど、そういう気にはなかなかなれませんが。
コエーリョはなんとなく気になる、気に入った作家です。

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54 ウイング妻

2003/12/21 07:13

おはようございます。
「星の巡礼」私も読んだことがあるのですが・・・。
とっかかりが、『ファンタジーだ』と思いこんで読んだので、
読むときすっごく違和感があったのです。
宗教色が強かったから。
でも、最初から宗教色が強い、とわかってて読むのだとまた違うかもしれませんね。

ちなみに主人は挫折しました。
私は、読んだけれども、ほとんど覚えていない状態です。
『ファンタジーと違うの、話しちゃうやんか。』
という思いがさいごまであったからかな。
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55 みて太

2003/12/21 14:07

再び・・・てんころさん、やっぱり難しいのかも、『星の巡礼』。
私だけかと思ったら、ウイング妻さんどころか、あのウイングさんまで挫折されたとなると躊躇してしまいますよね。
そう、私も何故か中世あたりのファンタジーと思って読み始めました。
それが著者の経験談とのことで、神とか悪魔とかの宗教的な挿話もありますが、案外現実的な現代(コエーリョが巡礼の道を歩いたのは1986年)の話でした。そのつもりで読めば問題ないんじゃないかな。

まあどっちにしても、約束通り引き取っていただきますからね!
その後、読もうが読むまいが、壁に投げつけようが関知いたしませんが。
・・・ちょっと投げつけにくくして渡そうかなあ(検討中)。

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56 まりかちゃ

2003/12/21 14:25

「蛇神降臨記」スティーヴ・オルテン、読了。

うーん、これなんだろうなぁ?ファンタジーでもないし、SFって感じでもないし。。。
2012年冬至、マヤの古代暦が予言する人類の終末の謎を解き明かすっていうか。主人公は精神病院に閉じ込められている青年で、考古学者の両親とともに世界を旅してきた。
ピラミッド、ストーンヘンジ、ナスカの地上絵、そしてマヤのピラミッド、すべてを繋ぐ謎とは?そして、古代史に隠された謎とは。。。
宇宙人がかかわっているのか?と荒唐無稽な設定のもとで語られていきますが、結構面白い。
ま、私がこういうの好きなだけなんだけれども。
単に謎解きだけじゃなくて、複雑に絡む人間関係と憎悪もあって。
面白かったですー。こういうのも結構好きだなぁ。
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57 しん

2003/12/21 21:31

ここに前回書き込んだ何時だろうと調べてみれば、私ここに1ヶ月程かいてないですね。やっぱり「女王の百年密室」等の後遺症だろうか(笑)
では、一ヶ月程に読んだ本を少ないですが挙げてみます。

森博嗣「魔剣天翔」
Vシリーズはすでに私個人的にはミステリーだと思ってないのでトリックとかは諦めてます。いっそトリックとか無しにして物語中心にしてもいいんじゃないかなと思ってみたりします。もう昔のスタイルには戻らないのかな・・・

小林よしのり「よしりん戦記」「わしズムVol9」
「よしりん戦記」は完全に今までの総集編みたいな感じの編集なので買ってから何で出版したんかなと思ったりしました。内容はまあまあです。
「わしズムVol9」は小林よしのり本人が編集長をつとめる本ですが個人的には結構好きです。内容もバラエティに富んでますし読み応えがあるのでコストパフォーマンスもいいかなと思ってみたり。

小野不由美「風の万里 黎明の空」(上)(下)
これは言わずと知れた十二国記の5巻と6巻です。一巻以来の登場となる陽子の話ですね。内容はパターンなのか知りませんが最初はかなり暗い話から始まってどんどん物語が進んでいく感じです。今回は陽子ではなく他の二人の女の子の成長の物語が基軸になってるように思いましたがその辺は私だけなのかもしれません。今回もいつも通り読みやすくて面白かったです。

星野亮「ザ・サード 夜明けまで」
これは2冊目の短編集で色々なタイプの話がありますが、このシリーズは個人的には長編の方が好きですね。短編でも長編の細かいところをフォローしてるみたいですが、私はすっかり忘れて気が付きませんでした。それでも、安心して読める本ではあります。

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58 mamath

2003/12/22 21:44

原りょう(字を探す暇が無い〜)「天使達の探偵」半分読了。
気〜障〜!!と大喜びで読んでます。(笑)
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59 てんころ

2003/12/22 22:43

あははは(^o^)
ありがとうございます、星の巡礼。楽しみにしていますv<みて太さん
宗教人の旅記録と思って望んでみます。
どんな旅でしょうかね〜、お二人の「違和感」意見お聞きしても、結構楽しみかも。
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60 みて太

2003/12/23 20:05

『完全版−シンボーズ・オフィスへようこそ!』(フリースタイル)
南伸坊・鏡明・関三喜夫とゲストとの座談会。
南伸坊は面白いんだろうなと思いつつ読んだことなかったが、これはゲストの顔ぶれを見て買ってしまった。
例えば・・・呉智英、糸井重里、村松友視、関川夏央、久住昌之、都筑道夫、いしかわじゅん、吉田秋生・・・。

うーむ、タイトルに偽りありだなあ、伸坊は座付き絵描きみたいな立場で会話にはボソッボソッと参加する程度でほとんど鏡が喋ってる。
それも座談じゃなくて(飯屋とか呑み屋に席を設けてやってるので)ビールや食い物のオーダー発言(?)がページの半分ぐらいをしめている・・・うまそう!! 
二十年ほど前の雑誌連載企画で文庫でも出版されたという・・・知らなかったなあ。
でも二十年前じゃ、この人を食った(飯も食ったけれど)座談会は真面目なみて太青年は受け入れられなかったかも知れない。
今だから笑って読めるんじゃなかろうかと思うと、いいタイミングでの再発行だなあ(しかも文庫未収録分を含んでの「完全版」)。
ああ、そうか! この未収録分っていうのが食ってる場面なのかも知れないなあ。でも、そんなはずないだろうな、これがなきゃちっとも面白くないもんな、これ。
まっそんなことはどうでもいいけれど、当然ゲストも笑っちゃうぐらい若い。こいつら昔から変な奴等だったんだって、ちょっと感動した。

最近すごく感じるんだけれど、不思議に読むべき時期を選んで本の方から私の前に現れてくる気がする・・・いや、もちろん思い過ごしなんですけれどね。

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61 みて太

2003/12/24 00:10

パルト小石『ライフ・イズ・マジック』(国研出版)読了。
大好きなギャグ・マジシャン<ナポレオンズ>の二番目に背の高い方のエッセイ。
これ糸井重里の『ほぼ日刊イトイ新聞』に連載されてたもので、前はほぼ毎日覗いていたんだけれど、店を広げすぎて毎日読むのが苦痛になってきたので、すっかりご無沙汰。その頃からこっちは『本好き連』一本槍。
で、懐かしいなあ、と買ってしまった。
まあ、大体こんなもんだ、ってのは分かってて読んだんだけれど・・・やっぱり面白いや。
素敵だなあと思ったのは、仕事でモロッコへ行ったとき、泊まり歩いたのは粗末なホテルばかりだったというクダリ。
>でも、砂漠近くの寝袋の上に庇があるだけのほとんど野宿のようなただ寝るだけのホテルは五つ星のホテルなんて目じゃなかった。
だって空には満天の星・・・。

今覗いてみたら、まだ続いてる・・・我慢我慢。
見はじめたら、本読めなくなっちゃうよ。

さあ、次は小野不由美『魔性の子』。

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62 まりかちゃ

2003/12/24 15:11

「天切り松闇がたり 初湯千両」浅田次郎、読了。

いや、このシリーズ三作目です。今回も実に小気味の良い啖呵が切られていて、実に楽しく読ませてくれます。それでいて切ない浅田節が絶好調です。人情話なんですよね。
いきがって強がって、でも弱いものには優しく、道理が通らないことは大っ嫌いな江戸っ子の心意気で松さんが語ってくれます。
こういう啖呵を切れる人も今はいないでしょうねぇ。。。
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63 fool

2003/12/24 22:40

「リングテイル 勝ち戦の君」円山夢久 読了

「ダブルブリッド」読んでからは、一ヶ月くらい電撃から離れるつもりだったのになあ・・・。読んでしまった。

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64 fool

2003/12/24 22:48

感想を書かずに送信してしまった(汗)

第6回電撃ゲーム小説大賞<大賞>受賞作。電撃の受賞作には珍しい正統派ファンタジー。あんまりこの手の小説は読まないんだけど、選考委員の評価が「続編を読みたい。出してくれ」だったそうで、つい手を伸ばしてしまった。
巧いです。軽やかで幻想的で、それでいて心に響く語り口調は、あたかも吟遊詩人が語る物語に聞き入ってるよう。必要以上に奇を狙ったような馬鹿小説とは違って、しっかりと読ませてくれました。



・・・ファンタ好きはぜひ!
・・・と言っていいのだろうか?あんまりファンタジーは読まないんでよく分かりませんが。
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65 fool

2003/12/24 22:52

あ、書き忘れ。

てんころさん
次はトリブラの2巻にいこうと思ってますが、トリブラは「ROM」と「RAM」があるそうで、これは別に片方だけを一気に読んでも問題ないんでしょうか?
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66 てんころ

2003/12/25 21:18

「RAM」は「ROM」の始まる数年前の話なので、別に読むなら「RAM」が先の方が良いと思いますよ。RAMに出てきた人がROMに出てきます。
二つは独立した話ですが、発売が交互のためお互い伏線をからませつつ発表みたいなところもあるようです。
一応発売順をあげておきます。
ROM☆嘆きの星
RAM★フロム・ジ・エンパイア
ROM☆熱砂の天使
RAM★サイレント・ノイズ
ROM☆夜の女皇
RAM★ノウ・フェイス
ROM☆聖女の烙印
RAM★ジャッジメント・デイ
ROM☆薔薇の玉座
ROM☆茨の宝冠
うーん・・・。半年とか一年間あけて読むならともかく、交互に読むと時間間隔メチャメチャになりそうだから、RAM→ROMが良いのかもですね。
ちなみにRAMだと「ノウ・フェイス」が好きです。
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67 fool

2003/12/25 21:46

てんころさん
ありがとうございます。うーん、やっぱり発売順が無難に楽しめるかな?すでにROMの2巻を読み出してるので、後はてんころさんが書かれた順番に行こうと思っています。せっかく交互に出てるのに、時間軸を統一してしまうのも勿体無い気がするので。
削除キー   

68 fool

2003/12/25 21:47

・・・アベルとセスは名字が違う・・・
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69 mamath

2003/12/25 21:50

「天使達の探偵」終わって
クリスマスにはクリスティをで「砂にかかれた三角形」読んでます。

ちょっと前に読んだ五味太郎の「僕はタイガースだ」も書きたいけど、


後日!!
削除キー   

70 ウイング

2003/12/25 23:00

高橋克彦「だましゑ歌麿」読了。
寛政の改革の時代。喜多川歌麿の女房が惨殺されたところから始まる。同心・仙波が事件を追いかけるが、時を同じくして連続押し込み強盗も現れる。
後の北斎・松平定信・長谷川平蔵・蔦屋など実在の人物も登場し、
謎をはらんだまま事件が展開していく。
仙波の推理・かけひきなど詳しく書かれていて、おもしろかった。

次は加納朋子「ななつのこ」です。
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71 ウイング妻

2003/12/26 19:09

「春風ぞ吹く 代書屋五郎太参る」(宇江佐 真理著)読了。
初めての宇江佐さんの作品でした。
たしか、まりかちゃさんがすすめていましたね。
本屋で目にし、買ってよんだところ、良かったです。
主人公は、先祖の不始末と、野心不足の性格が災いし、うだつのあがらない小普請の身。
でも、いろいろな人が絡んで、おもしろかったです。

まりかちゃさん、ありがとうです。
また、宇江佐さんの作品をさがして読んでみたいです。
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72 mamath

2003/12/26 20:21

妻さん
「春風ぞ吹く」薦めたのは私だよん♪
大御所は髪結い伊佐治とかだって。(まちかも読んだのかな?)
文庫版で出たら買おうって思ってたけど、いまは保留中。
買っても読まない可能性濃厚だから…。
積読が無くなる(なんて日がくるのかな…笑)ころには
ストーリーほとんど忘れているんだろうなあ…。
青っぽいところがお気に入りなんだけど。

銀の雨 幻冬社 時代劇文庫 堪忍旦那為吾勘八郎
幻の声 髪結い伊三次捕物余話 文春文庫
紫紺のつばめ  髪結い伊三次捕物余話  文春文庫
泣きの銀次 講談社 文庫
なんて読んでました。

このなかでは「銀の雨」かな…。

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73 mamath

2003/12/26 20:26

まちか、えちゃった。

ゴメン!まりかちゃ殿〜。
伊佐次はまりかに任す。妻さんを落とそう。(笑)
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74 みて太

2003/12/26 20:31

>まちか、えちゃった。>
↑ 転んでも只では起きぬオバサンに座蒲団一枚!

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75 みて太

2003/12/26 22:17

小野不由美『魔性の子』(新潮文庫)読了。
うーむ、今更ながら作家という人種のキテレツさに魂消ました。
これ、平成3年書下ろし。
この前に読んだ十二国記『黄昏の岸 暁の天』が2001年書下ろし。

この二作、同じ時間の流れを向こう側とこっち側から書いた話なんです。
ああ、あっちでこんなことが起こってた時には、こっちではこんなことになってたんだというあたり、同時に構想を練って書いたとしか思えない。
十年の隔たりがあるなんて・・・暁天ならぬビックリ仰天である。
これ、私の感覚からいうと、出版順が逆のような気がする。
『黄昏・・』から十年たってサイドストーリーとして『魔性・・』というなら分からないでもないが、『魔性』が先ということは十年前に『黄昏』もできていたとしか思えない・・・凡人には計り知れない才能を持った人が居るもんだ。

とんでもない(能力を持った)・何者なんだ・おまえは・私にも(ちょっと頂戴、その才能)・・・・と思いましたね。
これを簡単に言うと・・OH! NO! WHO? YOU? ME!
・・・失礼しました、座蒲団は要りません。

ホラーとしての不気味さは『黄昏・・・』を読んで無い方が味わえたかも知れない。

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76 まりかちゃ

2003/12/27 16:08

宇江佐真理普及員のまりかちゃですー!

春風ぞ吹くは、まますさんお薦めの一品ですな。
私は、まだ積読ですが、宇江佐真理、時代小説の好きな人じゃなくても読める良い女流作家です。

時代小説の作家はあまたいますが、男性作家だとなんとなくアクがあったりします。そのアクも含めて苦味やら渋みもある雑味の味を楽しんでくれって感じの作品が多いのですが、宇江佐真理さんの作品は、浮いたアクをきれいに丁寧に取り除き煮込んだスープのような感じですね。
口に含むとあっさり物足らないかと思うけれど、じんわりと残るコクが心に広がって、すーっと飲めて「お代わり」って言いたくなる。

まますさんが、薦めてる「銀の雨」も良いですね。
泣きの銀次、髪結い伊佐治もいいですよ〜。ぜひぜひお読みください。
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77 ウイング妻

2003/12/27 21:49

「春風ぞ吹く」は、ママスさんのお薦めだったのですね。
以前、宇江佐さんの作品がいい、とカキコされていたので、
ごっちゃになっちゃったのですね。

時代小説もいろいろありますよね。
私は、山本周五郎さんの人情ものが大好きです。
短編ですが、「おれの女房」は大好きな作品です。
宮部さんのじだいものの話も、あたたかくって好きですね。
今回の宇江佐さんのんも、あたたかいものが感じられました。


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78 fool

2003/12/28 18:06

「トリニティ・ブラッド ROMU 熱砂の天使」吉田直 読了

アベルかっこいいねー。
トレス最高やねー。
エステル健気やねー。
ブラザー・ペテロ・・・ギャ、ギャグキャラ!?笑い担当ですか!?言動といい行動といい、狙ってるとしか思えない。でも後半かなりいいヤツだった。
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79 ウイング

2003/12/29 17:50

加納朋子「ななつのこ」読了。
日常の謎を扱った連作短編。
ファンレターだけで、謎を解き明かすところがユニークでおもしろかった。
最終話もきちんとまとめていて、感心しました。

次は、若竹七海「プレゼント」。
今年中に読めるかな?


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80 みて太

2003/12/29 23:51

今日、仕事のついでに(明日も午後仕事です、とほほ)豊橋の大きな書店へクラフト・エヴィング商會がらみの本を探しに行ったんだけれど、持ってないのが9冊もあって、それが全部高い。いや内容からすればそれぐらいしても仕方ないかなと思うんだけれど、1500円から2500円ぐらいされると9冊は買えません。
ど・れ・に・し・よ・う・か・な・と迷った結果・・・とりあえず全部諦めた。ゆっくり少しずつ揃えて行こう。

で『グラフィック・デザイナーの仕事』(平凡社)
これ、池袋コミュニティ・カレッジでのレクチャー「講座太陽 グラフィック・デザイナーの技法」に追加インタヴューを加えて構成したものとのこと。
四人のデザイナーの仕事についての本で、クラフト・エヴィング商會も四人の内の一人(一組)だったので買ってきたんだけれど、当たりでした。
前に読んだクラフト・エヴィング商會の作品の裏話もあって益々ファンになってしまった・・・やばいなあ、二万円ぐらい要るぞ。
誰かお年玉くれないかなあ・・・女王!?

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81 みて太

2003/12/30 20:26

ヒルトンの『心の旅路』読み始めたけれど、470ページ。
年内には読み終わらないな、多分・・・今年はここまでか。

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82 てんころ

2003/12/30 20:53

foolさん、トレスかっこ良いですよね〜!!(嬉!)
もう強くて強くてウットリ(笑)に加えて、
感情は無いのに「心」はあるってのにノックアウト。
結構美味しい役回りだったりしますしね。エステルを砂漠へ放っていった時には、もうギャフン状態です(古い)
カテリーナの犬ぐあいもまた良い。
ペテロももっと良い感じになりますんで、是非是非はまっていただきたいです。(追伸:セスに苗字ってありましたっけ?)

で、最近の読了本
「犯人のいない殺人の夜」東野圭吾
犯人はすぐわかりますが、犯人の反抗にいたるまでに焦点をあてたお話の短編集でした。
ラストの表題作が、ここが怪しいのはわかってるんだけど、わかっているんだけど・・・やられた!って感じです。こういうのはくやしいですね。

「いたずら妖精 ゴブリンの仲間たち」ブライアン・フラウド他
ゴブリンとは感性が違うので、内容のゴブリンプロフィールはどうもなじめませんでしたが(笑)、イラストが凄い可愛いので買っちゃいました。訳者あとがきで「バッチイ可愛らしさ」と表現されてるのがピッタリです。絵本と思って眺めているのが楽しい本です。

「緑色の休み時間」三輪裕子
この本、小学生の時に何十回と読んだ本で、ついこの間ブックオフで巡り合うことが出来ました。しかも美品で100円!
今読んでも全く変わらず面白いです。まさにスレタイトルの「本を開いて旅にでよう」の本です。舞台はイギリス・ウェールズ。
夏休みの一ヶ月を過ごすことになった少年広太と、ウェールズに住む少年ランダルが、言葉はお互い全く通じないまま友情を育むお話で、旅だけじゃなくて、登山に古城・・と一緒に冒険も楽しめます。
広太が登山の「七つ道具」なるものをいつもリュックに用意していたのに憧れて、ジーンズ素材のリュックを親に買ってもらってマネしてました(笑)私の中のイギリスイメージはこの本の空気・雰囲気が大半です。イギリス、ウェールズが憧れなのは間違いなくこの本の影響です。あぁ行ってみたいなぁ・・
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83 mamath

2003/12/30 22:50

てんちゃんなんという罪なカキコを…(爆)
「緑色の休み時間」出版社を。(爆)
も〜、来年は「トリニティブラッド」も挑戦してしまいそう。
”もう強くて強くてウットリ(笑)に加えて、
感情は無いのに「心」はあるってのにノックアウト。
結構美味しい役回りだったりしますしね。エステルを砂漠へ放っていった時には、もうギャフン状態です(古い)”
こんな書き方は罪ですよ…。
名古屋ミニミニオフの時は拘束するからね♪
(今回東京で酔った勢いでそらたさんはハグできたけど、かなめさんは別なところだったので、横抱きというより拘束しちゃいました。どっちにしてもハッピー♪)
神田で分厚い本(表紙がちょー好みのいい男!うっそー!!
歳をとってからの写真しか知らなかった。
ランサムって若い頃はこんなイケメンだったんだ〜!!)とか
読めもしない洋書とか(表紙のワンコが可愛かった)とか
古文とか、およそ時間のかかるものばかり買ってしまって、後悔してるのに…(爆)。
やっぱり「古書店」に行くのは危険だった。(笑)
ブックオフに行くのは「数を買ってしまう」ので危険だし。(笑)

本日、買い物に行って、パパスの網戸の張替えを手伝った以外は
ずっと寝てます。
あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜歳はとりたくねえ!!(爆)
あちこちを掃除しながら、黒豆や煮しめ、伊達巻にたつくり、酢レンコンになますに…あう、紅白を聞きながら御節を詰める大昔のあの日に戻ってしまう…年越しと同時に発熱して倒れたのよね(笑)
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84 mamath

2003/12/30 22:53

>あちこちを掃除しながら、黒豆や煮しめ、伊達巻にたつくり、酢レンコンになますに…あう、紅白を聞きながら御節を詰める大昔のあの日に戻ってしまう<

これは明日の予定ね。
倒れるのはしない!(笑)
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85 いろは

2003/12/30 23:58

「愛のひだりがわ」読み始めたものの、忙しくって中断したまま年を越しそう。
「トシさんかく描かれき」もニマニマしながら少しずつ読んでます。
もうすぐ大河ドラマも始まるのね・・わくわく。

今日は、御節の食材をいろいろ買い込んできたので冷蔵庫が超満杯。
まますさんと同じく掃除しながら御節作りです。
まだローストビーフ用の肉や三つ葉なんかも買いにいかねば・・・。
(↑狂牛病騒ぎでやめようと思ってたのに、リクエストされてしまった・・)
遅くまでオーブンで肉を焼いてたりするので、犬がこーふんしちゃうのでした(笑)

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86 みて太

2003/12/31 00:01

mamathさん。
三輪裕子作『緑色の休み時間−広太のイギリス旅行』
(講談社:わくわくライブラリー)とのこと。
面白そうですよね、これ。
ひょっとして嵌まるんじゃないかなと、○んころさんにランサム薦めようと思ったけれど、その前にこっちを読んでみたいなあと調べてみました。
G市立図書館にあることはわかったのですが三日まで休館・・・残念。

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87 みて太

2003/12/31 00:33

追伸。
これ、1989年の課題図書(小学校高学年)なんだって。
○んころさんって十二三年前はまだ小学生だったんだ、と改めてビックリ。
mamathさんは十数年前もお母さんだったのに!

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88 ウイング

2003/12/31 20:57

若竹七海「プレゼント」読了。
なんとか今年中に読めました。
短編ミステリー。感想は可もなく不可もなくといったところか。
葉村晶シリーズは、長編の方がおもしろいらしいので、
来年に期待します。
作品の中では、なんでも人のせいにしてしまう「あんたのせいよ」
がおもしろかった。

さあ来年のスタートは、
篠田真由美「翡翠の城」です。

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89 みて太

2004/01/01 15:46

今年の目標は「積読ローダン50冊読破!」なんだけれど、他の積読本の方が面白そう・・・困ったなあ。
同じようなのを50冊は拷問ですよね。50パターンを1冊ずつなら何でもないのに。

教訓「一年の計は簡単に」・・・

『心の旅路』現在、四分の一。

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90 まりかちゃ

2004/01/01 16:08

年末に読んでいたのに書き込みできなかったので、遅ればせながら。
「傷 慶次郎縁側日記」北原亞以子。

南町奉行所の同心、森口慶次郎の日常を描いた作品。
図書館でかなりの冊数があって、「うーん、どうしよう?」全部借りて来るべきか?それとも次回にすべきか?と思いつつとりあえず一冊と借りてきた本。なかなか良いです。
慶次郎さん、片付けができない人らしい、妙に親近感がもてる人物。人間臭い人です。

この中で、苦髪楽爪(くがみらくづめ)って言葉が出てきます。苦労しているときには髪が伸び、楽をしているときには爪が伸びるというらしい。
まぁ、苦労しているときというのは、病気だったり生活に追われていて身なりを構う暇がなく、気がついたら髪がボサボサになっているわけで、楽なときは、身なりはもとより手の爪を見る余裕があるってことなのでしょうか?
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91 鈴木(仮名)

2004/01/02 08:45

うおっ、僕は今まで「苦爪楽髪」でおぼえていました!
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92 みて太

2004/01/02 11:50

吉田篤弘『針が飛ぶ』(新潮社)読了。
吉田篤弘は奥さんの吉田浩美と<クラフト・エヴィング商會>をやってます。
年末に豊橋の大きな書店で悩んだ末断念した本の内の一冊。元旦にどうせ新しい本は出てないだろうなと思いながら覗いた地元の小さな書店で再会してしまった。<クラフト・・>名で出てる本は半分が挿絵や写真なので絵本みたいな感覚で見てるので高くてもやむを得ないのですが、これは文章だけだし、新潮社だから二三年待てば文庫になるだろうなと思ってここでも悩んだんですが、著者自装というところで買ってきました、1400円。
七つの掌編が絡み合っている構成。
最初の話は梨木香歩を読んでるような感覚にとらわれた。
二篇以降は池澤夏樹の『ティオ』みたいなファンタジーというか幻想的というか不思議な感じ・・・。
これは拾い物だったなあ・・・<クラフト・・>の片割れだと知らなければ手にしなかったと思うと不思議な巡り合わせを感じます。こいつぁ春から縁起がいいわい、と言ったところか。
考えてみれば<クラフト・・>の摩訶不思議な物々のイワクインネンのでっち上げ担当者なんだから、その背景とか製作者の人となりなんかまで想いを馳せた部分がこういう小作品になるのだろうか?
いつか文庫なったときには一読をお薦めします。

年が明けて「天皇杯サッカー」「箱根駅伝」ととんと読書ははかどらない。「駅伝」はテレビからラジオに切り替えました。
『心の旅路』は四分の一で停滞・・・。
これはなぜか読み終えてしまうのが勿体無いような気がして、テレビ見たり他の本へ浮気したりして別れを引き延ばそうとしているようです。

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93 みて太

2004/01/02 11:55

訂正 『針が飛ぶ』→『針がとぶ』

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94 てんころ

2004/01/02 20:37

トリブラでmamathさんが釣れた!?(*^▽^*)/
ミニミニオフで用意しますよ〜、是非一読を!
「緑色の休み時間」は検索してみたサイトでは絶版中との事だったので、よろしければこれもミニミニオフで御貸しします。

>みて太さん
ランサム、ここのカキコを見て実は気になっているのですよ。
図書館で探してみるつもりです。
「針がとぶ」も面白そうですね。梨木香歩っぽいてのが良いなぁ、この方の新作出ないかなと待っているんだけど(絵本じゃないのを)。
あ!(゚o゚)今日クラフトエヴィング商會、本屋で探してくれば良かった。「豆腐小僧双六道中」を買って満足してしまった・・・。
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95 うる

2004/01/02 22:12

帰省するに当たって・・・、車中・機内で時間を持て余すコトが目に見えていたもんで、ホーガンの『星を継ぐもの』4部作(正確には3部作+1。。。今の所は(笑))をカバンにつめる事に。
やっぱ面白い。
良く出来た話だと思ふ。。。

しかしコレ読むと、やっぱ半村良の『妖星伝』や『産霊山秘録(むすびのやまひろく)』を読みたくなる(笑)
確か、れみさんも同じよーな事言ってたっけ。

つか、既にヒマを持て余しとる私。。。
こんな事なら、初めから完本『妖星伝』を持って来たほーが、よっぽど時間潰せたかも(笑)
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96 みて太

2004/01/04 12:20

G市立図書館は今日から・・・で、昼前に行ってきた。
最近嵌まってる<クラフト・エヴィング商會>関係を五冊借りてきた。
我が図書館は一度に五冊まで、二週間、なのです。他に読まなきゃならない本もあるし、期限に追われるのも嫌なので大抵二三冊に押さえてるんですが、今日は頑張っちゃったなあ。
その後、児童書コーナーへ寄って三輪裕子(てんころさんの『緑色の休み時間』の)のコーナー見たら数冊面白そうなのを出してるんですね。次はこの人、ちょっと読んでみよう。

さあ、午後は五冊を出版順に片付けよう、どこまで行けるか?

『心の旅路』は現在五分の三まで。

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97 みて太

2004/01/04 16:05

クラフト・エヴィング商會『すぐそこの遠い場所』(晶文社)読了。
これ『クラウド・コレクター』(筑摩書房)と姉妹作。
『クラウド・・』は、その前に読んだ作品の影響もあって、想像の産物である妖しげな物の解説を楽しんで書いてる印象だったが、似たような雰囲気なのだが『すぐそこの・・』の方がずっと創り物っぽいというか、もうこれはファンタジーです。知らず知らずのうちに不思議な世界へ引き込まれてしまうような・・・。
120ページばかりの本なのに、一篇毎にもの思いにふけってしまって思わぬ時間がかかってしまったなあ。

次は『らくだこぶ書房/21世紀古書目録』。

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98 まりかちゃ

2004/01/04 16:11

「触身仏 蓮丈那智フィールドファイルU」北森鴻、読了。

「凶笑面」に続く第二弾。民俗学者の蓮丈那智とその助手ミクニが巻き込まれる事件。巻き込まれるというより、飛び込んでるって言う方が正しいかもしれない。前回、教務課の敵役を思われていた人物が今回は、味方であり、実は将来を嘱望されていた人物であるのがわかったり。
短編集だけれども、なかなか小気味良いストーリーになっております。
那智の話っていうより、ミクニが主なのかなぁ?那智さんベッドで寝てばかりいるので、どっちかというとアームチェアを意識してる感じです。ミクニが調べて那智が推理していく。ミクニの推理はことごとく外れております(笑)

ローザンは後半分ぐらいかなぁ・・・
ビルさんが慣れないレンガ職人として建設現場で奮闘してます。リディアも同じ建設現場の事務所のトレーラーの中で事務仕事をしながら探っているのだけれど、退屈な事務仕事にご機嫌ななめのご様子(笑)
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99 mamath

2004/01/04 18:06

カキコで釣りをしないでください…てんころさん!(笑)
名古屋市図書館に6冊あります。
いつも行くところにも2冊。
ミニミニオフまでは読んでみます〜。「緑…」
(みて太さんのカキコからコピペして即図書館で探せる。ネットって便利ね〜)
問題は明日から仕事で忙しくなっちゃうことなんだけど…。

みて太さん
ランサムの伝記まあまあです。PCの空きまちで今37ページ。
530ページもあるこのデカブト本を明日から持ち歩くのか?(うるさんの脳みそわけてくれ〜。笑)
ピーターダックやナンシーブラケット号やツバメ号の写真ついてます〜。

大御所
一行スレ見てくれた?
で、爪も髪も伸びてるのはどうすれば…(単なるさぼり。笑)
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100 みて太

2004/01/04 18:54

クラフト・エヴィング商會『らくだこぶ書房/21世紀古書目録』(筑摩書房)読了。
これ・・・書いて良いかな? 
1997年にクラフト・エヴィング商會宛に21世紀の古書店から目録が送られてきたという発想。21世紀からすれば古書だけれど、20世紀にはまだ出版されてない本。
未来にどんな本が出るだろう、こんな本が読みたいな(例えば、カチョーの日記とか)と考えることがないわけでもないので発想自体は分かるけれど、クラフト・エヴィング商會のオカシイのはそれをほんとに21作品も作ってしまうところですね。まあ、そっちが本業と言ってしまえばそれまでなんだけれど全部素敵なんだもん・・・いいなあ。
ひょっとしてほんとに出すかも知れないなあ、ここに登場する本。

次は吉田音の『Bolero』
<クラフト・エヴィング商會>は吉田篤弘と吉田浩美の夫妻が妖しい本を作るときの名前なんだけれど、若い女性が作りそうな本を出すときには別の名をつかう・・・二人の御嬢さんという想定の吉田音を。

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101 fool

2004/01/04 19:34

最近読んだやつをまとめ書き。感想を書く気にすらならないのは削除して。

「十二国記 月の影 影の海(下)」 小野不由美
陽子が徐々に笑顔を取り戻していく様子がよかった。実家で読んでたから我慢したものの、自分の部屋でなら泣いてたかも・・・。
これが03年に読んだ最後の本でした。

で、そのまま十二国記を立て続けに読みそうになるものの、自分の中の順番を守りつつ
「聖遺の天使」三雲 岳斗 
ミステリを読んでみようと思い立ち読んでみたものの、ミステリとしてはどうなんだろう?普段読まないのでミステリの良し悪しはわかりませんが、大まかな部分は読んでいてわかるのに、すべての謎を解くための情報が読者に与えられているのか疑問だった。でも小説自体は楽しめたので良かった。

「骨音 池袋ウエストゲートパークV」石田衣良
相変わらずの出来。主人公に都合が良すぎる展開が気になるものの、登場人物や小説の舞台にはまっている身の上としましては、安心して楽しみました。
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102 #12

2004/01/04 20:14

久しぶりに連を覗きにきたのでついでに年末年始に読んだ本の感想などを一つ。
「ジハード  猛き十字架のアッカ」
「ジハード2 こぼれゆく者のヤーファ」
「ジハード3 氷炎燃え立つアスカロン」
「ジハード4 神無き瞳に宿る焔」定金伸治
かつてJノベルで刊行されていたものの加筆修正復刻版。リチャード獅子心王率いる第三次十字軍に立ち向かう勇将サラディンの元に現れた、故郷を捨てたキリスト教徒の青年ヴァレリーが軍師として活躍する話。
ところどころに創作も織り交ぜているので、ファンタジーと史実のちょうど中間、みたいな形で読みやすい。とりあえず5巻以降でロビン=フッドのさらなる活躍を願う(笑)

「火龍面舞」朱鷺田祐介
タイトルに惹かれて古本市場で100円でゲット。むかーし、むかしに悪魔によって神が滅ぼされ、共に神を滅ぼした翼の王を死地に追いやることで死後の安息を手に入れることが許されなくなった悪魔が、神の妻である指輪の女王によって悪魔が退けられた。それ故、悪魔は不死身の種族として深淵の世界に追いやられた。そんな序文にもかなり惹かれて読み進んでいくうちに、自分で書いてる魔法に関する世界観とものの見事にかぶっていることに気づいて大ショック。
でも面白い作品でした。

次は復刻版クレギオン1冊目「ヴェイスの盲点(野尻包介)」の予定。
今年は去年よりも読むぞー。
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103 kao

2004/01/04 20:46

京極夏彦
豆腐小僧双六道中ふりだし(自分で買った)
読み終わらないようぅぅ。重たいんだようぅぅ。
DWJ
アブダラと空飛ぶ絨毯(そらちゃんからの借り物)
読み終わらないんだよぅぅ。重たいんだよぅぅ。
フィリップ・ターナー
シェパートン大佐の時計(mamathさんからの借り物)
読み終わらないんだようぅ。重たいんだよぅぅ。

こういうめちゃくちゃな選択をするものだから、しかも同時進行で読むものだから、あっちでは魔法が、こっちでは妖怪が、そっちでは子供が大活躍している。
ていうか、重たい本が嫌いなはずなのに、いつも持って読んでるのはハードカバーだったりするのは何でなんだ。(おもしろいから)(当たり前っすね)

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104 そらたろう

2004/01/04 21:17

お正月休みは読書三昧の日々ねvvと浮かれたのはなんだったのだろう、というくらい読んでません。読もうと思っていっぱい買って積んでおいたのになあ。
辛うじて今日DWJ「七人の魔法使い」を読んだくらい…。
後はうちにいる間ずーっとオンライン小説読んでるか、同○誌(今さら意味ないけど伏字/笑)読んでるかでした。

「七人の魔法使い」はもちろん面白かったですよ♪
本作でも主人公と一緒にわけの分からない状況と成り行きにドキドキハラハラしました。
しかしこの人、ほんとに子どもの、というか兄弟姉妹を書くのうまいですね〜。読んでて上に生まれなくて良かったって思っちゃった(笑)
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105 みて太

2004/01/04 22:30

吉田音『Bolero』20ページほど読んだところで中断。
これ<ミルリトン探偵局シリーズ・2>と副題があって気にはなったんだけれど、<1>がなくても<2>ってやりそうなんでそのまま読み始めたが、途中で「この件に関しては前作参照のこと」ってあるんで調べたらやっぱり前があった(図書館の蔵書データにもあるけれど、今日は貸し出し中だったのか見当たらなかった)。
出だしはとても面白そうな小説なので順番どおり読もうと、後回しに・・・来週だ。

吉田篤弘『フィンガーボウルの話のつづき』(新潮社)読了。
・・・・・吉田篤弘 ◆ 要注意 目を放すな!

次、クラフト・エヴィング商會『じつは、わたくしこういうものです』。

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106 みて太

2004/01/04 23:45

クラフト・エヴィング商會『じつは、わたくしこういうものです』(平凡社)読了。
むふふふふ・・・バカなこと考えるなあ、しかもホントにやってるし。
それも吉田夫妻だけじゃなくて、大勢にいい歳をした大人が加担して・・・羨ましいなあ。こういう変な人たち、大好き。

まあ、変な人たちということなら「本好き連」も負けちゃいませんが。

今日はよく読んだなあ。さあ、明日から仕事だ、寝よう!
・・・眠れるかな、夢に出てきそうだなあ、変な連中が・・・。

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107 まりかちゃ

2004/01/05 15:44

「どこよりも冷たいところ」S・J・ローザン、読了。

ビル・スミス(これだけ平凡な名前の主人公も珍しい)が今回の語り部。もちろん相棒のリディア・チンも活躍してくれます。
今回のビルさん、別の探偵事務所から仕事を依頼され、潜入捜査でレンガ職人として建設中のビルに潜り込みます。この現場で工具やらが消える、それだけなら良かったんだが、人まで一人消えてしまった。その裏を探るべくレンガを積んでいたのですが、今度は傷害事件と殺人事件まで発生し、しかも手抜き工事をやっていることまで突き止め、出かける先で人が撃たれたりと災難に見舞われるビル。ここぞと言う時にリディアが機転良く助けてくれてます。(怒りながらなんだけど)
このコンビ最高です。出来も最高に良いです。
タイトルの「どこよりも冷たいところ」は、建設中の建物のこと。
吹きっ晒しの現場、ブルーカラーとホワイトカラーの軋轢。
いろんなことが盛り込まれていて、読みごたえ充分。

昨夜、本屋に「黒蝿」買いに行きました。ゲットできたんだけど余計なものまで買ってしまう私。ああ、今年も本屋は鬼門だ。。。

「ぢんぢんぢん」花村萬月を齧り読みしてますが。。。「ぶるーす」のキャラとわかんない人が約一名いらっしゃる。というか、花村、こういうキャラしか書いてなかったのか?一時期。

借りてる本が読みきれないまま、返却日が近づく。。。ううっ
削除キー   

108 しん

2004/01/05 20:27

歌野晶午「葉桜の季節に君を想うということ」

この本は「このミステリーがすごい!」2004年度版で第一位になってましてさらに帯をみたら「本格ミステリ・ベスト10」第一位にもなってました。今日本屋で見かけましたら更に一個増えてました。
年末、このミスを見てみますとこの作品がべた褒めなんですね。今年は新たな出逢いを求めて様々な本を読もうと密かに思ってましたのでとりあえず買って読んでみました。
そこで思った事は

『本格ミステリの定義とは何か?』

この一点に尽きます。
私はてっきり本格(トリック)ミステリだと思っていたのです。他の人に聞いてみますと(社会派)本格ミステリもあるというのです。
では、何をもって本格とするのか? 本格じゃないミステリとは何か?
どなたか私に教えて下さい。


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109 fool

2004/01/05 20:47

しまった。休みのうちの書き込みを急いで読んでたら、てんころさんの書き込みを見落としてしまっていた。

今さらですが、セスにも名字はありますよ。
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110 みて太

2004/01/05 23:48

映画スレッドでYouさんに「映画もいいけれど原作もいいよ」と言われ、三十年前に買ってあったのを出してきて、やっと三十日から読みはじめた、ジェームズ・ヒルトンの『心の旅路』(角川文庫)。
これ、映画は大好きでタイトル聞いただけで(ストーリーほとんど覚えていない)目頭が熱くなる・・・「パブロフの犬」状態(犬化には憧れてるものの、パブロフの犬じゃなあ)。

映画見てから原作読む気にはなれなくてずっと埃を被っていたが、Youさんの一言に押されてやっと読む気になった・・・やっと読み終えた。

読み始めて感じたのは、うろ覚えの映画とは大分違うなあという印象・・・。
70ページあたりで結末は見えた気がした(但し映画見てなきゃ思いつかなかったでしょうが)。
ところが300ページを過ぎたあたりで私の読みははずれたかも、という気がした。
さらに読み進めるにつれて「いやまてよ、最初の推理でもいいのではないか」と思い始めた(多分、当時はテレビも無ければ、写真週刊誌も無かったろうから)。
結局読みはあたったのですが・・・駄目だよこれ、泣いちゃったよ。
「パブロフの犬」状態でタイトル見ただけでおかしな気分になってるのに、470ページの70ページ目から泣く為に読み進んでたようなもんです。

読んでよかった・・Thank You!! Youさん。


さて、<週に一冊、ペリー・ローダン>が今年の目標ですが、一冊も読まないうちに一週間が終わろうとしています。
「第257巻」暮れから準備はしてあるのですが・・・あと二日。
ここで挫けると二度と読まないような気がする・・・頑張れ、オジサン!

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111 mamath

2004/01/06 20:52

いやみて太さん
読まなくていいって。(笑)
年末からこっちず〜っと水をあけられているもの。(競争してるのか…狂騒?!フジツー!!!!爆)
は、冗談として。ガンバレー!

ランサムの伝記重いデカいなので、年末に洗った制服やお弁当に負けて
運べず家で読んだ分どまり。
う、今年の最初を飾るはずが…(泣)

代わりに読み始めた手抜き料理の文庫本も、最初は手抜きだったけどどんどん手が込んできてる。
だれがそんな手の込んだ手抜き料理するっての〜?!
(読み終わったらぶち上げるから盛り上がろうね!女性の皆さん。笑)
…で、浮気したわけじゃないけど(笑)そのまた代わりの本
「裸で育て君らしくー大阪アトム共同保育所ー」NHK読了
(いや、子供の参考書の上前はねたりして…笑
総領の大学の教科書もピンはねしてます。いつ読むのか?)
NHKで一年取材した保育所の保育実践の本です。
大人でも難しい人とのコミュニケーションの問題を5歳児が克服していくことのルポ。
いやあ、なかなか凄かったです。子供も保育者も親も。
少し奇麗事と思えるところもあったけど(へそまがりだも〜ん。
こんなうまくいくか〜、なんていうのは人間が曲がってるのか…笑)電車の中でうるうるしてしまった。
いい意味での今年の初泣き。(笑)

で、去年”後日!”と書いて忘れていた
「天使たちの探偵」原ォの感想を…(笑)
40少し過ぎ(で中年って言っちゃこまるって。笑)探偵沢崎が主人公。
いや〜、もうキザキザ!(笑)セリフも表現も。チャンドラーに捧げるっつーシリーズ主眼がよ〜く分かるわ(笑。
でもチャンドラー何をその昔に読んだか覚えてない。読んでなかったらどうするんだろう?笑)
これでこのシリーズ2冊めなんだけど、前作をきれいさっぱり忘れていて(笑)読んでいる中で”あ、そういえばそんなこと書いてあったか”なんて思い出しながら読んでいました。
それなりに気に入っていたから2冊目も買い置いていたはずなのに
これはどーしたことか?っていうのは、
多分あまりにも登場人物が”良すぎる”ためかな?
所謂”見苦しい”人間がほとんど出てこない。
きっとまたすぐに忘れちゃうんだろうなあ。
でもまた見かけたら買っちゃウンだろうなあ…。(笑)
中の「歩道橋の男」のエンディングが気にかかる。
この人これからどうするんだろう?
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112 まりかちゃ

2004/01/07 15:14

本格ミステリの定義ってないと思う。。。。>しんさん。

何を持って本格とするか?ってのはそれぞれに違うし。

ちょっと検索してみました
面白そうなのは、これかな?(笑)

http://www5a.biglobe.ne.jp/~sakatam/text/honkaku.html
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113 しん

2004/01/07 21:39

>まりかちゃさん
わざわざ、ありがとうございます。
確かにここを読む限りではこの「葉桜の季節に君を想うということ」も本格ミステリということになりますね。
ただ、私はこの作品が全くダメというつもりは毛頭無く読みやすく最後の意外な結末も良かったと思います。私は本格ミステリと言えば上記しましたようなものと思っていましたから、私が疑問に思った点も大きくネタバレに関与してますので、詳細は避けますがどうしてもこれが本格とは思えなかったのです。
それにしても、謎のジャンル「本格ミステリ」ですね。
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114 fool

2004/01/07 22:44

「菊一文字」吉川英治 読了

近藤勇の幼なじみでありながら、勤皇派と佐幕派に分かれた水木辰馬が、深手を負った勤皇派の密使から密書と名刀、菊一文字を受け取り京都を目指す話。
新撰組の面々からの小説を読むことが多かったので、彼らが敵に回る展開は新鮮でした。
水木辰馬 対 山崎蒸、藤堂平助
やら、
水木辰馬 対 近藤勇
の幼なじみ対決などは見物でした。
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115 みて太

2004/01/07 23:16

間に合った! 『ローダン<257>』読了。
既刊296巻の内の257巻目。積読の40冊に今年出る10冊を加えた50冊を毎週一冊こなして年内に出版に追着こうという試み。まず第一週クリア。
ちょうど四年振りのローダン、もう前回の筋を覚えていなかったので不安だったが読み進むうちにおぼろげながら展開を理解出来る程度には蘇えってきた。これがもう一年遅かったら投げ出していたかも知れない・・・その意味でも間に合ったようだ。
油断は禁物だがホッとしている、そんなに無理やり頑張らなくても行けそうな気がする・・・やっぱり面白いや、ローダン。

しかし、これ四年前発行で257巻、一巻に二話だから514話である。今は592話。
これの後書きにドイツの最新週刊誌(ローダンはドイツでは週刊誌連載で一周一話)では1988話が掲載されているとのこと。四年後の現在は2200話近いということ!
なんか読んでもしょうがないような気がしてきてしまったなあ。
まあやるだけやるしかないだろうけれど・・・。

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116 うる

2004/01/07 23:47

ローダンとクトゥルーは、既に最終回を書く訳にゃいかなくなっとるよーな気が。。。(笑)

ローダン死なすと、ホームズみたいに生き返りそーだし(笑)
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117 いろは

2004/01/08 11:38

え!クトゥルーって終わってないの?(短編集だから全巻そろえなくてもいいか・・汗)

「愛のひだりがわ」筒井康隆 読了。
題名を聞いた時は抽象的なタイトルだと思ったのですが
そういう事だったのね。
6章は、もうドキドキ、ハラハラでした。
最終章は少し駆け足気味だったけれどラスト2行で、じんわりきまた。
読後感は「時をかける少女」を彷彿しました。
↑は名作だけれど、他の筒井作品とは一味ちがってて
久々に、甘く切ない気分になりました。
まますさん、ステキな本をありがとう!

次は、「玩具修理者」小林泰三
娘が欲しがってたので買ったんだけど、まだ「巷説百物語」を読んでるので
私が先に読んでます。表題作は読み終わりました。
なかなか、ひょぇぇーな作風です。
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118 fool

2004/01/09 22:50

いろはさん
「玩具修理者」個人的には結構評価高いです。怖いってより気持ち悪いですが・・・。



「Missing10 続・座敷童の物語」甲田学人 読了。
近所の本屋では発売日の一日前に店頭に並べてるんでさっさと読めます。
200ページ以上使って、ほとんど話が進んでないのはどうかと思うのだが・・・・・・。

しかし、人は殺意を抱くことによって殺人を犯すのではなく、人を殺してはいけない、という意思を放棄した時に殺人者となる。殺人者とは、意志を成し遂げた「実行者」ではなく、意志を捨てた「敗北者」である、という一文には納得するものがあり。


次は「クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言使い」西尾維新 
でもいきましょうか。
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119 mamath

2004/01/09 23:08

いろはさん、うるさん
インスマウスってクトゥルーオリジナルではどんな風に描かれているの?
(栗本の「魔界水滸伝」でしか読んだ事ない。)
魚の頭みたいなイメージでいるんだけど…。

既述の料理の本読了。(目が見えなくって時間掛かった〜)
あしたぶち上げるからね!(笑)

ハートウォーミングな本が読みたいな〜。
(で、「パーンの竜騎士」シリーズに突入。
これ、どっちの方向に進んでくれるのか?
少なくとも表紙のイラストたちは可愛い。)
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120 kao

2004/01/10 04:00

DWJ「魔法使いハウルと火の悪魔」
ソフィー最高! ハウルはダメダメ(笑
普通、ヒーローをこんなにダメ男にするか?
ってくらい情けないの。金遣い荒いし、タラシだし(笑
でも、止まらないの。この人の本。
なんだなんでこんなにおもしろいんだ!
でもジブリで映画化。うーむ。なんかどうなる事やら。不安だ。

DWJ「アブダラと空飛ぶ絨毯」
うーーーん。アブダラあんまり好きじゃない。
だってさー、キモチワルイほどおべっか使うし、
ソフィーのこと、気が強くて好きになれないとか言うんだよ!
夜咲花のことだって、よく知りもしないで、綺麗だから惚れた、みたいな感じがプンプンしてイヤだわ。
ソフィーが出て来たらもう、俄然話はおもしろくなるんだけれど。
だってさ、ハウルのこと、ずる賢くて、わがままで、クジャク並にうぬぼれが強くて臆病で世界一の魔法使いってのろけるんだよ!(笑
あ〜おもしろい、ソフィー!
ハッピーエンドだけれど、最後まで好きになれなかったな、アブダラ。

以上、そらちゃんから借りた本っ!
ありがとう、おもしろかったよ!
またDWJ貸してね!!!

ルイス・サッカー「穴」
なにこれなにこれ。
おもしろいんですけど!
今日一日で読んでしまった。凄い勢いだった。
スタンリーの、つらいのに淡々とした、あきらめみたいな話の間に、
ひいひいじいさんの話や、「あなたにキッスのケイト・バーロウ」の話が出てくるの。
これがねぇ。もうねえ。
読んでよ! とにかく読んでよ!
最後がスカッとするから!
でもね、一つだけ。
ケイトは20年間、死んだ方がマシだと思って、黄班トカゲに噛まれるまで、ずっと苦しんでいたんだ。
読んでいるこっちがつらくてつらくて仕方なかったよ。

これはmamathさんからお借りしました。
良い本を貸してくれてどうもありがとう!
次に着手します!

京極夏彦 豆腐。(略しすぎ)
ええと。「どすこい」と、多々良先生あわせたみたいな。
どっちも私は好きじゃなかったり。
ということで、豆腐もあまりおもしろいと思わなかったの。
この人、笑わせようとして必死?みたいな文体だった。
好みの問題だとは思うんですけど。

で、勢いで買った
コーネリア・フンケ「魔法の声」
これねぇ、オビが。オビがやばいのよ。
「12歳の少女と壊れた本をなおす仕事の父。物語の中にのみこまれてしまった母を助け出すことはできるのか?」
「名作がたくさん出てくる「本」をめぐる冒険ファンタジー。」
…買っちゃうでしょ、これ?ね?
そらちゃん、とうとう買っちゃったよ、次そらちゃんにパス、だからね(笑

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121 そらたろう

2004/01/10 15:49

やったー! kaoさん回って来るの待ってるわvv

>mamathさん、
kaoさんを児童書にはめよう計画は大成功の模様(笑)
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122 みて太

2004/01/10 16:18

図書館へ<クラフト・エヴィング商會>関連本四冊返却。
吉田音『ミリルトン探偵局シリーズ1・Think』借りる。
ついでに閉架から以下の三冊を出してもらった。
『五次元世界のぼうけん』・・・mamathさんがわざわざ国際子ども図書館まで読みに行った本。
『緑色の休み時間』・・・てんころさんのウェールズへの思いをかきたてた本。
『地下の洞穴の冒険』・・・いつだったか、そらたろうさんが挙げていた本。
懸念してたが、かわいい司書に「みて太さんでしょ!」とは言われなかった・・・ちょっと淋しい。
図書館員なら「本好き連」ぐらいチェックしろよ、風雲さんを見習え!!・・・身勝手なオジサンであった。

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123 ウイング妻

2004/01/10 17:12

また、本を買ってしまいました。
積読本がいっぱいあるというのに・・・。
「わたしが幽霊だった時」
これは、そらちゃんが好きだというので。
「9年目の魔法」で、よくわからなかったので、悩んでいたのですが、心惹かれていました。
でもカキコを見て、買ってしまいました。
これは文庫本だからいいのですが・・・。

もう1冊。

これがここのカキコで見たことはないのですが。
「バーティミアス サマルカンドの秘宝」
 ジョナサン・ストラウド著。
落ちこぼれの魔神の話なのかな。
なんか本屋に行くたび私を呼び止めるのです。
でも、分厚いし、グッと我慢していたのですが・・・。

とうとう買ってしまいました。

誰か知っている方、教えて下さい。

ま、読んでみます。

現在は、「女たちのジハード」篠田節子著を読んでいます。
いたいところがあるのだけれども、すっごくおもしろいです。
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124 そらたろう

2004/01/10 18:04

>妻さん、
「バーティミアス」積読で置いてあります。kaoさんと同じく、帯の煽り文句に惹かれて買いました。
なにげにどこの本屋さんでも平積みしてますよね。
感想お待ちしてまーす(笑)
そうそう。「わたしが幽霊だった時」面白いですよ!

あ、レスしてないで感想カキコしなきゃ(笑)
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125 風雲

2004/01/10 20:30

>kaoさん
だめですよそんなヤバイ帯を……ぐらぐらするよ……
感想待ってます。

>みて太さん
>図書館員なら「本好き連」ぐらいチェックしろよ、風雲さんを見習え!!・・・身勝手なオジサンであった。
そりゃ無理でしょう〜(^_^)
私はたまたまネット始めた頃にまりかちゃさんの別の掲示板があるところに辿り着いてここまでわけいってきちゃっただけだし。
大体仕事にすると読書量は減るし新刊チェックも意外とできなくて、それこそ常連さんに教えられちゃうんですよ〜。

>妻さん
「バーティミアス」気になってたやつです〜。
どこの本屋行っても何気にオーラを発してる気が。
私も感想お待ちしてまーす(^_^)

今は柄刀一「シクラメンと、見えない密室」読んでます。
私の好きな連作短編集。
花を育てるのが好きな喫茶店のママとその娘が探偵役。
小道具に毎回植物が出てきます。面白い♪
明日も出勤なので行きの電車で読了かな?

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126 みて太

2004/01/10 20:46

風雲さん、お勤めごくろうさまです。
あれは冗談です、ちょうど次は風雲さんで遊んでみようかなと思ってる時に図書館行ったもんだから・・・グッドタイミングだったんです。

でもカウンターで「本好き連、ロムってます」と言ったら一回五冊の貸し出しのところ六冊までサービス、なんて図書館あったら笑えません?

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127 mamath

2004/01/10 21:14

kaoさん
有難う〜。早速感想カキコしてくれて。
でも昨日チャットで言ったじゃないか〜。
その帯のコピー書くなって!(笑)
これでそらちゃんが”良かったです〜”なんて書いたら私は地獄にまっさかさまよ〜。(笑)
気になるのよね、帯のコピーの上手い奴、しくしく。
最近みんな上手くって、
「だめ!みんな積読になる。読んでから読んでから…」って泣く泣く帰るのさ。
2・3日前の震度3の地震で少し本の山崩れたもん。
やはりオブジェ積みはいけないらしい。
(笑、ちゃんとみんな棚に入れてやら無いとね〜。でも入りきらない〜。笑)

風雲さん
きゃ〜、それも面白そう。
”花を育てるのが好きな喫茶店のママとその娘が探偵役”
みんなもコピーが上手くなったのか…しくしく。(笑)
みんなが休みの日にお仕事、好きで選んだ仕事とはいえ、ご苦労さまです。(でも本に囲まれた毎日、羨ましいよ〜。笑)

みて太さん
五次元世界のぼうけん』どんな感想を持たれるのか、カキコ待ってます。
『緑色の休み時間』(これは名古屋ミニまでに読む気でいるし)『地下の洞穴の冒険』どんな感想を持たれるのか…、待たない!!(爆)
もうほとんどいじめだよ〜。(笑)

妻さん
「バーティミアス」感想を…いじめだ〜〜〜〜〜〜〜!(><)
次々に繰り出されるファンタ系の書名の数々、
明日から「新撰組!」が始まるというのに。(爆)

そらたろうさん
KAOちゃんは見事嵌ったもよう。(笑)
やったね!!(笑)って思うけど、これで色々な書名が並んだら
そっちが読みたくなって積読地獄から抜け出られなくなっちゃうよ〜。(爆)
……………………で、なんの感想カキコなの?(懲りない、笑)


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128 てんころ

2004/01/10 21:27

上で嬉しい悲鳴をあげられてる、まますさん。
”釣り”<ごめんなさい、あんまり嬉しかったので、つい(^^;)ゞ 

↓今週の読了本↓

「豆腐小僧双六道中」京極夏彦
京極堂でも説明してくれている「妖怪」をさらにわかりやすく教えてくれる本。まあまあ面白いかなって感じです。
読んでる時はそれなりに面白いけど、
後に残るものが無くて、物足りないのが残念。

みて太さんのカキコを読んで興味を惹かれ、
「緑色の休み時間」の作者の他の作品を借りてきました。

「汽車にのって」
「ぼくらの夏は山小屋で」三輪裕子
2作品とも夏休みの出来事。「汽車にのって」はたまたま夏休みだったようですが・・・あと「緑色の休み時間」も夏休みでした。
夏休みは普段出来ない事が出来る特別な期間なんだなぁと、しみじみ。小学生の頃に帰りたくなってくる・・。当時の私はダラダラ遊んでただけでした、もったいない。
「ぼくらの夏は山小屋で」は子供達が登山や沢登りをするんですが、凄い楽しそう!やりたい。この本も小学生の時読んでたら絶対気に入って、山に連れてってもらってたかもなぁ(←今だからこんなこと言えるけど、運動音痴なので、嘘かも(笑))
学校から離れて、親から離れて、成長をしていく様子がとても良いです。この方の本かなり良いです。また、他の借りてこよう。

今は「ピエドラ川のほとりで私は泣いた」パウロコエーリョを
チョビ読み中です。最初思っていたより面白くて喜んでました(私なりの神を悟りました(笑))が、今、中盤が難しい・・。
愛は難しいですね〜(笑)
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129 てんころ

2004/01/10 21:29

↑あ、メアド前の入れっぱなしでした(>_<)
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130 mamath

2004/01/10 22:32

てんちゃん
お貸ししますよ!名古屋オフで。(お菓子しますよって、フジツー。そりゃ〜もう、お菓子みたいに美味しい本だけどね、ランサム。笑)
ランサム「ツバメ号とアマゾン号」(ランサムサーガの一巻)
あと冬休み雪の中の冒険譚(大っ好きなD姉弟…アウトドアとは縁の無い姉弟…が兎料理したりするんです!)「長い冬休み」と、
外洋をヨットで子どもたちが流されちゃってはらはらする「海に出るつもりじゃなかった」のどっちが読んで見たい?(笑)
貸し出し期限は3年。(それまでにはまた会う機会もあるだろうし、3年というのは”増やさなくて、真面目に読んでいれば、積読がほぼ無くなる期間。その期間は既読はど〜んなに読みたくなっても読まない!多分、ええ、う〜んと、まあ。←当てにならない?笑)

夏休みは普段出来ない事が出来る特別な期間なんだな
↑まさにランサムはそれなんです!!
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131 みて太

2004/01/10 22:46

吉田音『ミリルトン探偵局シリーズ・1 Think−夜に猫が身をひそめるところ』(筑摩書房)読了。
うーむ、まいったなあ・・・なんて奴等だ。
これ著者の吉田音が主人公。両親は<クラフト・エヴィング商會>という変な屋号の事務所を構えて時々おかしな本を書いたりしている・・・あはは、そのままじゃん。で、訪ねてくるのもカメラマンとか編集者とか・・・。
黒猫Thinkが夜な夜などこかから拾ってくるボタンや釘なんてゴミみたいなものから、どこへ行ってるんだろうかと推理(?)する。
それを面白がった編集者がゴミの写真と推理の話で本になるんじゃないか、といいだして出来たのがこの本というフザケタ、でもお洒落な本。
ゴミの側(?)の物語もファンタジックで素敵・・・参りました。

この本、これだけ読んでもなかなかのファンタジーだと思いますが、できれば<クラフト・エヴィング商會>の作品を二三冊読んでからお読みになられることを薦めます。

次は『ミリルトン探偵局シリーズ・2 Bolero−世界でいちばん幸せな屋上』です。


てんころさんはmamathさんほど力持ちじゃなさそうだし、他の用事で名古屋にみえるんだからあんまり荷物になるのもどうでしょうかね。
『ツバメ号とアマゾン号』を見せながらmamathさんが語れば・・・てんころ、イチコロですよ。
後はまたの機会でいいんじゃないでしょうか・・・きっとすぐに図書館に走ることになると思いますが、私と同じように。

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132 しん

2004/01/10 22:58

北村薫「リセット」

この本は昨年の年末にまりかちゃさんにクリスマスプレゼントとして頂いた(押し付けられた?)本のうちの一冊ですね。
どれから読もうかなと思って考えてるとだんだんめんどくさくなってきたので箱に入ってる左から順にいくことにしてこれからいくことに。

今回、初の北村薫作品なんですが正直言って最初200ページぐらい読んでもどんな話なのか理解出来ませんでした。ただ、戦時中・後の話を綴っていくだけなのかとも思ったりもしました。
とりあえず、最後まで読んでみて話の内容は分かりましたが個人的に解せない点が何点か・・・。あと、一番最後に対談が載ってましてそこで初めてこれが3部作の3作目だということを知りました。もしかしたら、先に1作目を読んでいたら違う感想だったのかも知れませんね。

あと、残り14冊です。
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133 mamath

2004/01/10 23:17

まりか〜。
戦略ミスだって。(笑)しんさんに「リセット」からなんて。
(どーせなら私に…増やしてどうする?だって他はあるのにこれ一冊だけまだなんだよ〜。笑)

しんさん
北村薫は「空飛ぶ馬」(だったよね?円紫師匠シリーズの1)からはじめられたほうが馴染めます。
短編連作推理。寂しほのぼのって感じですが。
寒くなって来ましたね。またぞろサーズの話もちらほら。
今度中国に行く時は「食器用洗剤…海面活性材…」を忘れずに♪
サーズの消毒にいいって外務省のHPに載ってるとNHKが言ってました。←おせっかい。(笑)

みて太さん
ホントはね〜。文庫版で買ってお渡ししたかったんですよ、ランサム。
でももう版元切れですって。本屋タウン、しくしく。
人に借りるのと、図書館でいつでも借りられるや〜、とは、読み始めまでのプレッシャーが違うでしょ?(笑)
ぜひともテンチャンには読んで欲しいの!
(でも確かに重くなるなあ…)←私は人に渡す本は重くない。(笑)
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134 ウイング妻

2004/01/10 23:18

しんさん。
「リセット」から読まれたのですね。
時の3部作ですが、一つ一つは独立しているので、どの作品から読んでも大丈夫ですが・・・。
確かに「リセット」は少しややこしかったです。
そして、時の3部作のわりには、ちょっと期待していたからか、
・・・・という感じでした。
ややこしいところもあるけれども、話自体は悪くなかったのですが。

ちなみに主人は「スキップ」が好きです。
で、私は2作目の「ターン」が好きです。
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135 そらたろう

2004/01/10 23:33

>mamathさん、
いわゆる「本」は近ごろまったく読んでないので感想書けません…。
ネットサーフしてる暇があるなら、読書しろってところですかねぇ。はは。
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136 みて太

2004/01/10 23:57

>人に借りるのと、図書館でいつでも借りられるや〜、とは、
>読み始めまでのプレッシャーが違うでしょ?(笑)
>ぜひともテンチャンには読んで欲しいの!

mamathさん、まだ『緑色の・・・』読んでませんが、てんころさんの書き込みみてると通じるものがありそう。
心配しなくてもランサムには嵌まりますよ、あの子。
『海へ出るつもりじゃなかった』はちょっと刺戟が強いのでやっぱり順番に薦めたほうがいいんじゃないかな。
私もストーリーほとんど覚えてませんが、面白いのは間違い無いんで微力ながらプッシュしますよ。

すいません、引越ししてるのに。流れでこっちにしました。

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137 てんころ

2004/01/11 00:33

あの子って微妙に意味深なんですけど・・・(。_。;)疑り
mamathさん、ありがとうございます。
ランサム全集、図書館にあったんですけど
1巻「ツバメ号とアマゾン号」ちょうど貸出中でした。
大丈夫です、読むつもりですよ。mamathさんにそんなに薦められたら、読まないわけにいかないですって(笑)
なので、もしもミニオフまでに図書館で借りられなかったら
お願いしても良いでしょうか?
ちなみに全集というとやっぱり1巻から読んでくのが良いんですよね?
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138 みて太

2004/01/11 00:51

ごめん、どうしようかなと思ったけれど可愛いんだもん、「あの子」。
てんころさんの話をしてるのに「てんころさん」と改めて書くのもなあ、といって「あの人」じゃ他人行儀だし(他人だけれど)・・・一応悩んだんですが、このオジサン。
ランサム、結局全巻読まずにはいられなくなりますから一巻から順番に読むのが良いでしょうね。
それからmamathさんのようにお気に入りのを何度も読み返し、溜息つきながら老いてゆくのが正しい生き方のような気がします。

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139 いろは

2004/01/11 10:50

「女たちのジハード」積読の中に・・(汗)
「リセット」先週買った・・(もちろん読めてない)
カキコに書名が上がると、また気になってくるのよね。(笑)
・・お引越ししてるのに、私も流れでこちらに書いちゃいました。
ますます積読を増やして、どーしよーもなくなってる近況は、新トピに書きます。
・・・(つづく)
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140 まりかちゃ

2004/01/11 14:36

なりゆきでこっちだな。。。
いや、戦略もなにも、あったから入れただけであって、まさか左から順に読んでくなんて思いもしないわけだし(笑)

えっと、全部読んでも、順に読んでもたぶん感想は変わらないって野が本音ですな。
「スキップ」「ターン」「リセット」要は時間を描いてるわけだけど、繋がりがあるわけじゃないし。
よく考えると、よく出来たタイトルだな。。。今見てて思った。
時間をスキップする。時間をターンする。時間をリセットする。
これがテーマなのですねぇ。。。てか、リセットに理由を求めちゃいけない気がするんだけど・・・(笑)

「女たちのジハード」
これはなんか賞取ってましたっけねぇ。篠田節子の妖しい世界が好きだったもんで、この本面白いんだけど、なんか無難にまとめちゃったな。って思いました。

「屍鬼」読んでます。
本も思いが(単行本だから)内容も重い!最初はすこぶる退屈。
文庫化してるんだけど、最初どこで切ったんだろうなぁ?って疑問。
1巻はすげー退屈なことだろうて(笑)

で、勢い浮気してます。
「さらば愛しき鉤爪」主人公は、恐竜。しかも探偵。人間の皮を被っているらしい。
しっぽを胴体に巻きつけて。。。なんか可笑しくて笑えます。
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141 てんころ

2004/01/11 22:54

ごめんなさい、気が小さいので疑い深いんです。悪い所です。
あの人って言われた方が落ち込むから、あの子で良いです〜(笑)
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