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タイトル : 美味しい本♪

1 てんころ

2006/01/25 21:44

良い香りが広がる。
うわぁ、美味しそう。
食べたい、作ってみたい。

ついそそられる”美味しい”描写ってありませんか?
そんな本を是非紹介していただこう!というスレッドをたててみました。
今まで読んできた中に、食欲を刺激する一冊・一文はありませんでしたか?
あなたの本棚に並ぶ”美味しい本”
 読んでお腹を空かせましょう。

この本を読むと、あそこのラーメンが食べたくなるんだよ〜とか
これ、真似して作ってみたけど美味しいよv
なんてのもOKだと思います(笑)
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2 てんころ

2006/01/25 21:49

「通風庫からバターの壷を出してひとさじスキレットに落とし、
 塊が融けたところへ卵液を入れる。
 ちゅーん。
 香ばしいバターの焦げる香りが立ち、モルトが鼻をひくつかせた」
 (モルト→主人公の飼い犬の名前)
 
 魔法使いのティータイム(続・私の勇者さま) P14より
 とまとあき・塚本裕美子著 /角川スニーカー文庫

「私の勇者さま・前後巻」の番外編なんですけど、
立ち読みした時に こっちの方が雰囲気良くって番外編から購入した本。
今もやっぱりこの本の方が好きです。
前作で現実世界から異世界へ移り住むことを決めて、目下魔法修行中の主人公ヨーコ。
魔法は以前さっぱりだけど料理は得意。
前半の、ひんやりした空気の異世界で料理・買い物する生活っぷりが好きです。
ある日の昼食は、煮込んだ野菜スープにパンと白チーズ。
レモンの皮で香りをつけた冷水と、デザートにりんごのコンポートカスタードクリーム添え。とか。
後半はあんま覚えていないんでフツーな展開だったと思いますが(汗)料理が良いんですv

うーん抜粋はOKでしょうか?
まずかったらご意見ください・・。
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3 みて太

2006/01/25 22:51

食い気ですか・・・てんころさん、風邪はだいぶよくなったようですね。
「しりとり」以外は原則ロムと決めてるのですが、他ならぬてんころさんが前向き(?)に立ち上げられたスレッドなので。

林望、いろいろ料理の本を出していてほとんど読んだけれど作ってみるまではなかなかしませんね。随分昔『イギリスはおいしい』を読んだ時だったか、テレビの料理番組(NHK「きょうの料理」?)で林が作ってるのを見た時だったか忘れたけれど、一度だけスコーンを作ったことがあるけれど。スコーン自体には味は無かったなあ、なにやらクリーム(手に入らなかったけれど)とかジャムとかをのせて食べるものですね、あれは。
さらに昔、高校生の頃、伊丹十三に夢中で『女たちよ!』を読んでスパゲッティを例のアルデンテに茹でるのを何度かやったなあ。多分、アルデンテっていうのはこの本から広まっていったんだと思う。胡瓜のサンドウィッチとか、ズッパ・デ・ヴェルドーラって言ったかな野菜屑のスープとか、目玉焼の正しい食べ方とか・・・食通の伊丹にしては案外手軽な料理がいろいろあってお薦めです。若気の至りでいくつか挑戦したけれど、どれも一回限りだったなあ。おいしくできたのですが、やっぱりめんどうくさいんです。最近はなにも料理らしいことはやってないなあ。
このスレッドでその気になるような料理に出会えれば・・・いいのかなあ? 

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4 たらこ

2006/01/25 23:45

おー、食!!ですかっっ。
やっぱり本の世界をより良く感じさせるためには、おいしそうな「食」のシーンを出すことですよねぇ。。
最近では、宮部さんの「ぼんくら」シリーズで、かなり食欲を刺激されましたよ(笑
お徳さんが作る料理の数々・・・もうよだれ物です。
一般的な料理だったから、なおさらっ。
これが、京料理とかの、ちまっとした上品な食べ物だったら魅力は半減してただろうなぁ。。
煮売り屋だから・・・、ぐつぐつ煮込む音、匂い、暖かさ・・なんてのを想像しちゃうんですよねぇ。。
あ、ちなみにそれを読んで料理はしませんでした・・魔女が作った煮込み物みたいになってしまいますし(爆
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5 まりかちゃ

2006/01/26 14:49

北森鴻の「花の下にて春死なむ」「桜宵」に出てくるバー《香菜里屋》の食い物が美味しそうなのよねぇ。お値段も高そうだけどw
本当にここで一杯やりタイなぁ、といつも思いますね。

後は、そうだなぁ。向田邦子さんのエッセイなんかにも食べ物のはなしがありましたね。
覚えているのは「巻きずし」の話。
今はスーパーで買ってしまうのが主流となっている「巻きずし」ですが、昔はおうちで手作りするのが普通でした。邦子さんはお母さんが作っている巻きずしを見ていて、いろんな具がはみ出ている一番端っこが食べたくて仕方なかったと言うお話。見た目が悪いので大概は切ってそこはお母さんが食べちゃったりしていたのですよね。ほほえましくてね。よく覚えてます。
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6 ウイング妻

2006/01/26 22:43

結構、読んでみると食べ物の話は多いですよね。
宮部みゆきさんの「初ものがたり」
短編だけれども、各章で季節の初ものが登場していました。
なんだかおいしそう・・・。

今はスーパーで季節に関係なく買えるけれども、
江戸時代はその季節にしか食べられなくて、
だからこそ、食べられたとき、余計に幸福感を感じるのですよね。

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7 風雲

2006/01/27 19:54

まりかちゃさんに《香菜里屋》だされちゃったのでー(^_^;)
『ぶたぶたの食卓』でいきましょう。
これは今本のほうにも書きましたけど、食にまつわる短篇集です。
ふと入った中華屋さんで食べた、祖母が作ったのと同じチャーハン。
子どもの頃食べたあの日のカキ氷。
素朴なおうちの味を思い起こすお話です。

こういうテーマだと必ず池波正太郎が出てきますが、誰か読みましたかー?
児童書だとダントツは『ぐりとぐら』ですよね。
最近はレシピ本が何種類か出てますし♪
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8 mamath

2006/01/27 21:31

…、泣いちゃう。
子どもズの妨害(笑)にあっている間に、「ぐりとぐら」も
「イギリスはおいしい」も池波も桜宵も挙がってる…。(笑)

もー、こうなりゃ、ダイアン・デビッドソンのクッキングママシリーズあげるっきゃないわね。(笑)
ヒロインがケータリング業(まあ、仕出屋さんなんだけど、
日本のものと違って現地に出かけていって作るのが多いらしいんです。
…で、そこで殺人事件にぶつかる、と。笑)
なので、全編料理のはなしがいっぱい。
レシピもついてて、ミステリと料理と両方美味い…はずなんだけど、日本人にはちょっとどうかな?って料理もけっこう多いみたい。

やっぱし、おいしい表現だとダントツにぐりとぐらシリーズの
「ぐりとぐら」だと思うけれど。
大きな卵が落ちていた。
みんなでかついではこんで卵を割って、おおきなカステラをつくって食べた。
たったそれだけのストーリーの、なんと楽しく美味しそうなこと!

トピ主がてんころさんなので、いまさらって気にもなるけれど、
ランサムサーガと呼ばれる、アーサーランサムの「ツバメ号とアマゾン号」始め12冊の本も美味しいシーンがいっぱいです。
これ読んでると紅茶とかマーマレードのついたパンとか…いまご飯を食べ過ぎてぎゅうぎゅうなんだけど、
食べたくなっちゃうのよね!(爆)

未読本の中に「子どもの本とごちそうの話」赤木かん子径書房ってのがあるけれど、
ランサマイトでもある赤木がランサムからの抜粋もたくさん使って(笑)児童文学と食べ物のシーンの紹介をしています。
(なんと表紙イラストは川原泉!)

あと、若竹七海の「イギリスミステリー紀行」の中に
実に実に美味しそうなジャガイモのグレービーソースかけのレシピが載っていて
そのうちに作って食べてみたいと楽しみにしているところ。
(そらちゃん、読んだ?)
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9 fool

2006/01/27 21:52

読んでてお腹の減るスレですね(笑)
読んでいて作品内に登場した食べ物を食べたくなることはよくあります。
印象に残っているのは村山由佳さんのエッセイ「海風通信」に出ていた「なめろ」という料理です。名前の意味は「皿までなめろ」という意味らしいです。
アジ(他の魚のでも作れます)を細かく切って、ネギと好みで生姜やにんにくと味噌で合わせたもの。要するに味噌味のたたきです。確かそんな感じのものでした。
なぜ印象に残っているかというと、似たようなものは実家でよく食べていたからです。海の近くで育ったので。
これはおすすめ。ご飯にもお酒にもよくあう一品ですよ。
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10 てんころ

2006/01/27 23:45

わーい。良かった 美味しそうな本が次々と!
知らない本がいっぱい♪引き続き、楽しみにしてますv

思い当たる美味しい本。今ちょっと手元に無くて詳細が確認できないので、また後日・・・(>_<)。
今ちょろっと思い出すのは、近くの「五味八珍」っていうチェーンラーメン屋で「赤毛のアン」を初めて読み出したので、そこの店の脇を通りかかるとアンを思い出します。風情あってないの(爆)

「ぐりとぐら」は実は読んだことないのですよね。あんなによく耳にするのに。大きなカステラ楽しそうだなぁ。
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11 雨男

2006/01/28 07:16

漫画なのですが。
「西洋骨董洋菓子店」@よしながふみ

題名の通りケーキ等のうんちくが出てきます(笑
いろはさんが以前何処かで出していましたね。
今調べたらドラマになっていたそうです・・・知らなかった。


甘いものが食べられない店長(主人公)が長々とケーキに関して
吹き出しいっぱいに説明しているのが結構楽しいデス。
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12 たらこ

2006/01/28 11:43

漫画でよしながふみさんのだと、「愛がなくても喰ってゆけます。 」も、よだれでてきますよ!
《美味しい料理に群がるちょっとヘンテコな愛すべき面々の食欲全開ライフを描いた、よしながふみ待望の初グルメ・ショートショート》なんですが・・・、もーもーこんなおいしそうな店知ってる作者を呪いたくなります(爆
しかも東京限定うまいものMAPとかもついてて・・・関西人はどうしたらいいの!とかるく凹みました。
かなり、食に飢えてる人おすすめです(笑

「ぐりとぐら」の黄色くて大きなカステラなどのレシピが載っている「絵本からうまれたおいしいレシピ」というMOOKをこの間借りてきましたよ♪
かなり作ってみたいです(笑
絵のようにおいしそうに膨らみそうにはないですが(笑


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13 かなめ

2006/01/28 16:09

あんまり食にこだわりはなく、本を読んでも「美味しそう!」と思うことは少ないのですが、池波正太郎の「鬼平犯科帳」ではさすがに「食べたい・・・」と感じました。
特に何巻だったかに出て来た、「豆腐の田楽」は食べたいと思いました(そして作ってみたが、なんか違うモノが出来た)
軍鶏鍋もとっても気になる・・・
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14 mamath

2006/01/28 19:35

んま〜、よしながふみ読んでる人ってけっこういるのね。(笑)

なんで笑ってるかは今本を2・3さかのぼってみてください。(笑)

カステラ(実際はホットケーキに近いのだけど)といえばもう一つ
あまりに有名な(いろいろな意味で)児童書が。
「ちびくろサンボ」虎に追いかけられた小さなサンボという名の
有色人種の少年がやしの木に登って難を逃れる。
虎はやしの木をぐるぐる回って…
最後は黄色いバターになっちゃった!!
サンボはそのバターでホットケーキを焼いて食べましたとさ。
(何枚かは読んで確かめてくだされ。
この本、サンボという名前が差別だということで、
有色人種の団体からクレームが付いて、
戦後日本で唯一焚書にあった人気児童書なんです。
いや、あたしだってさ、もし日本人の少女が主人公の人気児童書があったとして、
その子の名前がイエローキャブだったらやっぱり怒れるだろうけどさ、
それにしても、全国の本屋図書館家庭から一斉に消えたのは、
う〜むと言わざるをえないんだわ。
でもって去年、なんの論拠もなく、最初の出版社でない出版社から
装丁もイラストも(全世界的に様々なイラストで翻訳されているのですが)そのままの形で出版されているのは
いったい、あの騒ぎはなんだったのさって、問いたくなるじゃあないですか。
ちなみに、我が家には「ちびくろサンボを考える」という、
賛否両論を載せた本と共に、昔私の子どもたちが愛してぼろぼろになった前の出版社のものがそのままとってあります。
焚書の時、子どもの一人は、「なんで〜?!とっても面白い本なのに」と憤慨していて、
人種偏見というものを子どもと語るいいネタ本にもなっのです。
私たちはサンボを読んで喜べるけれど、サンボという言葉を聴くだけで悲しくなっちゃう人たちもいるのよと。)
そんなこんなをおいておいても
虎のバター、食べてみたいな。
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15 mamath

2006/01/28 20:25

とっても大事な本を忘れていた!
誰かにかかれないうちに
「アルプスの少女ハイジ」の白パン!!
(もう、ハイジの白パンって名前のパンをいくつ見ただろうか…笑)
あ〜それとヤギの乳。あれ読んで飲んでみたくならなかった人っている?(笑)
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16 mamath

2006/01/28 20:41

しまった、メアド今本のまんま残ってた。(まんま、って、飯を充てるのね、フジツー。笑)

というわけで、(笑)もう一つ。

”「はい、そこに座って」
深川育ちのちゃきちゃきした言葉遣いそのままに、
おこんが一つだけ用意されていた箱膳の前に磐音を座らせた。
膳にはすでにさ鰆の焼き物やら鶏と里芋、人参などの煮物が並んでいた。
おこんは台所女中に命じて、湯気の上がる豆腐と葱の味噌汁を運ばせた。
「おこんさん、馳走になってよいのか」
「腹が減っては戦も出来ないわ。番頭さんのお供でお仕事ですからね。
たんと食べてくださいな」
「なれば遠慮なくいただく」
磐音は箸を持った両手で合掌して食べ物に感謝すると、まず味噌汁の椀を取り上げた。
こうなるとだれが声をかけても上の空だ。”

国家老(だったっけ?)の跡継ぎ磐音はわけあって今は浪々の身。
毎日の食べ物に窮しているのだけれど、なんせ出と人がいいので
下衆なところがない。
たとえ古漬け(沢庵の、だろうな)とでお茶漬けでも
「これは馳走だ」と心底喜んで夢中になって食べるのです。
この佐伯泰英の磐音シリーズ読んでると、ご飯ってありがたいなあって思えます。
磐音が本当に美味しそうに食べるんだモノ。


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17 いろは

2006/01/28 21:30

雨さーん、「西洋骨董洋菓子店」はワタクシ未読なのですけれども。
そもそも、よしながふみの漫画は相方のD嬢がほとんど持っているので
そのうち借りようと思っているのですが1冊も読んだ事がないのです(笑)
ドラマは見たのだけれど、その時に何か書いたのかな〜。

美味しそうな本・・いっぱいありそうなのに、いざ書こうと思ったら出てこないな〜。
十数年前に読んだ家事のコツ等がメインのエッセイに紹介されてた
料理上手なスパイが美味しい料理で次々と敵の機密事項を知っている人を懐柔していく小説があるって書いてあって
その中のレシピがいくつか紹介されてました。
書名や作者名が思い出せないのが残念〜!
スパイ小説の方も読んでみたかったなー。
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18 ウイング妻

2006/01/28 22:34

あーーーーん。
mamathさんにとられたーーーー。(^o^)
ハイジの白パン。
アニメの白パンはおいしそうだったけれども、パン屋さんで買ったのは・・・。
期待をふくらませすぎたかな。

あと、私はごく最近まで、「ちびくろサンボ」の虎は、
バターになったけれども、
ホットケーキになって、サンボが何とかして持って帰った、
と思ってました。(@_@)
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19 みて太

2006/01/28 23:58

「ちびくろサンボ」かあ、どこかに絵本(mamathさんが持ってみえるのと同じか、ひょっとしたらもっと古いかも知れない)があるはずだけれど、覚えてるのはサンボがトラれた傘や長靴(虎は四頭いたはずだけれど、もう二つはなんだっけ?)を身につけた虎の絵。もちろん四頭の虎がサンボの登った木の周りを回りながら融けていく絵も大好きでした・・・懐かしいなあ、探してみよう。
あの騒ぎのときに「人種差別の話じゃないのになんで?」と思いました。
カルピスのマークも消えましたよね。オリエンタルカレーはどうなったんだろう? ああ、そういえば今夜はカレーでした、オリエンタルではないけれど。

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20 ウイング妻

2006/01/29 20:00

そうだ、そうだ。
今日のお昼、おそばを食べました。
どちらかというと、うどん派の私ですが・・・。
それで思い出したのです。
「どちらかが彼女を殺した」東野圭吾著、で、
おいしい鴨南蛮のそばのお店を見つけた場面がありました。
ほんの少しの場面でしたが、すごく印象的でした。
そばもいいものだな、と思いました。

でも、残念ながら、今日のいったところは鴨南蛮はなし。
天ぷらそばを食べました。

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21 mamath

2006/01/29 21:13

映画の帰り、いつものごとくオタク書店に行ってきました。
観察してやろうとその気満々だったのですが…、
自分が本探すのに夢中で観察するの忘れちゃったよ〜〜〜。(笑)
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22 mamath

2006/01/29 21:14

げ〜っ?!
トピ違いだし〜〜〜〜。
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23 まりかちゃ

2006/01/29 22:13

ほら、、、今まで同じスレになんでも詰め込んでいた弊害でしょうかね?(笑)
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24 #12

2006/01/30 00:10

絵本から生まれたレシピ、俺も書店でみかけました。
今2冊でてますね。ぐりとぐらのカステラ、スプーンおばさんの木イチゴジャム、ハイジの白パン、黒パン、etc.etc.……でも一番食いたいのは暖炉の火で炙ったチーズ(ハイジ)なんですが、そんなレシピのってやしねえ(笑)
食が気になる本と言えば麻生俊平の「ザンヤルマの剣士」シリーズで、一人暮らしの主人公がいつも残り物で手の凝った料理をつくってたのが毎度毎度おいしそうだった。
あと「ドラゴンランス」のオティックの揚げジャガは登場するたびに涎がでた。
大食漢のキャラモンが旅の道中で腹が減る度に(あるいはマズいものを食べる度に)「ああ、ちくしょう!ここにオティックの揚げジャガがあったら文句なしなんだが!」って嘆いてたので、サブリミナル効果で(笑)
削除キー   

25 風雲

2006/01/30 14:28

ラノベだと深沢美潮の『フォーチュンクエスト』シリーズにはときどき挿絵にレシピとかメニュー載ってますよね。材料がこっちには存在しませんが美味しそうです(^_^)
イメージアルバムにも猪鹿亭(メンバー行きつけのお店です)のテーマ曲があって、すごくいい感じです。
楽しげな曲調がフェイドアウトしていくときに、ウェイトレスを呼ぶ声とか笑い声とか入ってて、その場にいるよう。
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26 まりかちゃ

2006/01/30 15:42

磐音はたしかに美味しそうにご飯を食べますな。
幸せそうにご飯を食べている姿ってのは良いものだと思います。

池波もたしか料理本あったんじゃないかなぁ?

都筑センセーの顎十郎とかにも、古漬けのお茶漬けとか、簡単なものなんだけど美味しそうなちょいとしたご飯の描写があったりしますね。

あとパンプルムース氏のシリーズ。こちらはフレンチ。パンプルムース氏は料理店の星をつける雑誌かなんかのお仕事をしているので本格的フレンチの描写があります。
(でも、あんまり美味しそうと感じないのは私が日本人だからだろうなぁ・・・)

北森鴻の「屋上物語」とかのうどんの出汁の匂いとかの方がイメージ的にすっきり思い浮かびますからね(笑)

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27 てんころ

2006/01/31 23:44

おお!そうですね!フォーチュンクエストの料理は美味しそうですね〜!あのメニューとか良いですね、当初はとっても斬新なスタイルだと思いましたよ。

O・ヘンリー短編集の中の「アラカルトの春」に
メニューカードを作るタイピニストの小さな恋のお話が。
春を迎えて大衆食堂に新メニューが次々と出てくるのです。
キーワードはその中の「卵を添えたタンポポ料理」
黄金色のお料理のイメージが広がる〜♪
でも実際は炒めて黒っぽい塊になるらしい(笑)
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28 #12

2006/02/02 02:13

そういえば、食べたいものリストにレンバス(指輪物語)いれるの忘れてた。
もちろん、若旦那と同じく俺も一度に3口以上かじること請け合い。
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29 風雲

2006/02/03 21:58

美味しいといえば……飲めなくてもほろ酔い気分になれる小説もありますよね。
香菜里屋もそうですが、高田崇史の『QED』とか『花に酔』なんかお酒だらけ。
あ、西澤保彦の『麦酒の家の冒険』なんか飲みっぱなしだね。
このあいだ読んだ石持浅海『セリヌンティウスの舟』もずっと飲んでるし。
立て続けに読んだら酔っ払いそうだ〜(^_^;)
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30 みて太

2006/02/03 22:28

『たのしい授業』という月刊誌がありますが、その中から簡単な実験やおもちゃ作りなどの評判の良いものをまとめた臨時増刊号『ものづくりハンドブック』(仮説社)がこれまで六冊出ています。不定期の上に私の住む町の書店にはまわってこないので、他所の書店で見かけると何巻まで持ってるのかもあやふやなのに買いそびれてしまいそうでこわい・・・。
それはさて置き、これには実験みたいな簡単な料理(おやつ)も載っているのです。
例えば「紙コップで簡単ケーキ」「マシュマロボンボン」「海水豆腐」「炊飯器でケーキ−カマ・デ・ショコラ」「ミニチョコバナナ」「牛乳と片栗粉で−スライムもち」・・・月刊誌に発表されたものをまとめているので実際につくってみた読者からの感想や改善案があったりしてどれも面白そうだし美味しそうです。

おやつは作ってませんがおもちゃなんかはいくつか作ったことがあります、それもなかなか面白いものが多いのです。
わけあって第五巻が二冊あるので何時の日か機会があったら一冊をてんころさんに進呈しましょう。

削除キー   

31 うる

2006/02/16 23:54

前にもどっかで書いたけど、食い物の本なら水上勉の『土を喰う日々 わが精進十二ヵ月』が秀逸でした。
精進料理だから質素な料理ばかりだけど、食べてみたくなるモンが多いですよ♪
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32 かなめ

2006/02/17 11:29

「美味しい」のとはちょっと違うんだけど、<チョコレートを食べると酔う>キャラクターが出てくる話、何かなかったっけ??
童話?映画?漫画??
さっきチョコレートを食べてるときにそれだけ出てきて、気持ち悪い(笑)
削除キー   

33 風雲

2006/02/17 21:15

あう〜なんかあった気がする〜でもわかんないや。
チョコレートボンボンで酔う、というのはたくさんありそうな気がするんだけど。そういうのじゃなくて。
出てくるのは梅干で酔っ払うラムちゃんと、牛乳で酔っ払うこげぱん、コーヒーの匂いで気分が悪くなる(酔っ払うのとは違うな)飛鳥(押上美猫の『ダブルアスカ』っつー連作短編集の主人公その1)
……ああ、本当にいつもいつも思い出すのは漫画ばっかりなのがなんだかなー(^_^;)

そういえば、具体的な料理は印象にないけど、最近のキャラ立ち系小説には「料理の出来る男」もしくは「お茶にこだわる男」カテゴリがあるような気がします。妙にまめまめしいの。
高里椎奈の薬屋シリーズの座木とか。
篠田真由美の建築探偵シリーズの深春とか。
世の女性の渇望だろうか……(いたら嬉しいが)
反映の結果だとするとそれはそれで腹立たしい気がするのはナゼ?
削除キー   

34 てんころ

2006/02/17 23:24

海水豆腐にスライムもち!美味しいのだろうか(笑)なんだか、ねるねるねるねを思い出しました。
”スライムもち”なるネーミング良いですね〜。ちょっとツボかも(笑)

確かにいるいるっ!女性顔負けの男キャラ。これも世の中の女性のハートを掴むポイントなのでしょう。それと、「カッコイイ女」キャラの双璧で「温かな男」キャラがでてるのかもですねー。
削除キー   

35 まりかちゃ

2006/03/14 00:30

こないだ、「顎十郎捕物帳」を読んだ。
その中で、顎さんが、お屋敷に連れ込まれてなんでもお好きなものを食べてください。料理人がいますので。お好きな物をお作りします。と言われるシーンがあった。
そこで、んじゃ〜と今の旬は○○だからそれを使ってあーしてこーしてと料理を頼むんですよ。

本当の通人ってのはこういうのだろうなぁ。と舌を巻きました。
なかなかねぇ。。。自分の食べたい物すらすんなり注文できないようじゃ小物つーことかな?(笑)
削除キー   

36 てんころ

2006/04/05 21:02

妻さんが紹介されていた
宮部みゆきの「初ものがたり」読みました〜。
いいな。いいな。
味噌の匂いがたちのぼる熱々の蕪汁に、すいとん汁。
寒い中、はふはふ食べたい。

他にも旬の料理が、からみながら進んでいく時代物ミステリ。
稲荷寿司親父の謎が気になる!続きが読みたいです〜。
削除キー   

37 てんころ

2006/05/27 16:09

今本に書いた「アーモンド入りチョコレートのワルツ」森絵都さん。

タイトルがすでに美味しそう。
でも、これは作中の曲名のタイトルなのでした。

このお話の中では、ピアノ講師の絹子先生の作るお手製のマフィンやバタークッキー(発表会の後にはケーキも!)と一緒に紅茶をいただく、小さくて暖かなティパーティーが印象的です。
本当に「可愛らしいっ」てイメージ。
誰かそんなの作ってくれないかなー(自分で作れ)
削除キー   

39 てんころ

2006/12/31 22:05

「彼女のこんだて帖」角田光代+ベターホーム協会

これはまさに美味しい本です!
ショートストーリーで心がほっこりしたあとに、作中のキーワードになった料理のレシピが紹介されているのです。毎日かかせない食事の中にドラマがいっぱい詰まってますよw
前話に顔を見せた人が次の主人公になっていくので、次は誰だろう、どんな人だろう、という楽しみもあって面白いですw
削除キー   

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